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大相撲受信中、どうも本田受信料と申します。この番組は大相撲ファンの私、本田が、初心者目線で手軽に大相撲の魅力や感想を喋っていきます。
今回はですね、大相撲の基礎解説と言いますか、本場所と巡業について簡単に解説する回になっています。
というのもですね、前回3月場所の振り返りの時に、4月はですね、巡業で、関東で巡業がたくさん開催されるので、ちょっとそこに初挑戦してみようかなーみたいなこと言ってたんですけれども、
そこの巡業とか、あと5月の本場所とか、いろいろこう相撲にね、ちょっと興味あるなーっていう人を誘って、一緒に行こうとしているので、ちょっとそういう人たちに、
最低限ね、この内容だけ分かっていれば大丈夫だろうっていうところを、ちょっと基礎的な部分として、ちょっと解説する回を撮りたいなというふうに思ってやってみました。
まあね、そういうちょっと私的な通信を、逆にあえてお送りするという形にはなるんですけれども、
まあね、でも他にも、相撲に巡業行ってみたいなとか、あと本場所のチケットをもらっていくことになった、みたいな人多分いると思うので、そういう人たちにね、まずはちょっと聞いてもらう入門編としても、この回ができればいいなというふうに思っています。
本場所の開催と期数
では早速ですね、本場所と巡業について説明していきたいんですけれども、まずは本場所と呼ばれるものですね。
これ、いわゆる公式性になっています。
皆さんもテレビで見たことのある、NHKで中継されているやつですね。
あれが大相撲の本場所ということになっています。
実は開催されているのは、1月、3月、5月、7月、9月、11月の期数付きにやられてまして、2週間開催しております。
なので15日間、期数付きで2ヶ月に1回開催されているという感じですね。
で、そのうち1月、5月、9月が東京の両国で行われていて、それ以外の3月が大阪、7月が名古屋、11月が九州、福岡ですね、といった形で別の都市で行われるという感じです。
これがね、いわゆる大阪場所とか名古屋場所とか言われる回になっています。
このね、意外とこの2ヶ月に1回のペースって、見てる側としては結構良くて、
あ、もう相撲の季節始まったか、みたいな感じで、ずっとやってると逆に何か貴重な感じがないんですけれども、
2ヶ月に1回だとね、ちょっと終わった直後は待ち遠しいなと思ってくるんですけど、
だんだんとですね、あ、もうついに始まるのか、みたいな感じで、このリズム感がちょうどいいなというふうに思っています。
ただね、出てる方の力士はちょっとね、結構これタイトなスケジュールだなというふうに思っています。
で、この本場所の中で先ほど2週間、15日間あるというふうに言ったんですけれども、
この2週間の間で力士たちはそれぞれ1日1番相撲を取っていきます。
なので1日に1回しか相撲を取らないんですよね。
1試合のみと言いますか、取り組みというんですけれども、それのみになっています。
なのでそこも一瞬に集中するというですね、そこが重要な部分になってくるということです。
で、毎日1日1番やっていて、後で説明するんですけれども、幕打ちとか重量と言われる上の方の層は本当に15日間毎日相撲を取り続けて、
要は15回ですね、相撲で相手と対戦するということです。
この15日間の中で何日何勝できますかというところが、いわゆる幕打ち最高優勝とか呼ばれるところですね。
とにかくたくさん勝った人が優勝という形になるわけです。
それ以外もこの15日間の中で過半数以上勝つ、これを勝ち越し、過半数以上負けちゃうと負け越しと呼ばれるんですけれども、
当然勝ち越していれば勝つほどに番付けっていうのも上がっていきます。
これがね、また後で説明しますけど、それで横札になったり宝石になったりというところで番付けを上げていく。
そのためにもこの本場所でできるだけたくさん勝たなきゃいけないというのが、いわゆるガチ真剣勝負っていう感じですね。
公式戦と言いますか、そういう正式な記録に乗っかってくる取り組みが行われている期間ということになります。
次にですね、殉業、本場所とは打って変わって、この殉業と呼ばれるものは何かというとですね、これ日本相撲協会に書いてあるんですけれども、
本場所の特徴と魅力
殉業は相撲道の普及、地域の活性化、青少年育成を目的として行われていますということなんですけれども、
いわゆる力士たちの取り組みの戦いというか、そういうもの自体に焦点が当たるというよりは、相撲をいろんな人に身近に知ってもらって普及していってというようなところを目指している工業というかですね、
いわゆるファンサービスみたいなところになります。なので、本場所というのがいわゆる公式戦みたいなところでガチガチの真剣バトルというところに対して言うと、この殉業というのはですね、どちらかというと力士たちも結構リラックスしてというか、
ホスピタリティ溢れるような対応で来てくれた人たちを楽しませるといったところに重きが置かれているということです。
殉業というのはいろんな地方自治体のいろんなところで行われていてですね、さっき説明した本場所と本場所の間のところに、ある意味ね、その会場の近くとか次の会場に向かいながらみたいな形で日本全国いろいろなところで開催されています。
場所もね、本当に1年通してスケジュール組まれているんですけれども、毎年絶対ここでやるという感じでもなくて、いろんな地方自治体の声がかかりながら、普通はこんなところでやるんだとかですね、ここでやるのは何年ぶりとかそんな感じで行われます。
あといわゆる地方自治体で行われますので、場所によってはね、その地方出身のご当地力士と言われるようなところが地元のヒーローとしてフューチャーされるという形です。
大阪とか名古屋とか福岡、それぞれで開催される時も、こういったご当地力士という力士たちが大きく声を浴びるんですけれども、さらにね、ピンポイントにその出身の場所とかでね、やったりもするので、さらにヒーロー化が高まるという感じですね。
この巡業自体の内容の中身としては、相撲をもちろん撮るんですけれども、それ以外にも本当にいろんな催しがあるみたいで、力士への相撲コーナーとかね。
あとノド自慢って言って、力士の人たちって生体が太いんで、異常に歌が上手い力士の人がいたりする。なんかテレビとかで歌ってるのもしかしたら見たことある人いるかもしれないんですけども、そういう方のノド自慢カラオケみたいなのも聞けるとか。
あと相撲はいわゆる伝統行事なので、伝統行事としての文化としての相撲の任用とか、あと食切って呼ばれるんですけれども、力士の人たちが相撲で禁じてですね、いわゆる撮っちゃいけない、こういうのはやめてくださいみたいなルールを笑いを交えながらデモンストレーションして説明するっていうね、そういう漫才みたいな前説みたいな、そういう催しもあったりするそうです。
なので相撲を知らない人も見てて楽しめるというか、こんな一面があるんだみたいに見れるのが巡業ならではの魅力っていう感じになってます。
もちろんですね、幕打ちの有名な力士同士の戦いとか取り組みっていうところも組まれますので、そこを見るっていうのはね、結構迫力がある相撲の取り組みっていうのを本場所以外でも見るチャンスっていうところはもちろん巡業にもあります。
あとはね、場所にもよるみたいなんですけれども、外には結構キッチンカーが出たりしていて、ここにね、出番がないというか、時間的に土俵に立ってないお相撲さんとかがちょっと休憩がてら歩いてたりとか、そういう意味でサインとか写真撮れたりするチャンスみたいで、巡業の時期になるとね、SNSとかすごい力士たちの写真とかが上がってきて、
巡業の魅力と幕打ちの概要
それをSNSでパーって見るだけでも結構楽しいんですけど、みなさん笑顔が素敵というかね、本当に本場所では見られない、テレビの中継では見られないリラックスした笑顔の表情っていうのが見れるっていうところが巡業ならではのところなんじゃないかなというふうに思いますね。
本当にファンとして力士と距離が近いっていうのは本当によく言われるんですけれども、そんな巡業なのでちょっと気になってね、自分も行ってみたいなというふうに思っているところです。
朝早く行ったらね、握手会とかもあるらしくて、朝から会場してすぐに握手会なんかがあったりするらしいので、本当に力士の方と握手したり触れ合ったりっていうのはなかなかない機会なんじゃないかなと思って挑戦しようと思ってます。
ここまでは簡単に大相撲の本場所とか巡業といったところを説明したんですけれども、入門編としては最後に幕打ちとかっていう部分も説明しようと思います。
この先ほども言った通り、幕打ちの力士たちっていうのはですね、いわゆるその大相撲の中でも一番最上位のリーグと言いますかね、サッカーでいうとリーグみたいなところになってまして、その幕打ちの中で頂点に立つのが横綱っていうことになります。
この横綱をトップにして上位陣の取り組みとか戦いが行われていく部分を幕打ちというふうに呼んでます。
その下に重量というまた異なる界のリーグみたいなところがあって、さらにその下に幕下三段目という形でどんどん続いていく形になっています。
なのでだいたい幕打ちの40名ぐらいの力士がその本場所の中でそれぞれ戦っていく。
重量だったらまた重量の中で戦いがあるっていう感じになっています。
どんどん上がれば上がるほど上に上がっていくという形に当然なっているんですけれども、ここでいわゆる責取と呼ばれるのは重量以上の人たちになっていて、この重量以上からやっと給料が出る形になるんですね。
しかも一月100万ぐらいらしいです。
それプラス買ったら懸賞金とかがついてみたいな形なので、この重量になるかならないかっていうのが非常に重要なんですよね。
重量以上にならないと力士として認められてないみたいなところで非常に大きく差がある、そんな実力社会というところになっているんです。
なので当然全ての力士はやっぱり重量以上というのを目指して頑張っているんですけれども、そこが本当にお金が実際かかってくる切れ目の部分といいますか、本当に真剣勝負になってくるので、それは本気になるよなというか人生かかってるもんなというふうに思います。
そんな一番最上位の中の幕打ちの中でも、先ほども横綱という話が出ましたけれども、トップが横綱です。
その下に王席という番付けがあります。これも多分聞いたことあるかなというふうに思います。
このあたりがいわゆる看板力士と呼ばれるようなメンバーになっていまして、非常に皆さんもこれまで聞いたことのあるような人が横綱とか王席として報道されたりしています。
さらにその下に役力士としては関分け小結びと続いていきます。
その下の力士たちについては前頭何枚目というふうに呼ばれます。
番付けとしては前頭3枚目とか6枚目とかですね。
当然上がっていけばいくほど3枚目、2枚目、1枚目、いわゆる筆頭と呼ばれるんですけれども、そういう形で上がっていって、さらに上がっていくと小結びになるみたいな形でどんどんそういったヒエラルキーができているという感じですね。
当然力士たちはその頂点の横綱まで目指してやっていくぞというところの中で、場所ごとに空地優勝、最高優勝というところを優勝したらですね、どんどん横綱に近づいていくと。
ただいきなり優勝したから横綱になれるというわけではなく、その場所その場所の優勝自体は当然注目はされますけれども、
そういったところの価値が積み重なっていって最終的に横綱になるというイメージになっています。
だいたいここまでが一般的に大相撲の本場所とか巡業に行くというところで必要な情報になるかなというふうに思います。
一旦ここで入門編的な解説は以上にしてですね、さらにこの3月場所が終わってからの幕打ちの状況、横綱どうなんだとか大関どうなんだとかですね、
それ以外の注目の力士誰なんだみたいなところは次のエピソードで公開したいなというふうに思いますので、気になる方はぜひ次回も聞いていただければと思います。
それではまた次回お会いしましょう。ありがとうございました。