フランシスのマンションにお姉さんを引き入れた青年
お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。 例の話の続きになるんですけれども、フランシスが留守の間に、この青年は勝手にフランシスのマンションにお姉さんを引き入れたりしていました。
一方、フランシスは外出しているんですけれども、まずは病院らしき場所に行っています。
この病院の待合室で、ずっと自分の診察の場を待っている間、たくさん女性たちが来ているんですよね。
顔見知りらしき女性たちが雑談をしているシーンがあります。 ここでは、コンドームって絶対安全とも限らないみたいよ。
コンドームを装着していても妊娠したケースがあるわよとか、リンクってやっぱり時々メンテナンスしてもらわないとズレてきたりすることがあるみたいよとかね。
リンクは女の人の体のサイズによって、形もサイズもまた違うみたい。
男の人のペニスと一緒ねとかね、こういった話をしてるんですよね。 なのでセックスの話題であったり、妊娠とか否認の話をしてるんですよね。
これをフランシスは全く聞かずに、まっすぐ前を見つめて自分の場を待ってるんですよね。
自分の診察の順番が来て、診察室に入っていくと、そこで横になって足を広げるんですよね。
ここでお医者さんは、女性ならよくわかるんですけれど、婦人科検診の時に使用される器具を手に持ってるんですよね。
なのでここが婦人科の病院だということがわかります。 なぜかフランシスはここで婦人科の検診を受けに来てるんですよね。
またこの検診が割とさっと終わって、次の場面に移るんですけれど、今度はフランシスは屋外の広いガーデンみたいなところで、たくさんの人たちが来ている場所に来てるんですよね。
ここでみんなケータリングの食べ物とか飲み物を手に持って、楽しく感談しているガーデンパーティーらしきところに来てるんですよ。
これはボーリング大会をやってるんですよね。いろんな人が来てて、そこでフランシスは招かれて、この場にいるということがわかるんですけれども、
なぜかこの来ている人たち、ボーリング大会でみんなボーリングしたり、立食パーティーをしたりとかしているシーンなんですけれども、
フランシスの病院訪問
フランシス以外の人たちが全員老人ばっかりなんですよね。フランシスとか声をかけられたりして、しゃべったりしてるんですけれども、
彼女の横にはずっと一人の紳士がついてるんですよね。この人は髪の毛をきれいに後ろに撫でつけて、すごい身なりのいい紳士なんですけれども、やはりこの人も老人なんですよね。
この人は一番最初にフランシスが自分の自宅のマンションで、内輪で食事会みたいなことをしていましたね。ここに来ていたうちの一人なんですよ。
この老人はやたらフランシスに話しかけたりして気を引こうとしていた男だったんですけれども、この人がまたこのボーリング大会でもフランシスにべったり張り付いてですね、
ずっとしゃべりかけてるんですよね。この人はチャールズと呼ばれていて、精神科のお医者さんらしいんですよね。とにかくそういう医者であって、社会的地位も高い上流の人間だということがわかります。
この人はずっとフランシスに実は言い寄っているんですよね。僕たちの間柄もそろそろ長いんだから、そろそろもうちょっと君との関係をもう一歩先に進めたいんだみたいなことを言っているんですよね。
これに対してフランシスはちょっとうるさいなという感じで、もうちょっとそれ以上この話はするんだったら私も帰りたいですとか言って、ちょっと鬱陶しそうにしているんですよね。
ふとこの医者のチャールズと喋っている間に、フランシスはずっと回想しているシーンになるんですよね。ここでは医者と喋っている、さっきまでいた婦人科の病室の場面に彼女はフラッシュバックしてるんですよね。
ここで、じゃあこのペッサリを入れることでよろしいですねとお医者さんに言われていて、はいお願いしますって言われて、あなたは今ご結婚は?っていうふうに聞かれてるんですよ。
いえ、私は結婚はしておりません。でもこれから婚約者と結婚する予定なので、なのでこの否認具をつけようと思ってるんです。っていうふうに言ってるんですよ。
そうするとお医者さんが、なるほどよくわかりましたって言って、要するに否認具、これペッサリっていうものなんですけれども、これは女性の女性器の中にリングを装着することで否認する方法なんですよね。
これはお医者さんでつける必要がある否認方法なんですけれども、これをしにフランシスが婦人科に来ているということがようやくここでわかるんですよね。
またボーリング大会の場面に戻ってきて、これ以上このチャールズと喋ってるのはもう嫌で、私はもう帰りますというふうに言うんですよね。
病院待合室での女性たちの会話
そうすると慌ててこの医者は、わかったもうこの話題はこれ以上しないから、とにかくちょっと遅くなってきてるから、もう君を自宅まで送らせてくれ、いいよねっていうふうに言われるんですよね。
わかりました、いいわって言って許可をフランシスは出して、2人はこのボーリング大会を後にしてフランシスのマンションの方に帰っていくことになります。
フランシスのマンションに戻ってきて、ここで送ってきてくれた医者を一旦部屋に入れて、少しお酒も振る舞って立ち話をしてるんですよね。
さっき君に変な意味で言おったわけじゃないんだよと、別に僕は決して嫌らしい気持ちはないんだけれども、君とはもう少しさらに友情を深めたいんだよ、みたいなことを言われてるんですよね。
そんな医者が喋っている間、そっとフランシスは例の青年を泊めている客間を覗くんですよね。
そうすると、いつの間にかこの青年がベッドで横になっているみたいなんですよね。
ちょっといるわっていう感じで、ちょっとほっとしてですね、扉を閉めて、さっさとこの医者を返そうと思うわけですよね。
とにかくこの話はこれ以上したくないから、私は今日疲れてて、頭も痛いから帰ってくださいって言って、医者を返すんですよね。
医者は渋々、わかったよと、でもまた明日も電話させてもらっていいねって言うと、わかったわ、また明日電話ちょうだいって言って、ようやく医者は帰っていくんですよね。
やれやれと解放されて、フランシスは着替えてね、また寝ぐり嬢に着替えて、この青年の部屋にそっと入っていくんですよね。
青年はね、もうぐっすり寝ているようで、身動き一つしないんですよね。
フランシスは本当に寝てるの?って言って声をかけて、ちょっとあなたを起こさないようにするからベッドの横になっていい?って言って、
寝ている彼の横に横たわるんですよね。ここでですね、青年は寝てるんで独り語りするんですよね。
あーもう鬱陶しいパーティーだったわーみたいなね。ずっとチャールズはね、長い付き合いなんだけれど、ずっとね私と寝たがってるのっていう風に言うんですよね。
でもね私はね、あんな年寄りとはね、絶対もうセックスしたいと思わないのよって言って、でも彼はね本当に長い付き合いだし、紳士だし、頭もいい、悪い人じゃないけれど、
カレー臭がするのよ、臭いのよって。あんな臭い人と絶対セックスなんかしたくないのって言うんですよね。
さらに私はね、もしセックスするんだったらあなたとしたいのって言うんですよ。
だから初めてこの青年に対して、そういうね、愛の告白らしきことをし始めるんですよね。
あなたにだったら、私は別に自分を捧げてもいいと思っているの。どう思う?あなたは私と寝たいと思わない?
っていう風に言うんですよね。ですけれど、青年は反応がないんですよね。どう?私、あなたとだったらセックスしたいわって言って、
今度はね、彼女はずっともう、天井を見ながらね、彼の横で喋ってたんですけれど、
ガバッと起きて、青年の方に身を寄せていくんですよね。そうすると、あれ?っていう感じで、肩を揺すっても反応がないので、さっと布団をめくってみるんですよ。
そうすると、枕に金髪の髪の毛が見えてたと思ったものは、フランシスの部屋にあったぬいぐるみというか人形なんですよね。
結局シーツを丸めて、人がいるかのように見せていただけで、ベッドは物気の殻だったわけですね。
なのでフランシスは、この青年に語りかけているつもりが、誰もいない部屋で一人で喋ってたことになるわけですね。
ここでカメラが急に人形のクローズアップになって、画面がぼやけるんですよ。
わざとピントを外して、ぼやぼやの画面になって、その後ろで、女の人の喚き声が聞こえているという画面になるんですよね。
普通に考えると、このフランシスがショックのあまり喚いているという場面なんですよね。
ここでパッとまたシーンが変わって、この青年が外で、お姉さんのニーナと、ニーナの彼氏のニックと、3人でご飯を食べているシーンに変わるんですよね。
なので、ちゃっかり留守の間にお姉さんを引き入れて、部屋で好き勝手をやった後、また彼らは部屋を抜けて、外でご飯を食べているわけですよね。
みんな若者たちがたくさん集まっている繁華街のレストランで、わちゃくちゃと喋っているんですよ。
ここで、ちょっとね、あんな高級マンションで一人で暮らしている女、フランシスのことですね。ちょっと変わった人なんじゃないの?みたいな話題をしてるんですよね。
お姉さんの彼氏のニックもね、なんかちょっと変な、いろいろ飢えてる女なんじゃねーの?って、お前のことを狙ってんじゃねーか?とかね、そういった話をしてるんですよね。
これに対して青年は、いやそんなね、別に彼女は変な人なわけじゃないんだよって言うんですよね。
彼女は単にちょっとセックスに対して、ちょっとね、大げさに考えすぎているところがあるだけなんだよね。っていうふうに言ってるんですよね。
なので、このフランシスという人の気まじめさとかね、ちょっとおくてな感じとかっていうのを、この青年は青年なりにね、世話にもなっていることなので、
割と比較的好意的に分析をしてるんですよね。なんですけれどね、ここでもね、わーっと煙草吸いながら、というかマリファナ吸いながら酒飲んだり、自由に結婚してないね、独身の男女が自由にセックスしたりとか、こういう若者たちと一人静かにね、高級マンションで暮らして、
ボーリング大会にせよ、この食事会にせよ、いつも老人たちに囲まれているフランシスとのちょっとね、異様な対比がここでも浮き彫りになるんですよね。
結局、青年はここでひとしきり、お姉さんとこのお姉さんの彼氏と喋ってて、ややね、もうこのちょっと冷やかされたりしてうんざりして、もういいやっていう感じで、このお姉さんの彼氏のニックともちょっと言い合いになったりとかしてですね、お姉さんにね、呆れられるんですよね。
この人たちはもうしょっちゅうこうやって喧嘩して、私が仲裁しないともうすぐこんなになっちゃうんだからとかって言って、でもね、ちょっとお互い、何て言うかな、言い合いみたいになったんで、この食事の後にしてですね、また結局フランシスのマンションに戻っていくんですよね。
フランシスの罠にはまる青年
いつものように非常階段から上がって窓から部屋に侵入してみるとですね、自分がイルカのようにベッドを作っていたものは綺麗にもベッドメイクし直されていて、綺麗にベッドメイクした上に自分の金髪の頭のフリをして置いていた人形がポンとちゃんと座るような格好で置いてあったんですよね。
このぬいぐるみをよく見るとね、この人形の頭がね、もう体と頭が分離された状態になってるんですよね。
ちょっとなんかまずったなっていうね、自分がイルスというかいない間に抜け出してたことがバレたなということで、ちょっと決まり悪そうな顔してるんですけれども、そのまま気にせず寝るんですよね、この青年はね。
翌朝になるとまたガチャガチャって鍵を開ける音がして、フランシスが入ってくるんですよね、部屋にね。
いつも夜更かしみたいな嫌味をチクッと言って、今お風呂ちゃんと入れたから入んなさいって言われて、青年はちょっとなんか機嫌悪そうだな、まあいいかっていう顔をしてお風呂に入るんですよね。
綺麗に髪の毛洗ったりとか湯船に潜ったりとかしてるんですよね。そうするとね、遠くの方からね、トントン、トントンっていうね、なんかこう音がするんですよね。
何だろうなーみたいに思うんですけれど、まあ気にせずお風呂入ってるんですよね。
で、出てくると、もうね、さっさと着替えて、またね、朝出かけていこうとするんですよね。
で、玄関の扉を開けようとしたら、開かないんですよ。で、おやっと思って、すごい頑丈な扉でね、要するに内側からも鍵がかけられるようになっていて、もう鍵がないと開けられないわけですね。
いやーもうなんだーと思って、で、まあ自分のまたいつもね、泊めさせてもらっている部屋に戻って、いつものように窓から外に出ようと思ったら、窓もね、開かないんですよ。
で、この窓はね、あの上げ下げ窓ですね。この縦にグッと持ち上げると窓が開くという形の窓なんですけれど、これがね、すごい太い釘で、何箇所も釘付けにされていて、開かなくされてたんですよね。
つまりお風呂に入っている間にトントンっていう音がしていたのは、フランシスがこの金槌でね、そこら中釘で打って、彼が外に出られないようにしてたということがここでわかるんですよね。
で、もう彼はね、ゾッとして、もうあっちこっち開けようとするんですけれども、どこもかしこも全部閉まっているので、まあ出られないわけですよ。
で、もうね、前年は腹を立ててね、フランシスの方にバーっと行って、あなたはね、こうやって僕を閉じ込めておくつもりかもしれないけど、僕はいつだって自由にできるんだからね、と。
で、僕は女の子を見つけたいと思えば自由に見つけられるし、で、もう出て行きたければいつでも出て行けるし、もう二度と戻ってこないことだってあり得るんだからね、っていうふうに言い捨てるんですよね。
で、まあもうあっちこっち試すけどやっぱり出られなくて、それをね、じーっとフランシスはね、彼がね、言い捨てた後じーっと考え込んでるんですよね。
で、もうまたバーっと彼の方に行って、ごめんなさい、ね、私が悪かったわと、うん、あのーちょっと悪気はなかったんだけれど、許してちょうだいと、でもここはあなたの居場所なの。
ね、あなたにここにいてほしいの。ね、ここはあなたの居場所だと思ってほしいの。で、ちょっとね、出かけてくるわって言って、まあそれだけ言い残して出かけていくんですよね。
フランシスはですね、夜のいかがわし繁華街をね、ガーッと歩いて行ってですね、で、まあこういうね、あの客引きの売春婦がね、いるパブみたいなところに行って、で、この売春婦にね、うちに来てくれって頼むんですよね。
なんですけれど、まあこれね、女の人から声かけられて、で、変質者だと思われてね、この売春婦からはね、気持ち悪がられて断られるんですよね。
あーもうダメだなっていう感じでね、でしょんぼりと、まあこの店をね、あの後にして歩いていると、後ろからね、男が追っかけてきて、で、ちょっとちょっとあなたなんか、なんでその商婦をね、探してるんですかっていうふうに声かけられるんですよね。
で、いやちょっと実は家で、あのね、あの友達が必要な男の子がいるのと、で、その人のために誰かね、いいお友達になってくれるような女の人を探してるのよって、フランシスは説明するんですよね。で、それを聞いてこの男は、なるほどと、じゃあちょっとね、僕があてがあるから一緒についてきなさいって言って、で、まあ連れて行くんですよね。
売春婦の登場と青年の抵抗
まあ要するに、まあ客引きというか、あのそういう男なんですよね、これはね。で、まあフランシスを連れて、あのとある場所に行くんですけれど、この場所は一見、あの普通のなんかもうカフェっぽい場所なんですけれど、どうもね、あのいる客がね、みんな女の人ばっかりで、で、なんかあのカウンターに座ってる女同士がイチャイチャしたりしてるんですよね。
なのでこの場所は、まあレズビアンのためのバーというか、あのカフェというか、まあそういった場所だということがわかるんですよね。だから出会い系のカフェみたいなね、そういった場所なんですよね。で、ここに、まああの男はこのフランシスを連れて行って、で、一旦カウンター席に座らせてですね、奥から、まああのここの店のオーナーを連れてくるんですよね。
で、まあこの女性のために誰かかわいい女の子をあてがってやってよって言うんですよ。で、わかったって言って、で、まあ一人、まあ売春婦が連れてこられるんですよね。で、この女の人はね、すごい戸惑っていて、誰って、これ、この人が私を買う客になるわけって言って、まあだからつまりレズビアン出会い系パブみたいなところで、で、まあそういう、だから要するにレズビアンの相手もしてくれる売春婦を圧戦させて、
圧戦されたということなんですよね。うん、なんですけれども、フランシスはとにかくおどおどして、ね、こんなのも、ね、この上品な彼女にしてみたら、もう全てが初めてのことなのでね、おどおどしていて、で、まあ適当に金額のやり取りがあって、金の支払いもして、で、まあこの売春婦を連れて、またフランシスは自分のマンションに戻っていくわけですね。
で、この売春婦はね、軽減な感じで、もうこの女の相手をするのかという感じでね、まあ黙ってついてきてるんですよね。で、家に戻ってみるとですね、この青年がまあ、もうすごい不安そうにして待ってたわけですね。で、もう売春婦はびっくりして、え、誰が結局私のことを買うわけって言って、びっくりしてるんですけれども、まあとにかくフランシスはこの売春婦と青年をいつものね、その彼を寝泊まりさせてる部屋に押し込んで、
で、もうパタンと扉を閉めて、で、またあの鍵をね外側からかけて、2人をね、あの閉じ込めてしまうんですよね。で、もう売春婦はびっくりして、何あの女、なんか、きちがいなんじゃないの?とかって言って、もうびっくりして、扉をね、ダンダンって叩いたりするんですけども、開けられないんですよね。
で、まあもう青年は、まあまあまあ落ち着いてって言って、別にちょっとね変わった人なんだけれど、ちょっと混乱してるだけで、別に悪い人じゃないんですよって言って、なぜかこの青年がこのフランシスのことをかばうんですよね。
で、まあもう売春婦はね、もうええ?とかって思ってるんですけれど、まあお金ももうもらっているし、で、よく見るとね、この青年がすごいかわいい金髪のね、あの男の子なんで、あら悪くないじゃんっていう感じで、まあもうせっかくだからね、もうあの、じゃあもうやりましょうよみたいな感じで服を脱いで、で、彼にね、押しかかってね、ベッドに押し倒して、で、彼の服も脱がせにかかるんですよね。
で、まあ待って待って待ってっていう感じで、青年の方はですね、もうね、あの扉の向こうでフランシスが監視してるのわかってるんでね、で、なんかちょっとやりにくいし、ちょっと落ち着いてても夜は長いし、焦らないでとかって言うんですけれど、もういいじゃん、もうやりましょうよみたいな感じで、この売春婦の方はもうノリノリになってるんですよね。
で、まあここで、この青年の方はね、ちなみにいくらもらったんですかって聞くんですよね、売春婦にね。そうすると、30ドルよっていう風に言うんですよ。つまり、あの50ドルぐらいでやり取りしてたんですけれど、間このね、あの仲介した男が持って行ってるんですよね。
30ドルが自分の取り分だということで言うと、そうするとね、ひゅーって言って、この青年はね、結構ね、奮発してくれたんだなーって言うんですよ。
ここでのやり取りで、つまり、かなり通常の売春婦を一晩買う値段にしてはね、高い相場だということがわかるわけですよね。相場より高いということがわかるんですよね。
で、あのまあ奮発してくれたんだなって喜んでるっていうか、笑ってるんですよね。だからここのやり取りで、結構この青年は順調そうに見えるんですけれど、ちゃんとこういうふう、こういう商婦の価格というかね、一晩の料金とかにも通じている、それなりに経験値がある人なんだということがわかるんですよね。
とにかくここで服を脱いでイチャイチャし始めるわけですよ。で、一方フランシスはね、この扉の向こうで二人がねイチャイチャしたり、ちょっともう私と一緒にもうここから逃げましょうよとかね、売春婦が彼に言ったりしてるのとか、一応聞いてるんですよね。
で、なんとなくね、なんかこう目がね、なんかちょっとねうつろっていうか、なんか表情がおかしくなってくるんですよね、フランシスのね。で、なんかちょっとね、その場所から離れて、あのキッチンの方から何か持ってね、でまた戻ってきて、でしばらくまたずっとね扉の前で二人がイチャイチャする音を聞いてるんですけれど、
フランシスの復讐
ついにね、ガチャッと扉を開けて、で、あの二人の間の、あの二人の上にのしかかっていくんですよね。ザクッていう音がするんですよ。で、ギャー何?わぁ何だ何だ何してるんだって言ってね、青年がもうびっくりして、でベッドから飛び起きてね、で、そしたら売春婦のが、やーやめてーとか言うね、あの声が聞こえて、で、慌ててね真っ暗だったんで電気バチッとつけると、
フランシスがこの売春婦の上にね、馬乗りになって、まさにあの胸のところにナイフを突きつけてるとこを見てしまうんですよね。で、もうびっくりしてですね、青年はね、もうそっから走り出してね、で、もう何とか服をかき集めて、慌てて身につけてね、何とかこの抹消からもう脱出しようとしていろんなところ試すんですけれど、どこも開かないんですよね。
で、もうどうしようという感じで、あの廊下のね、隅に身を隠すというかね、身を寄せてね、フランシスから見つからないように隠れようとするんですけれど、フランシスはね、また部屋から出てきて、スタスタスタスタっとこのね、彼の方に近づいてきて、
ああ、ごめんなさいね、怖がらしちゃってごめんねって言って、うん、ごめんねっていうね、ちょっとね、あのちっちゃな男の子をね、お母さんがあやすようなね、口ぶりで、うん、でももうね、大丈夫よ、あの人にはね、帰ってもらったから、ね、あなたのタイプじゃないって言ったからね、もう帰ってもらったからね、もう怖がらなくていいのよ、よしよしみたいな感じで、
彼のことをね、ハグして、チュッチュッってね、キスするんですよね、でもう青年はね、もう怖くて、もうフリーズしてね、動けなくなっちゃってるんですよね、この場面ではね、でもうナスがママになっていて、でもう目からね、涙がね、ポロポロポロポロこぼれ落ちてるんですよ、でもうフランシスはね、お構いなしに、もう彼のことを抱きしめながらね、キス、キスをチュッチュッチュッしながら、うん、もうね、大丈夫、であなたはね、ここにずっといていいんだからね、
私があなたの面倒を見てあげるからね、うん、ずっとここはあなたの居場所よ、って言いながら、キスしてるんですよ、で最後の方に、あなたにはね、私を抱いて欲しいの、って言って、青年がもう怯えた目で、ね、涙を浮かべながら、あのもう、呆然としている表情で、この映画は終わります。
あの、大変長くなったんですけれども、いかがだったでしょうか、ね、非常に怖い話ですよね、うん、でこれは結局、もうあのね、この1969年という年はですね、アメリカで、まあアポロがね、月面着陸をして、あのまあ湧き立っていた時代で、で、まあカウンターカルチャーであったりね、ヒッピー文化であったり、うん、あとベトナム戦争があの起こっていたりとかね、いろんな、あのまあ変換、変わった時代があったりとかね、あのまあ変わった時代があったりとかね、いろんな、あのまあ変換、変わった時代があったりとかね、いろんな、あのまあ変換、変わった時代があったりとかね、いろんな、あのまあ変換、変わった
が行われていた時代だったんですよね、でそれにも関わらずですね、この本当にあの古いね、あの金持ちのマンションに、あの孤独に暮らすこのフランシスという女性はですね、もうおそらくまあ死んだ、あの両親のあのね遺産で、まあ働かなくてもね、こうやって贅沢な暮らしができるんですけれども、
一方でね、こういう自分の親たちの人間関係ね、こういう関係の中で相変わらず暮らしている、あの自分のだから同世代の友達とかそういう人は一切いない人なんですよね、でまあそういった老人のね、あのだから自分の親たちと一緒にただずっと同居していた、まああの言い方ね、あのこの庭園界隈で言うと、あのまあ子供部屋おばさんだったということですよね、
で、まあずっとこの親と共に暮らしていて、いざこの親がいなくなった後はね、ずっとまあ一人で孤独に生きていたんだけれども、ひょんなことで知り合ったこの青年を、まあ喚起っていうか出会ったことによってですね、まあ封印していたいろんな欲望とかね、そういったことがまあ飛び出してきて、まあ思わぬ悲劇を生むという映画なんですよね。
この映画はですね、まあいろいろいろんな点でね、別に古びないというんですかね、もう十分今の時代にも通用する社会的な問題をはらんだ映画だと思うんですよね、まあそういった点でもね、あのいろいろ興味深い映画になります。
でね、長らくこの映画のタイトルを言ってなかったんですけれども、この映画はあの名称ロバート・アルトマン監督の雨に濡れた歩道という映画なんですね。これはずっと長らくね、日本ではあの劇場公開されてなかったのかな、それかあのDVDが発売されてなかった、まああの比較的知られてない映画だったんですけれども、あのつい数年前ですかね、この1,2年前ぐらいに初めて、
まあ日本でも大きく公開された映画なんですよね。本当に面白い映画だなと思って、今後ね、あのこのロバート・アルトマン監督の、これは割と初期の映画なんですよね。この作品から後々ですね、マッシュとかね、いろんな映画で有名になる監督なんですけれども、あの初期のね、これも傑作映画になるのではないかと思います。
はい、というわけでね、あのこれであのこのストーリーは終わらせていただきます。またね、この夏の暑い間に何回かホラー映画の配信をさせていただきますので、引き続きよろしくお願いいたします。ごきげんよう。