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2024-01-29 10:44

E133 豪邸で遊んだ後にインドの闇について考える

インド生活も残りわずか。疲れも溜まっている中、今日は滞在先のオーナーのご好意で、彼のファーム見学に連れて行ってもらい、その後ご友人の豪邸(別荘)でのんびり過ごさせてもらいました。そんな体験がインドの闇について考えることに..


・インドの闇 ・格差 ・差別 ・貧富 ・貧困 ・迫害 ・カースト ・ヴァルナ ・ジャーティー ・アウトカースト ・身分 ・スラム ・職業選択の自由 ・世襲


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00:03
スピーカー 1
ナマステ、YOGA LIFE smsuunのケンスケです。この番組では、明日を生きやすくするをテーマに、ヨガの学びを交えた、僕たち夫婦のたわいもないトークを、月曜から金曜日まで、福岡の山小屋よりお届けしております。
はい、Om Shanthi 明日を生きやすくするラジオ始まりました。僕たちは昨年11月末より南インドマイソウルに滞在していまして、本日も現地マイソウルよりお届けしております。
本日は1月の28日日曜日、夜の8時過ぎです。
スピーカー 2
今週末はちょっと忙しくてというのと、もうね、インド生活も2ヶ月、もうすぐ経とうとして終盤なんですけど、だいぶ疲れも溜まっていて、ちょっと余裕がなくて、今日もこんな時間になってしまいました。
スピーカー 1
今日は僕一人でお届けします。
スピーカー 2
というわけで、さらっと終わっていきたいんですが、まあ本来ならね、さらっと終われないような内容の話になるかと思うんですけど、
スピーカー 1
今日はですね、僕たちが借りている部屋のオーナーの友人の別荘っていうんですかね、にお招きいただいて、そこで遊びに行かせていただきました。
スピーカー 2
ものすごいね、豪邸で。
スピーカー 1
サムスのインスタグラムの方でストーリーズをね、結構あげたんで、そちらをよかったらね、見ていただけたらと思うんですが、
スピーカー 2
大きなお家、広大な敷地、高級な家具、立派なプール、
スピーカー 1
もちろんね、行ったら僕らもなかなか行けるようなところではないので、すごくテンション上がったり、
わーすごいなーっつって、目をキラキラと輝かせて楽しませてもらったんですね。
プールでも泳いだり、のんびり楽しい休日を過ごしたんですが、
ただそれに触れたことによって、やっぱり僕らはいろんな街並みを見てきたので、
まあ、滞在しているマイソールの中だけでの話なんですけど、インドの格差も本当にすごいなって思って、
スピーカー 2
で、その別荘を持っていたお金持ちの方は、不動産業をね、されていらっしゃるそうなんですけど、
インドでは、皆さんね、社会の授業とかでね、聞いたことあると思うんですけど、
カースト制度っていうのが元々あって、もう紀元前から続いているもののようなんですけど、
身分の階級が分かれているっていうね。
で、それがインドの憲法では、まあどれくらい前だろう、100年も経ってないとは思うんですけど、
スピーカー 1
ずいぶん前に廃止されたみたいなんですよね。
スピーカー 2
だけど、まあ実情で言うと、まだまだカースト制度っていうのは色濃く残っていて、
スピーカー 1
で、まあ色んな、僕もね、今回色々調べてはみたんですけど、
スピーカー 2
まあ実際はもう残ってないっていうね、文献とかと、色んな人が書いている記事で見ると、
いや全然残ってるよっていう話があって、やっぱり残ってるような僕は気がしてるんですね。
スピーカー 1
で、去年インドに来た時は、僕らスラム、スラムっていうのは貧困層のさらに下、極貧層って言われてますけど、
03:03
スピーカー 2
の人たちで、まあ住居はあるけどもインフラもきちんと与えられてないような。
で、家に関しては、もうブロックを積んで建てたような家だったりとか、
スピーカー 1
まあ皆さんもね、よく知ってるだろう、世界中にスラムってあるので、
スピーカー 2
まあ木の棒でブルーシートを上にかけていうような、まあいわゆるバラック小屋みたいなね、
スピーカー 1
そういうところだったりしますけど、そういうところに去年行って写真撮影をしたんですね。
で、なんかその時はね、まあそれが今も別に悪いことしたとは思ってないんですけど、
やっぱりそういう日本では見られないようなインドならではのシチュエーションで写真撮りたいなと思っていろいろ写真撮ったんですけど、
スピーカー 2
まあホームページの方なんかでもね、スラムでマリゴさんがアーサーなしてる写真とかあげたりしてますけど。
スピーカー 1
で、その時にねスラム行って、スラムの印象は全然悪くなかったんですよ。
スピーカー 2
やっぱり家とかね、その街の雰囲気見るとものすごい極品だなっていうのはわかったんですけど、
でもそこにいる人たちすごい親切だったりとか、子供たちも元気いっぱいに駆け回ってたりして、
なんかまあお気楽な日本人だからね、こういうこと言えるのかもしれないですけど、
これはこれでこの人たちは幸せなんだなって思ったりもしたんですよね。
そう、でもさっき言ったカースト制度の中では職業接種っていうのがあって、
基本的に親の職業をそのまま接種する人がインドではやっぱりすごいまだまだ多いみたいで、
まあ接種する人っていうか、それがもう基本みたいなんですよね。
他の職業にはつけない。
スピーカー 1
まあ全てが全てということではないとは思うんですけど、
スピーカー 2
そう、だから農民の子は農民だし、
例えば街にあるココナッツウォーターを販売している屋台みたいなところの子はその仕事にまた就くというような感じで、
基本的にはどの職業でもそういう感じで代々引き継がれていく。
日本だったらね、そんなことは一切ないじゃないですか。
親が自分の家業を継ぎなさいっていうごく一部、自由を認められていない職業とか家庭があったりはしますけど、
でも僕ら基本的には好きな職業に就くことができますよね。
スピーカー 1
努力する必要があるとかないとかっていう話は別としてですけど。
スピーカー 2
カースト制度っていうのは大きく分けると2つあって、
僕らがしているのは1つ、バルナっていう4つの階級に分けられていて、
1番上の階級はバラモンって言って、もともと司祭、宗教上の祭り事とかを行うような人だと思うんですけど、
その下が貴族とか政治とかを扱うような人たちですよね。
スピーカー 1
その下に商売をする人、それは農民も含めてですね。
その3つが上位階級って言われていて、3つのあまり差別を受けない、
スピーカー 2
少なくとも普通の暮らしができるっていう人たちなんですけど、
スピーカー 1
その下にいわゆる奴隷的な扱いをされる人たちがいて、
06:02
スピーカー 2
特にこの人たちはそこから抜け出すことができない。
その地域からも出ることもなかなかできないし、
職業を通うこともできないから、ずっとそういう奴隷的な扱いをされる。
スピーカー 1
さらにもっと問題とされているのは、カースト制度に入らない、
アウトカーストとか言われてますけど、人間の扱いを受けない人たちっていうのがいるんですよね。
スピーカー 2
おそらくカーストの一番下とアウトカーストの人たちがスラムとかにいる方たちだと思うんですけど、
そういう人たちのことを今日もすごく思い出したというか考えてしまって、
胸がぎゅっと締め付けられるような気持ちになってしまったんですけど、
この今話している話は、僕がいろいろネットとかで調べた上での話なので、
それと推測も含まれているので、100%こうだっていう話ではないんですけど、
スピーカー 1
事実というものが残っているようで、とは言っても今僕に何ができるわけではないんですけど、
スピーカー 2
こういう日本で暮らしているとあまり気にかけることもない事実っていうものをまず知ることが大事だなって思いました。
今すぐにそういう人たちを助けるなんてことは僕らにはできないと思うんですけど、
そういう活動をしている人たちっていうのはインドでもそうだし、日本人でもいるんですよ。
そういう活動をしたりとか、例えばそういう団体とか活動している人たちに寄付をしたりみたいなこともできるだろうし。
それ以前に今言ったように、そういった現状があることをよく知るっていうこと、
そして僕らが当たり前のように生きているこの自由のある社会っていうものが当たり前じゃないんだなっていうことを知ることから、
まず始めないといけないなって思ってます。
スピーカー 1
これは面白い話って言ったらちょっと不謹慎かもしれないですけど、
スピーカー 2
この番組でもカルマの話とかで輪廻転生の話をしたことあると思うんですけど、
インドでは輪廻転生の概念っていうのが一般的に染み渡っていて、
根性で良い行いをすることによって、来世ではより良い人生が待っているっていう考え方ですね。
スピーカー 1
前にね、ちょろっと笑い話のように話しましたけど、
スピーカー 2
もしかしたら悪い行いをするともう人間ではなくて、その辺の電柱だったりする可能性もあるんですよなんて話しましたけど、
なんでね、さっき話したスラムの人とか、カースト制度で言うと下の方にいる人たちですよね。
差別や迫害を受けているような人たちが、去年いた時にはみんな明るく元気で幸せなんだなって思ったって言いましたけど、
09:02
スピーカー 2
そういうような生き方、希望を持って生きれているのかって言ったら、
根性でカースト制度の下位にいるけども、良い行いをたくさんして前向きに一生懸命生きれば、
来世で生まれ変わった時には上の階級に行けるっていうふうに思ってたりするみたいなんですよね。
だから僕らはね、来世でどうなるかなんて普段考えないじゃないですか、基本的には。
というか考えてない人がほとんどですよね。
将来大人になったら老後はとか、そういったことのために一生懸命やってるけど、
一生懸命やってもそんなものはどうにもならない。
だからせめて来世での明るい未来に希望を持って生きているっていうことみたいなんです。
ちょっと僕が勉強不足であんまりもっとこうするべきですみたいな主義主張っていうのは、
スピーカー 1
この件に関しては全然できないんですけど、
スピーカー 2
インドの抱える闇というか問題点を今日はちょっとお話ししてみました。
また機会があればこういったこと。
やっぱり僕らインドにヨガワ修行来てると、ある種の希望のようなものを持って修行しに来ているわけで、
スピーカー 1
僕ら以外にもインドが特に好きな人たちっていうのは、
インドの明るい部分、インド人の良い部分しかお話ししませんけど、
スピーカー 2
こういった闇の部分っていうのをきちんと目を向けて、
たくさんの人に知ってもらうことも僕らの使命かなと思っているので、
今後もこういった話はどこかでできればと思っています。
今日も最後まで聞いていただきありがとうございます。
それでは今日も一日皆さんが心穏やかに過ごせますように、
スピーカー 1
せーの、ナマステ。
10:44

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