1. コンテンツフリークス -エンタメ感想ラジオ-
  2. #25 映画「私は確信する」未解..
2023-11-14 43:53

#25 映画「私は確信する」未解決事件から見るバイアスの恐ろしさと正義中毒の科学【科学系ポッドキャストの日】

エピソードをシェアする

Share on X Share on Facebook Share on Threads
spotify apple_podcasts

#科学系ポッドキャストの日 テーマ「未解決」 1周年特設ページでは参加番組まとめやプレイリストを掲載中! https://scien-talk.com/sciencepodcastday/… 今月のホストは「サイエントーク」さんです! ポッドキャストを始める前から楽しみして聞いていた科学系ポッドキャストの日に参加できるとは…嬉しい限りです! 未解決事件を扱ったフランス映画「私は確信する」陪審員の気分を味わえる映画で、いかに人がバイアスにかかりながら物事見ているかをまざまざと見せつけられる作品です。

【TwitterX】 コンテンツフリークスで検索するとパーソナリティ二人のアカウントが見つかります 【おたよりフォーム】 話してほしいコンテンツがあったり、番組の感想があれば下記グーグルフォームからお願いします! https://forms.gle/TMvs7NjGxSg44cjR6


サマリー

映画「私は確信する」は、フランスで起きた未解決事件を題材にした裁判サスペンスであり、ジャックビギエ被告の無実を主人公のノラが確信し、事件の真実を追求している様子が描かれています。結論として、夫は無罪だったが妻の失踪事件は未解決のままであり、また、デュランデという愛人が周りの人々に裏で情報操作を行い、バイアスをかけて犯人扱いされる状況となります。映画「私は確信する」では、バイアスの恐ろしさと正義中毒の科学がテーマとされています。物語を通じて、正義中毒に陥り、他人を攻撃することに喜びを感じる状態や、その状態から抜け出す方法について考えさせられるというメッセージが伝えられます。映画「私は確信する」の未解決事件から見るバイアスの恐ろしさと正義中毒の科学について、具体的な例を用いて解説されています。

映画「私は確信する」の概要
スピーカー 2
コンテンツフリークスは、メーカーエンジニアのミックンとアッキーが、映画や漫画アニメ、ドラマを中心に話題の新作や普及の名作などについて、感想や考察、キュレーションを行うポッドキャスト番組です。
はい、ということで、コンテンツフリークス第25回になります。ミックンです。 アッキーです。
スピーカー 1
本日はですね、なんと【科学系ポッドキャストの日】に参加するということで、そちらについてのエピソードを撮っていきたいなと思っています。
イェーイ! ということで、科学系ポッドキャストが何かっていうところ、おそらく皆さんご存知だと思いますが、
今回はサイエントークの方が主催としてやっている、科学系のポッドキャストが集まるイベントというか、毎月スポーティファイのプレイリストとして、
ハッシュタグで【科学系ポッドキャストの日】っていうのをやっていて、 今回は私たちのコンテンツフリークスもちょっと参加させていただくというところで。
スピーカー 2
参加できるなんて光栄です。 いつもお世話になっているサイエントークさん3年で参加できるなんて光栄です。
いつも聞いている番組でも結構参加している。 毎月結構、俺も科学系ポッドキャストの日になったら、結構科学系のポッドキャストを聞くっていうのを割と習慣になっているから、
結構ね嬉しいね普通に。 いや本当に聞いてただけのところにさ、自分たちが参加できるっていうのがちょっとね、ちょっとワクワクしてます。
スピーカー 1
今月11月のトークテーマが、「未解決」っていうトークテーマになってます。 一応ジャンルや専門性は関係なしということで、
私たちの番組も全然科学系関係ないジャンル、コンテンツ扱っている番組なんですけど、 今回はちょっと参加させていただこうかなということで話していきたいと思ってます。
いやー、ジャンルや専門性関係なし助かります。 参加させていただきます。
スピーカー 1
ちょっと今一覧でざっとこのサイエントークさんの方の 特設ページの方を見させていただいてますけど、
スピーカー 2
この中に自分たちがいるっていうのが正直テンション上がるというか。 そうだね、そこのホームページに今回の参加メンバーみたいなのの一覧が貼ってあるんだよね。
スピーカー 1
ざっと見るとほぼちゃんと科学系ポップアップがそうだっていう。
みんな科学とかサイエンスとか入ってる中に、ポンってコンテンツフリックスって書いてる。
すごい勇気だけで俺らもちょっと飛び込んでみたけど。
ちょっと科学で調べて、まあちょっと僕たちのね番組少し科学関係ない話すると思いますけど、
未解決ってところに絡めて聞いていただけるといいなと思いますね。 今回未解決というトークテーマでどんな話するっていうのはすごい話したけど、
コンテンツに絡めて調べたところ、映画の私は確信するっていう映画について 感想から取っていきたいと思ってます。
この私は確信するっていう番組がどう未解決と絡んでくるかっていうと、
実際に起こったこれはノンフィクション映画だよね。
スピーカー 2
うん、そうだね。フランスの本当に起こった事件の話。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
だよね。
スピーカー 1
なんで未解決事件をテーマとして扱った映画についての感想からになります。
実際に2000年にフランスで起きて未解決事件のビギエ事件。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ちょっとフランス語が多いんでかなり言いづらいですけど。
スピーカー 2
うーにてんてんのビーですね。
スピーカー 1
ビーだね。を題材にした裁判サスペンスだね。
内容としてはツザンヌビギエっていう人が3人の子供を残して姿を消したと。
スピーカー 2
お母さんですね。
スピーカー 1
お母さんだね。
で、数々の証言や疑惑が出て、大学教授の夫ジャックが妻殺害の遊戯者となります。
はい、ジャックビギエさんが殺人遊戯をかけられたと。
そうそう、奥さんの殺害遊戯をかけられましたと。
ちょっと丁寧にやっていきますね。
スピーカー 2
うん。
裁判の進行とバイアスの恐ろしさ
スピーカー 1
内容が難しいんで。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
で、ジャックが遊戯者になってます。
で、そのジャックの無実を確信しているシングルマザーのノラっていうのが今回の主人公だね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
そのノラがジャックの無実を勝ち取るために、ビン・ワン弁護士のデュポン・モレッティに事件の弁護を懇願する。
で、その際に弁護士側がちょっと人が忙しすぎて、アシスタントがつけられないから、もう君がアシスタントになってくれという風に頼み込んだノラがアシスタントとして事件調査を進めていくっていう話だね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
で、話の中でいろんな人が証言してるんだけど、そういう証言だったり、実際に調査を進めていくとかなり話が食い違っているところがある。
彼らの証言を調べたりしていく中で、新たな真実だったり疑惑が浮かんでくるっていうところが今回の大筋のあらすじだね。
スピーカー 2
そうだね。そうですね。
いや、まずね、説明も難しい。説明してて、やっぱり難しいなって思ったんだけど、このフランス人の人の名前がまずね、ホイホイホイホイでいっぱい出てくるんだよね。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
夫とか、子供とか、奥さんとか、なんか恋人とか、愛人とか。で、最初ね、誰が誰かを把握するのがね、マジで大変だった。
スピーカー 1
いや、難しいよね。
スピーカー 2
難しい。そうそうそう。で、巻き戻してね、何回も確認して、ああ、この人ねっていう感じで見てた俺は。
スピーカー 1
そうそう。結構割と説明なく最初ストーリー始まって、いきなりなんか唐突に裁判始まるから。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
割とこれは、登場人物を理解するところから結構難しかったかな。
スピーカー 2
そうだね。
あと全体一回見て、主にその裁判が舞台になってるというか、裁判ってなんかこう話したりっていうのが舞台になってるんだけど、裁判に関する知識が全然ないなって思って、
え、裁判ってこんな感じなんだって思ったのとか、
こう、じゃあ日本はなんかどんな感じでやってるのかなっていうのがね、結構ざっくりした感想かな。
なんか思ってたのと違ったなーっていう感じだった、その裁判のやり方が。
スピーカー 1
ああ、そうだね。結構やっぱり日本の裁判とフランスの裁判も、まあだいぶ司法制度違うもんね。
なんか重罪員っていうのが出てきたりとか。で、今回のは結構フランスって売信員の制度をすごい重視してるというか、
基本そこの決定が一番でかいっていうのがフランスの司法みたいなね。
スピーカー 2
そうだよね。売信員の判断、なんかすごいその描写いっぱいあった。
スピーカー 1
で、やっぱりこの映画を見て、その最後までその有罪になるか無罪になるかっていうところを争っていくわけなんだけど、
割と証言がこうみんな食い違ってたりするし、かつそのジャック側?
スピーカー 2
うん。夫側で。
スピーカー 1
容疑者側、うん。容疑者のジャックも全然喋んないんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
自分の主張が全然なくて、なんか容疑者の方のジャックも怪しい。
スピーカー 2
うん、怪しいね。
スピーカー 1
見えるし。
スピーカー 2
うん、全然喋んない。
スピーカー 1
そう、証言出してる側の人たちも全員怪しいと。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、野良が進めていく調査に対して結構証言してる人の話が違うっていうところがあって、
割とこの裁判ってこんなにこの、最後にすごい弁護士の人が最終答弁で言うところがあるんだけど、
何々だろうとか、推測の息を出ない話、結構証言とかも思ってたより確証がない証言というかさ、
その人の記憶とか、見たって言ってるとか、ここに物があったとか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんかそういうので割とこの裁判が勧められてるっていうところにすごいびっくりしたし、
スピーカー 2
なんか映画自体の題材として監督がこういう司法制度になってるフランスはまずいですよっていうのに提唱するための作品でもあるらしいよね。
スピーカー 1
ああ、そうなんだ。
スピーカー 2
結構印象で罪が決まってないですかっていう話があって、
未解決事件と真実の追求
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
自分がこの売死になった時をすごい考えさせられる映画だったなって思って、
本当にその場の印象がさ、毎度毎度コロコロ変わるじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そこに出てくる話とか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんかジャック側が最初の方は大学の教授なんだけど、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
大学の授業内で完全犯罪はできるみたいな。
スピーカー 2
うん。ああそうやって言ってたっていうのが。
スピーカー 1
そうそうそう言ってた。
だからあいつは絶対やってるはずだみたいな。
スピーカー 2
そうだね。完全犯罪できるって言ってんだから、しかも大学教授とかだし、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
自分で何か組んであいつはやってんじゃないかみたいな。
スピーカー 1
そうそうそうそう。そういうふうにすごいセンセーショナルに。
多分本当にフランスで実際にこう取り上げられてた題材だったんだと思うんだけど、
うん。
そういう何か確証バイアスというか、その事前の何か知識が入った時点で結構バイアスとしてこの人は実際こうなんじゃないかとか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そういうのがちょこちょこ出てくるんだよね、絵館の中でも。
スピーカー 2
うんうんうん。そうだね。
スピーカー 1
これジャック側やってんじゃないかみたいなさ。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
妻が死んだ後に全然連絡しなかったとか、
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
10日間ぐらい周りの同僚にも何でか言ってなかったとか、
スピーカー 2
うんうんうん。あったね。
スピーカー 1
そういう何か疑わしいんだけど、本人からすると実際に本当に何か事件に巻き込まれたのか、
うん。
本当に家で出ただけなのかとか。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
で、妻が浮気してるのも知ってたし、
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
愛人のところに行ったかもしれないみたいな話で連絡しなかったんだけど、
うんうんうん。
そういう連絡しなかった周りの同僚とかに言わなかったのは何でだ、これやってるでしょみたいな、絶対に殺してるでしょっていう。
スピーカー 2
妻のマットレスを捨てたりとか。
スピーカー 1
そうそうそうそうそう。
スピーカー 2
あははは。それも怪しいでしょみたいな。
スピーカー 1
そう。
うん。
だから本当にそういう何か前情報で印象だけでこう、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
バイアスがかかって、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
いや絶対この人がやってるみたいな、この人がやってるに違いない。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
有罪に違いないっていう感じになってってる様が、
うん。
いやこの映画すごいなっていう。
スピーカー 2
あ、そうだね。
なんか本当にサイバーの中でさ、まあこの第2シーン?
第2シーンが主に主題で取り上げられてる主題というかその、
ね、そこのシーンをメインでやる映画だけど、
うん。
10年前に妻のスザンヌさんがいなくなったっていう事件に対してさ、
うん。
証言する人もとか、検察側とかも多分こうだろうみたいなばっかりだったし、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
証言者もさ、10年経った後に証言させられてたけど、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
それこそその、その間に、その10年の間に、いろんなこのニュースとかから、
こいつが犯人なんじゃないかとか、ここ怪しいとか、そういう情報が入った中、後の証言になるからさ、
スピーカー 1
うん。
証言の変化と記憶の信憑性
スピーカー 2
もうだって数日とか1週間とかでもさ、他の思い込みみたいなのが入っちゃうと記憶って、
スピーカー 1
そうだよね。
スピーカー 2
おかしくなるじゃん。
うん。
10年経った証言を使うってさ、もう記憶がねじれすぎて、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
本物のところなんて入ってるんだろうかってすごい思ったよね。
スピーカー 1
いやーそうだね。結構一審の時に多分、証言した人とかが、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
二審になると、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
割と意見を変えたりとか、そういうのがあったりして、
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
ほんとね、人の記憶って、なんかその時の脳みその状況で結構、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんか見えてないものが見えたりもするわけじゃんね。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
なんか前情報があったりとか思い込みがあると、もう違うものとして捉えちゃうから、
スピーカー 2
うん。
なんかそこに何も置いてなくてもさ、ずっと置いてあった置いてあったって言われたらさ、
デュランデによる情報操作
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
置いてあったのかもなーって思っちゃうしね。
スピーカー 1
そう、思ったらなんかそれで記憶作られちゃうじゃんね結構。
スピーカー 2
うんうんうん。保管されちゃうね、その情報で。
うん、あったなーってなるし。
スピーカー 1
こういう、まあ特にこの話の中だと、
その、いなくなった妻、結局これ死んでるか死んでないかはまだ分かってないんだよね。
そのまま多分失踪してるっていう話になってて。
スピーカー 2
そうだよね。
結論としても夫が無罪ってなっただけで、結局真実が何だったのかっていうのは、結局わからずじまいの、
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
未解決のままっていう事件だもんね、これ。
スピーカー 1
そう。事件としてはずっと未解決。裁判は一応無罪になった。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
っていうのはあったけど、その妻の愛人?
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だった、そのデュランデっていうキャラ?
スピーカー 2
デュランデね、デュランデ。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
が、裏でめちゃくちゃいろんな人に、
こうジャックが、あいつが絶対やってると。
そうなんだよ、このデュランデっていうのはクソすぎるんだよな。
スピーカー 2
夫ジャックをさ、犯人に仕立てようとして、
なんかメディアに情報を、
なんかその、夫ジャックが犯人だっていう情報を撒き散らしたりとか、
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
周りの人に言いまくったりとかして、
情報操作するというかさ、印象づけをするんだよね、周りの人に。
スピーカー 1
で、結構その証言をしてきてる人たちの裏にも、
スピーカー 2
デュランデっていう愛人がいたりして、
スピーカー 1
で、この映画の中で、そのノラっていう主人公が、
途中からもうそのデュランデが裏でやってることをどんどん調査で、
分かっていくところがあって、
で、どんどんこうノラはもうデュランデが広めてるから、
これデュランデが殺したんじゃないかっていうふうに、
疑いがどんどん走ってって。
スピーカー 2
もうノラは完全にデュランデだデュランデだっていう感じでバーって突破してたのね。
そうそうそう。
スピーカー 1
で、それもあの、バイアスがすごいかかってるっていうか。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
最後その弁護士の人に、あいつが絶対犯人だみたいに詰め寄って、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、それはまあ裁判とは関係ない。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
君もそのジャックを、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
犯人だと思い込んでる、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
その民衆の人たちと一緒だっていうふうに。
スピーカー 2
うんうん、ああ言われてたね。
スピーカー 1
話になって。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、確かにこれ見てる中で、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
多分見てる人の半分以上は、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
いやデュランデこれ犯人なのって、
うんうん。
なってたと思うんだよね。
スピーカー 2
俺完全になったよ。
スピーカー 1
なってた?
スピーカー 2
うん、なってた。だってさ、そのスザンヌがいなくなってからさ、
速攻でこのデュランデっていうこの愛人?振り向いて、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
この夫のジャックを犯人にしようと、もう必死な行動ばかりじゃん。
メディアに言ったりとか周りの人に言ったりとか。
ただもうそれだけでもう怪しいなーって元々思ってたのに、
うん。
このノラの調査によって、
あのー、いろんなもっと怪しいところがいっぱい出てきて、
完全にデュランデじゃん、犯人って。
もう俺ずっと思ってたよ。
だから俺この弁護士の人にさノラが、
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
デュランデだって決めつけて、
出ることはなんかその、デュランデ側の人と一緒だって言われたときに、
俺も心に腐ってきたもん。
スピーカー 1
いやーわかる。
スピーカー 2
ふふふ。
スピーカー 1
いやーでも本当に、
いやーそれが多分この映画の主題だと思うんだよね。
うんうんうん。
見てる側に、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
別角度、デュランデが悪い側の情報をどんどん与えてって、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
デュランデが犯人だと思い込んで、
こいつを断罪しろって多分、
映画見てる人の半分以上の人は思ったと思うんだよ。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
それって、
本当に、
ジャックに向けてるその民衆の目、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
と一緒だよね、正直。
スピーカー 2
うん、そうだねー。
スピーカー 1
その情報が入ってきてるから、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
自分の中の正義感が、
こいつを断罪しろと、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
言ってるだけで、
そこに、殺しとの化学でいこうっていうかさ、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ところが全くない中でもそう思っちゃうんだよね、やっぱり。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
で、デュランデの表情がもうさ、
これ悪人の表情やんみたいなの見えてこん?
スピーカー 2
いや、もう俺最初から見えてたわ、かなり。
バイアスによる正義中毒
スピーカー 1
あははは。
スピーカー 2
もう最初から俺の裏側だったからさ、その、
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
うん、悪人の顔にしか見えなかったよ。
スピーカー 1
あんねー。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でも多分無表情だけなんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
いえいえいえ。
いや、そのぐらいやっぱり、人間のお味噌って、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
情報とかによって結構身型がすごい変わってくる、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
っていうところが、
すごいなんか、
まざまざと、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
見せつけられたし、
最後にこの、その弁護士の人に言われて、
すっごいハッとしたというか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だからこの映画はちょっと一回、全員見るべきだね。
スピーカー 2
うん、確かにね、そうだね、なんか、
印象で、思い込んじゃうっていうのが、
すごい、改めて認識させられる映画だよね。
スピーカー 1
うん、いや本当にそうだなって思った。
スピーカー 2
うん、うん。
特にやっぱり今、何でもニュースとかでさ、
うん。
スピーカー 1
芸能人の不倫とかでも、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんか、その実際の情報かどうかも定かじゃない情報でさ、
スピーカー 2
結構バイアスかかっちゃうじゃん。
スピーカー 1
うん、そうだね。
いやそういうのって本当に怖いなっていうか、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
で、そういうの見てさ、自分はさ、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
色眼鏡かけずに全部見れてるんだってやっぱ思ってることね。
思ってる。
スピーカー 1
思ってるよね。
スピーカー 2
うん、思ってる。
スピーカー 1
でもやっぱり、この映画見て、色眼鏡かけてる自分がいてさ、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんかそういうのって本当に、全員、
もうこの世の中にいる人で、色眼鏡かけてない、
バイアスかかってない状態で物事を見れてる人なんてやっぱいないんだなっていう、
スピーカー 2
はいはいはいはいはい。
スピーカー 1
すごい認識したというか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だから自分もバイアスは何かしらかかってるし、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
横にいるこの人も何かのバイアスで物事を見てるから、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そういうのをちゃんと認識するというか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
意識するのが結構大事だなっていうふうにすごい思った。
スピーカー 2
そうだね。だから色眼鏡を、まあかけなくその、かからないようにするっていうのも大事だけど、
まあそもそも人間はかかっちゃうものっていう前提で、
うん。
自分だったり、他の人の、まあこう、発言だったり、
考えっていうのをまあ捉える方がいいんだろうね、きっと。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
完全ゼロにするなんて多分無理だから、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
人間はかかっちゃうものだっていう前提でいれば、まあ気づくこともできるし、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
まあそういうのが大事なんかなっていうのをちょっと思ったね。
私さ、この愛人のデュランデがさ、
俺の中で完全にこいつ、こいつが絶対犯人だって思った、確信したところがあってさ、
スピーカー 1
スピーカー 2
あの、裁判の途中で、この裁判の真相を解き明かそうとしてる、解き明かそうとして頑張ってるノラね。
うん。
子供がいるんだけど、その子供から裁判中に電話がかかってくるんだけど、裁判中で今大事な、すごい大事なシーンだから、
子供から電話を無視するんだけど、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
後でかけ直すと、子供から家が火事になったっていう風に電話があるんだよね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
で、しかもその電話中に、あの、電話中だったか電話終わった後にすぐにこのノラが車で轢かれるんだよ、駐車場で。
スピーカー 1
そうだね。
裁判が終わって、車に急ぎで荷物を取りに来いっていう弁護士に言われて、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
取りに帰りながら子供と電話したら、
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
そのまま車に突っ込まれるってね。
スピーカー 2
そうそう、車に突っ込まれる。
いや、これさ、完全にさ、なんかもうこの真実に近づい、近づこうとしているノラに対して、
はい。
デュランデが、裏で働きかけて、家族諸とも、ノラの真実に近づいて、ノラの家族諸とも消し去ろうとしてる話になると思ってるの、途中で。
スピーカー 1
もう思ったんだ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ヤバいバイアスかかってるな。
スピーカー 2
いやいや、これめちゃめちゃバイアスかかってる。
うん。
だってそのデュランデがさ、裏でなんかその他の表現の人になんか情報を入れたりとか、
うんうん。
その裏、裏でちょっと働きかけてるっていうのがかなり出てきたからさ、
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
これもデュランデの仕業じゃんってなって、
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
これ、こうやって真実は隠蔽されるのかって思ったよ、俺このシーンで。
スピーカー 1
ははははは。
いやーすごいな、俺それ全然思わんのかあったけど、確かに。
スピーカー 2
そうなんかタイミング的にもさ、もう結構なんかそのなんか、
デュランデが怪しいっていうその情報みたいなのを、その出す、見つけかけたみたいな時の、
スピーカー 1
はいはいはい。
バイアスの恐ろしさ
スピーカー 2
シーンだったから、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
ますます思ったね。
スピーカー 1
思ったんだ。
スピーカー 2
でその、うん、それを、なんでそれをそうやって強く思ったかっていうと、
その前のシーンでも、えっとね、野良が家で、えっと、証拠を探してる時。
うん。
なんか窓から、家の窓から、その、証拠を探してる野良を映すシーンがあった。
スピーカー 1
あーあったね、そういうの。
スピーカー 2
俺あれデュランデが、完全に覗き込んでるシーンだと思ったよ。
スピーカー 1
あーでもそれは思った。
デュランデっては思ってなかったけど、
まあその、
スピーカー 2
誰かが。
スピーカー 1
デュランデ側の陣営がなんか、
スピーカー 2
あ、そうそうそうそう。
スピーカー 1
いやでも確かに思ったな、それ。
スピーカー 2
うん、そういうのもあって、もう野良がその引かれた時。
うん。
あの絶対これ、デュランデ側が殺しにかかったと思って、
そういう風にしか見れなかった俺は、このシーン。
スピーカー 1
いやー、やっぱそうなんだね。
スピーカー 2
怖いもんだな、と思ったよ。
スピーカー 1
怖いものでバイアスかかって、
俺今気づいてない確かにバイアスかかったんだなってちょっと思ったな。
そうね、本当に最後の特に、ここはもうみんなに見てほしいというか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
この弁護士の人の最終答弁というか、
弁論家のところの最後、5分10分くらいかな。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
ぐらいで、もうあそこめちゃくちゃ感動したというか。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
すっごい発音するし、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
いやー演技力すごいというか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
あの演技はなんか、俺結構、あれ一発撮りなのかな?
なんか、見てきた映画の中でも割と感動するレベルだったなと思った、
あそこのシーンを。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
10分間ぐらいの。
スピーカー 2
いや確かに。あそこはちょっと見てほしいね。
スピーカー 1
いやあそこ見てほしい。
何言ってんだって感じかもしれないけど。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
最後にもう、ジャックがその印象操作によって、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
本当にもう犯人というか、有罪になるってもはやほぼ決まりかけのところで、
スピーカー 2
ほぼなりかけ。
スピーカー 1
ところで最後弁護士の最終弁論の10分間ぐらい、
うん。
ちょっと白心の演技というか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
弁論して、
うん。
最後無実になるんだけど、
うん。
いやあそこ、売信員の人、まあ基本はこのフランスのさ、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
その司法として売信員の決定がめちゃくちゃ重いっていうのが、
うんうんうん。
あるから、本当にその場で、
うん。
売信員の印象をひっくり返したっていうか、
うん。
その一言にみんなハッとなった、
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
っていうところを推定無罪っていうのかな?
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
推定の段階では無罪にするっていうところを、
うん。
全員に思い出させて、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
あそこのシーンはね、いやあ見てほしいな。
スピーカー 2
そうだね、なんかその、今ちょうどこの、
俺らがこのバイアスにかかってたなあっていう、
それを気づかさ、気づかすような、
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
感じだよね。
の、
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
ことを、この売信員とか裁判長とかみたいな人に、
上手にこう伝えて、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
みんなを、このバイアスかかってたところから、
こうゼロに戻すというか、
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
改めてもう一回ゼロから考えてみようみたいな感じで、
こう気づかす感じだよね。
まあそういうふうに、
そのなんだろう、
バイアスみたいなみんなかかっちゃってるけど、
うん。
実際の真実というか、
上がってる証拠としてはやっぱりないよねみたいな何も。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
噂話みたいななんとかだろうばっかりでしか話してないから、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
っていうところをなんか上手に伝えて、
みんなをこう発動させるというか、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
ゼロ、ゼロ思考にこう戻すみたいな、
スピーカー 1
そうだね。
すごいね。
スピーカー 2
感じだったから、
ここはぜひ本当に、
スピーカー 1
いや見てほしいね。
スピーカー 2
見てみてほしいね。
スピーカー 1
本当に結構名演技というか、
圧巻だなーって思ったね。
スピーカー 2
うんうんうんうん。
そうだね。
スピーカー 1
いやー良かったな。
でこの弁護士のティポン・モレッティさん、
は無罪受け負い人の異名を持ってる、
マジですごい有名弁護士。
フランス国内では多分かなり有名な人で、
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で2020年にはマクロン大統領、
今のフランスの大統領に抜擢されて、
法務大臣に就任してると。
スピーカー 2
マジで?
スピーカー 1
いや本当にすごいね。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
いやそう。
スピーカー 2
すごいね。
スピーカー 1
結構あれらしい、
やっぱりあのシーンであったけど、
裁判官側の人たちとはだいぶソリが悪いらしくて、
その裁判官側陣営からはめちゃくちゃ批判されたらしい。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
国民からのすごい信頼感がすごい厚くて、
国民からはすごい絶賛されてるっていう。
スピーカー 2
デュポン・モレッティさん。
スピーカー 1
デュポン・モレッティさん。
スピーカー 2
そうなんだ、すげえな。
スピーカー 1
まあ一応ね、科学やホットキャストの日っていうことなので、
ちょっと今まで話したところと、
科学を絡めていこうということで、
核小バイアスというか、
正義中毒かな。
スピーカー 2
正義中毒。
スピーカー 1
になってしまってる状態を、
脳科学的に話していきたいかなと。
スピーカー 2
はいはい。
だから今回の野良さん状態ね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
うんうん。
あの、私は正しい。
夫、ジャックは絶対無罪だし、
それが正義で、
今回で言うとデュランデが絶対に犯人で、
っていうふうにもう思い込んじゃって、
その正義、正義感から、
これだこれだこれだーってなっちゃう人のことであってる?
スピーカー 1
そうだね、正義感からまあ暴走して、
まあ例えば、
何だろうな、他人の行動が許せないっていうふうに怒って暴言吐いたりとか、
正義中毒の心理状態
スピーカー 1
まあSNS上で、
その一斉にこう炎上して叩かれたり叩いたりする人っているわけじゃんね。
まあその状態がまあ一種の快楽になっちゃってる状態が、
正義中毒っていう感じかな。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
正義中毒って名付けてるのが、
脳科学者の中野信子さん。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
っていう方で、まあその方が出してる本の中から抜粋して、
今回話していきたいなと思います。
で、正義中毒が生まれる現象というか、
一種の依存症みたいな感じみたいなんだよね。
なんか相手の過失に強い怒りを感じ、
日頃は使わないような激しい言葉に物知り、
感不得な気までに叩きのめさずにいられない状態は正義中毒。
まあ結構SNS上でまあ見ると言えば見るかな。
正義中毒はまあこの映画を見て思ったのは、
全員になっちゃうもんだと。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
だからそれに対してどうやって、
その自分を理解できて人を許せるようになるのかってところを、
今回話していきたいかなと。
スピーカー 2
はいはいはい。そうだよね、乗っちゃうよね。
スピーカー 1
まあ基本的には、SNS上のその炎上だったり、
時には相手を社会的に抹殺するまで続く残酷な行為。
だけど実際正義をその遂行したって思ってる側は、
もう自分が悪かったとは思わない。
正しいことをしたってずっと思い続ける。
そういう人は正義中毒になっていて、
他人に正義の制裁を下すことにも喜びを感じている状態だと。
で、そこのその心理状態から、
正義は自分にあって過ちを犯した相手に何をしても許されるっていう状態。
から、実行に移される行動を社会心理学ではサンクションと呼んでいると。
制裁だね。
スピーカー 2
制裁。
スピーカー 1
って呼んでいると。
人ってのは本来自分の所属している集団以外を受け入れず、
攻撃するようにできているみたい。
で、そのために重要な役割を果たしているのがドーパミンだと。
正義中毒になっている時、脳内ではドーパミンがすごい分泌されてるらしい。
スピーカー 2
はいはいはい、そうなんだ。
スピーカー 1
うん。だから本当に脳みそが興奮してるんだ。
その悪人を叩くって思い込んでる行為が本当に快楽になってるんで。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
で、ドーパミンがそのをもたらす症状として有名なのはアルコールだったりギャンブル依存症と一緒で、
だからそれと匹敵するのはドーパミンが出てると。
だから正義中毒っていうのはほとんど他の依存症と一緒で、
結構一回ハマるとなかなか抜け出せない状態になるらしい。
スピーカー 2
へー、そうなのか。
スピーカー 1
うん。そこら辺が可視化されやすくなったのはやっぱりSNSだったり。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
正義中毒がこう見える化されて、さらに拡散されて、それを見た人がまた人を叩くと。
どんどん増幅されてる感じだよね。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
で、これはもう中毒だからやっぱり。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
その終わりがないというか。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
一回になっちゃうとこう、攻撃対象を逆に探し続けるような感じになる。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
まあよくいるよね。
人のその、あらばっかり探して、そこはダメだ、こうじゃないとっていうのをばっかり言う人。
それのひどい、ひどいバージョンってことでしょ?
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
うーん。
男女の正義中毒の違い
スピーカー 1
そうで結構男女でも正義中毒の現れ方にも違いがあるっていう研究もあるらしいね。
あ、そうなんだ。
で、人を引きずり降ろされた時の喜び。
人が引きずり降ろされてる時の喜びっていうのは、女性よりも男性の方が強く感じるらしい。
スピーカー 2
はー、やっぱなんか男性の方が、カーストじゃないけど、なんかそういうのへの意識が強いんかな。
スピーカー 1
うーん、かもしれないね。
スピーカー 2
強さみたいな。
スピーカー 1
うんうんうん。
で、男性は女性よりも既視と真の分泌次郎が少ないから、
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
抜けがけをして得をしている人に特に激しい攻撃を加えるらしい。
スピーカー 2
へー、そうなんだ。
スピーカー 1
うーん。
で、女性の場合は、元々の筋力の弱さや体の脆弱性から相手に直接攻撃するというよりは、
その人が損をするように仕向けるっていう攻撃が多くなる。
スピーカー 2
はー、なるほどな。
バイアスと正義中毒について
スピーカー 2
だから噂話をするとか。
スピーカー 1
はい、っていうのがあるみたい。
スピーカー 2
うーん、ちょっと違うんだ、その出し方も。
スピーカー 1
そうだね、正義中毒になる時の叩く要因としてもちょっと違う部分があるらしい。
スピーカー 2
ほうほうほう。
スピーカー 1
叩き方とかも違うみたいなね。
スピーカー 2
うーん。
SNSとかで正義中毒的な感じでコメントしてる人は、確かになんか男性のイメージがあるわ。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
そうでもない?
なんか俺、なんかそんなイメージあるけど。
スピーカー 1
うーん、どうなんだろうね。
あんまり、まあ男性の方がやってる人が多いのかな。
いやー、全然。
いやー、内容によるなー、でもやっぱり。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
女性の方が多いって思うこともいっぱいあるしな。
プリンとかは完全に女性とかの方が。
スピーカー 2
あー、恋愛系か。
スピーカー 1
まあでもこれもイメージなんだろうな。これもバイアスかかってるな、実際。
スピーカー 2
バイアスかかってる。バイアスかかってるんじゃない?
スピーカー 1
いやー、そう、データで見なかんね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
バイアスかかってる気がするな。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
正義中毒につながる傾向の一つに、自分たちの集団を他よりも良い、優れているという風に感じる内集団バイアスっていうのがあると。
で、これが発動してると、グループ外の集団に対しては、頭悪いみたいなレッテルを貼り付けるっていう行動が起こるらしい。
スピーカー 2
うーん、自分の集団が優位だから、
そうそうそう。
劣ってるっていうレッテルを貼ると。
うんうんうん。
スピーカー 1
っていう風になると。
スピーカー 2
そういう人が正義中毒になりやすいってこと?
スピーカー 1
そうだね。自分たちの集団を良いっていう風に感じるっていう傾向があるらしい、正義中毒になりやすい人。
スピーカー 2
だからあれなのかな、自分たちは優位だ、自分は正しいんだって思ってないといけないから、
なんか違うことがあると、それを正すことによって、やっぱり自分が正しい、自分たちの集団が優位だっていうので、安心を求めるというか興奮するのかな、それで。
スピーカー 1
そうだね。
だから、まあ日本人はとかさ、男性はみたいな、そういうめちゃくちゃ主語が大きいというか、
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
そういう風に簡単に決めつけたくなる時っていうのは、すごい要注意な状態みたいな。
結構正義中毒になりかけてる時に、そういう集団を攻撃するっていうか、簡単にひとまとめにして攻撃するみたいなやり方にのみそは行きがち。
自分の集団を優位に見る傾向
スピーカー 2
はいはい、なるほど。じゃあそれでチェックできるんだ。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
正義中毒に陥ってないかを。
スピーカー 1
だから、自分の中でそういうのが起きやすくなったら、ちょっと正義中毒になりかけてるんじゃないっていうのは、
怖い怖い怖い怖い。
あるかもしれない。
やっぱりなんかそういうバイアスが働くと、なんか脳の処理的にやっぱりすっごい簡単になるらしくて、
やっぱりあの集団と自分は違うって考えるだけで、なんか何がどうだから相手が悪いとかそういうのを考えずにも、
自分はあの集団とは母集団と違いますっていうふうに、手間をかけずに相手のことを一刀両断できるから、
すごい脳が省エネというか、手抜きしている状態になってるみたいな。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
だから、まあその正義中毒に飲まれないためにやっていくべきことは、メタ認知を鍛えること。
メタ認知、最近よく聞く言葉だけど、自分を監視するもう一人の自分を持つっていうか、
スピーカー 2
俯瞰してみるっていう。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
視点を持つってことね。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
だからどんな時に自分がこう許せないっていう感情が湧いているのかっていうのを、
自分自身で認識する努力っていうのをしていく必要がある。
例えば今回の映画で、アッキーはデュランデにすっごいこう許せないってなってたわけでしょ、算数的に。
スピーカー 2
うん、お前が犯人だ、絶対言ってなって。
だからそこに対して、なんで自分はそれを思ったのか。
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
どこの情報を知った時に、デュランデに対してこいつやってんじゃねえかみたいな感じになったのかっていうのを認識しておくっていうのは大事なのかもしれないね。
うーん、なるほどなあ。
スピーカー 1
で、結構この正義中毒の話で、その抑制する部分っていうのは脳の前頭前野の部分で、
これって20代後半から30歳頃に成熟するらしいのね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だから、俺らぐらいの今のアラサー年代ぐらいが一番発達してる成熟してるタイミングで、
そっからだんだんこう、能力が衰えてって適切な判断ができなくなるっていうのがあるらしい。
はいはいはい。
だから結構昔は良かったとか懐かしむことが増えたら、前頭前野が老化してる際らしくて。
スピーカー 2
これあれか、最近の若い人はっていう高齢者とかそういうのか。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
なるほどな、はいはいはい。
スピーカー 1
そういうふうに衰えてくると、新しいものとか自分が違うものって受け入れにくくなって、
それも正義中毒の思考パターンと近い考え方らしい。
だから懐かしむことが増えたら、自分でちょっと危険だなっていうのを思い出さないといけないというか。
スピーカー 2
はいはいはい、そうなんだ。
スピーカー 1
で、その脳の老化は避けられないっていうところはあるんだけど、
その前頭前野のニューロン、神経細胞は死ぬまで新しく新生する、新しく生き返るらしいのね。
だからここの部分はよく使うことで、比較的若さを保てるらしい。
スピーカー 2
ほうほうほうほう、そうなんだ。
スピーカー 1
だから正義中毒にならないために脳のトレーニングしましょうと。
正義中毒の抑制と脳の老化
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
本の中では5個大きく言われていて、
えっと、慣れてることをやめて新しい体験をするが1つ目。
スピーカー 2
違う道を通ってみるとか、やったことないことをやってみるとか。
スピーカー 1
いつもの道順、いつものメニュー、いつもの店、みたいなのを変えてみようっていうのが1つ目。
で、2つ目が、あえて不安定、過酷な環境に身を置く。
未知の状況、予測不可能な事態に立ち向かう。
普段読まない本や関心のないニュースに触れてみる。
まあ1個目にもちょっと近いね。
で、3つ目が、安易なカテゴライズ、レッテル針に逃げない。
単純なレッテル針を気持ちよく感じてしまう裏側には脳の弱さがある。
4つ目が、余裕を大切にする。
はい、余裕か。
で、全頭善意を働かせるためには過度なストレスを避けて、脳に余裕のある状態を保つことっていうのが大事らしい。
で、5つ目が、食事や生活習慣で全頭善意を鍛えると。
で、脳の健康に保つには、オメガ3脂肪酸を摂って、
スピーカー 2
オメガ3だね。
スピーカー 1
オメガ3脂肪酸を摂って睡眠不足を避けようっていうところが大事だと。
スピーカー 2
俺このオメガ3?オメガ3?
飲んでるよ俺これ、サプリで。
スピーカー 1
いいね。
5番クリアやな。
5番クリアしてるけど?
してるけど?
スピーカー 2
デュランでは?
絶対悪。
スピーカー 1
ダメだ。
オメガ3効果薄いらしいですね。
でも全頭善意やニューロンが死ぬまで生き返るっていうのが、
それは結構嬉しい情報だな。
割とだからそこの部分、余裕がなくなって、
レッテルバリしてる人いるもんな、やっぱ。
そういう人いる気がするもんな。
いるよ。
いやてか、やっぱおじいちゃん全員そうに見えちゃうもんな。
こうやって見ると。やばい。
俺のおじいちゃんっていうすごい大きい隠れで話してるわ。
それよくないよ。
スピーカー 2
そんなこと言っちゃダメだよ。
スピーカー 1
いや、よく見るんです。すみません。
ちなみに、俺もそう思ってる。
やばい。
そうだね。
結構やっぱりそういう傾向はある気がするよね。
結構やっぱり頑固になってるタイプの、
おじいちゃん。
スピーカー 2
俺これをね、
自分のバイアスなのかもしれないけど、
でもさ、おじいちゃんたちの世代の人は、
そうすることでやっぱ上手く生きていけたんだと思うんだよね。
さっきの話みたいな感じで。
なんかその、なんだろう。
情報がさ、ないからさ、
自分の体験でしか
良い悪いを判断できないから、
判断材料がそれしかないから、
俺はこうしてきたんだ。
これが良いことなんだ。
お前は違うことをやってるから、
それはダメだみたいな。
そういうのが
時代的にも
合ってた。
合ってたというか、
その方が上手く生きれたんじゃないかなと思う。
バイアスかもしれないけど。
スピーカー 1
どうだろうね。
スピーカー 2
それもあってそういう人は多い気がする。
スピーカー 1
どうだろうね。
どうなんだろう。
分からんよな。
スピーカー 2
俺ら世代がおじいちゃんになるの分からんよな。
また俺ら世代がおじいちゃんになった時はまた、
確かにな。
他の変なこと言ってんのかな。
スピーカー 1
だからそれが本当にさ、
世代というか、
時代のせいなのかさ、
農家学的に見たらさ、
なるべくしてなってるのかっていうのは
正直
バイアスかかってるよね。
自分の周りが例えばさ、
すごい柔らかいさ、
優しい上の世代の人
ばっかりだったらさ、
逆に人生経験が沢山あって、
いろんなことを経験してるから、
いろんな判断を
柔らかくできるし、
人のことを否定しないみたいな
考えになってるかもしんないじゃんね。
スピーカー 2
いやーでも結局
そうだね。
おじいちゃん、おばあちゃん世代の
触れ合う絶対数が少ないかな。
スピーカー 1
とりあえず。
もしかしたら俺らさ、
この周りにそういう人多いよねって言ってるけど、
実はテレビとかさ、
映画とかで見せられてる
おじいちゃん、おばあちゃん像を
バイアスとして
持ってるっていうのが
ありそうだなって今すごい思った。
スピーカー 2
確かに。街中とかで
なんか目につく
おじいちゃん、おばあちゃんってそういう人だけじゃん。
そうだね。
ちゃんと柔らかい人がさ、
そんな目立つようなこと
スピーカー 1
しないとすると
自分の中の
出会ったりとか見えてる?
見えてる。
スピーカー 2
そこしか見えてない。
で、それが全てだと思っちゃってる。
スピーカー 1
バイアスかかってるわ。
スピーカー 2
それだ。
大丈夫、今俯瞰して見えたよ。
スピーカー 1
紐解くとやっぱり
バイアスってなんかかかってる
気がするなってのもやっぱ分かるね。
こういう
バイアスの恐ろしさと正義中毒の科学
スピーカー 1
メタ認知してる部分っていうのを
しっかり自分の中で
捉えていく。なんでこう思ってるんだろう
とか、なんでこういうことが許せないんだろう
っていうのを一回考えると
たぶん次から
同じことがあった時に
そういう脳の動きというか
考え方でこう思ってるんだ。
でも実際本当はそれって正しい
情報なのかなとか
バイアスとか確証のない情報によって
自分のその
正義感のドーパミンが
無理矢理出されてないか
っていうところを確認するっていうのは
大事かもね。
そこをちょっと
今回、科学系ポッドキャストの日
ということで
映画を見て、かつ映画の中の
正義中毒っていうところが
すごい題材として取り上げられてたんで
それに対して
なぜ起きるのか、どんな対策をしたらいいのか
っていうのを今回話して
スピーカー 2
みました。
ちゃんと科学系にもちょっと
寄ってよかったです。
スピーカー 1
そうですね。
実際のそのやっぱり科学系ポッドキャストの
人とかよく聞くと、みなさん
ドクター以上
の方が多くて
自分たちも一応
科学系ポッドキャストの日
スピーカー 1
ドクター卒業はしてますけど
結構やっぱ論文とか
用いながら喋ってる方も多くて
そういうちょっとレベル感とは
また違う部分ありましたけど
やっぱりこういう風に
今回の裁判の話も
見て、やっぱり
科学的に根拠がしっかりあって
そういうものを見つめるのが
大事っていうことはすごいよくわかったから
科学系ポッドキャストの日
スピーカー 2
万歳ということで。
そうだね。ちょっと大事なことを学べた
スピーカー 1
ような気がするね。
理系人材を育っていきましょう。
ということで
私は確信する
スピーカー 1
今回話しました
私は確信する
とりあえず一旦
全員にちょっと見ていただきたい
スピーカー 2
最後の
スピーカー 1
弁護士の最終弁論
スピーカー 2
あそこを見てほしいから
一旦投資で見てほしいね。
スピーカー 1
あれを見たら正直メタ認知
思い出すことできると思うな。
だからそこを
僕と見ていただけると
またより良い人生を歩めるんじゃないかな
スピーカー 2
と思います。
正義中毒
スピーカー 1
ということで今回は終わりにしたいと思います。
ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
スピーカー 1
コンテンツフリークスでは
リスナーの皆さんからのメッセージや
話してほしいコンテンツのテーマも
お待ちしております。
ツイッターでつぶやく際は
日本フリーでの投稿
お便りは番組紹介欄の
Googleフォームからお願いします。
そしてもしよければお聞きの
ポッドキャストアプリで番組のフォローと
レビューもお待ちしております。
では今回はここまでです。
お聞きいただきありがとうございました。
43:53

コメント

スクロール