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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
前回のお話の続きになります。
東遊屋のイボン、この人が、結局、全く身に覚えのない偽札を捕まされたことによって、
結局彼が捕まってしまったりして、仕事を失業してしまうわけですよね。
途方に暮れていたところ、カフェで持ちかけられた、とある場所に車で行くだけの仕事、これを引き受けるわけですね。
指定の場所に、日時に行くんですよね。
車で、路肩に止めて、ずっと見ていると、ちょうど通りの向かい側が銀行なんですよね。
この銀行の向かい側の道路では、車の影に隠れて、ピストルを持った男が2、3人待機しているんですよね。
だからこれは多分警察ですね。私服警官が、この銀行を見ているんですよね。
そうすると、この銀行のガラスの出入口から、後ろに犯人がいて、
両手を上げてホールドアップの状態で、女性の社員が出てこようとしているんですよね。
なので、これは銀行強盗の現場だということがわかるんですよね。
ずっとこのイボンは、車の中でその様子を見ているだけなんですよ。
この映画は、終始、本当にセリフも最小限しか出てきませんし、
この登場人物たちも非常に表情に乏しいので、
何を考えているのかとか、どういう状況なのかということは、
もう本当に最小限の情報しか、この観客には提示されていないんですよね。
なので、あくまでも画面に映されているシーンから、
だいたい推測していくしかないという、そういった変わった映画なんですよね。
とにかくイボンは、これはちょっとまずい場所だなということに途中で気づくんですよね。
パンパンというピストルの音とかが飛び交っているんですよね。
これはシーンの中では、銃撃シーンとかは一切映らないです。
イボンの顔のアップのところで、後ろでピストルの音が聞こえるというような表現方法で、
何かが起こっていることが暗示されるんですよね。
これはまずいということで、イボンはこの場を立ち去りたいんですけれど、
そこにずっととにかくいるんですよね。
そうすると、このイボンが停めている車の横を、警察のパトカーが何台か通り過ぎていくんですよね。
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なんかドキドキするんですよね、こっちは見ている方は。
そうすると、1台のパトカーが通り過ぎかけていたんですけれど、
このイボンの顔を見ながらバックして戻ってくるんですよね。
通り過ぎかけていたのに戻ってくるんですよ。
これを見て、慌ててイボンは警察から逃れようとして、
急発進してアクセルを、バーっと逃走しようとするんですよね。
逃走しようとするんですけれど、結局対抗の車にぶつかってクラッシュしちゃうんですよね。
ここで場面が変わって、奥さんがとある待合所にいるんですよね。
本当に困った顔をして、情けない顔をして、
普通、事故があった場合は病院に行くのが普通なんじゃないのと言っているんですよね。
このセリフから、ここがまた警察だということがわかるわけですね。
そこにいる警察官に、夫はどうなっているんですかと問いかけると、
ちょっと待ってろと言って調べに行って戻ってくると、
今、留置所にいると。
なので、後半がいつになるか決まるまでは、
あなたは接触することもできないですよと言われるんですよね。
ここから場面が変わって、また裁判所になるんですよね。
ここでイヴォンは、あなたは上場借料の余地はあるんだけれども、
これからちゃんと罪を償って、反省の日々を過ごしなさいと裁判官から言われて、
なんと3年の禁苦刑を言い渡されるんですよね。
ここでまたしても、前回も全く何の罪も犯していない、
ただ全く知らないうちに捕まされた偽札で、
お昼ご飯を食べる時に、生産時に捕まってしまった。
今回はただとある場所に車で行けばいいだけだと言われて、
まさか強盗の実行犯を逃走の手助けをしろとすら言われてないんですよね。
ただ指定の場所に車で行けって言われただけなんですよね。
ということはおそらくスケープゴードとして、
使われた人の一人として彼は雇われたんだろうなということがわかるんですよね。
とにかくかわいそうなイヴォンはまたしても罪に問われた上に、
前回は不寄所になったんですよね。
別にどこに捕まるわけでもなかったのが、
今回は金庫刑、3年間も刑務所に入ることになってしまったという感じなんですよね。
ここから場面がまた変わってですね、
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もともとこの偽札を売買に使ってしまった学僧屋の場面に変わるんですよね。
ここでどうやら強盗に入られて困っている、
ここの店の主人と女店員が色々相談しているようなシーンになるんですよね。
これははっきり出てこないんですけれども、
ここでアルバイトで働いていた偽証した、
ルシアンという青年が解雇させられた際に、
この店の金庫の鍵を持って行ってますよね。
これで強盗に入ったんだなということが案に示されているシーンが出てきますね。
ここからですね、またあの場面が警察に戻ってですね、
ここでイフォンがね、面会室にいるんですよね。
ここに奥さんのエリーズが来て、ここで面会してるんですけど、
なんかね、よそよそシーンですよね、奥さんがね。
なんかもう私たちはもう別れてるから、これからとかね、なんかね歯切れの悪いこと言ってて、
何言ってんの?って言ってね、イフォンはね。
どうしたんだい?とかって言うんですけど、
なんかね、エリーズっていう奥さんは結局ほとんどよくしゃべりもしないでね、
パッてね、もう面会室から出てっちゃうんですよね。
もうびっくりしてイフォンは、エリーズどうしたんだい?とかって呼び止めるんですけど、
もうさっさとね、出てっちゃうんですよね。
ここで画面がですね、ちょっとこの面会室の廊下を引きで映してるシーンになるんですよね。
いろんなブースがね、5個か6個かブースがあって、
そこに各々の囚人が家族と面会してるっていうようになってるんですよね。
このね、廊下はすごい賑わっていてですね、
みんなね、奥さんと子供たちも連れてきたりしてね、
すごい賑やかなんですよね。
ここをバーッとこのイフォンの奥さんがスタスタと出ていくというシーンがあるんですよ。
ここからまた場面が目まぐるしく変わるんですけれど、
ここから今度はですね、とある通りにあるATMのシーンに移ります。
ここでね、なんとなくね、例の学送屋でアルバイトしていた、
あの偽証したね、ルシアン。
彼がね、ずっとねATMをね、じっと見てるんですよ。
もうこの80年代初頭にはこのATMね、銀行のあるんですよね。
これね、見てると、
えっとね、ここにお客というか、このお金をね、卸しに来る人がパッと来るんですよね。
ルシアンはさっとも違う場所に隠れるんですよ。
ここでお金を卸そうとした人が、あれって言って、
なんだよ、壊れてるじゃねえか、みたいな感じで怒ってまた立ち去っていくんですよね。
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そうすると、ルシアンがまたこのATMの前にニヤニヤしながら戻ってきてですね、
実はこのバンクカードを差し込むところに何やらね、
金属の部品を差し込んで、
わざと機械がうまく操作できないように採掘してたわけですね。
で、まんまとこのお金を卸しに来た、
このね、あの顧客のバンクカード、
中に吸い込んだバンクカードが出なくなっちゃったんで、
諦めて立ち去ったわけですよね、前の人は。
その人のバンクカードをまんまと盗み取って、
暗証番号も割り出して、
結局この人の銀行口座からお金を引き落とすというシーンが出てくるんですよね。
で、場面がね、また学送屋の場面に戻ってですね、
ここに郵便が届くんですよね。
この店の主人と女店員がいるところに手紙が来て、
開けてみると、なんとルシアンからなんですよね。
ルシアンから、今回自分がお前らのせいで偽証させられた結果、
無実の盗友屋のイボンに無実の罪を着せることになったんで、
非常に自分としては心苦しいんだと。
なので、お詫びの小切手を送るよと言って、
小切手を同封した手紙をね、この学送屋に送りつけてたんですよね。
つまり、このATMからお金を盗み取っていたんですけれども、
そのお金というのは、この無実の罪に着せてしまったイボンですね。
だから自分が結局、このイボンを落とし入れることに加わってしまったという、
自責の念からこういったことをしていたというシーンが出てくるんですよね。
ちょっとすいませんね、行ったり来たりするんで、もしかして分かりにくいかもしれません。
ここからまた場面がですね、今度はですね、
とある車のトランクを開けているシーンに変わります。
この中にはいっぱい郵便が詰まっていてですね、
これが郵便の車だということが分かるんですよね。
ここの手紙の束が警察署の中に届けられるんですよね。
警察に届く手紙というのは、つまり囚人宛に来た手紙なので、
一枚一枚ね、やっぱり封筒を開けてね、
5、6人の女の職員さんがですね、開けて内容を確認しているというシーンが出てきます。
この中に一枚この手紙を開けて、この手紙の文面がね、大写しになるんですよね。
そうすると、実は娘がですね、ジェフテリアで既得になって、
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なんとか処置をしようとしたんだけれども、
間に合わず亡くなってしまいましたというね、
まさかのこのイヴォンの奥さんからの手紙がここでね、文面が出てくるんですよね。
で、ここからね、また場面が変わって、
この刑務所内の個室の中が映されるんですよね。
だから刑務所の囚人が入っている、独房じゃなくてね、
2、3人の囚人が一緒に共同で入っている刑務所の部屋ですね。
ここで2人の囚人がですね、そっと床に落ちている手紙を盗み読んでいるんですよね。
それを読むと、まさにこのイヴォンの奥さんが娘が死んでしまったということを報告している手紙なわけですよね。
これを読んだこの2人はですね、ちらっとベッドの方を見るとですね、
全く今までね、感情を表に出してなかったイヴォンがね、枕に顔を埋めて、
ずっとね、痙攣しているんですよね。泣いているということですね。
この場面の後ですね、また警察に届く手紙を仕分けている職員さんたちのシーンになるんですよね。
また手紙がね、バーッと来ているのを一枚一枚開封したりとかしてチェックしているんですけれど、
ここにね、差出人から戻ってきている手紙があるんですよね。
これはイヴォンが奥さんにあてて書いた手紙が戻ってきているっていうね、
封筒が映し出されるんですよ。
なので奥さんはだからこのイヴォンから来た手紙も受け取り拒否をしているということがここで暗示されているんですよね。
そこからですね、刑務所の中で囚人たちが食事している場面にシーンが変わります。
ここで長いテーブルでバーッと囚人たちが並んでご飯を食べているんですけれど、
ここでイヴォンが他の囚人たちから話しかけられるんですよね。
ちょっと冷やかされているんですよね。
こいつは結局嫁さんに逃げられたんだよと、こうやって捕まっている刑務所に入っている間に他の男にねどられたんだよということを他の囚人に言われるんですよね。
これでイヴォンは思わずカッとなって、この時囚人たちに食事を給食しているミートボールか何かを一皿一皿入れていってもらっているんですけど、
その時のシャクシというんですかね、物をすくって乗せる大きなスプーンみたいな金属の重たそうな大きいスプーンが出てくるんです。
これを思わずパッと掴んで、自分に冷やかしてきた囚人を殴りそうになるんですよね。
これはもちろん周りの職員たちも止めに入るし、自分でも我にかえってもちろん何もことは起こらないんですけれども、
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ちょっとこういった騒ぎが起こったので、またここで刑務所の中で尋問されて、
お前は俺たちが止めに入らなかったら、下手したら職員とか他の囚人を殺してたんじゃないのかって言われるんですよね。
これはもちろんそんなつもりもなかったですと、つい妻のことで当てこすりを言われたのでカットしただけですって言うんですけれど、
下手したら殺人ミスになるんで、これは独房に40日間入ってなさいということで罰則を与えられてしまうんですよね。
独房っていうのは自分の所持品とかも全部没収されて、汚いマットレスとトイレしかないような狭い部屋に閉じ込められるんですよね。
とにかくこの刑を言い渡された後に、この警察署内の職員の人たちが雑談しているシーンが出てくるんですよね。
ここで殺人の未経験者は、実際に殺人した人間より危険なんだよねっていう話をしてるんですよね。
そこから結局、独房にこのイボンは収容されてるんですよね。
その間にまたあの例の手紙を仕分けているシーンが出てきてですね、
ここに受け取り拒否をしていた妻のエリーズからイボン宛の手紙が置いてあるんですよね。
今独房に入ってるんで本人に渡せないということで保留の箱の中にこのエリーズから来た手紙が入ってるんですよね。
何が書かれているのかなって思って、これを職員の人が開けているところがこの画面に映し出されると、
もうお互い別れて別の道を行きましょうと、私はもう全てを忘れて、一から出直したいのみたいな文章が書かれてるんですよね。
この後ですね、独房にいるイボンはですね、わざとガンガンコップを床に叩きつけたりしてね、わざと騒ぐんですよね。
これをすると医者が薬を持ってきてくれるんですよね。これは精神安定剤だとか睡眠薬かなんかだと思うんですけれど、
これをもらって目の前で服用するとまた医者は出ていくわけですね。
そうするとね、みんながいなくなった後にペッと口から錠剤を出して、
そうするとねマットレスにねわざと穴を開けて、そこにねちっちゃな封筒を隠し持ってるんですね。
この中にペッと吐き出した薬を入れてるんですよ。
なので今までもね、こうやって薬をせしめて飲んだフリだけして、実はこの薬を溜め込んでってるんですね、イボンはね。
ここからシーンが変わって、次の場面ではですね、
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元々このイボンがこの独房に入れられる前にね、同じ同室だった別の囚人たちが窓からイボンが救急車で運ばれているところを見下ろしているシーンになるんですよね。
これによってイボンが溜めてた薬を一気飲みして自殺未遂を測ったことがわかるんですよ。
この元々一緒の部屋だった囚人たちが、かわいそうになと言って、イボンが救急車で運ばれているところを見てるっていうね場面なんですよね。
もうだからこの人たちはイボンがね、かわいそうにこの小さな幼い娘さんがジフテリアかなで亡くなって、
挙句の果てにこの奥さんがこのイボンを捨てて離婚しようとしているということをわかっているわけですね。
手紙とかを読んでるんでね。
自殺未遂を測ったんだなということでね、すごい同情してるんですよね。
これでイボンは救急車で運ばれていって、既得の状態なわけですよ。
はい、というわけで今日はここまでにして、また続きは次回とさせていただきます。
ごきげんよう。