2020-07-10 19:49

第77回 【対談】エースが退職するという窮地に立ってこそ会社の組織は活性化する

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退職代行サービスを利用された企業がその後取るべき行動や反省を生かした組織作りをいかにして行っていくべきかを社労士×社労士で語りました。


~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。


人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。


カバーアート制作:小野寺玲奈


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確かにそうだよね。それを考えて、それを意思決定して、その先のトラブルが、いじゃこじゃがなるっていうのが、
考えてしまうだけでも、心の負担になってしまうから、サービスを依頼して、そっちでお金で済ませた方が楽っていう需要があるってことか。
心の負担的な問題で、需要はあるんだろうなと思うんですけどね。
確かに職場は転職活動とか就職活動の時に、ある程度はその会社のことは理解して就職するんだけれども、
入ってみたら実態が違うとか、例えば上司とそれが合わないってこともあるだろうから、そりゃ選べないもん。
よくあると思う。
なるほどね。聞いて、そういう需要があるのかって思いましたね。
このサービスやってる側は楽しいのかなっていうのはたまに思うけどね。
弁護士事務所とかそういうこと?
そうそうそうそう。
クライアントから会社辞めたいですっていうさ、それを否定してもしょうがないし、その人たちは頑張ってるんだから行ってもしょうがないけどさ。
このサービス考えた人は頭はいいけど、それずっと続けるのは結構飽きないかなって思ってる。
でもなんかさ、いろんな退職代行会社があるんだけど、ある退職代行会社は退職代行もするけど、他の会社の転職活動をサポートするみたいな。
転職圧戦もするみたいな。
転職圧戦して次の転職先が見つかったら圧戦費用をタダにするとか、そういうのもやってる会社があって、
それは僕すごいいいなと思ってるんですよ。
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例えば退職代行をするってお願いしてさ、その会社さんが、いろいろヒアリング辞めたい方から聞いたんですけど、
こういうなんとかAさんの人間関係が悪くてどの子ので問題になってますと。
今僕たちに依頼されて保留してるんですけども、
例えば1ヶ月以内に問題解決してくれましたら、僕らが辞めたいっていう従業員さんに言って、
退職代行するなんて辞めた方がいいよって説得しますからみたいな。
そういう代行受け依頼されたら退職したい会社に伝えるだけじゃなくて、
双方向的な対応とかもしてあげたら僕はいいのかなって思ったりするんですね。
タダダンに言われました。退職したいって依頼があったから私たちはやるんです。
弁護士の方のなんとかに基づいてみたいなんじゃなくて。
そういうのもすごい大事なのかなって僕は思ったんですけど。
それは確かにね、ちょっとね、一歩踏み込んだアビスをしているからまあね、
いいんじゃないかなと思います。
もったいないですね。
もったいないですもんね。
ごめんごめんどうぞ。
そういう後ろめたい、後ろめたいじゃないな。
人には自分の友達や家族に胸を張って言えるようなことではないけれども、
個人の権利として本来保障されているものをきちんと守ってあげるっていう仕事も、
それはそれでやっぱ重要なんだろうなと思う。
いうのも思うけどね。
例えば世の中に、
会社が倒産したから会社への直接の連絡はご遠慮ください。
代わりに法律事務所どこどこが連絡を受けますっていう張り紙が貼られるじゃん。
会社が倒産すると。
あれだって会社の法人の権利を守ってるわけだし、
そういう仕事も弁護士の仕事の中では大切なことなのかなと思いますね。
まあそうだよね。
いつまでも会社自身で責任を負ってできるっていうのは限界があるだろうから、
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ちょっとした基準を作ってこれ以上下回ることをしてしまったら、
もう弁護士さんが代わりに破産宣告してそこからの後の処理とかやりますみたいな。
そういうのでやっぱり弁護士さんの存在価値があるのかなってすごい僕も思うんですね。
退職するって言ったときに、
今までお世話になった組織の方も多分こいつはいろいろ文句とか言ってくるけど、
退職までは言わないだろう。
退職したいとか言わないと思ったけども、
いざ退職しますって言われたときに、
そこまで言うんだったらこうしますっていう風な、
この人に対してちょっといい会社にしようと思いますみたいな。
何かしら働くと思うとこあると。
それ言われる前にさ、やっとけよって僕は思うんですよね。
なんだよそれみたいな。
退職するって言う前に、
お前それやっとけよって言うコストかかるからやらないってのはわかるんですけど、
先に先にコストっていうか、それはコストじゃなくて将来的に、
この人が後で不満に思わないために、
大事なことなんだよっていうのを管理職レベルでもそうだし、
グループのリーダーか主任かわかんないけど、その人たちに言っておくとかさ、
そういうのってすごい大事だなと思うんですよ。
そういうのが一番大事だと思うんですよ。
そういうのってすごい大事だなと思うんですけど、
僕ってなんとかできないかな、退職を。
退職するっていうのはもう止められないんだけど、
退職するっていう選択肢がまずその自分の選択肢ないみたいな。
そういう風に退職した、退職の後に、
そういう風に働くっていうのは大事だなって思うんですけど、
そういう風に退職した、退職2回もしてる人が言うのは説得力ないんだけど、
そういうのってできないかなって僕は思う。
まあでも、しょうがないよ。
しょうがないよね。
しょうがないよ。
確かにどんなにいい待遇でも、どんなにいい会社でも辞めたいって思う人はいる?
そりゃあね、しょうがないし。
なんかさ、
今朝ね、ツイッターで見たんだけど、
リツイートに流れてきたんだけど、
人は仕方なく成長するっていう、
ツイートが流れてきた。
意図的にこれを克服するぞ、みたいな意気込みがあって成長するじゃなくて、
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窮地に追い込まれて、そうせざるを得なくなったタイミングで、
人は成長するんだ、人は適応していくんだっていう話があって、
それ確かにそうかもなって思って、
例えば、
社長さんとよく話すけれども、この仕事って、
社長さんって必ずしも優秀かっていうと、そういうわけではなくて、
いつその人って優秀になるんですかっていうと、
周りの人から見ると、別にこの人がこのきっかけで成長したっていうのはわからないらしくて、
本人にもわからないらしくて、
何かしら窮地に追い込まれて、そうせざるを得なくなって、
そうなったっていうのが、後から客観的に見ると成長したっていう話なわけで、
会社もさ、
それこそ弁護士に訴えられたとか、退職対抗サービスを使われたとか、
重要な人材が退職してしまったとか、そういうのがあって、
この人なしで仕事やっていくなんて無理だっていう状況に追い込まれたときに、
会社の内部が変わっていくのかなと。
おー、それいい話ですね。
いい話か、わからんけど。
人間もそうじゃない?
よくあると思うんだよね。
僕の嫁が今起きてるから、あんまり嫁の話はしたくないんだけど。
じゃあ僕が話しつなげましょうか。
嫁と交際してるときに一回別れたことがあるんですね。
何かっていうと、僕がすごい不勉強な人間なんですよ。
確かそういう理由だったかな。
それも確か理由の一つとしてあって。
僕、まじで仕事しかしてなくて、
民主党って昔あったじゃん。民進党だけど。
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民主党が民進党に変わったの知らなかったの。
知らなかったの。っていうレベルで、まじでニュースとか何も見てなくて。
あまりにもお前はヤバすぎると言われて。
で、一回破局したことがあるんですけど。
その頃からかな、仕事だけやってるってダメだなと。
ちゃんと世の中のことを勉強しなきゃダメだなって。
そのときにやっと思えた。
それまでは、大学へ行ったら勉強しなくていいやっていう気持ちがどっかにあったのかもしれない。
それぐらいの衝撃がないと、
特に人間関係においてね、衝撃がないと人間変わんないのかなと。
それが後から考えると、それって成長だったのかなと。
いやー、オーダーが変わってくれてよかったよ。
変わったかどうかは知らんけどね。
退職対抗サービスってさ、
なんなその暗いイメージの仕事、暗いサービスとはなんなんだよって思うけど、
退職対抗サービスはやっぱりあるべきだなって思う。
確かにね。
さっきの話もそうだけど、やっぱり退職するって言われたときに会社が変わるとか、
こういうふうな組織になっちゃいけないっていうふうに、
組織がアクティブになったりすることもあるし、
退職したいっていう人と、退職したいって言われた人がお互いにやったとしても、
拉致が開かないから第三者に入ってもらうとか、
意味でもやっぱりすごく必要なのかなっていうのは僕は今聞いてすごい思いましたね。
そうですね。
でもさ、退職、いや俺も最初すごい退職したときにさ、
すごい思ってたのは、すごい忙しくて仕事もやっぱりいろいろ抱えてて、
自分が退職してしまったらこの会社どうなっちゃうんだろうとか、
思ったこともあったんですけど、
それは僕は思い上がりだなともすごい思って、
退職したからって言って、ちゃんとその会社は回るし、
自分がそこまで重要な仕事をしてるっていう、
自己満足、自己…
ほんと他社から見たらそんな仕事抱えてないかもしれないけども、
自分はこんだけ頑張ってるから辞めてしまったらダメだとか、
思ってしまうっていうのはすごい思い上がりだなと思って、
それは僕は素直に辞めたいと思ったら辞めるべきだし、
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それはちゃんと今までお世話になったんだから、
直接本人とか上司とかに言って、
辞めさせてもらえますっていうのはちゃんと言うべきだし、
そういうのはすごい僕は思ったりもするんですけども、
こういうサービスっていうのは誰得なのかな、
誰得っていうかどういう人たちが使ってて、
どういう思いで皆さん使われた方はどう思ってるのかなっていうのは
僕はすごい興味があって、
こういう案件を受けたことないから、
どんな感じなのかなと思ってすごい興味があって、
でも今話聞いて色々、
すごい分かりました、勉強になりました。
僕も勉強になりました。
サロン室の仕事をしてると、
ふと固定多数の会社の内部状況を聞くけどさ、
誰かが退職したことによって、
会社が傾いたってケースってあんま見たことなくない?
ないね。
逆にヤバい奴が入ってきて会社が傾いたって話は結構よく見るよね。
それは新陳退社でなるべくして退職する人が出てくるのかな?
退職したけど、
退職して会社が傾いて終わったっていう会社見たことないよ。
あるんだろうけどさ、
僕サロン室始めてから聞いたことないですね。
それは会社が変わろうと思って変わって、
売上がそのまま維持されたのかな?
そうは思う。
それか先ほど太田がエピソードで言った通り、
何か変化があることによって会社が良くなるとかっていうのが、
うまく繋がって会社が良くなっていく。
だから退職はどんどんすべきですと。
そういうことでよろしいですか?
退職して会社が傾くってことはあんまりないと思う。
僕が今いるサロン室事務所で、
僕がすごく尊敬している先輩がいたんだけど、
その人が去年のかな?
去年2019年1月ぐらいに退職しちゃったんだけど、
完全にサロン室事務所のエースだった人なの。
みんなから信頼されてたし、
お客さんからも信頼されてたし、
売上もかなりの肘を引き締めてたんだけど、
じゃあ1年経ってみて、
2020年の決算見てみたときに、
会社の売上として見たら全然売上伸びてるからね。
この1年つらかったけどね。
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ものすごい数の案件が降ってきてつらかったけれども、
結局内部の社員がどこの会社でも頑張って何とか回してるんじゃない?
今までこの仕事したかったけどその人が辞めたことによって仕事が降ってきて、
やりがいを持ったっていう人も出てくるだろうからね。
忙しいけどやっぱりこの仕事任せてもらえるんだみたいな。
成長に繋がってるみたいな。
何とか回すんだみたいな。
なるべくして組織って回っていくんだよな。
退職しても。
それはでも面白いよね。
分かりました。
僕はテーマ出して何か解説回答があるわけで、
自分があるわけでもない話なんですけども、
退職再考サービスの実情と皆さんはどう思ってるのかっていう話を聞きたかったので、
お話しさせていただきました。
何か言いたいことありますか?大丈夫ですか?
大丈夫です。
また色々お話ししていきたいと思います。
今度もよろしくお願いします。
それでは本日のゲストは社会保険労務士の太田さんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
シャローシラフィオサニーレイフライデー、DJの田村洋太でした。
それでは次回もリスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。
いってらっしゃい。
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