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2023-05-03 11:42

509.西川寿美礼さん(なんでなんで学習術講師)

【支援という概念のない社会】

発達障害や不登校やグレーゾーンのお子さんを対象にしているとのことですが、得意なことにはものすごい力を発揮するそうです。

だから、支援ではなく得意なことを生かして、苦手なことを助け合うそんな社会にしていきたいとのことでした。
だから、上下関係を感じる必要のない、当たり前に助け合う社会を作りたいんだなと思いました。

ぜひ、公式ラインからお問い合わせしてみてください♪

special thanks to 深見綾子さん

【今回のゲスト】
なんでなんで学習術講師 西川寿美礼(にしかわ・すみれ)さん
学びの芽育 : https://manabinomake.net/
公式ライン:https://lin.ee/2fPyQBK

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こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、なんでなんで学習術講師の西川寿美礼さんにお話を伺いたいと思います。西川さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずは自己紹介からお願いいたします。
自己紹介ですね。私は学びのメイクという野望で、子どもたちの学習の伴奏をしています。西川寿美礼と申します。
学習術の先生を10年以上で、福祉の領域で、発達障害とか障害福祉も取り扱う領域の福祉のソーシャルワーカー職を7年半やった後、個人事業主として独立して、学びのメイクという野望で、子どもたちの学習に伴奏して寄り添う教育サービスをしております。
よろしくお願いします。
お願いします。この子どもたちに寄り添う伴奏支援ということですが、具体的にはどんな感じで寄り添って学習指導されていらっしゃるんでしょうか。
そうですね。多分、既にあるサービスで例えると、家庭教師とか学習塾が近い感じにはなると思うんですけど、やってる内容は全然違ってて、教科書全く使わない、参考書全く使わない、問題書全く使わないという子たちもいます。
へー、そうなんですね。そこではどんな感じで学んでいくんですか。
基本的に私が大切にしているのが、子どもたちの自己決定する力というのが大事だと思っているので、私とのセッションというかレッスンが1時間なんですけれども、その1時間の間に取り組むこと、勉強することというのは、子どもたち自身が自分で決めるということにこだわっています。
そうなんですね。じゃあ、自分でこれをやりたいから勉強しようというふうに、自分で子どもたちが決めていくというところが特徴なんですね。
そうですね。これをやりたいからってなかなか、なかなか自分から勉強したくない子が多いんですよ。
最初は親御さんにね、ちょっとスミレ先生にお願いしてって言って、無理矢理連れてこられてみたいな。
無理矢理連れてこられてる中でも、じゃあお勉強したいといけないっていうことはわかってるので、じゃあ今自分に何が必要だと思う、何がしたい、どういうことだったらできるっていうことを一つ一つ丁寧に聞きながら、
例えば最初はもう漢字10回書くとか、英語の字句に10個英単語を完璧に覚えるとか、算数数学の計算問題を何ページから何ページまで解くって、
そういうシンプルなことでもいいんだよっていうふうに言いながら、まだ自分で決めてるっていうところに慣れてもらって、そうしてくると、そのうちですね、1ヶ月2ヶ月経ってくると、始まるときに今日はこれしたいですとか、
今日はこれをしますって自分から言うようになってくるんですよ。日常の中で何を勉強しなきゃいけないのかなっていうことを考える癖がつき始めてるっていうことだと思うので、まさにそれが狙いかなっていうところですね。
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すごいんですよ。なかなか子供たちから自分で言い出すってないと思うので、それがそういうふうにセッションから変わってくるっていうところが特徴的なんですかね。
そうですね。私との時間に来たら、また何したい、何するって聞かれるから、先に用意しとくって思ってるのかもしれないですけど。
でもそうやって一人一人丁寧に聞いていくっていうことが大切なんですかね。
そうですね。何を考えているのかなというのは、意外と子供たちって丁寧に聞き出してみると、すごい深く考えてたりとか、それを普段言語化して伝える機会がないだけっていうこともあるので、子供たち結構大人だなって思うことは多々あります。
それをしっかりと言葉にして表現できないから、見た感じわからないかもしれないんですけど、聞いていくと自分で表現したいことはあるんですね。
そうですね。しっかり結構考えていて、それを丁寧に聞いて、キーワードキーワードを拾いながら、じゃあそれってこういうこと言いたいのってことをちょっとアレンジとか整理してまとめて伝えてあげると、そういうことですみたいなふうになったりとか。
あとですね、最初にご紹介させていただいた、なんでなんで学習術、これどういった学習術なんでしょうか。
そうですね、ひたすらなんでなんでを言いまくるっていう。
塾の講師の頃からそうだったんですけど、みんな納得してないものって身につかなくないですかってすごく思っていて、やっぱり何かするには、何か事象が起こるからにはなんでなんでっていう理由があると思うので、
子どもたちが例えば私と一緒に勉強することを、これをしたい、これをしたくない、これはしなきゃいけないと思って決めたときに、じゃあなんでそれをしたいの、なんでそれをしたくないの、なんでそれをしなきゃいけないのってことを子どもたちの言葉で考えて言語化するってことを大事にしてる。
あと、子どもたち自身がいろんな物事になんでなんでって思ってるんだけれども、私も子どもの頃よくあるんですけど、これなんでって聞いて、親御さんとか周りの先生に、そんなことどうでもいいから勉強しなさいとか、問題集解きなさいとかテストを取り直しやったとか言われたと思うんですけど、それもそれですごい正論なんですけど、やっぱり子どもの素朴ななんでなんでって、
やっぱり未来の研究者じゃないですけど、アインシュタインとかエリソンもなんでなんでって人だったので、丁寧に掘り下げていくことが結果的に親御さんたちが求めてる学力っていうところにもつながってくるっていうふうに思ってるので、なんでなんでってことも大切にしながらやっていくっていう感じです。
【佐藤】両方の面から大切なんですね。だから子どもたちが思ってるなんでなんでも、やっぱりそれここに丁寧に答えていたりとか、一緒に考えていくことによって、本当に意欲がどんどん増していくんだなっていうのも、今のお話からもわかりますね。具体的にこういうふうにして変わってきたっていうような、そういった生徒さんっていらっしゃいますか?
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【佐藤】そうですね。一つは、塾講師時代の、なんでなんでの原型みたいな頃のあれですけど、すごいお勉強が苦手な子がいて、宿題をしたことない子がいて、すごいほっちゃけた子だったので、大体中3のこのぐらいの時期に、スミルちゃん宿題やってきたよ、1問。そこでなんで1問なのって怒っちゃダメです。なんでの使い方も間違えちゃダメなんですよね。
今まで宿題やってきたことは?って聞くことないっていうから、そこから2問にしよう、3問にしよう、4問にしようって言って増やしていって、人並みの宿題をするようになって、人以上の勉強をするようになって、当時の10年以上前の教え子なので、大学では主席で卒業したっていう子がいて。
すごいですね。中3の春までは宿題やったことなかったのに。
そこで本当に1年間頑張って勉強していったんですね。
そうですね。あと、自分が何をしたいかって丁寧にその子の思いを汲み取っていく、聞いていくっていうのがなんでなんでの象徴なんですよね。
その子がなんで今まで宿題したことなかったのかなとか、なんで今ちょっと宿題しようと思うようになったのかなっていうことを、本人に聞かないまでもこっちでその子の背景を考える。
そうすると、小信とどういうふうに寄り添えばいいかっていうことが見えてくる中で、子自身が自分でこういう学校行きたい、ああいう学校行きたいって自分から調べて自分で進路を決めてくるようになってきたので。
じゃあそこをしっかりやっぱりなんでなんでっていうところを聞き出していって、その子に寄り添っていくっていうのがすごい大切なんですね。
そうですね。つい最近の事例でも、小学生の子がレゴがすごい大好きで、ずっと私とのセッションの間もレゴをしてて。
レゴをきっかけにいろんな学びにつなげていこうということで、オリジナル作品で個展をするとか写真集を出すとかっていう話を、ちょっと種を巻いていくんですけど。
来年の秋ぐらいにリアルで個展したいから、今年の秋に練習でオンライン個展するみたいなことを言ってる子がいて、自分で目標をバックキャストし始めたので。
小学生ですごいなと思いながら、じゃあそのために私もサポートするよって言いながら。
個展するんだったら自分の作品を自分の言葉で自分の文字でちゃんと書かないといけないねってところから文字を書くとか文章を書くっていうところ。
今、興味までは持てないんですけど、そこに必要性を感じて納得して取り組むっていうようなことをしてたりします。
子供たちが納得して、そこの必要性を感じれば自分で自然と勉強して学んでいこうという感じになるんですね。
そうですね。納得してそれが嫌なことだったとしても、でも自分が叶えたいことに対して達成しても必要だと思えば、どうやればできるかなっていう。
子供だったらその自分一人の時にやるのはしんどいから、じゃあ隅田先生と一緒にお勉強する時間にこの時間に頑張るみたいな。
なるほど。この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ西川さんの志についても教えていただけるでしょうか。
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志っていうところで言うと学びのメイクの理念にもしてるんですけど、支援という概念のない社会を作りたいっていうことを理念にしております。
発達障害とか不登校とかグレーゾーンの子たちを対象にしてるんですけど、すごく得意なこととか上手なことっていうことになったら、すごく誰よりも力を発揮するし、私たちじゃ及ばないような力だったり発想力だったりっていうのを発揮するので、
その得意な部分だと誰よりも社会に貢献したり人の役に立ったりするポテンシャルを持ってる子たちだと思っていて、
当たり前に得意なことを生かして苦手なことを当たり前に助け合う社会を作ることができれば、支援してあげるとか支援してもらうみたいな上下環境を感じるような概念ってなくていいんじゃないかなと思って、
そういう当たり前に助け合える文化と社会を作っていきたいなっていうことを理念と志にしております。
そうでしょうね。本当にその子が得意なことだったらめちゃくちゃ力を発揮して、すごい大きなことも成し遂げていくっていうところは可能性はすごく感じますもんね。
ぜひ今日のお話を聞いてすごく興味あるなという方いらっしゃいましたら、西川さんLINE公式もやってらっしゃるそうなので、ぜひそこから登録していただいて、
実際には個別学習伴奏というところもやってらっしゃるんですかね。これどういった内容かもう少し教えてもらっていいですか。
その子のやりたいことをもとに何で何でを繰り返しながら、要は一対一で勉強に寄り添っていくっていう、本人が決めたことに対して寄り添っていくっていうような形で、
勉強をきっかけにトータルサポートをするような伴奏サポートになっています。
これをなんと今回ポッドキャスト出演して聞いたよっていうことを言っていただければ特別価格でサポートいただけるということですので、ぜひLINE公式や、あとホームページのお問い合わせの場所からでもご連絡いただければいいので、
LINE公式のURLとホームページのURLも掲載しておきますので、そこからぜひお問い合わせしていただければなと思います。
本日はなんでなんで学習実行師の西川澄根さんにお話を伺いました。西川さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
声を思いを世界中に届ける、声ラボ。
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