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おはようございます、オルゴールの独り言。この放送は毎朝6時からお届けしています。
最初に、ワンスリースポンサーさんのご紹介をさせていただきます。 この放送は、国語が苦手な僕でも慣れたウェブライターへの道というKindle本で、どうやって会社員とウェブライターを両立させているかをお話ししている
星野奈ゆたさんの提供でお届けいたします。 奈ゆたさん、本当にありがとうございます。こちらはですね、奈ゆたさんご自身が今、本業と副業という形でウェブライターとしてね、
安定な収入を得ている。副業にね、少しでも興味がある方は読んでみていただけたら、なんか刺激になるんじゃないかなって思います。
リンクを概要欄に貼っておきますので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。 今日は今ね、僕が今読んでいる本のちょっとご紹介をしたいなって思います。
これは、戦場の助産誌っていう本で、小島マリナさんという方が書かれている本で、
救助船の話なんですけども、北アフリカのリビアからヨーロッパへ行くためにね、その死のルート、地中海にある死のルートっていうところを渡らなくてはいけないんですけども、
そこに行くための遭難した人たちを助けるっていう本だけども、
結構ね、現実、まあ当たり前なんだけど、本当のことしか書いてなくて、やっぱり救助船、その救助ボートに何十人でね、流儀うずめにされたボートの中に、惜しくも亡くなってしまう人もいるみたいなんですね。
救助にあたって、何百人という方をね、その船に乗せるんだけども、やっぱりね、港に行くまでに1週間、長いとね、10日以上かかるみたいなんです。
最初は救助された人たちもありがとうっていうね、感謝の気持ちを持つんだけども、やっぱりそれがね、何日も続くと、まだか、まだかとかね、あとはご飯がまずいとかね、シャワーが入れねえじゃねえかとかね、
もうそういう人間の、なんていうのかな、まあ言ってしまえば本性ですよね、がもうセキュラルにね、語られているんです、この本には。
やっぱりそのキレイごとではなくてですね、ありがとうという気持ちからですね、一体どうなっているんだとかね、やっぱりその人間の怖さというか、そういうことが読んでいてね、心が締め付けられるというかですね、
特にまだこの本全部読んでいないんだけども、印象に残ったのが、その船の上でね、出産した人がいて、その人っていうのは、自分の誕生日もわからない、歳はかろうじてわかる、名前を書けって言われても、ペンを持ったことがないから、書けないんですね。
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で、港に着いてね、病院に行って、ベッドで寝てくださいって言われても、ずーっとね、今まで自分は床で寝ていたから、固くなりね、そのベッドで寝るっていうことを拒んで、床で寝ているらしいんですね。
で、なんかね、久々に今まで読んだ本の中で、自分の心が動いたというか、規定ごとを言うつもりはないんだけども、やっぱりね、今の日本のニュースだとか、世界の情勢が激変している中で、実際にね、こういうことが現実に起きている。
で、僕が今ね、こうやってお話ししている間でもね、そうやってヨーロッパを求めてね、ボートに乗って自分の国を捨てていく、そういう人たちがね、やっぱり実際にいるっていうことを、これはね、まあ衝撃でもあるし、事実を受け止めなくてはいけないっていうのもあるんだけども、あとはその人心売買っていうのかなっていうことも、やっぱり実際にあるんですね。
だから、いかにこの日本が平和だとかっていうことも、まあもちろんそうなんですけども、ただね、これはこの本でしか得られない情報なのかなと思って、僕は今テレビは一切見ていなくて、ちょっとね、ありていに言ってしまうと世界の情勢がどうだとか、日本のニュースがどうだとかっていうのは全くわからないんだけども、でもこの本をね、図書館で借りたんですけども、
最初は素通りしたんです。あ、こういうのがあるんだと思ってね。で、自分の読みたい本を3つぐらいピックアップして、借りに行こうかなって戻ったときに、やっぱり気になったので、この戦場の女参詩っていう本を手に取って、一番最初に読んだんですね。
それがやっぱり衝撃的だったというか、だからこの放送で何が言いたいかというとですね、やっぱりこの本を読むっていうこと、そしてその本でしか得られない情報というか、体験ですよね。これはその作者の小島真理奈さんという方が体験されたことを本を通して僕が知ることができたので、最初は素通りしたけども、この本を手に取った、取れたっていうことはある意味これも、
巡り合わせ直感なのかなと思ってね。久しぶりにこの本を読んで、何とも言えない、なんか切なくもあり、でもね現実を受け止めて、このね、今自分が暮らしているっていうことがね、改めて豊かなんだなっていうのを実感したっていう次第でございます。
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だから本を読むってね、やっぱり大切だなって、そんなことを感じさせてくれた本でした。はい、ということで今日は今ね、僕が読んでいる戦場の助産誌っていう本についてご紹介させていただきました。それでは失礼します。