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2023-07-12 33:37

#8 資金調達(後編) 資金調達したお金をどう使うのか?

お便りは⁠⁠こちら

エンジェル投資家/起業家の橋田一秀と起業準備中の伊藤拓真がお送りするポッドキャストです。

スタートアップを立ち上げる上での疑問や、起業に関するトピックを取り上げ、シード起業家や起業家予備軍に役立つ情報をお届けする番組です。


2回に渡って資金調達について。後編の今回は、資金調達したお金をどう使うか?人を採用する、オフィスを借りるなどの他にあるのか?固定費変動費の考え方、ギリギリのときのお金の使い方、プランA/B/Cの準備の仕方などについて話しています。

サマリー

資金調達した後、企業は資金をどのように使うのか、その具体的な使い道について話しています。資金調達による資金の使い方について、SNS投稿やシードスタートアップの社長の派手な遊び方に対する印象や、開発者の雇用やオフィスの借り上げなどの具体的な費用について話し合われます。固定費と変動費についての考え方を説明しています。固定費は毎月かかり続けるお金であり、変動費は変動できる費用です。変動費の削減や資金調達によるキャッシュの管理が重要です。資金調達できないと業務委託全カット、正社員も半分まで減らすなど厳しい経営を強いられることもありますが、そのような状況でも成長につながる反省やシビアな経営をすることが重要であると述べられています。

00:09
BOOTUP RADIO、企業準備中の伊藤拓磨です。
この番組は、ペラ市創業者でエンジェル投資家の橋田一秀さんと、
スタートアップを立ち上げる上での疑問や企業に関するトピックを取り上げ、
シード企業家や企業界部群の方に役立つ情報をお届けする番組です。
橋田さん、おはようございます。
おはようございます。
おはようございます。
おはようございます。
いやー、あれ、伊藤さんはもうすぐアメリカに行くんですよね?
そうなんです。ちょうど今7月3日に収録しているんですけれども、
1週間後のフライトで、まず3ヶ月間行ってくる予定ですね。
そこで何をするんですか?
ありがとうございます。
僕は今回は3ヶ月行って帰ってくるんですけど、
また来年の1月から向こうの大学に入ったりとか、
基本的に自分の人生として向こうのサンフランシスコ、
シュレコンバレーでスタートアップをやっていきたいという思いがまずありまして、
なので今回の3ヶ月というところでいうと、やっぱり今の物価の高さとか、
安とか含め、やっぱり現地で長くやっていくっていう部分を作っていくっていうのが、
すごくまず大事なことだなというふうに自分自身は思っているので、
なので日本人としてサンフランシスコでどうやって節約しながら暮らしていくのかもそうですし、
どういうふうに働くのか、就労権とかもないと思うんですけど、
基本的なまずない中でどうやってお金をちゃんと稼いでいくのかとか、
現地で何回も試行錯誤できる環境づくりじゃないですけど、
そこをまずしっかり作りたいっていうのがまず今回の3ヶ月っていうのはありますね。
ただ気負いせず自分自身楽しみたいっていうのももちろんあるんですけど、
そこが一番メインだなというふうに思っています。
とりあえず行ってみて分かることも多いと思うんでね。
そうですね。
まだちょっとそのために準備というか。
はい、確かに。
ということで楽しみですね。
僕はもうずっと高校2年生くらいから高校卒業したら行きますみたいなのをずっと言ってたので、
行く行く詐欺みたいな感じになったんで。
やっと実現できるみたいな。
ようやく行くんかいみたいな感じで。
やばいっすか。
なかなかね、やっぱりそういう海を渡って挑戦している人ってまだまだ少ないと思うし、
別にね、なんか僕もそういう意味では全然まだ海外行ってっていうことはチャレンジしたことないんですけど、
日本にいたらそれなりに生活できるし、スタートアップだって別に日本でもできるし。
そうですよね。
と言いつつも、USで結構大きいチャレンジをしたいというところなんで、すごくそこは応援しています。
引き続きちょっとこれね、アメリカ行って撮れるかどうかわかんないですけど、US行ってもブートアップレイディオは収録、
これ基本リモートで撮ってるんで。
そうですね。
大丈夫だと思うんですが、またちょっと落ち着いたら収録をしましょうという感じです。
ありがとうございます。
資金調達後の使い道
ということで今日のテーマお願いします。
はい。今日のテーマは前回に引き続きなんですけれども、資金調達のテーマで話していこうと思っています。
今回は資金調達した後、その調達した資金をどういうふうに使っていくのかとか、
みんな何に実際使ってるのかとか、そういう部分をちょっとお話できたらいいなと思っています。
はい。前回の流れで調達上手くいきましたと。
調達したら実際どうするのかという話ですよね。
そもそも資金調達するときに今回の資金、
仮設継承のために使いますというのがすごい大きいテーマだったとして、
実際何やりますみたいな、ざっくり何にいくら、
1000万調達しました、開発費に500万使いますみたいな。
残りの500万のうち、300万円が役員報酬、1年間の役員報酬ですみたいな。
例えば、ざっくりこういうふうに使いますみたいのは、
投資家に提示した上でということだと思うんですけど。
何万円何十万円みたいな単位で使えるのかというと、
何万円何十万円みたいな単位ではあまり説明しない気がします。
大きくこうですよねと。
そのお金を使ってこの状態まで事業を持っていきますみたいな形をして、
資金調達をするものだと思うので。
基本的にはそれどおりやるわけですよね。
主にスタートアップで言ったら、
例えばソフトウェアを作っている会社が多いと思うので、
エンジニアを採用しますとか、
開発のリソースを増やしますとか、
というのが初期においてはすごいのかなと思っていて。
別に創業メンバーだけでやっているケースもすごくて、
3人で創業しましたと。
エンジニア2人いますみたいな。
1000万調達して、基本的に開発をしますみたいな。
役員報酬は分からないけど、
年間300万円で3人ですみたいな。
900万円一年間で使いますみたいな。
シンプルに別にそれ以上人を雇う必要がないんだったら、
創業メンバーだけでやりますとかでも全然アリだし。
普通になんか、
専念するためのお金ですっていうケースもありますよね。
確かに確かに。
実際どう使うかみたいな話で言うと、
初期においてはそんなに細かい話は多分なくて、
論点はそうだな、
シード機においてはオフィス借りるか借りないかとか、
人がいないんだったらどういう採用するかとか、
そういう話なんじゃないですかね。
ただ一般的に資金調達してやることは、
最初のページだけじゃない話で言うと、
調達して、
さっき言ったようにソフトウェアを作る会社はほとんどだと思うので、
調達したお金を何に使うかって言ったらやっぱり、
開発とか人の採用なんですよね。
がほとんどだと思いますと。
なので、
例えばシリーズAの調達とかやるときに、
今何人でこれからどういう風な、
次の組織図こんな感じです、
コトコトコ人足りないんで取りますみたいな、
っていう話をすると思うんですけど、
どう使うかって言われると、
ほとんど人に投下するんじゃないですかね、
っていう感じですね。
もうちょっとフェーズが進むと、
マーケに使います。
マーケ、
このチャンネルにいくらぐらいざっくり使いますとか、
こういう、いわゆるユニットエコノミクスを合わせるために、
この検証をやりますとか、
資金の使途に関する話
そういう、
資金使徒の説明になるんじゃないですかね。
だんだん変わってくると思いますね。
ありがとうございます。
今のは投資家の方も企業家の方も、
理解しあっている部分と思うんですけど、
投資家としてこんな使われる方、やだとか、
事業っていう部分と個人っていう部分、
お金の使い方みたいなところで言うと、
どこまでいいのかなとか、
はちょっと思ったりしますね。
例えば、IBSナハの時の投稿で、
特命の投資家さんとかで、
企業家がバーベキューをしているのを見て、
投資家のお金で何をやっているんだみたいな、
そこら辺の、
それは考え方それぞれだと思うんですけど。
今のテーマ、今話しているテーマはあれですよね、
投資家として、
投資家さんから投資されたお金を、
どこまで個人の裁量で使うのかみたいな話ですかね。
はい、OKです。
ありがとうございます。
なんかそもそも、
去年のIBSナハの時の投稿、
エクイティー調達している企業家が、
バーベキューをやっているツイッターの投稿があって、
それに対して謎の批判が来て、
そこで、
批判しているやつ超ナンセンスだと思うんですけど、
何なんですかね、
僕全く理解できないんですけど、
要はそれって、
投資家から預かっているお金を、
遊びに使っているんじゃないかみたいな、
思っている人がいるって話ですよね。
そうですね、はい。
それは確かに、
やりすぎはダメだよって話だと思いますと、
なんか、
うーん、何だろう、
じゃあなんか、
すごい分かりやすい例で、
WeWorkとか社長とかが、
すごいなんか、
いろいろ、
すごいド派手なパーティーとか、
合流していたみたいな、
ああいうのは、
事業がうまくいっていなかったら、
批判されるかもしれないですけど、
なんか、
別にその、
まず個人のお金と法人のお金、
みたいな観点でいうと、
えーと、
なんか別に、
個人のお金を使うのは自由だと、
僕は思いますと。
で、個人のお金って何かっていうと、
結局じゃあ、
資金調達した後に、
その役員報酬ですよね。
役員報酬をいくらに設定するか、
という話がまずありますと、
これなんか前の、
過去の話に喋ったと思うんですけど、
この役員報酬を株主が認めているんであれば、
役員報酬の使途について
別に、
その役員報酬でもらったお金は、
何に使おうか別に自由じゃないですか。
そうですね。
そうそうそうそう。
だけど、それは高すぎると、
株主としては、
いやそれ高くないみたいな話は言うかもしれないですよね。
うんうんうん。
じゃあその、
仮にじゃあ、
分かんないけど、
じゃあさっき1000万調達した、
1000万調達して、
しました、
でも役員報酬が、
分かんない、
分かんないけど大丈夫なんですか、
みたいな話じゃないですか。
まあ大丈夫ならいいんですけど、
大丈夫ですかって話は多分、
僕が投資家だったら突っ込むと思うし。
うんうんうん。
でも別に大丈夫なんだったら、
それでいいっていうか、
役員報酬は別に、
自分で好きに使えるお金なんで、
それで別にバーベキューしようが、
なんか分かんないですけど、
クラブに行こうが、
別に自由じゃないですか。
うんうんうん、確かに。
それちゃんとよく読んでないんで、
ちゃんとその投稿を僕見てないんで、
分かんないですけど、
なんかよく分かんない人は、
言いたいだけなのかもなって、
僕は思ってるんで、
基本気にしなくていいです、
資金の使い方に関する印象
っていう風に思ってるんですけど、
一方で、
それってSNSの投稿の話、
役員報酬がどうこうっていうかは、
スタートアップの社長が派手に遊んでる、
みたいな投稿しまくるのはどうか、
みたいな話で、
それはまたちょっと違う話ですよね。
というよりかは、
なんかこいつむちゃくちゃスタートアップの、
シードスタートアップの社長だけど、
むっちゃ遊んでるみたいな、
印象の問題ですよね。
印象、心象の問題で、
それを投資家とか、
もしくはユーザーが良しとするか、
っていうだけの話なので、
それはまた別の問題ですね。
というのがまず1個目。
もう1個、個人のお金はちょっと置いといて、
法人のお金ですね。
分かんないけど、
会社のお金をめっちゃ使い込んで、
それは一定の規律を持ってやるべきだと、
僕は思いますね。
なので、
例えば、
そういう、
例えば株主で入っている会社で、
社長とか、
会社のお金、
めっちゃ使ってないって思ったら、
それはなんか、
実際の財務諸表を見せてもらって、
あれ、なんかすごい、
高債費多くね?
みたいな話とか、
する気がしますけど、
滅多にはないんじゃないですかね、
それは。
でも確かに、
さっき1個前の話をリンクするのは、
シールドスタートアップの社長が
めちゃくちゃ遊んでいるように見えるとか、
実際、経費めっちゃ多いな、
みたいな。
気になったら多分それは、
伝えると思いますけどね。
でも大抵別にそんなことはないんで、
気にするレベルじゃないってことが、
ほとんどだと思います。
資金調達したお金の具体的な使い方
そう考えればいいと思いますよ。
ありがとうございます。
今度じゃあ、
逆に実際の例みたいなのを
ちょっと聞いてみたいんですけど、
はじらさんの創業期、
プライチーとして最初調達した資金っていうのは、
どういうとこに、
さっき言った人とかオフィスっていうところかも、
なんですけど、
どういうふうに使ってたのかなとかは、
ちょっと聞いてみたいですね。
シールド期で言えば、
初回の調達やったとき、
大体5000万円ぐらい調達してるんですけど、
初回。
それで言うと、
僕らはプライチーっていう、
要はソフトウェア作んなきゃいけなかったんで、
創業メンバーだけ、
もしくは本当に手伝ってくれてるメンバーと、
一緒にやってきたぐらいの
プロダクトだったんで、
まずは物を良くしないといけなかったんですよね。
なので資金調達して、
本当に使ったお金は、
基本的に、
開発者を雇うっていうのを使いましたし、
エンジニア・デザイナーですよね、
具体的に。
エンジニア・デザイナーを採用する。
人を採用するので、
当時コワーキングスペースに入ってたんですけど、
ちゃんとオフィスを借りたいなと思ったので、
ワンルームの、
渋谷駅のすごい近いところに、
ワークシティの裏側ぐらいにある
ワンルームのマンションみたいなのを借りて、
そこが家賃どれくらいあったかな、
っていうのを見つけたんですけど、
ワンルームのマンションを借りて、
そこが家賃どれくらいあったかな、
15万くらい。
何人くらい入れる?
8人くらいの想定だったんですけど、
すぐ10人くらいになっちゃったんで、
速攻出ました。
これは完全に、
計画をミスりましたっていう感じなんですけど、
すぐいっぱいになったんで、
出ましたね。
でもそんな感じで、
オフィスを借りるっていうのをやりました。
人を採用するオフィスを借りる、
っていう感じですかね。
シンプルにそれしかお金使ってなかったと思います。
あとデスク揃えるとかっていうのも。
もちろんオフィスを借りると同時に、
机とか椅子とか持ってなかったんで、
全部買いました。
そう思い出した。
普通に、
やっぱり節約したかったんで、
で、
僕が車出して、
創業メンバー3人と僕の嫁で、
4人でニトリ行って、
これがいいとかって、
机を見つくろうってました。
いくらぐらいだったの?
何千円とかの、
1台組み立てるやつね、
板と足を組み合わせて作るやつ。
そんなのを、
普通に8台くらい買って、
なんかやってましたね。
懐かしいな。
椅子は普通にAmazonで買いました。
節約術みたいなのってあったりしました?
節約術?
節約術で買った。
普通に、
それこそニトリとか、
ホームセンター系とかで、
別にAmazonでもいいですけど、
なんかコスパのいい机とか椅子買えるんで、
そんななんか、
節約したってこと?
僕がね、
言って却下された案があって、
DIYで作りたいです、
みたいな話をしたんですけど、
全員から反対されたんで、
やめました。
これはなんか、
あるあるかもしれないんですけど、
最初のオフィスなのでテンション上がって、
自分で作りたくなるあるある、
みたいなのがあって、
僕は作りたかったんですけど、
だいたい作るのむちゃくちゃ大変なんで、
コスパのいい家具買ってとっとと置いて、
っていう話になって、
全員から却下されたんでやめました。
キャッシュのコントロールについて
それはあるあるなんですね?
いや、わかんない。
あるあるかわかんないけど、
僕はなんか、
他のスタートアップも見てる、
お手伝いしてくれてたエンジニアの人に
そう言われたんで、
Amazonかもなと思ってやめました。
そっか、エンジニアの方とか、
もの作りたいみたいな。
エンジニアだったかなんかわかんないですけどね、
作りたくなっちゃったんですよね。
ただ、やめました。
全然そこは、
そんなにお金、
いい家具を買わなければ、
コスパよくできると思いますけどね。
あと、起こったことが一個あって、
思いました。
会社のクレジットカードとかを
持ってなかったんで、
とりあえず全部僕が、
僕の楽天カードで立て替えてたら、
あっさり上限額に達してしまう、
っていう現象が起きました。
そうですよね。
いや、もう即行上限額行きました。
会社で、とりあえずオフィス借りて、
机とか、いわゆる重機って呼ばれるやつですね。
家具買って、机、椅子買って、
とりあえず何だろう、
ちょっとしたものをいっぱい買ってたらですね、
さっくり上限額達しちゃって、
買い物ができなくなったっていうのを
思い出しました。
すごい余談なんですけど、
会社員時代にクレジットカードとか
いっぱい作っておくといいよって
一枚しか持ってなかったんで、
本当にやっとけばよかったと思ってます。
そうか、スタートアップの企業家になる。
信用がないんですよ、もう。
スタートアップの会社の企業家って。
なので、今はね、
もっとアップサイダーとか爆落みたいに、
スタートアップが使える法人向けクレジットカード
みたいなやつとかもあるわけですけど、
当時はそんなになかったんで、
個人のクレジットカード、
それを除いたとしても、
会社員の信用があるうちに、
クレジットカードとかは
いっぱい作っておいた方がいいです
っていうのはマジで言える話で、
僕もそうですし、
他の会社の社長とかも言ってましたけど、
究極、キャッシングでお金を借りる
みたいなのもできるんで、
だから、シンプルに5枚ぐらい持ってたら、
1枚あたりいくらぐらい
キャッシングできるんですかね。
本当に50万とかキャッシングできるとしたら、
250万の資金を一緒に
調達できるカードを
持っておくっていうのは
僕は悪くないんじゃないかなと思っていて、
最悪、キャッシングって
普通あんまりやらないほうがいいですよ。
利息高いんであんまりやらないほうがいいですけど、
それでも生きていくのに
必要になっちゃうケースがあるんで、
言うても僕も確かに
キャッシングでお金借りたことあるんで、
何十万とか。
なので、会社員の先に
持っておいた方がいいですっていう。
すごいダメなティップスかもしれないですけど、
ギリギリのときに
どたんばで役に立つので、
これはいいのかな、
でも持っておくに越したことないですね。
全然使わないのが
一番いいと思うんですけど、
そういうすごい雑なティップスはありますね。
ありがとうございます。
クレジットカードは
たくさん持っておいたほうがいいです。
ギリギリのときになってきたときの
お金の使い方も気になるんですけど、
使い方はどうですか?
使わなくしていくかも含めて、
資金があと数ヶ月、
ランウェイも3ヶ月しかありません、
みたいな。
とか、あのときの
使い方は変わるのか、
人は雇ってるっていうか、
払い続けるのか、
とか、どこから
自分の役員報酬から
減らしていくのかとか、
なんかそこらへん
使い方も気になるんですけど、
使い方というか、
何かどっから
使い方の
チップスもちょっと
お聞きしたいです。
そもそも論で言うと、
これはまず
大冗談から考えますね。
会社の経営、
キャッシュの
違うな、
キャッシュをコントロールするには
みたいな話で言うと、
いわゆる、
固定費と変動費の考え方
固定費と変動費という考え方があるんですね。
固定費とは何かというと、
基本的に毎月かかり続けるお金ですと、
とかって、
基本かかりますよね。
とか、
聖社員の給与
というのは、
明日からクビですとかって
アメリカみたいにできないんで、
かかりますよね、
基本的に。
なので、
そういった固定でかかる費用
というのはかかっちゃうんで、
ここはかなり
シビアで、
要は固定費増やすときは
結構シビアに考えないといけないですよね。
これ増やしたら
基本減らせない、
基本よっぽどのことがない限り
減らせないぞって思って
やっぱ増やす必要があるよねと。
もちろん必要だから増やすんですけど、
そこはそう考えてやるべきで、
逆に変動費っていうのは、
変動できる費用ですね。
例えばですけど、
月額契約してるサービスの利用料とかは、
最悪、
その月で解約すれば
止められますよね。
とか、
業務委託の費用とかそうですよね。
だから、
業務委託で、
例えば、
ペライチも初期の頃、
さっき言ったように
5000万円ぐらい調達したときに
何やったかっていうと、
業務委託のエンジニアとデザイナー
めちゃくちゃ増やしましたと。
これは理由が2つあって、
1つは採用活動っていうのを
ちゃんとやったことがなかったんで、
採用って普通にリードタイムが
かかるわけですよね。
普通に人を採用しようとすると、
採用するための時間がかかりますよね。
募集を、
例えば、
媒体を使うとしたら
媒体に投稿する募集を作成して、
そこから人が入ってくるかもしれない、
来ないかもしれないですよね。
人が来たら伝談して、
面接して、
内定出して、
でもその人は
退職がいつでみたいな。
ってなると
リードタイムめっちゃかかるんで、
それはちょっと進めつつも、
事業を早く進めるためには
そういった変動を
引かできるもの。
例えば、
業務委託の人を採用するって考えると、
業務委託の人って
だいたい結構早いサイクルで
採用できるんで、
1ヶ月とかで
取れたりするわけですよ。
1ヶ月後から稼働できるとか
っていうのは
結構あったりするんで、
そういう感じだったりとか。
多少、もちろん
正社員に比べて
割高になることが多いんですけど、
逆に契約を
1ヶ月単位でやってるならば、
来月から
ヤバくなった時に
ごめんなさいっていうことも
できるわけですね。
これがいわゆる
変動費って呼ばれるものです。
なので、
会社を経営する時に
キャッシュが
ヤバくなってきたら
じゃあどこ削るっていうのは、
いわゆる
ちゃんと変動費化できる部分を
用意して
バッファーにしておくと。
これは別に
経営のフェーズが
進んでも一緒なんですよね。
で、直近の
例えば
セリーズCが終わっている
ペライチとかでも
そういう議論をするわけですよね。
ここが固定費、
じゃあここは変動費。
だから
固定費はずっと
かかり続けるけれども、
この部分を変動費化して
おくことによって、
キャッシュがちょっと
足りなくなってきた時に、
じゃあここは削る。
すぐ削るとかっていう
アクションが
取りやすくなるわけですね。
そういうことによって
キャッシュの出を
抑えることができて、
ランウェイを伸ばせると。
っていう話なんで、
これがまず
基本的な考え方ですと。
これをまず考えた上で
ちゃんと
計画を作りましょう
っていう話で。
なので具体的には
そういうなんか
事業計画の中に
細かく
何とか費、何とか費、何とか費とかって
引いていくんですけど、
変動費はこれぐらいあるから
ヤバくなったら
例えばその
事業があんま
進捗が悪くて
キャッシュが
あと6ヶ月を切りそう
このままのペースでいくと
キャッシュが6ヶ月
切りそうみたいな
なったタイミングで
変動費の
ここを削る
みたいな
いう風に
変動費の重要性
考えておけば
そうすると
ランウェイを
じゃあ3ヶ月
それやると
ランウェイを
3ヶ月伸ばせるみたいな
とかね。
そういう風に考えて
やっていくんですよね。
でですね、
初期の頃って
今僕
経営10年ぐらい
やってるんで
こういう話を
言えるんですけど
経営者歴1年の時は
もちろん
そんなことは
言えなくてですね
先輩
キヨガとか
VCの人から
色々教えてもらって
そういう風に
考えていくわけですよ。
マジで
ヤバかった時に
何をしたかっていうと
もちろん
変動費を削る
っていうことも
やりましたし
それでも
ヤバかったら
何をしてたかって
いうと
これ
例えばですね
その次の回の
調達
資金調達
結構
ギリギリだったんで
なんか
なんとか
投資家さん決まって
入金まで行けそう
ってなったんだけど
これ
期日通りに
投資家さんが
入金してくれなかった
もし
なんか
トラブって
期日通りに
投資家さんが
入金してくれなかったら
翌月の
従業員の給与払えない
みたいな
状況まで
追い込まれたことがあり
そうすると
その時
何したかっていうと
いやもう
最悪
役員報酬を
スキップして
先延ばししよう
とか
それでクリアできるんだ
とするとか
あとは
エンジェル株主から
お金を借りたり
とかしました
はい
エンジェル株主の人に
すいませんと
こういう状況で
結構
ギリギリです
キャッシュギリギリですと
一応
投資家さんとの契約までは
一応
行ったんで
多分ちゃんと
入金されると思うんですけど
もしかして
入金されなかったら
ちょっと
やばいので
500万貸してください
みたいな話を
することがある
実際借りました
借りたんだけど
結果
そのお金は
手つけずに
2週間後に
返すみたいな
ちゃんと
投資家さんから
入金されたんで
事なきを
得てるんですけど
結構
それぐらい
ギリギリまでは
行ったことありますね
うん
うん
うん
とかとか
それはあんま良くないんで
あんまやらない
それは結構
最後の手段として
やらないほうが
いいと思うんですけど
そうかな
そうですね
思ったより
キャッシュがやばい
みたいなのが
僕も2、3回
僕の会社も2、3回
あったんで
それ振り返ると
結局
なんか
そういった
今の
計画とか
プランA、B、C
を考えとく
っていう話に
終始するんじゃないかな
と思うんですよね
ここまで
いったら
こうするみたいな
さっき言ったように
残り6ヶ月
切ったら
プランAを
発動して
プランBを
発動して
ここの費用を
全部カットするみたいな
3ヶ月伸ばせます
半年伸ばせます
みたいな
その間に
何とかする
時間を稼ぐ
事業の進捗が
多少遅くなってもいいから
変動費を
カットするとか
っていう風に
やらないと
会社が潰れちゃうんで
資金調達とキャッシュ管理
僕は
実際
そこの
例えば
業務委託とか
正社員を削るみたいな
業務委託の人を
削る
大きく削るとこまでは
いかなかったんですけど
その計画を
考えている時は
一番きつかったですよね
だって
当時
ペラリッジで言うと
業務委託比率も高くて
変動費化したかったんで
業務委託比率も高かった
エンジニアの人
正社員の
エンジニア3人に対して
業務委託の
エンジニア6人みたいな
そういう時期とかも
あったんで
そうするとさ
ほとんどメンバー
本当に
フルタイムじゃない人も
多かったけど
やっぱり
かなり
なんていうんですかね
業務委託だから
接し方を変えるとか
全然してなかったんですよね
一緒にチームで
開発してたんで
メンバーなわけですよ
そう考えると
そういう人たちを
2ヶ月後同じ状況だったら
全員クビにしないといけない
みたいな
それなんか
考えてるだけで
超きつかったですね
そのスプレッドシートの
プランB、C、Dを
考えてる時が
一番しんどくて
ここまで
あと2ヶ月後まで
全く状況変わってなかったら
ここを全部カットして
そうすると
ランウェイが
資金調達による経営の厳しさ
4ヶ月伸びるから
その間に
なんとかしようとか
でも一緒にやってきた人たちに
それを伝えるのは
やっぱしんどかった
しんどいっていうか
そうですよね
そうですよね
そうですよね
結果そこまで
いかなかったんで
よかったんですけど
僕が相談を受けた会社とか
投資先じゃないですけど
相談を受けた会社とかで
それを実行した会社もあるんで
うんうん
だから
思ったより
ランウェイがきつくて
あと1ヶ月
2ヶ月しかないですってなったら
もう業務委託全カット
正社員も半分まで減らす
みたいなところまで
いかないといけなくて
それを実行した会社の
相談に乗ったり
したこともあるんで
うんうん
そこまで
いかなかったんですけど
僕が
相談を受けた会社とか
投資先じゃないですけど
それを実行した会社の相談に乗ったり
したこともあるんで
うんうん
それは辛いねって言って
正社員も半分カットみたいな
うんうん
でもな
なんか
ドライブの話をすると
それはシンプルに
経営者の責任なんで
うん
やらないといけないですよね
うんうん
やらないといけないですよね
その状況まで追い込んじゃったのは
自分のせいなんで
うん
自分たちの経営人の責任なんで
確かに
そこまでしんどくなる前に
なんとかしたかったよね
っていう話なんですけど
もっと言うと
そこまでしんどくなる前に
なんとかしたかったよね
っていう話なんですけど
もっと言うと
うんうん
確かに
だけど
もうそうなっちゃったんだったら
もうしょうがないよね
っていう話で
うんうんうん
なので
もう僕はだから
すごいそれがやっぱ
なんていうのかな
自分の会社でも
クビにするまでしなかったけど
うんうん
そのプランを考えている時は
一番やだったんで
やっぱり
もっとその
なんていうんですかね
そうならないような経営を
目指そうって思って
やっているし
うんうん
やっぱり
そうならないような経営を
目指そうって思って
やっているし
その反省から
もっと
シビアに
いい経営ができないかなって
やっぱ思ったし
だからこれがやっぱ
成長かもしれないですよね
うんうん
なんか
そういうなんか追い込まれると
追い込まれてなんとかする
反省とシビアな経営の重要性
まあなんとかならないケースも
ありますけど
まあなんとかなったけど
もうやだなと思って
うん
なんか
別に一番余裕のある時から
当然シビアな経営を
次の資金調達が
はい着勤しました
じゃあ1.5億円とか2億円とか
着勤しました
そこで緩まないことですよね
いやあ
振り返って
あれ
1ヶ月前超しんどかったよね
じゃあ
計画どうしたらいいのか
そうならないように
どういう風な経営を
やっていくべきなのか
どういうキャッシュのコントロール
変動費のコントロール
固定費の増やし方
どうするのか
っていうのが
やっぱシリーズ
A Bぐらい
A Bというか
1回でも調達したことある人
に対しては
僕はちゃんと言ってますし
うんうん
でも言っても
なるんですよ
だから
やっぱ
やっぱ
でも言っても
なるんで
一定
一定確率
はい
これなんか
経験値かな
っていう感じですけどね
うん
あとね
結構企業家の性格によっても
結構変わってて
僕の投資先いっぱい
ね40社ぐらいいる中で
はい
結構コミュニケーション
取ってる会社の中で
やっぱすごく保守的な
経営をする
人もいるし
うんうん
なんかアグレッシブに
むちゃくちゃ経営して
いつもなんか資金調達してるよね
みたいな会社もあるし
うん
うん
どっちがいいとも
思わないけど
スタイルかもしんないんで
うん
成功すれば
どっちでもいいんですけど
うん
なんかビビりすぎて
アクセル踏めない人も
いるのかな
とか思いつつ
うん
でもなんか
じゃあ最近ある
投資先から
あるある
そういうの
なんかもうだいたい
ギリギリの相談を受けることが
多いんで
うん
いやなんか
ランウェイあと2ヶ月です
みたいな会社とか
だから柱さんも
追加で入れてくださいとか
って言われることもあるんですけど
みんなギリギリだなー
とかって思いながら
そういうケースが
投資先からの相談で
一方で
えっと
あるある
投資先からは
えっと
もともとランウェイが
2年あって
1年経ったんで
次の次のラウンドの
投資家との
コミュニケーションを
し始めた方がいいですかね
って相談を受けた時に
あむちゃくちゃ余裕あんな
みたいな
あすごく理想的だね
みたいな
はい
っていう感じだったりも
たまに
そういう会社は
たまにあります
うんうんうん
それはでもね
企業界の経験値が
高いからなんですよ
それは
なるほど
そこの
経営経験値が
ちょっとある人たちなんで
うんうんうん
めっちゃいいね
っていう感じです
はい
えでは
第8回
Boot Up Radio
終了します
ありがとうございました
ありがとうございました
ありがとうございました
ありがとうございました
ありがとうございました
33:37

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