小野みかさんの活動
声を、思いを、世界中に届ける。こえラボ。
経営者の志。
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、ライフデザイン・アカデミー学長の小野みかさんにお話を伺いたいと思います。小野さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
まずは、自己紹介からお願いいたします。
はい、みなさんこんにちは。ライフデザイン・アカデミー学長の小野みかと申します。今は、夫婦や親子という家族関係に関わるコミュニケーションの教育事業を広く一般社団法人という形でお届けをしております。
何かこういった事業を始めるきっかけとかあったんですか?
はい、実はですね、私が生まれ育った家がプロテスタントというキリスト教の教会でございまして、お父さんが牧師さんだったんですね。
自宅に結婚式場があるというか、礼拝堂と呼ばれる、一般的にはクリスチャンが毎週集まってお祈りをしたり歌を歌ったりっていうところで結婚式をしていたんですね。
一般の方の、クリスチャンでない方の結婚式もする教会だったので、いわゆる聖書の中で教えられている幸せな家族として、自分たちが歩んでいくための教えみたいなものを、教会で結婚するカップルは学んだから結婚するということになって。
そうなんですね。
そうなんです、そうなんです。
私はみんなそうやって結婚すると思って大きくなったんですけど、社会に出たら全然そんなことやってる人ほとんどいないみたいな感じで、それで私が学んできたことが、宗教の外に出ていくことでたくさんの人の役に立てたらいいかなというところで活動をスタートしたという感じです。
そういった今までお父様が牧師さんとして教えられたことを、子供の頃から身についていたっていうような感じだったんですかね。
そうですね。あとなんとなく教会の結婚式をずっと3列をしているので、結婚式ってこういう雰囲気っていうのを自分の中で思ってたんですけど、大きくなってお友達の結婚式とかに出るじゃないですか、まるで違うんですよ。
そうなんですね。
なんかこのおめでたい感じみたいな、そこね、ハッピーハッピーしてないんですね、教会の結婚式って。まるで本当に戦場に送り出す出陣式みたいな、そういう印象があるんです。
じゃあずいぶんとそういった印象も違うので、皆さんにもそういったところもちょっと教育としてお伝えしたいなっていうふうな思いがあったんですかね。
そうですね。なんかご夫婦の悩みとか子育ての悩みとかを、私も結婚して子供を持ってたくさん聞くようになって、でもそれってさ、結婚に話し合っておいたほうがよかったやつじゃない?みたいなのがすごくたくさんあるなって思ってですね。
じゃあ本来だったら結婚前にいろいろ話しておいたほうがその結婚後もスムーズに進むようなことを、その結婚後になってから話し合うようなこともやっぱり一般にはよくあるんじゃないかなっていうところですかね。
そうですね。なんか一般的にこう話し合いっていうふうにね、夫婦の話し合いっていうふうにされてる方もいると思うんですけど、何について話し合えばいいのかということをきちんと教わっていないんですよ。
なので、たとえばお金が足りなくなったときとか、男女関係の問題があったときに話し合いみたいな、話し合いというのは文句の言い合いみたいな感じになってしまって、結局それが解決しないままこじれて、せっかく縁あって出会ったにもかかわらず別れてしまうっていう、
そういう本当に必要な話し合いではないところで、感情のぶつけ合いのようなところが夫婦の中を遠ざけてしまうっていう非常に悲しい、それに子どもたちが巻き込まれていくっていうような現実をたくさん目の当たりにすることで、
自分が学んできたこの教会という小さなコミュニティの中ですけど、学んできたことって、すごくたくさんの人のお役に立てるんじゃないかなっていうところが最初に聞くわけです。
ライフデザインアカデミーやフリースクリプトの活動
このライフデザインアカデミーでは、そういった夫婦間のことだったりとか、家族のことをいろいろ学べるような場になってるんでしょうかね。
はい、その通りです。いろいろコースが分かれておりまして、夫婦のコースとか親子のコースとかっていうものを皆さんにお届けしているっていう形ですね。
そうなんですね。最近ではオンラインとかでもいろいろ活用されてたりとか。
元々は本当にたくさんの自治体さんからお声掛けをいただいて、そこの自治体の独身の方たちとか、結婚して間もないカップルに向けて、結婚とは、みたいなところをお伝えすることが多かったんですけれども、
やっぱりコロナウイルスの蔓延をきっかけに、リアルな現場っていうのがなかなか難しくなってしまったので、そこから3年前くらいからオンラインの活動も増やしておりまして、今は一番オンラインのフリースカウント学童というのに力を入れています。
そうなんですね。お子さんに対してやってらっしゃるっていうことですかね。
そうですね。不登校だったりとか、学校という現場に行かないお子さんが増えているの中で、子どもというだけで外にも出れないじゃないですか。一人でうろつかせるわけにもいかないので、そうすると子どもたちが家で一人で留守番をしているっていうことが起こってくるわけですよ。
本当はその多感な時期にたくさんの人とたくさん触れ合って感染を伸ばしていける時期なんですけれども、やっぱり学校という場がないだけで子どもたちが閉じ込まれてしまうっていう現状があるのでですね、幸いにもコロナウイルスでみんながオンラインのツールを子どもも大人も使いこなせるようになってきたというのもあり、
じゃあオンラインでたくさんの人と子どもたちが自宅で安全につながるっていうことができないだろうかというふうに考えまして、今、丸2年やっているという形ですね。
これじゃあ、オンラインのフリースクリプトはどんな感じで子どもたちとつながってどんなことをやっていらっしゃるんでしょうかね。
はい、Zoomというミーティングの会議のシステムを使って、毎日同じ時間にZoomを開けて、子どもたちが好きな時間に飛び込んできて、好き勝手しゃべって出ていくっていうのがですね。
かなり自由にいろいろできる空間なんですね。
カリキュラムと呼ばれるものは、たまには用意しますけれども、基本は本当に今自分がどういう状態でどういうことをやっていたんだよみたいな、自分のことをしゃべりに来るっていうような空間になっています。
ほんと最近はそういったお子さんの対応も力を入れてらっしゃるっていうことなんですね。
そうですね、親子関係とか身近な人との人間関係に悩む方というのは、幼少期にそういったコミュニケーションに関する良いお手本だったりとか、そういうことを教えてくれる人になかなか出会えなかったりですとか、
そういったコミュニケーションがうまくいくという、うまくいかない原因を突き止めることができなくて、その正解がわからず今大人になってもやっぱりうまくいかないという方が非常に多いんですね。
なるほど、やっぱりそういった子供の時からコミュニケーション、そういった場が減っている方にお子さんに対してもそういった場を提供しているっていうことなんですね。
そうですね、はい、そうなります。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ小野さんの志についても教えていただけるでしょうか。
はい、私は目の前にいる大切な人を大切にできる社会を作りたいなと思っています。
一番目の前にいる大切な人っていうのは恐らく多くの人が家族と会えるのではないかなと思っていて、本当に親子も夫婦もよくあるんですけど、本当は大事なのに辛辣な言葉を投げてしまったりとか、
本当は今は辞めてほしいなって思っているのに、家族だからって言っていいよ、いいよって受け入れてしまったりとか、
身近な人との人間関係って実はすごく難しいんですよ。
そうですね。
それをちゃんと暗くを共にしながら、本当にこの人たちを大事にしたいって、それを表現したり行動で表せる自分でいるっていうことにチャレンジし続ける大人を増やしていきたいなと。
それから強いてはやっぱり子どもたちがそれを見て大きくなりますから、自分もこういうふうに目の前の人を大切にできる人でいたいという子どもたちが増えていくと、
今この世で起きている悲しいすれ違いだったりとかっていうのはなくなっていくんじゃないかなというふうに思っています。
そうですね。やっぱり身近であればあれほど距離感が近い分、コミュニケーションも意外と難しい部分も逆にあったりとかしますもんね。
そうなんです、そうなんです。
だからそのあたりを一緒に取り組んでいけるといいんじゃないかなと思いました。
そしてLINE公式アカウントでもいろいろ発信されているということなんですが、こちらもぜひ紹介いただけますか。
はい、今ですね、オノミカのLINE公式アカウントにご登録をいただきますと、子どもへのイライラガミガミがすっきりなくなる音声講座というものをプレゼントしております。
そうなんですね。ぜひ今日のお話を聞いて、もっとお話聞いてみたいなという方がいらっしゃいましたら、こちらのLINE公式にも登録いただけたらと思います。
このポッドキャストの説明欄にもリンクを貼っておきますので、ぜひそこからチェックしてみていただければと思います。
はい、今回はライフデザインアカデミー学長のオノミカさんにお話を伺いました。
オノさんどうもありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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