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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日は、以前からお話ししようと思っていました、ラブホテルについてお話ししようと思います。
これは、ハルキ先生のハルキゼミで、50年後に残したい記録だったかな。
この課題は、だいぶ前なんですけれども、やりたいなと思っていて、これに絡めて、50年後にラブホテルが残っているのか、残っていないのかという感じで話してみるのも面白いかなと思ったのと、
ハルキ先生が、動画を今回は撮影して、課題提出してください、みたいなことを言っていたので、一気にハードルが上がってしまって、なかなか着手できなかったんですけれど、
人気パーソナリティーの市場生さんも、夏休みの課題で、ハルキゼミの課題に取り組むのが、なかなかちょうどいいんじゃないかということをおっしゃっていたので、ちょっと頑張ってやってみたんですよね。
ラブホテル街も、自分で早朝とか、人が少ない時間帯とかを狙って、写真撮りに行ったりとか、様子見に行ったりとかしてきたんですよね。
さすがに中に入って、部屋の雰囲気とかまでを撮るだけの元気はなかったんですけれど、どんな風になっているのかなということで、見に行ってきて、
一応ね、本当に拙い動画なんですけれども、これもなんとか1分ちょっと、2分弱かなの動画は撮ったんで、後でリンクは貼っておくんですけれども、見なくて別に構いません。
ラブホテルっていうのは、結構私にとっては、別に自分が利用者としてっていうだけじゃなくてですね、私の仕事にとても近い場所にあった施設なので、
景点観測っていうんですかね、すごくね、私にとっては面白い題材というか、面白い商業施設なんですよね。
っていうのが、私のキャリアのスタートであるY社、久しぶりに登場するY社なんですけれども、ここは小売りね、フリッツハンセンとかルイスポールセンとか、そういった海外の一流インテリアブランドを小売りしている会社でもあったと同時に、
メインの仕事はコントラクト営業、コントラクト設計だったんですよね。これはどういうことかというと、大手のゼネコンとか設計事務所から委託されて、いろんな公共事業およびいろんな商業施設ですね、
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こういったところに、照明設計、インテリア設計で一緒に参加して工事を受け用意するという会社だったんですよね。なので、このホテルっていう部門があったんですよ。
もちろん立派なリッツカールトンとかヒルトン系列とか、都ホテルニューオータニーとか、そういった本当に一流のホテルからシティホテル、ラブホテル、こういったところは全部、やっぱり仕事が常時来るお得意様だったんですよね。
ちゃんとこのコントラクト営業、外省って呼んでたんですけど、この外省部隊は4つぐらいのグループに分かれてたんですよね。
観光庁とか行政から来る仕事の部門と、大学とかを含む教育関係ですよね。図書館とかそういったところも含むアカデミック系の部門、それから病院とかそういった医療施設、これで3つ目。
4つ目に百貨店とかそういった商業施設ですね、いろんな小売店とかそういったところ、そしてこのホテルというのが、ちゃんとホテルという外省グループがあったんですよね。
でも私は初めてここに若くて入社した時に、この外省の華やかな人たちをいつも神々の採点で、以前私の履歴書シリーズでも言ってたんですけれど、かっこいい仕事だなと思って憧れの眼差しで見ていたんですよね。
一方、私の方は本当に超弱小の百貨店と言っても、設計する方じゃなくて、ここにY社のインテリアグッズを小売りで卸し事業の方のリセールですよね。
自分たちの商品を百貨店に小さなスペースを設けてもらって、そこで細々と売るという部門の売り子に過ぎませんでしたので、外省の人たちはかっこいいなと思ってね。
本当に設計の偉い先生と、ゼネコンの担当者とケンケンガクガクで打ち合わせして、いろんな設計とかのプロジェクトをやっているのもかっこいいなと思って眺めていたんですけれど、
ホテルっていうのも、しょっちゅうメンテナンスの工事とかいろいろしなきゃいけないので、常時仕事がコンスタントに来る大事なお得意さまなんですよね。
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ワイ社自体はホテルが直接ワイ社に依頼してくるという関係性というよりは、ホテルってほとんどは有名な設計事務所とかデザイン事務所の設計士とかデザイナーが絡んでるんですよ。
この人たちがワイ社の照明器具とかワイ社の設計担当を入れて、一緒にプランを作っていくっていう感じだったんですよね。
仕事が終わっていくと、あとはランプね。今みたいにLEDがメインじゃなかったので、必ずたくさん電気装飾使ってますよね。外のネオンもそうですし、
室内の部屋内の照明器具とかダウンライトとかスタンドライトとかそういったところの玉切れが常時起こるので、こういったランプ替えとかこういうのもなってくると、この辺になるとホテルと直接連絡が来るようになってましたね。
面白かったのが、日常のオフィスでの業務をやっていると電話がジャンチャンと鳴りっぱなしなんですよね。会社の電話が。
そうすると事務員さんが電話を取ってくれるんですけども、何々部長、内線3番にお昼寝ラッコさんからお電話ですとかね、それとかなんとかチャペルさんからお電話ですとか言って、ラブホのチェーン店の名前がバンバン出てくるんですよね。
これが面白くて、またどうでもいい話なんですけれど、私がいたエリアのホテル部門のトップの部長さんというのが、本当に社内でも指折りのプレーボーイだったんですよね。
社内で一番綺麗な内勤の女性と不倫関係になってて、すごかったんですよね。本当にモテる人だったんですけど、この人がホテルのトップだったんで、おかしくておかしくて、自分がそういう人だからホテルに任命されたんじゃないかと思うぐらいだったんですけれど、
実際はホテルの仕事っていうのは、たぶん一番面白いジャンルの一つだったと思うんですよね。その中でもビジネスホテルとか普通の高級ホテルとかと違って、ラブホテルっていうのはとにかく派手なんですよね。内装から外装に関してもとっても華やかで、
この理由はおそらくなんですけれども、この建物を外から見たときの外観ですよね。これをちょっとでも派手なものにしてですね、中には本当にヨーロッパのお城の形してたりとか、教会の形してたりとか、南仏プロバンスのなんとかとかね、そんな名前の確かラブホテルもあったと思うんですけれど、
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そういうふうにちょっとでも目立つようにすることで、その外観が看板代わりみたいなね、そういった側面もあったので、とにかく異様なぐらい派手なので、この外のね、電飾をどうするかっていうのもすごく腕の見せどころなんですよね、設計のね。
さらにね、この内観もね、中のこのインテリアとかっていうのもすごいすごいんですよね。で、ちなみに今のユーチューバーですかね、ユナナっていう人だったかな、あの平成生まれのね、非常に若い20代ぐらいの可愛い女性なんですけれど、この人が今ラブホ研究家みたいな感じですごい人気が出てますよね。
あのラブホインフルエンサーみたいな感じで出てて、このあっちこっちね、自分であのラブホをあの泊り歩いてね、写真撮ったりとか、あのね、SNSに上げたりとかされていて、すごいやっぱり若い人が見てもね、やっぱりラブホテルって面白いんだなと思って、改めてね、このラブホテルの存在意義っていうんですかね、そういったものがまたちょっとフォーカスされているのがね、すごく昔ながらのね、このラブホテルの発展っていうのは、
一応ね、私も後の世代だとはいえね、あのなんかね、すごく若い人が見ても面白いんだと思って、ちょっと嬉しいんですよね。
一番ラブホテルのね、やっぱり発展を見てきた世代はもちろん私たちよりだいぶ上の世代ですよね。
高度成長、経済成長の時にガーッとこう日本がね、あの経済的にも人工的にも発展していっている最中に成長してきた産業なんでね、ラブホテルっていうのは、その間をずっと見てきた世代っていうのは一番よくこの辺りのね、ラブホテルの進化をずっと目撃してきた人たちの世代なんですけれど、
私なんかはもうそれがちょっともうあのピークから徐々にね、だんだん降りていっているところを見てきた世代だとは思うんですが、それでもね、まだまだあの昭和的なちょっとね、あの異様なあのラブホテルのね、あのこういうのを見てきているので、これはね本当に日本固有の文化なんですよね。
で私アメリカにいた時もね、あのラブホテルみたいなね、ラブホテルってあるかみたいなね話をね、アメリカ人としてはなんだそれみたいなね、ラブホテルもクソもねーわみたいな。
であのちなみにそのそういうね利用されているホテルはあるって言ってました。だからそういうなんていうか人差と離れたあのねあのハイウェイのね一角にちょっと不倫のねカップルとかが行きやすいような場所で、まあその要するに人目につかない時間帯とか場所で相引きする場所としてね使われているホテルとかって当然あるけれどもその日本みたいに
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その本当にそれ専用ねだからそのあのセックスをするための施設としてこんなにもね独自の発展を見せているそういう施設はないよって言うねことを言われて、まあちなみにでも今その日本のねラブホテルはあまりにも独特なので
あの10年前とか20年前ぐらいにねやっぱ海外からいろんな視察が入ってそのラブホテルというよりはレジャーホテルという概念でだいぶねやっぱ参考にされたりはしたらしいですね。だってもうこんなのちょっとね海外の人たちから見たらすごい新鮮だったと思うんですよね。
それぞれの個室の中にその当時の最先端の設備がねいっぱい取り入れられていたあのこういうあの商業施設ってちょっと他にないと思うんですよね。ある種その大人のあの何でしたっけ大人のレジャーランドとかそのあの遊園地とかねそういう呼び方を確かされてた時代もあったと思うんですよね。
あのつまり部屋の中にその全くそのセックスと関係なくですねカラオケのセットが入っているところからどんどんどんどん発展していってですね。で私がY社でやっぱりすごくよく儲けさせてもらっていたのがねやっぱりあのこの照明とかね電飾関係とかも最先端のものをねやっぱりあの採用してくれたのがこういったラブホテルなんですよ。
いくつかね私自身がこういうプロジェクトにもちろん入ったことはないんですけれど大きなねあのプロジェクトのオープニングとかねリニューアルが終わった後とかねこの公開前にねオープン前にあの社員とかねちょっと見学させてもらう機会とかがあったんですよね。
で見せてもらったらですねあの本当にね2000年ぐらいがLEDの出始めだったんですけれど2000年ちょっとかもうちょっと経ってからですね2005年前後ぐらいですかねこのあたりにLEDが出始めてでこの各部屋の中の浴室ね浴槽の中にLEDのあのだから水中照明をね導入するっていうのをやったんですよねY社がね。
でこれはね私見せてもらって感動しましたねあの本当にねあのLEDだからこそできるまあもう刻々とだからいろんな色に変化していくんですよね青ねあのピンクね紫ブルーみたいな感じで色がどんどんどんどんこう変わっていくっていうね電色を各浴室にあの入れる工事をねあのうちの会社がY社がしてたりとかしててでこんなのもねあのもう何ていうのかな
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あの今思うと全く不必要な設備なんですけれどもまあでもこうやってねあのそうそうラブホテルのいいところっていうのはもうとにかく浴室がめっちゃくちゃ広いんですよねでここにちょっとこうなんていうでしょうちょっとこういうまあ演出ですよねなんですけれどもねこの浴室の中でね
水をねあのお湯を張った時にですねここがいろいろ電飾で色がどんどん変わっていくとかっていうのもねすごい最先端だったんですよねで今となったら多分もうこんなことをやる必要ないのでやってないと思うんですけれどこういうのもいち早く導入してくれたりとか
ラブホテルっていうのはね本当にまあいいお得意様というかあのそういうねチャレンジ精神旺盛というかあの新しいこと好きだったんですよねっていうのもね多分こういったあのことが売り上げにも直結するから余計やってたと思うんですよね
浴室がかっこいいよとかねおしゃれだよとかあと本当のねあの本物のタイルとかね石とかね大理石とかをね貼ったりとかねあのいろいろね本当にインテリアとしてもやりがいがあったと思うんであのなんかねこの辺のプロジェクトにね関わってた人たちは多分すごい楽しかったと思うんですよね
でやっぱりねこういうラブホテルの設計する先生っていうのはもうそれに特化したあの設計師さんとかデザイナーさんが多かったと思いますねやっぱりあの普通のホテルとはちょっと違うことにねいろいろ注意点がありますよねやっぱりあの言ってもここはあのカップルのための非日常空間なんでね普通にそのビジネス目的で泊まるとか普通にまあ家族連れとかが泊まるとかそういうホテルとは違って
ちょっとこの短時間のねだから宿泊だけじゃなくて休憩でまあ入られた人がまあ非日常を味わう空間でもあるのでねでまあ例えば出入りですよねあのちょっと人目を避けて入って出る時もあのその各あのそこにいた客同士がねエレベーターで鉢合わせしないようにとかそういったいろんな工夫が必要なのでねやっぱりこういったことにちゃんとこう詳しいデザイナーとかね
そういった人が設計してたんでねやっぱり面白かったと思うんですよね私自身はあのね残念ながらそういったことに直接関与できませんでしたけれどもまああの当時のねだから最先端の設備とかインテリアとかを試せるプロジェクトといえばまあラブホテルだったというところがあるんですよねまたまた余談なんですけれど私の同僚でねあのまあ女の営業って当時も私と後本当にちょっとしかいなくて
もう一人ねあのあのけいちゃんっていうねあの可愛いあの女の子が私とちょっとちょっとしただったけどまあ同世代の女の子がいてその子はまあ今となればねあの彼女もあの外省のね営業マンと不倫してたんですけれど人回り上のね男と不倫してたんですけどねこの子ねあのなんかやっぱりあの営業彼女はねあのホテルとは関係ない営業だったんですけれど
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えーとねえここのだからあのラブホテルの設計してる設計事務所のあの担当だったんですよねであのとあるそのラブホテルの部屋のあのこの枕元の電飾ねこれ結構かっこよくあの間接照明とかいっぱい入れてるんですよねラブホテルってねだからこの切り替えのね枕元に切り替えのスイッチとかスイッチパネルがあってだんだんねあの暗くしたり明るくしたりあと色も変わったりとか
あのそういったのとかあとちょっとおしゃれなねちゃんとイタリア製のスタンドをね両脇に置いたりとかしてたんですよでこういったところのねなんかこうスタンドの調子が悪いとかね間接照明の調子が悪いから見に来てくれとかって言われてでも大抵ね外省の営業ってほとんども90%男だったんですけれどもたまたま運悪くねこの子がそのね自分の得意先の設計事務所から依頼されたのでこのねラブホのこの照明の調子が悪いのの下見に行かないといけないんですよ
でやっぱり一人でねあの明礼のねだって20代の女性が一人で行くことにやっぱりすごい抵抗があったみたいででその先輩のねあの男性社員に一緒に同行してくれって言ってね頼んだんですよねでもいろんなまあね頼める先輩を山ほどいたんですけれど一番仲良かったねあのあの営業マンがいたんですけれどその人はねすごいチャラい男だったんで
その人と行くとやばいと思ったのか一番ねなんか安全パイな安パイのねあの無難そうなあの毒その当時独身のねあのすごい n さんてねすごい人のいいね営業マンがいたんですけどその人連れてね行ったんですよね
だけどその n さんがねえぬ君がねあのちょっと調子濃いてですねほんと完全に冗談なんですけれどすごい猫の k ちゃんが緊張してたらしいんですよねこのラボ法に現聴というかねあの下見にあのその調子が悪いその電飾をあの下見に行くのにめちゃくちゃ緊張してたらしく
でそのリラックスさせるために k ちゃんさちょっと休憩していこうや休憩休憩とか冗談で言ってたら本気で怒ったみたいでもううるさいとかって言ってもうね別々に出てきたっていうねあのすごい面白いエピソードがありましたダメですよねこういうこと言っちゃね今ねはいというわけでちょっとね話がもうそれそれブレブレなんですけどもあのちょっとねラボホテルの話をしてみました
あのもうちょっとね話したいのであのちょっと後半にまたあの続けさせていただこうと思います今日はこれで終わりますごきげんよう