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市ですおはようございますこのポッドキャストは僕が毎週お送りしているニュースレター スティームニュースの音声版です
スティームニュースでは科学技術工学アート数学に関する話題をお届けしています スティームニュースはスティームボート乗り組みのご協力でお送りしています
というわけでですねこのエピソード2022年9月22日に収録しているのですがまぁ今回も ですねで先での収録ということでいつもとはね
あの違った bgm が今入っていると思うんですが あの
いつもと違う環境でね撮らせていただいています今回のエピソード スティームニュース第96号から緑色の秘密についてお届けしようと思いますどうぞお付き合い
ください というわけでですねえっと先週の木曜日ですかね
木曜日ですねあのタイのバンコクから長崎に帰ってきたんですが バンコクね洪水だったんですけれども
今度は長崎台風がね強烈な台風がやってきていて なんかどこへ行ってもね水に攻め立てられている
1週間でしたでバンコクには大変に高名高い仏教寺院 ワットプラケオというね
エジーンがありましてまぁ僕もねあの 訪問してきました
ワットプラケオというのは緑色に輝くエメラルド仏 仏は仏様ですねエメラルド仏が安置されているために
エメラルド寺院という音別名を持っています エメラルドという風に呼ぶのですがあの実際にはね
翡翠でできています 英語にした時の知名度とか高級感とかねまひすいはのジェイドって言うんです
けれども そちらよりはエメラルドの方がま通りがいいということだと思うんですが
エメラルド仏エメラルド寺院という風な音別名を持っています で中国や日本ではこの翡翠のことを玉とも言うんですねまぁ玉座って王様が
座る椅子のことなんかを 指す場合もありますけれどもま玉でできている椅子ですね
緑色の音石でできた椅子これを玉座という風にね 読んだりもします
中国の翡翠は学術的にはネフライトという意志のことなんですが これは日本ではほぼ算出しないですって逆に
日本ではジェダイトというよく似た意志が算出するんですね このネフライトとジェダイトは違う意志なんですが見た目は似ています
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でややこしいことに日本ではジェダイトを翡翠と呼んでたんですね で中国
から持ってきたネフライトも翡翠と呼んでますし中国で日本から持ち込まれたジェダイト も翡翠と呼ぶんです
だから翡翠という意志は実際に2種類あるんですね で
ジェダイト日本にとれるジェダイトの方が中国のネフライトよりも少し硬いために ジェダイトを硬玉硬い玉ですねネフライト
軟玉柔らかい玉というふうに呼ぶこともあります でエメラルドはそのジェダイトネフライトそれぞれよりも硬いのでまあ無理やりね
玉というふうに呼ぶとすると超硬玉になるんじゃないかなぁなんてことをね 思ったりもします
で歴史上日本は大陸から様々なものを輸入していますもご存知ですよね で逆に日本から大陸へ
輸出されていたものほとんどないんですがその一つが 翡翠このジェダイトだったと考えられているわけですねこれ日本の
糸井川近辺で取れる翡翠だったそうなんですね 大陸の翡翠はネフライトで糸井川で取れるのがジェダイトという別の意思
両方翡翠と呼ぶんですが別の意思だったということですね 日本のジェダイトの方が中国のネフライトよりも硬かったためにひょっとしたら
中国でも陳調されたのかもしれないです まあこのような戦いがあって日本鉱物科学会という学会が2016年にジェダイトを国の意思
国籍というふうにね 名付けています
まあなんかね学会によってはいろいろまあ自分たちの専門分野の
専門分野の何でしょうねそのものを国を代表するものというふうに認定することが あるんですが例えば
工事カビをね 国を代表する金であるというようなね
運動があったりとかもあります 新潟県のフォッサマグナミュージアムによると糸井川の筆水の利用がおよそ7000万
7000万いいすぎ7000年前に始まっていたんじゃないかというふうにね 主張されていますこの説が正しいとすると7000年前日本だと
縄文時代にあたるんですがこの説が正しいとすると世界最古の筆水利用例ということ になります
他の文明でもまた例えば南米とかで筆水を使っている例はあるんですが不適かの 持ってもに3000年前ということなので7000年前までさっか登るのはこの糸井川流域
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だけではないかというふうにね言われています そんな日本の筆水なんですがなぜかなら時代に急速に利用されなくなっていきますその後
ずっとね 日本でこう出土する筆水の
まあ異物ですねこれなんかもう中国からの輸入品じゃないかというふうに疑われたりも したそうなんですが
つまり日本でね筆水が取れるということ自体が忘れられていたそうなんですけれども これがなぜなのかというのはねよくわかっていません
まあ例えば日本のチーズともいう歴ですねまあ乳製品であのそっていうのがあるんです けれども
これ平安時代まではね貴族の間で食べられていたようなんですが その後去られていきます
いつの間にかね日本人が購入製品を食べていたというのを忘れられていくんですが そんな風にいつの間にかこう伝われた文化の一つだったのかもしれません
でこの筆水緑の石ですねこれがあの 日本含め特に中国ですねあの非常に高貴な色として扱われていました
古代エジプトで最も高貴な色まあこれはの服の色じゃなくて顔料ですね 建物であるとか彫刻とかに使う色としてはラピスラズリというね
石の青ウルトラマリンですねこれが最も高貴な色という風にされていてまぁこれ ヨーロッパでも
このラピスザールごめんなさいラピスラズリの青というのは 非常にねあの効果でもあったし高貴なものともされてきたんですが
この中国やその文化圏の国々では筆水の緑の方が最も高貴な色とされてきたんですね で日本にも中国から仏教とともに国際色という色使い
伝わってきているんですがこれまぁ緑色を中心に 緑色を引き立てるような配色のようにまあ僕は見えますあの
他にね青も使えますし赤も使うのでそれぞれの色それぞれが主役と言えるかも しれないんですが
僕はなんか緑を引き立てるために赤とか青とか使っているように見えます でバンコクのバンコクタイのバンコクで見たエメラルド物もまたねその高貴な筆水で
彫られているんですねこちらはですね中国産の筆水ねフライトを使ったんじゃないかとは 思います
で確かに緑は美しい色ですし 東アジアに関して言えばまあラピスラズリの入手が難しかったという事情もあるとは
思うんですが それでも他の色差し置いて緑が一番といった
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なぜかというね疑問が残るんじゃないかなと思うんですまあ僕はすごく疑問に思い ました
でまぁヨーロッパやイジップ島と東アジアというのはまあ日差しの方入り方も違うので まあそれも理由かもしれないですしひょっとしたら
ヨーロッパの男性っていうのは東アジアの男性に比べて緑色を近くしにくい人が多い というね事情もあるかもしれません
ただまぁ僕が強く感じている理由がもう一つあってそれはですねその東アジアでは あの人間がね
ある種の植物を取った時に見える強烈な緑色があまりにも美しかったのでその色なんとか 残そうとしたじゃないかというふうにね
感じているんですね 人間の視覚というのは赤緑青青というか青紫の3原色を持つことはよく知ら
れていることなんですけれども 緑というのは他の色によって汚染されています
人間の目が赤い光を捉えた時緑に対応する子細胞も同時に強く反応します 青い光を捉えた時も緑に対応する子細胞が
まあ少し反応します これどういうことかというと人間は本当の緑を視覚によって得ることができないということ
なんですね 他の色によって緑が汚染されているし緑の光を見た時は赤に対応する子細胞
青に対する対応する子細胞というのがまあ少し反応するからなんですね で緑に対応する子細胞あるにはあるので
ピンポイントでその子細胞だけ刺激すれば本当の緑を人間に見せることはできるはず なんですよ
ひょっとしたらその目から脳につながる神経をハックしてですね緑に対応する信号だけ 流すとかですね
すれば
緑 今この本当の緑というのをね見せることができるかもしれないんですがまぁそんなことが
ねできるかどうかちょっと僕にはわかりませんまあ原理的に本当の緑が存在する ということで僕自身がそのタイの隣カンボジアで
体験してその緑見たことがねあるんですよ まあこれ体験なので言葉では伝えられないんですが見たことが
あるんですねこれ何かっていうとそのアンコールワットのお堀に生えてた水草 おそらくレモングラスだと思いますこれあの東アジア
原産でヨーロッパにはない草なんですけれども あのインドにはねあるんじゃないかなと思うんですけども
インドあるのかなインドギリギリあると思いますそのインドから先がねないと思うんです けどもその
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レモングラス だと思う水草ですねガジガジと噛んだんですよ
で これがですね多分良くなかったと思うんですが
あの まあいわゆるバッドトリップんですかねあのすごく苦しい思いをしてただ
すごくね綺麗な色が見えたんですよって緑色がね本当にね綺麗だったんです あの赤も見えたし青も見えたんですけど緑色がねその見たことないような緑
が見えて 僕も緑っていうのがすごくね高貴な色というかそういう特殊な条件でしか見る
ことができない高貴な色だなと認識をねしました でまぁ僕なんかが
見れたということはかつての宗教者もそういう体験いろいろしてみたんじゃないかな だからまぁ緑をね高貴な色というふうに選んだんじゃないかなぁということをねまぁ僕は
なんとなくぼんやりと考えています で最後に日本語でねあの色の形容詞赤い黒い白い青いっていうのはあるんです
けれども緑いいってないじゃないですか 黄色もないですよねキーとは言わないですよね黄色いいですよね
緑いいないですよね緑色
いいもないですよね 緑のとかなりますよね紫とか茶とかもないですよねまぁ茶色につけて茶入って
なんかちょっと可愛いですけどそういう日本語はないですよね 赤い黒い白い青いはあるのになぜこう緑いいがないのかというと理由諸説
あります決定だと言えるものなさそうなんですがまぁ おそらくこれが真実一家じゃないかなと僕が感じている説はですね
あのまあ語源が語源て言い出すと大体ねうさんくさくなっちゃうんですけども 語源が赤いの語源が明るい
黒いの語源が暗い なんとなくありそうじゃないですかで青いが淡い
で白いははっきりしたという意味の一字路 c 一字路 c と書いて一字路 c とまぁ読んだという説がねあるん
ですね本当かどうかちょっと僕もよくわかんないですけども なので赤黒白青はこの色彩の名前じゃなくて明るい暗いとか
淡い濃いみたいなね 意味だったんじゃないかという説で
どうなんでしょうねだからあのまあそれ両方かもしれないですあの黒は色としての 黒いもあるし暗いっていう意味もあったでしょうし
そこらへんはね語源の話というのは大概うさんくさくなるので何とも言えないんです けれども
ただねちょっとこの正当性を感じるとすれば中国の五行思想で東西南北をそれぞれ 赤白赤
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赤白じゃなくて青白赤黒に割り当てるんですよ 東が青西が白南が赤
北が黒方ですねなのでこの4色特別な地位を占めるのもありなのかなぁしかも東西が 青白で対立してますよね
淡いとはっきりそれから南北が赤と黒でこれもやっぱり対立している だからちょっとねあの
めちゃくちゃこうじゃあるかっていうと言い切れないんですがまあまあ 青白赤黒に特別な地位があるっていうのは言えるのかもしれないです
ちなみに五行思想てまぁ5つなので東西南北の他に真ん中っていうのがありますよね で青白赤黒にもう一色真ん中の色これ一般的に黄色って言われてるんですけど
本当は金色ですね真ん中は金色 金色にね形容詞にしたら金ってなるんですかね
さすがにそれちょっと無理ですよねというわけでまぁこの4色が まあ色として特別な地位を持ったというねまぁ説得力があるんだかないんだかという
説でした ところでまぁ日本語では緑信号を青信号と言うんだり青信号って言う名前
したら緑信号と言わないですよね英語ではグリーンシグナルって呼んでブルーとは言わない 逆で日本語では青信号と言うなり
緑色の野菜を青野菜と呼んだりするわけなんですけれどもまぁ緑と青を区別しないということ 多々あるんですが
これ日本語以外の別な言語でもこういうことも あのあるみたいです
でそのために言語学者がグリーンとブルーを合成したグルーという言葉を編み出して いるんですね
青信号と青信号じゃないや青と緑を区別しない言語のことをグルー言語と呼んだりも するそうです
だから日本語もね条件によってはグルー言語ということにね なるんだと思いますまぁどちらもね高貴な色として知られている
ブルーとグリーン青と緑 なんですがまぁ今回はその青と緑
特に緑にまつわるねお話をさせていただきました 8メールでお送りしているニュースレターの方では他にねあの
いつもはね今週の書籍という形で書籍のご紹介をさせていただいていて 翡翠にまつわる書籍もねいっぱいあるのでそういうのご紹介したいなと思ったんですけども
今週はですねちょっと趣向を変えてあのブルーイングリーンというねジャズのアルバムを ご紹介をさせていただいていますよかったらね
ニュースレターの方も無料でお読みいただけますのでご登録いただければと思います というわけであの
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今日はなんとですね一発撮りで撮らせていただいたんですがあのなのでちょっと言い直しとかね えええええ
詰まっちゃってるところとかってもはほぼノーカットでほぼというかあの 頭とお尻だけカットしてお送り
お届けをしようと思います最後まで聞いてくださってありがとうございました またねえっと実習もねひょっとしたらまたちょっと
小先でどんな風に録音できるかわからないんですけれども あのできるだけねあのオンタイムでお送りできるようにしようと思っていますのでお
楽しみにしていただければと思いますでは素敵な1日を過ごしくださいスティーム.fm の
青一でした
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