2020-06-19 20:15

第54回 【対談】「社会は誰かの仕事で出来ている理論」について

大学生就職意識調査から見た若手社員が何を今考えてるか、重視しているかを組織マネジメントを専門とする社労士と一緒に読みときます。 


【ハイライト】

・「会社に求める事」の男女差について

・現代のこんな会社は行きたくないランキング発表!

・ 今の若者に営業ノルマや暗い会社が嫌われる理由について

・『社会の歯車で何が悪い』について語る

・働き方のリアルを伝える事も社労士の役目

・中小企業の効率的な『大学生就職意識調査』利用法


~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。


人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。


カバーアート制作:小野寺玲奈


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【社労士ラジオ  サニーデーフライデー】
この番組は、国内・海外問わず 放浪が大好きな国際派社労士DJのポッドキャストです。
明日から週末だ!とウキウキするような、そんな昼下がりの金曜日の気持ちになれるトーク番組を作っていきます。
番組へのメッセージ、ご意見、ご感想、番組で取り上げてもらいたいトピックなどなど、どしどし応募しております。
三月時点の2021年度の調査だから、4月、5月、6月に実際にもう一回アンケートしたら、またこれ変わっているんだろうなと思う。
それはあるね。
どんな風になっているのか興味がある。今の4月、5月で。
来年と今年で比べても結構違うだろうね。
これね、企業選択のポイントのところですごい僕が面白いなと思ったのは、男女差。
今、1位何パーセント、2位何パーセントって言ったけど、あくまで平均なわけであって、各項目によって男女で比べた時に男子はすごいパーセント高いけど、女子はパーセント低いという項目が何個かあって、
ランキングに載ってないんだけども、男女で比較したら、男子は全然重視してないポイントだけど、女子はすごい重視してるポイントがあって、
こういうのも面白いなと思ってて、今年もそうだけども、俺らの世代もそうだし、10年前の2000年卒の人たちもみんなそんな感じの幅の開きだった。男女が。
例えばね、勤務制度とか住宅とか福利構成の良い会社。性は本当に20%近いんだけど、男性は10%。そういう勤務制度とか住宅とか福利構成っていうのは会社の中で、大企業でも中小企業でも関係なく、
その会社で働きやすいようにしてくれてる、排除してくれてるっていうのが勤務制度とか福利構成で見たらわかるから、これをパッと見てわかるようなところを女性は重視してるんだなとか、
社風が良い会社。社風が良い会社も女性が16%ぐらいあるのに対して、男性は8%ぐらいしかないとか、ほぼ2倍ぐらいあるっていうのがあって、やっぱり人間関係とか、
女性同士の人間関係もそうだし、抜きに出て発言したりとかするっていうのがやっぱり女性ってためらわれるところもあると思うから、男性ってあんまり気に入らないと思うんだけど、そういうところも社風っていうのを気にする。
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みんな仲良くしてくれる会社っていうのは、女性目線でも大事なのかなっていうのを見ると、これって面白いなと思った。
働く前の子たちもそういうところは、やっぱり今までの人間関係とか中学校、高校、大学できてて、そういうところってやっぱり大事だなと思ってるから、働くところでもそういうのを大事にして働きたいなっていうのは、こういうのって一緒なんだなってすごい思うんですよね。
一回、逆に離職理由のランキングっていうのを見たことがあって、会社辞めた時の、なんで辞めたんですかっていうランキングなんだけど、それもやっぱり男女比の差があって、男子は結構年収とかも多かったんだけど、女子はやっぱり人間関係が結構多かった。
ああ、そうだよね。
人間関係でやっぱり女子は結構、男子と比べると人間関係がやっぱり重視するんだろうなというふうに思いますね。
やっぱり平等に接してあげなきゃいけないとかさ、一人一人に対して何かするんじゃなくて、この人にするんだったら全員に対してやってあげなきゃいけないとかさ、グループ作る時もやっぱり女性一人のそこじゃなくてちゃんと女性二人っていうのをちゃんと均等にグループ全部作るとかさ、そういうのをするとか、そういうところの配慮とかっていうのもやっぱり調査とかを見ているとすごい大事なのかなって個人的にはすごい思ったりします。
で、もう一個ね、4つ目のアーケードがですね、
行きたくない会社。
こんな会社だったら行きたくないみたいな鉄拳、昔いた芸人の鉄拳みたいな。
あんな会社行きたくないみたいな。
モファスターでやってたやつね。
パンダみたいななんか、目黒いやつみたいな。
2021年で一番行きたくない、こんな会社だったら嫌だっていうのが、
ノルマのきつそうな会社。
35%。
2番目が、
暗い雰囲気の会社。
30%。
もう一個が、休日休暇が取れない会社。
23%。
4番目が、転勤の多い会社。
23%。
5位が、仕事の内容が面白くない会社。
2%。
そんな感じになってます。
ノルマのきつそうな会社ってことは、
ノルマのきつそうな会社ってことは、どういう目線で若い子たちは嫌なんだろうね。
営業ってことでしょ?
営業ってことか。営業したくないってこと?
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働きたくないの?
営業の数字追っかけるのが嫌なんでしょ?やっぱり。
あー、なるほど。
1ヶ月単位でこの目標に対応して毎月頑張るみたいな。
見たずだと怒られるみたいな。
お荷物だとか言われたらね。
長期的に、例えば1年間でノルマだったらいいのかな。
1年間でもノルマ設定するのかも。
人生的にはあれじゃん。どっちでもまだわかんないでしょ。
そういうノルマとかあるのきつくない?っていう気持ちは確かにあったもん。
バイト探すときとかもノルマがあるところだときっついんだなっていうので、ちょっと敬遠はしてたわ。
携帯売り場とか、時給よかったけどノルマきつそうだからやらないみたいな。
すごい時給高いしね。ヨドバシカメラとかの時給、携帯のね。
やってる人は中にはいて、やってる人はすごいなって思ってたもんね。
仕事量とかじゃなくて、本当に自分が好きだと思うことを自分のペースでやれるとか。
そういうのがいいのかな。それともほどほどの業務量がいいとか。
ノルマ売り上げに追われるっていうか、売り上げを目標に活動したことが学生のときってないじゃん。
中には携帯電話の販売とかを学生からアルバイトでやってる人もいたりするし、
現にそれで接客がうまくて携帯とか売るのが得意な人もやっぱりいたし、
あと友達で太陽光発電のソーラーパネルを個人宅に売る営業のアルバイトしてる人がいて、
そういうのあるんだ。
逆流じゃなくて、多分個人事業の扱いなのかな。
売れると運10万でフィーが入ってくるんだけど、売れない月もあって売れない月は倍1台ゼロ円みたいな。
そういう人は営業に対して抵抗感はなかったね。
やったことがあるかないかっていうのが大きいのかなと思うけどね。
それ大きいかもね。
アルバイトって言ってもね、単純な作業で終わるアルバイトもあれば、
マジで営業というかゼロから営業するみたいな経験してるかしてないかって、
すごい大学の時に重要なのかもしれませんよね。
ドラマとか映画とかって影響も強いよね。
営業っていうとそういうイメージがあるのかなと思うんですけど。
そうだね、毎日毎日残業して全然こなせなくテレビとか、
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大変なイメージっていうのがメディアでもそういうのが出てるからやっぱりやだなとか、
これの目指すべきとこじゃないなとか。
でもあるのかなと思います。
ちなみに2013年卒の一番大きかったのはね、
暗い雰囲気の会社44%でした。
ドルマとかよりも暗い雰囲気は嫌だったらしい。
暗い雰囲気って言いたくないに決まってんの?
暗い雰囲気の会社って。
入ってきたらもう電気ついてなくて、誰も挨拶しないみたいな。
それは嫌だよ、それは嫌だよ。
知らんけど、暗い雰囲気の会社なんなんだろうね。
大学生に対してだから、そういうふうな分かりやすい質問項目にしなきゃいけないってのは分かるんだけどさ。
企業さんが暗い雰囲気の会社ダメだなとか、明るい雰囲気にしようとか言ってさ、
10時に会社の看板ロゴをピカピカにしてさ、明るい雰囲気がついてるみたいな。
物理的に明るいかどうかして人間関係があったらしいの?
そうだけどさ、暗い雰囲気の会社だよな。
社員同士で喋ってないとか、そういう感じなのかな。
まあそういうことなんじゃん。会話が少ないとか、そういうことかな。
なるほどね。そういうところが言いたくないと。
他の質問の項目も色々あるんですけども、
例えば体質が古いとか、給料が安いとか、残業が多いとか、車になりそうな会社は嫌だとか、
そういうのは10%以下でして、残業が多い会社って若い方って別に嫌だなって思うのかなと思ったら、
意外とそういうわけじゃなくて、自分がやりたい仕事だったら進んで全然残業してもいいよみたいな。
やりたくない仕事だったら残業したくないけど、そういうとこは別にワークライフバランスって言われてますけども、
そこまで聞くとこではないのかなっていうのは今これ見て思いましたね。
社会の歯車になりたくないって言ったってさ、
企業前に出したけどさ、トヨタリゾーサの社長だってさ、社会の歯車だよ。
まあね、お客さんがいないと買ってもらえないからね。
トヨタリゾーサの社長だってあれですよ、社会の歯車だし、メンタルの社長だって社会の歯車だよ。
みんな歯車だよ。
今小学校の将来レベルのYouTuberで最初だもんね。
企業案件がなければ、企業さんからこれやってくださいって言われなかったら歯車しかないみたいなね。
歯車って言われたら絶対やらなきゃいけないとか、そういうことで従わなきゃいけないっていうのが歯車みたいなイメージかな。
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そんな感じらしいですよ、今これ4つ聞いて。
カンコーヒーのCMでさ、社会は誰かの仕事でできているっていう。
あれって歯車論を肯定してて俺すごい好き。
今やってることっていうのは誰かのためにできてるんだよっていう。
今身の回りにあるいろんなものは全部誰かの仕事でできてるんだよっていうのは。
言い方違うけどすごいポジティブでいいなと思った。
それをコーヒー会社が作るっていうのはやっぱりいいよね。
みんな雑談室とかタバコ吸ってる時にみんなそういう風に喋ってるのかなって。
なんだっけ、どこだったっけな。JTかなそれともコカコーラかな。
なんかなんか感じだった気がする。コカコーラとかキリインビバレーしか忘れたけど。
なんかカンコーヒーのCMになってた。
あとさ、めっちゃ話脱線しちゃうんだけどさ。
もう一個ね、社会の歯車で俺すげえって思った社会の歯車があって。
何ですか。
お笑い番組あるじゃん。
お笑い番組は絶対に芸人さんだけじゃ成立しないじゃん。
社会の人がやってたら絶対自分らが観客なわけ。
観客がいない状態でお笑い番組って絶対やらないんだって。
確かに見たことない。
ニュースカスターみたいにさ、芸人が2人出てきてさ、コントだけネタ書きやって退場してくるって見たことない。
なんでかっていうと、笑い声っていうのがやっぱり必要なんだって。
笑い声が入ってるから見てて面白いと思うらしいんだけど。
笑い声が入ってるからこそよりコントが面白く見えるらしいんだけど。
プロの笑い人ってのはいるんだって。
全然面白くなくても、何も起きなくても笑ってっつったら爆笑できるんですよ。
プロフェッショナルなやつらしいのよ。
女優さん、俳優さんが役に自分が入って涙を流すことができる人いるじゃないですか。
それと同じように、笑ってっつったら何も面白いことが発生してないのに爆笑できるっていうプロがいるんだって。
すごいよね。
そういう人たちの仕事っていうのも、ちゃんとコメディアンたちの対しても必要とされていて、
そういうふうに言っているんだよと。
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確かにそうだよね。コメディアンの意味が全然誰も観客いなかったら、
初めて見るコメディアンだったら何を、どこがオチだったのかわからないから、
どこで笑ったらいいんだろうってわからなくなっちゃうもんね。
一定にプロットっていうか、ここが面白いよっていうのを、そういうプロの笑い家っていうのかな。
そういう人たちを使ってやるっていうのも、一つの仕事なんだなって。
面白いね。
これ見てますと、若い方たちっていうのが、毎年やっぱり変わると思うんですよ、時代の中でということで。
やっぱり今SNSとかいろんな情報が流れてきてて、
どういう会社がいいんだろうって一つに絞ることってすごく難しいと思うんですよね。
情報がありすぎて。
ある程度皆さんとか、近くにいる先輩とか、
OB訪問、OG訪問していった会社さんがいいなとか、
聞いてみたらその人たちが何て言ったかって言ったら、
じゃあうちの会社は楽しく働ける会社ですよとか、
今会社で飛び込んでるワークライフバランスがどうのこうのとか、
それを伝えた人たちもどこか誰かしらの言葉から借りて、
それを伝えることによって、
じゃあ自分自身の言葉なのか、
自分が本当に考えてる、働きたいと思っている仕事なのかとか、
そういうところを拾うって、このアンケートだけじゃなくて、
これも一つの大事な指標だと思うんですけど、
そういうところをもっと拾えるような形で、
企業側が汲み取って広告活動とかしていくのって、
すごい重要だなって僕は思ってて、
やっぱりこれだけアンケートを見てますけども、
この聞き方だけだったら、
結局楽しく働きたいって言っても、
その人にとって何が楽しいんだろうっていうのは全然違うと思いますし、
そういうところって、
アンケート以外に直接若い方たちと触れるような機会とか、
支援できたらなって僕はこれを見てて思いましたね。
でも採用、募集する側からしたら結構重要なアンケートなんじゃない?
どういう採用記事を書けばいいのかっていう参考になるよね。
そうだね。
不特定多数に対して出さざるを得ないからね。
そうだね。
本当はそうあるべきじゃないと思うんだけど、
不特定多数から人を採用するっていうのが、
大企業はそれでいいかなと思う。
とりあえず人が入ってくれて、
そこから入った後に教育すればいいかなと思うけれど、
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中小企業は不特定多数に対して万人受けする採用メッセージを出して、
とりあえず入ってもらうんじゃなくて、
中小企業は明確にうちの会社でこういう人材が必要だっていうのを、
業務レベルに落として、
それに対してどういう資質が必要なのかっていうのを、
ちゃんと考えたほうがいいなとは思うね。
そうですね。
あんまり中小企業はこういうアンケートに一騎一遊せずに、
自分の会社の雰囲気とかに合った人を、
しっかり考えて取っていったほうがいいだろうなとは思います。
そうだね、確かに。
前並みに上がっている企業さんってほぼほぼ大企業だからね。
お金に余裕がある企業も多いだろうし、
そこでどこで差別、大企業と中小企業どこで差別化するかっていったら、
今大田が言ったところにやっぱりどういう人が欲しいっていうのを、
ちゃんと自分自身たちの企業でストーリーを立てていって、
ちゃんともっとイメージしている若い方たちの像っていうのをもっと明確化するというか、
そういうとこもすごい大事ですよね。
今日はこういう就職調査ということで取り上げさせていただきまして、
また6月、7月以降、彼らがどんなふうに考えていっているのかっていうのも僕は興味がありますので、
まだちょっと雑談程度かもしれないんですけど、また取り上げさせていただきたいと思っております。
今日はこんな話になりましたけれども、またゲストとして呼びたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは本日のゲストは社会保険労務士の大田さんでした。ありがとうございました。
シャローシラジオサニーレイフライデー、DJの田村洋太でした。
それでは次回もリスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。
いってらっしゃい。
20:15

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