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スーパーナチュラルハイテンションズ
高校の卒業旅行で岐阜に行ったんです。温泉旅行、ゲロに行って。
映画を作っている友達がいて、僕は中学・高校でいろいろやらかしていて、それなりのエピソードがある人だったので、
お前をモデルに一本映画を撮るからって言って、映画を作ってもらったんです。
その映画を卒業旅行の宴会場で上映されて、めちゃくちゃ白気なんですよ。
僕、終わった後すぐ部屋に駆け込んで、誰とも会わずに寝たんですけど、それくらい白気で、
これまでめっちゃ仲良く話してた友達があんだけ真顔で、僕ってわかるような映画を見てるので、
すごい人怖くなって、高校卒業した後、フェイスブックやってたんですけど、
連絡先を一つずつ消していく。高校の。一回リセットしようと思って。
リセット症候群ある。本当に仲の良い友達以外は、一回もう聞いてるんですよ。
で、大学入っちゃった。大学は名古屋から東京の大学に入って、
新館ってあるじゃないですか。大学に行くと入学式から数日間は、いろんなサークルがあって、
僕はそこで大学デビューするつもり満々で当日行ったんですけど、
ビラ一枚ももらえなかったんですよ。みんなもらってるんですよ。
僕が特別冴えないから、冴えなかったんですけど、
僕より冴えない人も、ビラこんな雑誌みたいな感じでもらってるのに、本当に一枚ももらえなくて。
ちょっとすれ違った水泳サークルの人が、女の子が僕にビラ配りに行こうとしたところを、
先輩が草でパッと止めて、あいつらやめとけって言ってるところを見て、
エキストラ?それみんな。
確実に会うときは、あいつらやめとけって言われてました。
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はじまりしてると遅くて。
そうかもしれないですね。
普通にパーカー着て、リュック背負って行ってきただけなんですけど、相当悲壮なおもちに見えたんですよ。
高校の友達全員着て、自分の中では全員消して着てますから、相当覚悟は違う。
セラ名前が違う人と思って、あいつには手を出さない。
マジですか?印象としてはスラッとしてるし、スタイルもいいし、物腰もね。
角が立つ物腰ではないじゃないですか。
出さないといけないし。
見た感じもずいぶんイケてると思うんですよ。
そういう風に思われるとは、僕は思わないんですけど、何だったんでしょうね。
負のオーラが出てたのかな?
めちゃくちゃ出てたと思いますね。
それから、めっちゃ人嫌いになったんですよ。
それってどういう感じなの?お前らなんか知らんって感じですね。
もうみんな死ねと思ってました。
全部死ねと思ってましたし、親も死ねと思ってましたから、その時は。
誰とも連絡取りたくなかったんですよ、本当に。
一回東京ででっかい地震が来て、割と大きな地震で4くらいの地震が来た時に、2014年の話なんですけど、
親から大丈夫?って連絡きて、うるせえ!って言われたんですよ。
その時、本当に誰とも孤独でいたいっていう。
それから新刊も出ずに、サークル入らずに、大学も授業出ずに、
14日連続で千と千尋の神話を見ていたり、
ひたすら一人暮らしの部屋で映画とかドラマを見ていたり。
結構すごいね。壮絶だね。
結構闇深めなんですよ。
すごいすごいすごいすごい。
そこで一気に、わがままであるんですけど、自分を受け入れてくれなかった世界に対して、
恐怖感というか、人に対して恐怖感でしたね。
でも大学卒業して、だんだん人のこと好きになるというか、
色々あるということが自分の中にもわかってきて、
それでも人と喋りたいし、恋愛もしたいし、
どうにかし人と繋がろうとなった時に、
その時に出来上がっちゃった人間不審というのがめちゃくちゃ邪魔するんですよ。
邪魔しそうだね、そこまであったら。
壁になっているというか。
だから今は人間関係のリハビリみたいな感じで、大阪でもシェアハウスですよね。
そうですよね。ナンパもそうだよね。
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ナンパもします。
ナンパ師もそうだよね。
大変でしたね。
そうですね。
普通に。
割と客観的に見たら本当に小さい出来事かもしれないですけど。
いやいやいや、そんなん人からじゃなくて自分の問題ですからね。
僕の内面から見た世界はすごい怖いものでしたね。
だから多分今のコミュニケーションが下手というか、
そこに繋がってきているかと思いますね。
でも若いうちで良かったですよね。
良かったですね。
これ40,50歳で経験したら、変な高校に行っちゃうよ。
一回どん底になって、今段々ちょっとずつ積み上げている最中ですからね。
じゃなかったら今ポッドキャストとかもやらなかったかもしれないですね。
ちょっと初めて、僕の想像とはだいぶかけ離れているので、びっくりした。
本当に、僕大学1年留年してたんですね。
大学1年の時、高校1年になったんで。
親には申し訳ないんですけど。
はいはいはい。
学費、両分に払わせて。
あ、いえいえいえ。
本当に単位全く取ってなくて。
5年目でギリギリ卒業したぐらいですね。
めちゃくちゃダメなタイプで。
そうですね。
だからなんか、いろいろなことが重なって、
やっぱり今の自分の人格があるなと。
そうなんですかね。
でも今せっかくこうやってお話ししてくれたんで、
僕もお話しするんですけど。
今年ね、ポッドキャストを聞いた。
聞いた分数。
99702分。
やば。
99702分。
日数でいくと、67.8日ぐらい。
こわっ。
やばいですね、それ。ジャンキーですね。
ジャンキー。
で、ポッドキャストを始めたのもそうなんですけど。
僕10年ぐらい前から、うつっていうかパニック障害なんですよ。
一時は美容院で働いてたときもそうですけど、
3回ぐらい救急車で運ばれてたんです、過呼吸で。
で、いつも近くの病院内科で点滴打ってもらいながら仕事してたんですよ。
マジですか?
マジでマジで。
で、夜寝ようとすると過呼吸が起こって。
それは何か原因があったんですか?
過度なストレスと過労と栄養失調っていうのがあって。
で、病院にかかったりとかしてて。
ひどいときはね、倒れて3日間ICUに入ったんです。
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で、妻も。
僕お店やってましたから、妻が全部。
僕倒れたときに看病してくれて。
で、実際今年入ってまた出たんですよ、僕。
治らないんですか?パニック障害って。
えっとね。
完全には。
完全に治らないでしょうね。
で、なので僕通勤もそうなんですけど、動機が激しくなるんで。
で、ポッドキャスト聞いてるんですよ。
心落ち着かせるために。
そうそう。車だったらオーディオで聞きますけど。
で、そのときに助けてくれたのはドンムリFMなんですよ。
あの2人の話がとても心地いいのと。
落ち着きますよね。
落ち着きますよね。
で、ある意味何でもいいんじゃないっていう感じの。
いいんじゃない?頑張らなくていいんじゃないっていう話をたくさん聞かせて。
会話の中でも聞かせてもらったんで。
ちょっと生き方を広げてくれるラジオですね。
そうだと思います。
なので僕もそういう、今も現実持ってるので。
やっぱり変なことから発作で始めたりとか。
いやーすごいですね。
だから僕も、まあ多分第1回目に行ったと思うんですけど。
まあ誰かのためにそういうポッドキャストの番組があればいいのかなと思って。
ポッドキャスト始めたのは一つあります。
そうですね。
なんか本当に困ってるときとか、うつになってるときにこの人の声を聞けば。
一旦落ち着かせることができるみたいな。
そうそうそうそう。
困ったときに奴らがいるみたいな感じに思ってくれれば嬉しいですよね。
だからその数字見て、わっ病んでるっていうのはそのままだんですよ。
あー。ごめんなさい。
ははははは。
ごめんなさい。
全然いいですよ、全然いいですよ。
本当そうなんですよ。
だからノングリエフェクトさんにはもう感謝してもしきれないぐらい。
僕はやっぱり助けられてるところもあるし。
まあ今でもね、助けられてはいるんですけど。
だから水野さんが今喋ってくれたこともすごく共感します。
やっぱこういう時期あったなーとかね。
そうですね。
全てが悪口に聞こえるときもあったしね。
そうですね。
やっぱりね、そこまで落ち込んじゃうと。
やっぱり自分の様子というか、みんな自分の指差しで笑ってたときもありますし。
なんか目に囲まれてるみたいな気になるときもありますし。
もろもろ全然大丈夫じゃない心理状態を経験しながら、
鈍感になっていくんですかね、ちょっとずつ。
あー。
ずっとなっていくんですか。
ずっとなっていくっていうのはあるのかな。
まあ自意識はなくなっていくよ、どんどんね。
自意識はなくなっていくんで、
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まあ気にならなくなるっていうのは、本音ではあるのかな。
でも多分経験値から消化の仕方が分かるんだよね。
そういう自分でも。
やっぱり通るべき道だと僕は思うし、
体に不調とか現れる人もいれば、現れない人もいると思うんですけど、
それが例えば胃回用になる人もいるかもしれないですし、
遠景脱毛症になる方もいらっしゃるかもしれないですし、
僕みたいに発作が起きるっていうことに現れるかもしれないですけど、
まあ大内緒なり皆さん、僕はあるので。
で、それって僕の捉え方としては人としてのキャパが増えたなと思うんですよ。
僕でもこういうふうに、こんなね、なんだろう、いい加減で、
あんまり人の意見も聞かなかったり、
こんな人間でもこういう状況になるんだということは、
みんなその可能性を払ってる。
自分だけじゃないんだっていうふうになるのね。
想像力が広がる。
広々ある。相手を揉んばかるっていうか。