そこからプロダクトとかも作られていらっしゃった。
そうです。1年間ぐらいやると飽きてくるんですよ。
飽きてくる。
誰のために作っているのかわからなかったので、
それで当時ちょうどブロックチェーンとか仮想チェーンが流行ったので、それ使って作ってやろうかなって思ってて、
当時ちょうどスマートコントラクトっていうのがあったので、それ使って何かできないかなって思っている中で、
当時まだ保険の領域がですね、DXされていない。
まだITが入っていない最後の場所だみたいなこと言われたので、
じゃあブロックチェーン掛ける保険で新しいことできないかなっていろんなことを考えている中で、
民間で勝手に保険作れたら面白いんじゃないかなって思いついちゃったんですよ。
思いついちゃったんですね。
面白いんじゃないかって思いつくだけなんですよ。
本当にエンジンが良くなって作っちゃったんですね。
すごい作れちゃったですね。
作ったんですけど、結局そのスマートコントラクトって結構インフラのコストが高かったので、今も高いかもしれませんけど、
結構広がっていくの厳しいなって思っちゃって、
それをちょっとやめて、リアルマネーっていうのを使って、
当時僕が考えていた保険っていうのを民間で作っていくような仕組みを作れたら面白いんじゃないかなって思ったのがきっかけだったんですよ。
で、当時ちょっとペイペイとかも流行りつつあったので、僕たちもクレジットカードでネット上に勝手にウォレット作ってですね、
そこにチャージしてですね、掛け金を出し合って、会費という名のもとで。
で、病気になったとか事故起こったとかいう時に申請してそこのウォレットに。
で、何人かがオッケーって言ったらお金が実際降りるっていうサービスを作ったんです。
それが自分がプロダクトを世の中に出すきっかけになったっていうのがあるんですよね。
その事業は事業上等された?
そうですよ。今やってる会社は2社目で、その時から1社目だったんですけども、
それを1年間ぐらいやってる中でちょっと法律が問題出てきてしまったんです。
で、進んではしてたんですけども、いよいよ金融ライセンスを取らなきゃいけないというタイミングで詰まったわけですよ。
その金融ライセンスにとって結構ハードル高かったんですね。
社内の耐性だったりとか資本金の問題だとか。
なのでどうしようかなって話の中でたまたまイエリさんからどうだって話が来たので、
元々社外取締役に入ったので、昔から仲は良かったんですよね。
それでキャンプファイヤーグループと一緒にやらないかっていうご相談をいただきまして、
お願いしますというところでキャンプファイヤーの中でやっていくことになって、
そこからまたさらに進化してきてですね、
元々はコミュニティの保険を作るプラットフォームだったんですけど、
使い方変わってきたんですよ、その頃から。
シェアハウスの方々が使い始めたのが出てきたんですよ。
保険ってみんなからお金をちょっとずつ集めて、そこからお金出てくるじゃないですか。
だからシェアハウスのお金の間と全く同じ仕組みなんですよ。
シェアハウスも誰かのオーナーが1人いて、
住んでる方々が家賃払うじゃないですか。
で、そこから例えばティッシュ買ったよとか、トレッドペッパー買ったよとか出ていくんですよ。
だけど同じだったんですね。
なのでシェアハウスのお金管理サービスとして結構広がっていったんですよ。
で、さらにそこからユーザーさんがこんな使い方あるみたいなのを発見していってくださってですね、
自分のお父さんお母さんが要介護状態で、子供たちは何人かいて、
介護費を折半するのが簡単にできないじゃないですか。
そういう時に僕たちのプロダクトに子供たちがお金入金して、
親のとこに行って食事買ってあげたよとか、旅行一緒に行ってあげたよとかで、
そのネット上にあるウォレットからお金を引き出すみたいなことで活用例がどんどん広がっていったんですよ。
全く思いもせずに。
で、最終的に一番ヒットした使い終わり方が、その友働き夫婦のお金。
友働きもやっぱり今男性も女性も働いてるんで、
私だけが家賃払うっていうわけじゃないじゃないですか。
そういう時にネット上にある共通ウォレットにお金を毎月毎月例えば20万20万チャージして、
そこから私家賃払いまして、私スーパーで買い物してきましたよということで、
お金を移動、自分のウォレットに移動するみたいなことで結構広がっていったんですよ。
だから元々は保険を民主化するみたいな思想から始まったんですけど、
進化していって最終的に友働き夫婦のウォレットサービスになった。
ただ結局大前提は取れなかったので、そこでちょっとクローズセンターがなくなってしまって、
僕は一旦そこで一社目は終わってるんですよ。
で、そこからちょっと半年間ぐらいしばらく何やろうかなと思って時間があったんですけども、
本当にビーム向けのサービス作るとかも考えたんですけども、
僕が見つけた複数人でお金管理の問題があるっていうのをベースにした方がやっぱり僕ならではがあるし、
僕もやっぱり事業計画とか作ってると疲れてくるんですよ。
全然関係ないようなビーム向けのサービスとか作ると。
それは思いの部分なんですか?
多分そうなんですよ。
根本的にやっぱり市場がもう土地金流れてるからやるとかいうのは僕には向かないんです。
僕が見つけたユニークなペインポイントっていうのを解決するっていうのにやっぱり気持ちが向かうわけで、
もともとは保険だったけども、最終的には家族のところで行ったので、
そこに最初から効果が当ててしまって、事業展開していくと面白いことができるんじゃないかなって思ったんですよ。
しかも面白いことに当時ちょうどタイムツリーっていうアプリがCMバンバン売っててですね、
僕は当時非常に不思議だったんですよ。
もう自分とかグーグルカレンダーで共有したんですよ。
なんでいるんだろうなって思ったんですけど、
メガキットして何千万ダウン取るんですよ。
あれ見て、ちょうど僕がやったお金管理サービスのガッチャンコになって、
そういえば家族っていう領域でのITサービスって少ないんだなって気づいたんですよ。
僕たちがプロダクトを提供した時も、PayPayだったりメールペイントが出てきたんですけども、
僕たちだけが普通にお金管理サービスをやったので、
なんでこんな便利なサービスを他の会社がやってんのか不思議だったんですよ。
で、タイムツリーがぼーっとキッとしてきての情報も知って、そういうことだと。
これまでの20〜30年間のITの歴史っていうのは、
あくまで個人の生活を快適にするためが主戦場であって、
家族っていうのはオプションだったなって気づいたんですよ。
でも我々っていまだに家族っていう単位で生活するのがまだ基本じゃないですか。
そうしたところのインフラってまだないよなって思いついちゃったんです。
だから僕はファミリーボレットサービスじゃなくて、
今回ファミリーテックっていう会社のものを作った方が面白いんじゃないかなって思って、
会社を作って4年目になったというところなんですよ。
僕らのトモワタラキっていうのにフォーカスしたのは、
僕が一番ペインポイントとして深いというか、ユーザーが多いとか。
僕の場合はやっぱり現体験があるものじゃないですから、あんまり共感できないんですよ。
やりたいとは思わないんですよ。
で、当時同棲してる方がいたので、その方とのお金管理問題はあったので、
トモワタラキ夫婦から単純に入ったことがあったんですよ。
もともとはコミュニティみたいなところもやってたので、
トモワタラキから入って人数拡大していくみたいな方向で今動いてるんです。
結果として逆から入ったんですけども。
コミュニティからトモワタラキ夫婦に勝手にシフトしていったんですけども、
今は逆にトモワタラキって最初のコミュニティじゃないですか、2人。
そこから広がっていくっていうのを今考えてるんですよ。
お金の管理サービスってところなんですけど、
共通の講座と他に何か多分いろいろ考えてるところあると思うんですけど、
今の事業のところっていうのがラインナップなのか教えていただけますか。
もともとはお金管理のところをやりたかったので、
日本って銀行コードとプレジットカードの社会なんですよ。
QRコードとかいろいろありますけど、まだマイナーな決済手段なんですけど、
大部分は銀行コードとプレジットカードなんですよ。
そこから我々は入ったんですね。
入っていく中でやっぱりいろんなご家庭のケアリングをやっていくと、
各家庭でスマートな暮らし方をやってる家庭に合うんですよ。
例えば結婚したタイミングでGmailアカウントを一緒に使うためのGmailアカウントを作って、
それを使って不動産外出のリアリティをやってますよと。
結構既存の手段を使って解決している方々がいらっしゃったんですよ。
そういうのを考えて、僕はもともとファミリーテックで領域をやっていくのがあったので、
だったらもう一部の方々がやっているベストプラクティスと思われるやつを僕のアプリに吸収していくと、
実はみんなそういうやり方を築いていないだけであって、
僕たちがうまく認識させていくと、
多くの方々が使っていけるまでスケールするんじゃないかなって思って、
今は例えばToDoを一緒に管理できる機能もあるし、
家族の位置情報を簡単に共有できる機能もあるし、
あとメール機能もあったりするので、
本当に今家族向けのスーパーアプリとして進化していっている感じなんですよね。
一つの機能自体は既存のサービスでも大体できるというか、
例えば共通の講座も仮想っぽくジョイントコースを作ったりとか、
クレジットカードもファミリーカードみたいな感じで、
作ろうと思えば作れるけど、
それをちゃんと一つの概念としてまとめたっていうところが、
やっぱりこのファミリーテックさんの強さというか。
そうですね、そこも強いと思いますね。
家族ごとのことを一つ一つのアプリで関係しようと思ったら、
ダウンロードしてユーザー登録して招待してっていうのを
毎回毎回の理解ですよね。
非常に面倒くさいわけですよ。
さらに家族カードって他社でも発行したりするんですけども、
埋もれてしまってるんですよ。
まずは自分のクレジットカードを発行していただいて、
オプションで家族カード発行できますよ、設計になってるんです。
今はそういうのが受け入れられないようになってるんですよ。
なんでかっていうと、Googleカレンダーも共有できてしまう。
でもサクトルはどっちなんですかってタイムツリーさんが言ったんですけど。
今はもうビジネスの領域でも個人の領域でも
優れたUI UXのアプリがたくさんあるんで、
ちょっとした優先順位の違いでですね、
影響が大きく変わると僕は思ってるんですよ。
それがタイムツリーさんとか、ちょっと近しいところで言うと
みてねさんの成功時代だと僕は思ってるんです。
なので僕たちも家族カードにもうトライアウトをマックスにすることによって、
確かに他の会社でもできるかもしれないけども、
UI UXの部分で勝てるんじゃないかなと思って。
めっちゃ分かりますね。
家族との写真の共有とかも確かに最初はGoogleのドライブとか
Amazon Photoとか使おうとしたんですけど、
やっぱそれを親の世代に使わせるって結構難しい感じがして、
結局みてねとかアルバスとか使うようになってて、
結局UIの優しさというか。
共有しやすいと思うんですよ。
家族用っていうのはやっぱ通信の中でも特により
普段からそんなに振り出ない方でも触りやすいっていう意味では
専用のアプリっていうのはすごく大事であって、
かつそれがいっぱい登録しなきゃいけないんじゃなくて、
一つのアカウントを登録で全部できるようになるみたいになってたら、
これはめちゃくちゃ可能性を。
そうなんですよ。
家族というか夫婦の資産を一緒に管理するサービスって、
例えばB4さんとか、
プリペイド式のカードっていく人がプレイヤーいるかなと思うんですけど、
一つ目の質問は、
なぜプリペイドじゃなくてクレジットカードなんですか?
っていうところと、
他社はなぜクレカをやらないんですか?
なるほど。
一つ目に関してはですね、
プリペイドカードもクレジットカードもあっていいと思ってるんですよ。
用途が違うんで。
僕の中でプリペイドカードっていうのは
ライトな決済に使うものっていうイメージが結構強いんですね。
例えばどういう?
例えばコンビニの決済だったりとか、
電車の乗り降りだったりとか。
で、プリペイドカードで10万の決済しますって僕は思っちゃうんですよ。
絶対オフレカってやりますよ。
10万の決済とかパソコンとかも済ませないですから。
だから用途が違うと思ってるんですね。
僕の中と付き合い勝手のカップルだったりとか
そんなにお金管理を強く接盤したいとか思ってない方々には
プリペイドカードが合うのかなと思ってるんですよ。
たしかに。
ただもう同棲生活始まりましたとか、
結婚生活始まりましたってなってくると
プリペイドカードよりもクレジットカードの方が
僕は使い勝手がいいんじゃないかなって思ってるんです。
用途分けだと思ってます。
これもね、クレジットカードのテック企業であんまなかったと思うんですよ。
昔はQRコードだったりとかプリペイドカードが主流だったんですよ。
でもおかしくないですか。
なんでかっていうと日本で銀行コードの社会で
なぜそこのマイナーな決済手段のフィンテックしかなかったのか。
構造的な問題があって
金融ライセンスの問題が僕はデカかったと思うので
ちょっと専門的な言葉になりますけども
金融サービスをやるときのライセンスはいくつかあって
もともとフィンテック企業として新しくやろうと思ったときには
いくつしかないはずなんですよ。
一つは前払い式支払手段とか
事前に支払う。
それはつまりプリペイドカードのためのライセンスなんですけども
あとは資金移動業。
敵地をまたいでお金を移動するときに必要になってくるライセンスなんですけど
その2つしかなかった。
なので実質そこからしか入ってくる土地がなかったと僕は思ってました。
だから開拓していく必要があって
巨額なマーケティング費用が必要になってきたんですが
2020年頃からですね
状況が変わってきていて
例えばクレジットカードに関して言うと
カップ販売法っていうのが
クレジットカードを管轄している法律なんですけども
新しく改正されて
カップが販売しやすくなっているんですよ。
なので僕たちだったりとか
近しいところで言うとナッジさんというクリエイターが
最近出てきているという感じなんですよ。
あともう1つの
ちょっとしたブレイクスルーとしては
銀行のアプリだとあまりないじゃないですか
ただ日本も今
欧米に続いて銀行のシステム
外部の事業者が使えるような取り組みを
やり始めておりまして
振り込みとかができるようなAPIも
開放されつつある状況になってきているんですよ。
僕たちは結構アグレッシブに
日本のいろんな銀行さんと
交渉を進めて振り込みとかも
今僕たちのアプリからもできるようになっているんですよ。
できるんですね。
なので振り込みとか
銀行が持っている情報を見るっていうことが
彼らの先輩事業じゃなくなりつつあるんですよ。
絶対揺るがない利権ビジネスなのかと思ったんですけど。
今世界的には
オープン化の流れなので
日本も今それに乗っかろうとしているんですよ。
まだ上がってる方もいらっしゃるんですけど。
なので銀行コーナーとクレジットカードも
ようやくアップデートしやすくなってきている状況で
今は弊社が一番最初にそこらへんやっているのかなとは思っています。