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スピーカー 2
ここからは何か突っ込んでいただけると。
まず、さっき言ったもう1冊のアニスターナの方は、多分持ってる方は元々英語版の方もいらっしゃったんじゃないかと思うんですよね。少ないかもしれないですけど、要するにアーサナーの解説みたいのが載ってたじゃないですか。
写真も結構多くて、ベースになってて、それに説明が付け加えて、次はこのポーズですよ、このポーズはこうですよ、その次はこれでこのポーズこうですよ、みたいな感じだったじゃないですか。それでいくと手に取りやすいというか、ある程度のことはわかるようになったと思うんですけど。
ただこっちはもう基本的に文章しかないです。だから日本人で読んでる方ってものすごく少ないですよね多分。
マリコさんはね、やっぱりSYCに通ってるということもあって購入して、これバーっと見るとわかるんですけど、メモしたりとか、自分で読んでみてるので、やっぱりここまでって僕も全くできないですし、できないんで、僕もちゃんと読んでないんですよ。
だからこの話をちらほらと買いつまんでは聞いてるんですけど、本当に嬉しいです。ありがとうございます。今日はこの本のことも、クラファンのページで目次のように、4章から8章までみたいな感じでこんなことを書いてくださっていると思うんですけど、後ほどそれについてもちょっと少し聞きたいなっていうのと、先に
そのクラファンのページの最初の動画で、瀬谷さんが、自分の生き方というか生きる上で、2つのことを想定して、いつも生きていると。1つが、今人生100年時代って言われてますけど、100歳まで生きるとしたらっていう前提での生き方、それと1年後に、もしくは1年以内に死んでしまうかもしれない。
それは事故とかもそうですし、病気ってこともあるかもしれないですけど、ということも想定して生きていると。現実的に1年で死んでしまうかもしれないっていう話はちょっと置いといて、特に年々寿命っていうのは伸びてますから、1歳までかどうかは別としても長く生きていく。僕今46なんですけど、瀬谷さんはいくつでしたっけ?
スピーカー 1
はい、41の年です。
スピーカー 2
そうするとまだ半分も微妙に生きていないぐらいですね。これから現実的に50年以上残り半分まであるって考えた時に、それを考えてどうやって生きていくのかっていうのを、瀬谷さんが実際に過程した時に何を考えているのかとか、どんな風に生きていきたい。
簡単に言っちゃえば、どんな100歳のおじいちゃんでいたいっていうことも含めて、何かビジョンっていうか、考えていることがあったらお話をお聞きしたいんですがいいですか?
スピーカー 1
はい、まずこの考えがあったので、明日の世話を選択したっていうのは大きいですね。
20代、自分がどういった道を、これから何に打ち込みながら人生を歩んでいくかっていうのを探していた20代前半の時に、音楽だったり、音楽並み、または農業の仕事をすることが多かったので、季節労働が多かったので、そういった農業関係とヨガっていうのが選択肢の中にあったんですよね。
その中で、生涯を通して続けられるもの、そして長く生きる上で身心の健康、または楽しさ、そういったものを考えるとヨガが一番いいなって思ったんですよね。
なので、今の生活が100歳になった時もこれに近い状態でいたいと思ってますし、ベースとしては今のライフスタイルをずっと続けていきたい。
それは早寝早起きがベースにあり、気象後アーサナの練習をし、そしてできれば指導に関しても現役でいたいですけどね。できる限り長く現役で、自分の練習が終わったらその時僕が住んでいるところで携われる指導を前にするクラスをしたいと思ってますし、
また自分の体にいいものを食べて、そして十分な睡眠をとって、いい人間関係を保ちながら歳をとりたい。なので、特に今から大きな変化は求めてはないです。
ただもう一つ、変化を求めていないというのと、明日が今のすごく大きな魅力としてチャレンジする姿勢を育むっていうのが常にあるかと思うんですよ。それぞれの段階や人生のステージ。
40代、50代、60代でも違いますし、男女でも違いますし、いろいろなステージがあるかと思うんですが、それにしても長く人生を歩むっていうのはチャレンジし続けることがすごく重要だと思っているので、どう言って100歳と思っても本当にどうなるかわからないですけどね。
自分が歳をとったらどうなるかわからないけど、その年齢になったとしても、生涯何か自分のその時にできる範囲のチャレンジをできるようなマインドで歳をとりたいなと思っています。
スピーカー 2
現状維持だとしても、チャレンジし続けていなかったら現状維持さえもできなかったり。
スピーカー 1
まさにそうですよね。このまま止まってしまうと、衰退していく。衰退って言い方はまた言葉が違うかもしれませんが、続けないと切っていけないですよね。
スピーカー 2
どう足掻いたって追いは来るわけで、その時に今までやってたことを継続するだけでも、もうそれだけでもチャレンジになってきたりしますもんね。
スピーカー 1
場合によっては、事故や病気や家庭内の役割の変化によっては、本当にキープすること自体がチャレンジ。
スピーカー 2
瀬谷さんも今のご自身の現状について、今あるものを守っていくということでもあると思うんですけど、その手助けのためにこの本が役立ってくれると思って読みたかったということですよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
実際にクラウドファンディングのページでも書いてましたけど、瀬谷さんは一旦、ざっくりと日本語訳をある方が翻訳したものを読ませていただいて。
スピーカー 1
噂を聞いて、どこのこの皿で翻訳版があるらしいよという噂を聞いて、連絡させていただいて。正直、英語版は読んでないですから。
僕は英語の英語を読めないので、なので先に全部把握したいなと思いまして、読みました。
スピーカー 2
どうでしたか?感想というか。
スピーカー 1
感想としては、まず明日のヨガは、もちろんヨガ全体的に、現代人にとってヨガの教えって、現代人だけじゃないと思うんですけど、厳しいですよね。
アヒンさんもそうだし、食事に関して、特に日本人では、僕は今回特にお肉についてっていうのは印象的だったんですが、僕はベジじゃないので、今までこのベジじゃないっていう自分の食生活について、すごい葛藤があったし、悩み。
今なお悩んでないわけではないです。ヨガを実践しているとここまで口に出して、活動しているにも関わらず、お肉を食べている。
それに対するもやもやがずっとあって、そしてそれは、僕がインドマイソロジーに滞在中、シャナーツ先生はカンファレンスで、お肉についても食べない方がいいっておっしゃってましたし、
以前日本で来た時にも、カンファレンスの時に、出汁を取ってしまうっていう話が質問であって、取らない方がいいっていうようなお答えをされてたんですよ。
それもあって、絶対NOって言うんだなと思ってたんですが、ここにはそう書いてないんですよ。
それですごいホッとしました。そういう文化的な違いがあるっていうことをシャナーツ先生はもちろん理解されている。
インドは比較的ベジになりやすい文化圏ですよね。
ただ日本だったり他の国々では、やはり動物性が食のベースになっているという文化圏は多いので、そういう文化圏の人たちは、
食べるとしたらこうしましょう、みたいな。
それは睡眠にも書かれていて、何時間寝たほうがいい、だけど実際それ寝れない人、例えば8時間寝たほうがいいとか。
8時間寝れない人って世の中にいっぱいいるじゃないですか。
スピーカー 2
そういう人は、こうしてみたらどう、こうしてみましょうっていう工夫が載ってるんですよ。
スピーカー 1
今まで僕自身が抱いていた、ヨギーになりたい。
本当はヨギーだって言いたいんだけど、思いっきりすっきりとヨギーって言えない自分が今も僕の中にいて、
そのモヤモヤをエイジレスの中のいくつかの文章でほぐしてもらいました。
これで自信を持ってヨギーですっていうのはもちろんまだ言い切れないところはあるんですが、
それにしてもとうとうモヤモヤが解消された。
まだやっぱりこういう段階を踏まえてもいいんだな。
まだ食べてしまうけど、こういう選択をすれば食べることもいいとは言えないけれども、
そういうこともとりあえずOKって言い方も変ですね。
ただ優しく書かれているということです。
この10個のアースランが紹介されているっていうのもすごくいいことだなと思いました。
どうしても明日の夜間の練習をしていると、
自分で与えられたアースランを毎日こなせなきゃいけないという風な、
時に義務感のようなもので練習をしてしまうことっていうのはあるかと思うんですが、
本当に広い意味で言ったら必要ない人もいますよね。
ただ、厳選された10個のアースランっていうのがここに書かれていて、
確かにそういうのをするだけでも日々の健康を維持する、
健康的なライフスタイルを送るという意味では、
すごくそれぐらいでもいいよなって思えるようなパードルを引く。
すごくここにはそれを感じましたね。
スピーカー 2
いいですね。
やっぱりヨガを、特にアースランがヨガをしている人たちがいないし、
指導している先生方もそうだと思うんですけど、
やっぱりやっていることがこうなっていってしまうと、
一般の人たち、そういうことにあまり興味がない人たちとか、
もしくはもうちょっと違う趣のヨガをしているような人たちからしたら、
さっきも伊勢谷さんが言ったように厳しいっていうか、
その厳しさが必要だって思っている人が多いと思うんですけど、
アースランがヨガ界隈の人たちはですね。
しなきゃいけないとかね。
しなきゃ意味がないとかもそうだと思うんですけど、
神聖なものでなければ意味がないみたいなこととかも言ったりしますけど、
でもなんかそれってすごくレベルの高いところを目指す場合みたいな前提じゃないですか。
とても高次元なところを目指した場合っていう。
スピーカー 2
どれが本当に大事なのかよく分からないとか、
どこから手をつけていいのか分からない。
いろんないいことを知っている早めに早起きした方がいいよねとか、
あんまり動物性のものを取り付けない方がいいよねとか、
小麦粉ってあんまり良くなさそうだよねとか、
いろんな情報がありすぎて、
よくどれもできないみたいな。
どんどんどんどん頭でっかちになっているみたいなところがあったりするじゃないですか。
そういう意味でも、
知っていたことだとしても、
まずじゃあやるんだったら、
これとこれとこれみたいな、
最低限これだよっていうことを教えてもらっているような感覚というか、
ものでもありますよね。
スピーカー 1
そうですね。
おっしゃったように本当に情報たくさんあるんでね。
そうなってくると、僕は誰の情報を信じたいか。
で、その誰っていうのはどんな生き方をしている方か。
っていうのは僕にとっては大きな選択の基準の一つなんですよ。
なので、シャラツ先生の生き方を一部ではありますが、
この何年か見させていただく。
これ表現あってますかね。
シャラツ先生の生き様をフォローするような中で、
シャラツ先生のことを少しずつ理解して、
だからやっぱりシャラツ先生が言っていることをできる限り
フォローしたいっていうか、
自分も取り入れたいという思いがあるのでね。
すごくそういう意味でも貴重な内容だなと思ってます。
スピーカー 2
なんかヨガをされる方たちにも、
多分聖夜さん、今回クラウドファンディングを立ち上げて、
ぜひ支援してください、購入してくださいっていう対象って、
やっぱりアシタンがヨガをやっている人が多分多く。
基本は。
でもやっぱりヨガの入り口っていろいろあるし、
ヨガってもちろんアーサナプラクティスだけじゃないじゃないですか。
ヨガをやったことがない人とか、興味あるけどやったことがなかった人たちの
入り口としてというか、
例えばアシタンがヨガみたいな運動量の多いもの、
ハードなものができないけども、
ヨガ取り入れてみたいっていう人にもいいですよね。
スピーカー 1
いいですね、本当に。
今回クラウドファンディングしてくださると、
中にはメッセージ付きで送ってくださる方もいらっしゃって、
そのメッセージの中には、
今はもうアシタンがヨガやっていないんですけどとか、
私は普段アシタンがヨガじゃないんですけど、
というようなメッセージをいただいた方もいて、
少しそういう方がすでにご支援者の中にいらっしゃるということは
すごく嬉しいですね。
スピーカー 2
それ聞いて僕も嬉しいですもん。
スピーカー 1
やっぱりヨガはヨガなんでね。
別に何ヨガだって一緒じゃないですか。
別に本当何ヨガでもいいんですよね。
ただその中で共通の価値観があって、
目指すべきところが、ちょっとアプローチが違うとしても、
向かっている先は一緒なので、
そういうユーハーの垣根を超えるっていうのはすごく嬉しいですね。
スピーカー 2
こういう公式にって言っていいのかな。
今回の日本語訳は公式にっていうことじゃないのかもしれないですけど、
エイジレスの英語版そのものは、
公式にシャラト先生が書いたものとして出されているわけですもんね。
そう考えると、そういう大元の人というか、
トップにいる人が、アシタンがヨガの方として、
こういうヨガではない部分の現代人にあった、
こういった生活の具体的なことを書いているものって、
そもそもあんまりないですよね。
スピーカー 1
僕もそうなんですね。
アシタンがじゃないヨガだと、
ライフスタイルのことを書いている本はあるっぽいんですけど、
ただそんなに多分多くないと思います。
僕の中でもヨガの本って言ったら、
アーサナの本、哲学の本、
少し解剖学の本とか、そういった印象がありますが、
ハウツー本に近いような。
ただここでは、ライフスタイル全般っていうのが、
すごく珍しくもあり、貴重な内容だなとも思いますね。
またアシタンがヨガのボスじゃないですか。
一般のって言い方も変ですけども、
実践経験が長いと思うんですが、
日本人が抱えている本とは違って、
伝統を引き継いでいる方のトップが書かれているということが、
また意味を持つと思いますね。
スピーカー 2
まさにそこで、こういうのを今まで見なかったなと思って、
価値ある一冊だ、そういう意味でも一冊だなと思いました。