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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日は、週一のデトックス回、カスハラ客にボコボコにされた話のパート4になります。
前回までは、とりあえず変更に次ぐ変更を言われ、それを困った顔をするとブチギレられるっていう、
そういう交渉術を使われ、非常に弱みを握られた状態で、断るに断れない。
しかも一銭の入金ももらっていない状態で工事を進めているというところまでお話ししていました。
そして、いろんな変更を言われ、結局やる羽目になるんですよね。
そうすると、やらせるところまでのごね方としては、こちらが不十分な説明しかしなかったという、あくまでもこちらに落ち度があるように持っていくんですね。
自分たちの気が変わったということ以上に、結局私の打ち合わせが足りなかったと、私の提案が不十分だからこういう目に合うんだぞということを言われるんですね。
今回の例えで言うならば、照明のダウンライトとか、そういう動かせない建築化照明というんですけどね。
要するに建築の中に含まれる照明は、一旦つけてしまったら通常は動かせないんですけれども、
実際家具をこっちに置くことを考えると、もっとこっちの方が良かったなみたいなことで変えたがっていると。
そうなると、お前がそういうことも想定してやってなかったから悪いんだと、自分が気が変わったこともなぜかこっちのせいになるんですよね。
文句を言ってくるところっていうのが、本当にこの照明であったりとか、一番揉めたのが壁につけるテレビの高さなんですよ。
これがかなり入念に打ち合わせしたっていうのは前回もお伝えしたんですけれども、
わざわざ奥さんとそのA氏2人に、ちゃんと自分たちが使っているソファーの座高の高さまで聞いて、
その高さにちょっとうまく調整したバケツとか置いて、そこに座ってもらって、この辺の距離にソファーを置くというところもちゃんと確認した上でですね、
高さをちゃんと決めたんですけれども、やっぱり気が変わったみたいなのが出てきて、やっぱりソファーをもっとこっちの配置にするとなると、
テレビのこの高さだと低すぎるとかね、そういうことを言ってくるんですよ。
いやいやこれちゃんと打ち合わせした高さなんで、でも今配線も終わってるし、クロスも貼り終わってるんで、これもうちょっとやりかえるの大変ですよっていうことを言うとブチ切れるんですよね。
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お前の提案が悪いと、お前がちゃんとこういうことも想定してないし、何よりこのテレビの位置は、俺たちはここでいいとは一言も承諾してないっていうことを言うんですよね。
ここまでお聞きの皆さんはね、ちゃんと議事録取ってたんでしょうかとかね、思われると思うんですけれども、もちろん私、この英資夫妻を一人で相手してて、
もちろん中に職人たちは複数いつも現場にいるんですけれども、基本的に接客として対応してるのは私一人でやっていて、
ずっとこれを全部書き留めたりっていうのは難しいんですけれども、大事なことは全部図面とか、やっぱりちゃんと議事録に書き込んでいて、ちゃんと漏れがないようにね、すごく気をつけてたんですね。
変更とかいろいろ指摘されたことっていうのは全部ちゃんと書いたものをもちろん共有もしてましたし、ちゃんと全部捨てずに撮ってるんですね、もちろんね。
なのでこのテレビの高さっていうのはちゃんと私、写真も撮ってるし、職人にこの位置で配信してくださいっていうことで、ちゃんとメモも残ってたんですけど、
そんなんはちょっと都合よく、また奥さんとタグ組んで、いやそんなこと俺たち承認して覚えないよなとか言って、ああもう全然そんなの聞いてない聞いてないみたいな感じで、夫婦でこっちにつかかってくるっていうことをずっとやられました。
そんな感じで、もう拉致が開かないので、自分たちの言い分が通らない限り、永遠にこっちを攻め続けてくるっていうのがね、もう向こうのやり方なので、
もうわかりましたとちゃんとやるんですけれども、ちょっと後期は少し見てくださいねとか言うと、ああわかったわかったって言って、自分たちの要望が通ると一気に今度はもう態度をガラッと変えて、
ああもう、いやでもね、なんかちょっとタイルとかも貼りたくなってきたわみたいな、突然そういうことを言い出すんですよ。
タイルっていうのはおしゃれな石のタイルとかなんですけれども、こういったものをね、今からでも工事ほとんど終わりかけなんですけれど、部分的に貼る分には追加でできなくはないんですけれど、
もうその前回カーテンの件があった話したと思うんですけれど、要するに自分たちの言い分が通らないとブチ切れ、言い分が通るとピッとこう態度を変えて、今度は何かね、これ追加してもらおうかなとかっていうようなことを言ってくるんですよね。
でもカーテンの件があったので、私はもうここは全然いい気持ちはしなくて、1円もまだお金ももらってなくて、せっかく仕上がってた工事をもう一回やり直さなきゃいけなくて、その上にまたさらに追加の項目を言われているので、これ永遠に終わらないわみたいなね、
この時点でかなり不安になっているんですけれども、もうやるしかないので、わかりましたと。とりあえずタイルを追加した場合の見積もりはじゃあ作りますねって言って、頼むわ頼むわって言って、君のセンスに任せるし、君のことも信頼してるよみたいなね、手のひら返しでそういうことをずっと言ってきている状態だったんですね。
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この辺りになってくると、私はかなり神経がさらに尖らせて、今までもかなり慎重にやってたんですけれども、いよいよ慎重になって、もう一言ももらさないぐらいの細かさで、議事録もみっちり書いて、相手が喋り続けているのをちょっと静止して、ちょっと待ってください、今書き止めるんでとか言って、もうぎっちり書いたりとかして、
もう漏らさずそれを現場でもちゃんと実行するみたいなことをね、ますます徹底していったんですよね。そうするとですね、このA氏は、なんかちょっとやりにくくなってきたなっていうのが多分あってですね、
うすうす私がもうちょっとこのA氏に対してすごい警戒していることも分かっているので、ついに金はちゃんと払うからっていうことを言ってきたんですよね。初めてここに及んでようやく。
もうお前のところの会社はあんまり信用できないから、全部ちゃんとこっちが伝えた工事を、もう全部一個漏らさず終わっているのを確認するまでは一銭も払わないからなって言われたんですよね。
ああと思って、でも分かりました、ちゃんとしっかり終わらせて、ちゃんと言われたことはきっちりやりますっていうふうに言ったんですよね。
いよいよ引渡しの大詰めの最後の3日間ぐらいは、私は実はもう近所にビジネスホテルをとってですね、もう泊まり込みで、本当はマンションってね、5時とか工事の時間って決まっていて、近隣にご迷惑かけるんで本当はダメなんですけれども、こっそり音の出ない工事をずっとやって、
こういう英姿みたいな人なんで、もう泊まり込みで徹底的に全部やったんですよね。そして、やっと最後、工事の一番最後がハウスクリーニングなんですよね。きれいに工事の汚れとかも全部落として、最後ピカピカにしてお客さんに渡すっていうのが最後の工程になるんですけれども、ここでまたしても悲劇が起こってしまうんですよね。
それっていうのが、もう2日間徹夜して、ハウスクリーニングをしててね、私それぞれ見守ってたんですよね。もう一個の漏れも許されないので、月切りで監督しながら、プロの人、それも5人も作業員来てくれてね、もう隅から隅まで磨いてくれてたんですけれども、いよいよハウスクリーニングが終わった最後に、
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床をね、ワックスを塗ってもらってフィニッシュなんですね。こういうのってね、ワックスっていうのは床に光沢を出すね、ピカッと光る液体のものなんですけれども、これを塗って、完全に乾くのに1時間とかちょっとほっとかないとダメなんですよね。
これ塗り終わった後、ああ、やっとここまでね、たどり着きましたね。お疲れ!みたいな感じで、美相をやってくれてる人たちと一緒に、夕方ね、そのワックス塗った後、休憩に出たんですよ。
そしたらですね、こともあろうに、この休憩にね、わずか30分から1時間の間です。この間に、英師がね、様子見に来ちゃったんですよ。
このワックスが乾ききってないうちにね、靴下に背をパッと入ると、この足形が残っちゃうんですよ。足形がついたままで、結局ワックスって固まるので、光の加減とかで透かしてみると、曇った足形がついちゃうんですよね。
これをですね、つけられたんですよ。で、もうびっくりして、私たち休憩から戻ってきたら、英師が来てて、今ちょうどワックス塗ってたんですけどって言って、
マジで?みたいな、なんだけども、でも結局これちゃんと扉のところにワックス作業中で立ち入り禁止とかって貼っとけば、こんなことにならなかったよねって言われたんですよね。またこっちのせいなんですよ。
そりゃそうかもしれませんけど、しょっちゅう現場に来てた英師ではありますが、もう明日引渡しなんですよね。今日がハウスクリーニングだってことは当然わかっているので、まさかこの日に見に来るとは夢にも思ってなかったんですよね。
でも結局来て足形ばっちりつけられてですね、当然それもこっちがちゃんとお知らせしてなかったせいだということで、ワックス塗り直しなんですよ。ワックスっていうのはですね、一旦塗った後に足形がつきましたって言ったら、その部分だけ塗り直しはできないんですよ。
これも一旦剥離しないといけないんですよ。もうびっくりでしょう。これ全員部屋ですよ、3LDKのマンション。もう真っ青で、もう一日、明日が引渡しなので、もう一回徹夜してもらってですね、結局ワックス剥がして塗り直してもらったんですよね。
というわけでね、もうまた終わらなかったので、あともう一回だけやらせてください。もうね、もうみんな誰も聞いてないかもしれないんですけど、これはね私のデトックスなので、もうちょっとね、吐き出さないことには前に進めないということで、でもこれパート10ぐらいまで言ったらもうちょっといい加減にしろって誰か言ってください。
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はい、というわけで今日はこれで終わります。ごきげんよう。