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皆さま、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
皆さまはホイットニーヒューストンという歌手をご存知でしょうかね。ホイットニーヒューストンの曲は多分、あちこちでかかったりしているので、
曲を聴けば、これ聴いたことあるという曲は1つや2つあると思うんですけれど、この人は、私たちが青春期に最も人気があった歌手というか、
R&Bシンガーというには、ちょっともっとコンテンポラリーな歌手だったんですよね。とにかくブラックシンガーの一人なんですよね。
圧倒的な歌唱力で、今もね、結局ディーバーって呼ばれる歌が圧倒的に上手い女性シンガーというのは、たくさん世に出てますけれど、ホイットニーヒューストンの歌の上手さに匹敵する人は、マライア・キャリーしかいないと私は思ってますね。
今、ビヨンセとか、アデルとか、アリアナ・グランデとか、すごい人たちが出てきてますけれど、この歌の圧倒的な上手さに関しては、ホイットニーヒューストンに並ぶべくもないのかなと思いますね。
なぜホイットニーヒューストンの話をしているかというと、ちょっとね、私先日、ジョン・ガリアーノってね、これはすごいファッションデザイナーなんですね。私たちね、今現在で最も影響力があったデザイナーの一人で、まだそんな年いってないんですよ。
まだ今60前後ぐらいですね。この人のドキュメンタリー映画を今やってるんですよ。全国でね。すごいすごい面白かったんで、これはお勧めしたいんですが、それよりもね、これ本当ドキュメンタリーなんでね、見て感じるっていうところがあるし、
あとファッションなんでね、これ好き嫌いがあるので、これが万人にお勧めできる映画かというと、あのちょっとそれはわからないんです。ただね、この映画もね、このファッションのことわかってなかったとしても、今のキャンセルカルチャーであったりとかね、あのやっぱりいろいろ、今現代に
払っている問題とかをね、いろいろえぐり出す話にはなっているので、個別にファッションとか、あとジョン・ガリアーノのこと知らない人にとってもね、やっぱり面白くはできてます。ですけども、今日はね、この映画をお勧めすると同時にね、この映画ね、このジョン・ガリアーノのドキュメンタリーを撮ったケビン・マクドナルドっていうこの監督がいるんですよね。
この方がもうちょっと数年前に撮ったホイットニーヒューストンのこのドキュメンタリーがあるんですよ。このドキュメンタリーのインパクトたるやね。ただね、あまりにも、あのなんて言うんでしょうね、このタブーに触れすぎているからか、それほどね、あの話題になってないんですよね。
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これ日本でもコロナの頃ぐらいですかね。コロナの4,5年、3,4年前ですかね。このぐらいに劇場公開して、私見に行ったんですけれど、これはちょっとすごすぎるドキュメンタリーなんですよね。
この後ね、このドキュメンタリーがあまりにもすごかったからだと私は思うんですけれど、このホイットニーの親族からこのドキュメンタリーにクレームがついたんですよね。だからつまりは触れてほしくない真実に触れすぎてしまったんだと思うんですよね。
このホイットニーの汚名というかね、全然これでもこのドキュメンタリーはホイットニーヒューストンに汚名を着せるような内容ではないんですよ。むしろホイットニーヒューストンが背負っていたその暗い真実にね、肉白した内容に過ぎないんですけれど、
親族にとっては極めて都合の悪い情報が公にされたということだと思うんですよね。結局なんかとんでもない変な電気映画が出てましたよね。
クイーンのボヘミアンラプソディーって大ヒットした映画があったんですけれど、これをパクッタみたいな、パクッタというか同じようなその企画コンセプトで作ったホイットニーの中、映画があったんですよ。こういう電気映画ね。
でもこんなのも本人に全く似てない人に主演させてね、歌も口パクな上に顔も似てないとなると一体どうなんだっていうねとんでもないひどい映画があったんですけれど、これをホイットニーの本当の電気だと思ったらもうとんでもなくて、
こっちのやっぱりドキュメンタリーのすごさっていうのをね、ちょっとまた思い出したんですよね。ジョン・ガリアムのこのドキュメンタリーが素晴らしくて、この同じ監督、ケビン・マクドナルドさんの手による4,5年前に撮ったホイットニーのドキュメンタリー、これがすごかったっていうことでちょっとお勧めするという、なんかもう二重三重構造になってるんですけど、
これはね、ちょっとある種のこのドキュメンタリーの手をしながらね、サスペンスっていうかミステリーになってるんですよね。これは今回見たジョン・ガリアムのドキュメンタリーも似てましたね。
やっぱり一人の主人公が身の破滅というか、悲劇的な状況にあって、それをね、遡っていって、なぜ今この人はこういう状況になったのかということ、一枚一枚ね、皮を剥いでいくようにね、見ていくんですよね。
だからすごくね、やっぱりそれってサスペンスですよね。真実に近づいていくんですけど、一個一個謎をね、検証していくっていうような作りになってるんですよ。だからこれはね、あんまりオチを見てない人に言わない方がいいので、あまり触れないんですけれど。
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ただ、この今わかっている事実としてね、ホイットニーヒューストンはドラッグ中毒で、結局ツアー先のホテルの浴室でね、溺れ死んでいるところを発見されるんですよね。
これはだから、ずっとドラッグを立とう立とうと、晩年は努力してたんですけれど、結局立ち切れなくてですね、この浴室でドラッグやって居眠りしたんだと思うんですよね。
渾水状態になって、そのままお風呂の中でブクブクっと沈んで、溺れ死ぬっていうね、死に方をされています。
若干48歳ですね、ホイットニーはね。とにかくとんでもない歌唱力の上にですね、もう絶世の美女なんですよね。本当に綺麗で、スタイルは抜群で、だからもう天から二仏も三仏も与えられたような人なんですけれども。
彼女はね、本当にすごくね、だからこのまだ80年代、彼女が出てきた頃というのは、すごくまだ黒人差別がひどかった時代なんですよね。今ももちろんひどいんですけれど、表だってね、黒人が白人と同じ舞台に立つことは許されていないとかね、そういうもっともっと今では考えられないぐらい格差があった時代に、
ホイットニー・ヒューストンをはじめ、マイケル・ジャクソンとか、こういう人種の壁を軽々と越えるようなスーパースターが出てきた時代だったんですよね。ホイットニーは、この美貌でね、白人が見ても美しい人だったので、ちょっとね、わざとこの歌唱力もすごいんだけれども、
白人の人にも受けるようなね、こういうコンテンポラリーな、今の割とゴリゴリのR&Bとかではなくて、誰が聴いても聴きやすいね、あの曲ばっかり歌ってたところがあるんですよね。それでとにかく一躍スターになって、かなり活躍したんですが、比較的早い段階でどんどんどんどんやっぱドラッグ中毒のね、後遺症というかね、もうガリガリにまず痩せていったことでみんなにバレたんですよね。
なんかおかしいっていうね、もともとスタイルのいいスラッとした細い人ではあるけれども、ちょっとゲソゲソに痩せてしまって、なんかおかしいんじゃないのということで、世間からちょっと注目されたりとかして、どんどんどんどんドラッグ中毒であることがバレていったんですけども、この時にね、やっぱりちょっと許せないっていうかね、かわいそうだったなと思っているのが、ボビーブラウンのことなんですよ。
でね、これね、この時代のこの辺の人たちのこと知らない人にとってはわかりにくいかもしれないんですけれど、まずこのホイットニーヒューストンという大スターがいました。彼女は途中でね、スター同士でね、ある男性と結婚するんですよね。
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その相手がボビーブラウンなんですよ。ボビーブラウンはこの当時、R&Bのね、ベビーフェイスっていうね、すごいプロデューサーがいたんですよね。このベビーフェイスが売り出したスターがたくさんたくさんいたんですけど、そのうちの一人で最も売れた人の一人なんですけれど、
もともとはね、ボーイズグループの一人として出てきたんですけれど、ソロで出したら大当たりした人なんですよね。すごいイケメンで、もうめちゃめちゃかっこよくて、私のこの青春期は、ちょうど80年代後期から90年代頭ぐらいですね。
もうこのね、ボビーブラウン旋風だったんですよね。もう一番人気がある男性シンガーで、歌が上手いかどうかちょっと微妙なんですけど、とにかく一世風靡したんですよね。とにかくかっこよくて、みんなが抱かれたい男だったんですよ、この当時ね。
このモテ方が半端なくて、時のマドンナとか、ジャネットジャクソンとか、ポーラ・アブドゥルとかね、この頃人気があったトップ中のトップの女性たちがみんなボビーを狙っていたっていうぐらいね、みんなから狙われている男だったんですよね。
とにかくかっこよくて、そのボビーは実はこの裏では、ジャネットジャクソンと付き合ってたんですよ。真剣交際してたんですよね。ところが、ジャネットは賢い、彼女はキャリア女性なんでね。
こんな悪ガキとヤンキーみたいな感じなんですよ、ボビーはね。こんなヤンキー男と付き合ってたらね、先がねえなって思って、ボビーのことを振るんですよ。ボビーブランを振る女ですよ。すごいですよね。それだけで、ジャネット大好きなんですけど、さらにジャネットリスペクトなんですけどね。
で、もうちょっとこのジャネットに振られてショックでね、ちょっとやさくれている時のボビーを引っ掛けた女が、まさかのホイットニーヒューストンなんですよ。この当時の世間の反応はね、ホイットニーヒューストンっていうのは白人からも人気がある優等生の美人の上流階級の女性っていうイメージだったんですよ。
黒人ではあるけれども、この人はもうお母さんも有名な歌手。おばさんはリオンヌワーウィッグっていうすごい、もう本当に売れてる歌手。だからこういうね、歌手のエンターテイメントのそれなりに成功を収めている人たちの家系から出てきたっていうこともあって、エリート女性というイメージだったんですよね。
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一方のボビーブラウンというのは下町から出てきたヤンキーで成り上がってきたっていうバッドボーイのイメージで売ってた人なんですよね。なのでこの優等生と不良っていうね、世間が大好きなギャップのあるカップルとして世間を逃げ出すんですよね。この2人は見事結婚をするんですよね。
私はこれはね、ちょっと話がそれるんですけれど、この当時の人気があったいろんなスターたちね、マドンナとかジャネットジャクソンもそうですし、みんなね、自分とすごい成功してる女性の恋愛とか結婚が難しいっていう問題をみんな抱えてたんですよね。
だから自分と同じぐらい成功してる男性とうまく結婚できた人って結構少ないんですよね。
ホイットニーはこういうボビー、その当時としてはね、すごく売れている者同士がカップルとして結婚して、何年間か一応結婚をして、最終的には離婚するんですけれど、でもね、結婚したっていう意味ではね、結構女性としてはね、幸せなこともあったんじゃないかなと思ったりするんですけれど。
ちょっと話を戻すとね、結局ボビーと結婚したんだけれど、これ私が納得いかないのは、ボビーブラウンがホイットニーのドラッグ中毒の犯人だと思われてるんですよ。
ボビーとさえ結婚しなければ、ホイットニー・ヒューストンはドラッグ中毒にならなかったし、引いてはあんな悲劇的な死に方をしなくて済んだんだっていうね、犯人扱いされてるんですけれども、ボビーが犯人じゃないっていうことも、このドキュメンタリーを見ればもう明白というか、そこをね、初めて私は知ったんですよ。
私もボビーにドラッグを覚えさせられて、ドラッグ中毒になったんだなって思ってた一人だったんですよね。違ったんですよ。
ホイットニーはもっとずっと若い時から、実はジャンキーだったんですよね。
なぜジャンキーになったかっていう理由もわかっているし、結局ボビーよりももっともっとヘビードーズな人だったんですよね。
結局自分の命を落とすことになったんだけれども、世間からこのホイットニーを破滅させたということで、犯人に仕立てられたボビー・ブラウンは結局その後ずっとね、キャリアも低迷してね、もうボロボロになって、あれだけ輝いていた、すごいかっこいい人だったんですけれども。
ちなみにこの人は私と同い年というか、学年は1校上なのかな。だからね、またまた私のJロー好きと一緒なんですけれども、自分と同世代組っていうだけでやたら肩揺れしてるんですけれど、ボビーもね、本当に今なんかただのね、ちょっとデブってるおじさんになっちゃってるんですけどね。
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だけどね、なんかこの人いい人だなって思ってて、これだけ世間から叩かれたんだけども、あんまり言い訳してないんですよね。もうちゃんとね、実はこうだったんだよっていうね、辞伝みたいなのは出してるんですよ。
ですけど、全然売れてもないし、話題にもなってないので、全く汚名を晴らすことにはなってないんですよね。でもまあそれはそれでいいよと、全く自分が責任なかったわけじゃないしね、っていう感じでね、静かに自分の運命をね、甘んじて受けてるところがね、なんかいい人だなと思ったりして。
なんかね、ちょっと本当にね、天から二仏も三仏も与えられたような、神から選ばれたような才能の人たちで、すごい成功を収めてた人たちですけども、一瞬にしてね、奈落の底に落ちていくっていうね、こういう本当に悲劇があったっていうね、ドキュメンタリーなんですけれど。
ちょっと話がね、ちょっとまとめられないんですけど、ぜひ今公開中のジョン・ガリアーノのこの電気映画も素晴らしいし、電気じゃないごめんなさい、ドキュメンタリーです。これはね、ジョン・ガリアーノっていうのはすごいデザイナーなんですよ。私は一着もこの人の服をね、買うことも着ることももちろんできないんですけれど、すごい人で、何とか復活してほしいなと思います。
で、このジョン・ガリアーノのこのドキュメンタリーを撮ったマクドナルド監督の手による、4,5年前にやったこのホイットニーのね、この電気、電気じゃないごめんなさい、ドキュメンタリーもすごいすごい映画なんで、おすすめで。
そう言ってね、今調べてみると、今この配信とかで見れるとすると、Apple TVだけなんですよね。Apple TVでしかも課金しないと見れないんで、今ってなんかDVDをレンタルで借りたりして見る人がいるのかどうかわからないんですけれど、またね、機会があればね、どっかでまたこういうのってぐるぐる回ってね、アマプラとかNetflixとかに回ってきたりすることもあると思うので、ちょっと注目しておいてください。
今日ね、このホイットニーの話をしたのにはね、もう2つ実は理由があって、昨日ですね、昨日シシヒューストンさんってね、ホイットニーのお母様が亡くなられたんですよね。
92歳ですかね、だからまあ長生きされたんだなっていうことでね、まあそれは天寿を全うされたと思うんですけれど、こんな長生きして哲学にかけて育てたホイットニーが悲劇的な死を迎えてね、ボビーブラウンとホイットニーとの間に生まれていた孫もね、彼女も悲劇的な死を遂げてるんですよね。
だからまあ大変な人生を送られたんだなっていうことが一つと、あとねあの本当にくだらない話なんですけども、あの伊藤陽介さんのね、あのプレミアムの方で私一緒にお話しさせていただいたときに、あんだーとか言ってね、ホイットニーの真似をね伊藤さんがしていたのを聞いて、なんとなくちょっとホイットニーシューストのことを思い出したっていうね、あのことがあってご紹介しました。
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はい、というわけでね、このホイットニーのドキュメンタリー、それからジョン・ガリアーノのドキュメンタリーは今あのあちこちの劇、あちこちじゃないでしょうね、多分あの単館上映みたいなところだと思うんですけど、今劇場公開中なのでおすすめです。はい、ごきげんよう。