00:04
スピーカー 2
みなさん、おはようございます。YOGA LIFE smsuun ヨガティーチャーのまりこです。
スピーカー 1
夫のけんすけです。
スピーカー 2
この番組では、明日を生きやすくするをテーマに、
ヨガの学びを交えた私たち夫婦のたわいもないトークを、
福岡の山小屋より、週一でお届けしています。
スピーカー 1
Om Shanthi 明日を生きやすくするラジオ、始まりました。
よろしくお願いします。
前回、次が10回目ということで言ってましたけど、
前回が8回目だったみたいで、改めてチェックしたら。
次が10回目なので、次は盛大にお祝いしましょう。
今日は、呼吸についてのお話です。
呼吸っていうと、人間が活動していく上で、
最も欠かせないと言っても過言ではない。
スピーカー 2
そうですね。呼吸しないと死んじゃいますからね。
スピーカー 1
そうですね。死んでしまうっていうのも、
例えば食べないとか、水飲まないとか、寝ないとか、
そういうことよりも、呼吸の場合は、
亡くなったら、一瞬でも死んでしまうっていう、
そのぐらい大事なものだと思うんですけど、
逆に、そのぐらい大事だから、
人間っていうのは、生まれた瞬間から、
オギャーって言った時から、勝手に呼吸ができる。
意識しなくてもね。
それぐらい、人にとっては当たり前にできるものになっていると。
でも、その当たり前になっているけど、
ちゃんともっと呼吸のことを知って、
上手に呼吸ができるようになれば、
日々ももっと生きやすくなる。
きっと穏やかな日々が送れるんじゃないかと思うんです。
呼吸と言えば、一般的にみんなが知っていることで言えば、
副式呼吸と強式呼吸。
強式呼吸っていうのは、あんまり効かないかもしれないけど、
副式呼吸ではない、普通に胸に吸い込むというか、
のことになると思うんですけど、
その2つがあって、
余談ですけどね、
アスタンガヨガだと強式呼吸ということ。
僕らみたいにヨガをやっている人たちっていうのは、
普段から呼吸を練習のときに意識するので、
日常でもね、意識することはあると思うんですけど、
普通の人たちはね、なかなか意識することはないと思うんです。
なので、それを上手にね、意識して、
日々いろんなことに役立てていけるのがいいんじゃないかと、
思うんですけど、
具体的に、どういったときに、
そういう強式呼吸で、
どういったときに副式呼吸だとか、
そういったアドバイスは何かありますか。
03:03
スピーカー 2
そうですね、やっぱり、
緊張を和らげるためには副式呼吸をして、
逆に集中したり緊張を高めたいときには、
強式呼吸をするというのがいいかなと思います。
スピーカー 1
ちなみに、なんで副式呼吸だと緊張を和らげることができたりとか、
強式呼吸だとその逆で緊張状態にしたりとかっていうのが、
メカニズムでできるのかっていうことと、
具体的に、どういうときにそれをしたらいいですよっていうのはありますか。
スピーカー 2
そうですね、
例えば、会社で怖い上司がいると、
怖い上司が来たら、ピリッと緊張したりしますよね。
スピーカー 1
そうね、そわそわしてしまうというか、緊張したりビクビクする。
スピーカー 2
ビクビクしますよね。
あまりにも緊張したらミスをしたりとかもするので、
逆にね。
ちょっと落ち着いたほうがいいと思いませんか。
もちろんそう思います。
落ち着くために少し副式呼吸をして、
リラックスさせるように促していくという感じになるんですけども、
そのメカニズムというか、なぜ副式呼吸でするとそういうふうになるんですかね。
まずそもそも、
動物の話していいですか。
いいですよ、動物好きだからね。
動物って本能的にですね、自分の天敵がいることにパッと気づいたら、
瞬間的に筋肉を収縮させて緊張するんですよ。
それは何でかって言ったら、緊張してないとすぐに逃げられないんですよね。
筋肉がゆるんでてリラックスモードだったら、逃げ遅れて食べられちゃうから、
パッと気づいたときに、さっと緊張してすぐに逃げられるようになるんですよ。
緊張していればすぐにベストパフォーマンスがはっきりできるってことですね。
それは、やっぱり自律神経ってあるじゃないですか。
副交換神経と交換神経ってあって、
副交換神経はリラックスモードに促す。
交換神経は緊張させる神経なんですよね。
06:03
スピーカー 2
そのパッと天敵が現れたときには、交換神経が優位になって、
脳からその信号が体に渡って、緊張させるんですね、筋肉とかを。
それと一緒で人間も同じ動物なんで、
同じように緊張させるようなものが現れたときに、
スピーカー 1
上司という天敵が現れたのね。
スピーカー 2
上司という天敵が現れたときに、交換神経が優位になって緊張させると。
別の緊張するシーンでもそうかもしれないですけど、ちょっとお腹が痛くなったりとかすることあると思うんですけど、
それはやっぱり交換神経によって腸とか大覚膜とかが固くなるんですよ、筋肉が収縮するから。
で、働きがストップしてしまって、働きがストップすると血流が悪くなって、
酸素も行き渡らなくなるから、呼吸もちょっと苦しくなっちゃう。
呼吸をしっかり酸素を取り入れなきゃっていうことで、また心臓がドキドキしたりとか心拍数が上がってね。
そういう状態になるわけです。
スピーカー 1
上司だった場合には、逃げたりとか、もしくは戦ったりとかっていうね、臨戦態勢になってもしょうがないですもんね。
スピーカー 2
そうですね。だからとりあえず落ち着きましょうと。
で、脳と腸っていうのは自立神経でつながってて、
脳から例えばリラックスしましょうねとか、逆に緊張しましょうねっていう信号が送られてきたら、
その腸も動いたり止まったりっていうふうになるんですけど、逆に止まってる腸をしっかり動かすことによって、
今リラックスしてますよ、リラックスでいいんですよっていうのを脳にまた信号を送るっていう感じになります。
だから緊張して固くなってても、自分で動かしてやる、腸を動かしてやったりとか、マッサージとかでもいいんですけど、
スピーカー 1
そういうふうにすることによって、体はリラックスしていくことができると。
それは腹式呼吸だと、なんでそういうことができるんですか?
スピーカー 2
腹式呼吸は、息を吸ったらお腹が膨らむ。
スピーカー 1
息を吐くとお腹がしぼんでいくじゃないけど、そういうふうな動かし方をするんですね。
スピーカー 2
そういうふうに意識することで腹式呼吸ができますもんね。
スピーカー 1
そうですね。なのでそのお腹を動かしたりとか、横隔膜を上げたり下げたりすることで、超ポンプのような感じで動かすことができるんですね、内臓を。
スピーカー 2
それによって削りが良くなったりとかすると。
09:00
スピーカー 2
一気にしゃべっちゃいました。
スピーカー 1
ちょっとまとめようかね。
緊張状態になったときは、脳からの指令で腸とかの固くなったり、血流、それのせいで血流が悪くなったりして、
いろんな、その分、酸素が行き届かなくなって、より心臓がバクバクなったりとか、
活動が、ミスが起こったりとか、マイナス要素がいろいろ。
スピーカー 2
そうですね。頭真っ白になったりとかね。
スピーカー 1
それはあれだよね。
そうなったら良くないときにね、そういうふうになったりするから。
それを緩和するために、腹式呼吸を使えば、横隔膜が下がることによって、内臓の状態を柔らかくしたりとか、血流を良くしたりして、その状態を回避できると。
それがまた今度、そういう状態を脳が感じて、脳に伝達されると、脳はより腹交換神経が有意になるモードに変わるということですね。
そうです。
なるほど。腑に落ちました。
スピーカー 2
腸式呼吸もついでに言いますと、逆に腸式呼吸は、ちょっと集中したいときとか、緊張させたいときにやればいいわけだから。
なんでかと言ったら、腸式呼吸は横隔膜を上げたり下げたりしないで、引き上げた状態を保つ。
だから、内臓もお腹をへこますことでロックさせる。動かないようにして、胸で呼吸する。
だから、緊張した状態になりますよね。腸もね、横隔膜も。
スピーカー 1
あと、ちょっと今聞いてて思ったのは、腸って1日1日ずっと活動してるでしょ。
ロックするっていう、横隔膜を引き上げて、お腹をへこませてロックするってことで、動きづらくなって活動がしづらくなるじゃないですか。
逆に、集中がしやすくなるというか、そっちの活動を抑えることによって集中がしやすかったりとか。
そういうこともあるのかもしれないね。
風邪をひいたときに、あんまり消化に良いものを食べたりするっていうのは、腸が頑張る必要がない食事をとりましょうってことじゃない。
それは、体が菌をやっつけたりとか、病気を治癒するっていうことにエネルギーを使いたいから、腸の活動はあまりしない方がいいっていうことじゃないですか。
そういうと似たようなとこがあるかもしれない。
スピーカー 2
そうですね。眠いときに、目を覚まさないといけないときとかね。
12:09
スピーカー 2
もう、共識呼吸ですね。ちょっと今、どっちかわからなくなっちゃいましたけど。
スピーカー 1
だから、眠くなるときも、お腹がいっぱいになって、胃に血液が集中するとか、胃腸の活動がこれからたくさんしなきゃいけないじゃない。
スピーカー 2
そうすると、やっぱり他のことをやれない状態になるというか、だから眠くなるというかね。
脳に酸素が行き渡らなくなって、眠くなるっていうね。
スピーカー 1
活動に使うんだね、酸素をね。
だから、そういうメカニズムってことだろうね。納得。
というわけで、今日は呼吸が大事だよっていうこと。
複式呼吸と共識呼吸があって、それを使い分けること。
使い分けるっていうか、そのときに応じてね、うまく取り入れることで、その状況を良くするというか、
体の状態を自分から意識的に、脳と腸に働きかけることによって、そのときにベストな状態には導くことができるっていうお話でした。
アシュタンガのヨガの場合は共識呼吸なんですけど、共識呼吸がいいとかっていうことよりも、ヨガをしてると最初に言ったように、そういう呼吸のこともすごく大切にするようになるっていうか、意識するようになりますよね。
これちょっと余談なんですけど、僕ね、アシュタンガヨガ始めてから共識呼吸だから、何でも結構共識呼吸のほうがいいのかなと思ってて、当時ね。
例えば寝る前も、ちゃんと深呼吸というか、呼吸を整える入眠のときにすると、すごくよく眠れないって話聞くじゃないですか。
で、僕それね、共識呼吸やってました。
スピーカー 2
それは眠れないパターンですね。
スピーカー 1
今後は福祉呼吸を取り入れたいと思います。
というわけで、今日は以上です。
この番組ではお便りを募集してますよ。
まだ募集はやめませんからね。
ぜひ概要欄のアドレスの方に、よかったらお便り何でもいいです。
送ってください。
スピーカー 2
それでは今日も一日皆さんが心穏やかに過ごせますように。
せーの、
スピーカー 1
ナマステ。