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皆さんおはようございます。 野菜がつなぐひととひとハーティッチファーム代表もとです。
本日も農業で心も懐も豊かにするチャンネルを始めていきたいと思います。 この番組は
国内最大手エンジニエング企業で17年間世界を飛び回っていた 企業選手香川基文が
40歳を機に脱サラ収納した経験をもとに 農業ビジネスキャリア学びなどについて話すチャンネルです。
はい最初に農業雑談です。 1月も中旬になりましてこの時期私は何をやっているかと言いますと
夏と秋に育てる外で育てるロジナスのカシューナスですね。 それの育苗の準備をしています。
育苗というのは 育てる苗という漢字を書きますけれども文字通り小さい苗を畑に植えられる大きさにするまで
苗を育てるための専用のハウスで約1ヶ月ぐらい 苗を大きくする作業ですねそれを育苗と呼んでいますがその準備をしています
まあそれは何かというと 育苗のためにはプラスチックの小さい器のようなポットと呼んでるんですけれども
それを使いますがそのポットを並べる でそのポットの中には育苗専用の土を詰めて
そこに小さい苗を植えていくんですけどその専用の土づくりもやってますね その土というのは畑の土を使うのではなく苗を育てるための専用の土を使います
畑の土というのは雑菌がいたりとかして苗が病気にもなりやすいんですね なので
育苗のための専用の土を買ってきて 殺菌済みの土を買ってきてうちの場合にはその土だけではなくて
ヤシガラを細かく砕いたようなものも混ぜてですね この土の中の水分を保つ力補水性を
上げたりとかいう工夫をやっています なのでまあそういう土づくり
ポットの中に土を詰める作業それを事前に 太陽光に当てておいて土を温めておくというような作業を今やっております
その育苗の苗が届くのが今度19日なので まあそれまでにそういう育苗の準備作業をしているところです
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はいそれでは本日の本題に入りたいと思いますが 今日は昨日の話に続いて
収納1年目に必ずやっておかなければならない全体把握する作業のうちの2つ目
作物別の必要労働時間の把握これをちょっとを説明しようと思います 昨日お話ししたように
まあ収納し始めたら日々の 作業日誌のようなものをちゃんとつけておいてほしいんですけれども
そこにまあ今日何をやったかに加えてその 作業にどのぐらい時間がかかったかという
労働時間 その作業にかかった必要な時間数
それも自分がやった場合ですねそれがどれぐらいかかったっていうのをちゃんと記録 しておいて欲しいと思って
でその書き方もですね 1日のトータルの作業時間を書くだけではなくて
どのような作業に何時間かかったかっていうのをできるだけ 細かく
カテゴリーを分けてというか作業別に必要時間というのを書いておくことをお勧め します
あんまり細かく分けすぎるとまあ管理が大変になるのでまあその辺も最初は細かく 書き始めてまあそのうちまとめられるものはまとめたような方をしてもいいとは思うん
ですけれども できるだけ作業別の必要時間数を書いてほしいと思っています
でこれが何のためかというと まあこれもですねあの私が前職プロジェクトを遂行していた関係でまあそういうやり方を
癖づいてしまっているだけなんですけれども あのプロジェクトを遂行する上でのそういう作業工程の管理のやり方の一つとして
wbs という ストラクチャー考え方があるんですね
wbs というのは何かというとワーク ブレイクダウンストラクチャーの
略で wbs と呼んでるんですけれどもそれは何かというと 本当巨大なプロジェクトになるといろんなカテゴリーの仕事がま同時並行しているんですが
その仕事のカテゴリーというのは例えばコンクリートを作る作業 あるいは
その隣では鉄骨部材ですね 鉄の柱などを立てている作業あるいはその隣ではまた別の配管の作業とかですね
いろんなカテゴリーの作業があるんですけれどもその各カテゴリーの作業の中でも さらにじゃあどういう細かい作業があるかというのを全部
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カテゴリーで しかも作業別に項目を作ってまして
でその各項目のためにどれぐらいの人が必要か どれぐらいの時間数がかかるかっていうのを全部まとめた
フォーマットのようなものがあるんですね でそれをもとにスケジュールの進捗具合とかあるいは
どれぐらいのお金がその作業にかかっているとかっていうのを時間とお金もその各 カテゴリーに全部割り当てるようにしてコントロールをしています
というやり方がプロジェクト遂行のプロジェクトコントロールの方法なんですけれども 同じ考え方をこの農業にも
当てはめながら私は考えているんですけれども
農業の場合も一つの 種類の作業に対して
いろいろと準備だったりとか細かい さらに細かい作業が細分化されていくんですね
例えば ハッシュハッシュというのはタネを巻く作業ですけど一言にハッシュといっても
タネを巻く作業といっても タネを巻くためには
先ほど私が言ったような例えばその土の準備だとか あるいは
ポットを並べる作業だとか あるいは一方
例えば畑にそのタネを巻くときにでもそのタネを巻くための 耕す作業だとか
という感じでいろいろそのタネを巻くっていう一つの作業に対してもいろいろ付随 作業
付随する作業がついてくるということでそういうふうに1年間のある作物の大きな くくりの作業の中にどのような細かい作業が付随してくるか
という 全体像のリストを作るんですね
でその 作業リストに対して自分では
各作業でどれぐらい時間がかかるという 作業時間を割り当てていく
そうすれば 1年間その作物
を作るのにトータルでどれぐらいの時間がかかるかというのを合計すれば出てくる ようになるんですね
そういう 作物別の
wbs 要は作業リストとそれにかかる時間数というのを自分なりのものを 作ってほしいと思っています
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こんな七面独裁ことをやってこれが何に役立つかというと 次の年からの計画に役立つんですね
例えば 同じ作物で面積を広げようと広げようと思った時というのは
その前の年に自分が作った作業リストとそれに伴う 作業時間
それを見ながらですね 例えば2倍の面積にを作りたいならばその各項目を
ほとんどの項目だと思うんですけれども2倍した時間がかかる っていう自分がそのために必要な時間の
数字がを出せるようになります細かく言えば作業によっては単純に2倍になるのでは なくそれがもうちょっと大きくなってしまったりあるいは
2倍にはならずに1.2倍ぐらいのものもあるかもしれませんが その辺は各項目ごとに時間を割り振っておけばその項目をの作業量を作業を
自分で理解していればそこはアジャストできます なんでそういうためにもできるだけ細かい
項目ごとの労働時間というのを把握しておく必要がある これが利点の一つ
そしてもう一つの使い方は そういうリストと時間数のリストと作業のリストを作っておくと
その作物のワンシーズンでのトータルの時間数の中で どの作業が一番時間を使ってしまっているかっていう
その時間の重さの割合が見えてくるんですね そうすると
生産性を上げるためには どの作業をもっと効率よくやらなければならないかというその攻めどころが
を把握することができるこれがもう一つの利点です なので一番時間が多くかかっているしまっている作業をもっと時間を短く
するための工夫っていうのが そのリストから
見極められるんですね そういうふうに生産性を上げるための作業にもこのリストが使えます
という意味でその1年目で何をやってほしいかというのは 各作業の内容の把握プラスそこに対するどれぐらいの時間がかかるか
というのをできるだけ細かく細分化して 把握するということをやってそれを次の年の計画に
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生かしてほしいと思っています はい今日はちょっとだいぶ細かい話になってしまいましたがぜひともこういう時間の音
さえ細分化とそれの時間の把握っていうのは農業だけでなくて何か自分 授業を自分でやられている方その作業にどれぐらい時間がかかっているかという把握の
ためにもやっていいんじゃないかなとは思っております はいすいません細かい話でここまで最後まで聞いていただいてありがとうございました
また明日も 3回目の全体把握3回目の話をしていこうと思います
ぜひ明日も聞いてください それでは良い1日をお過ごしください
またねー