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2023-01-17 17:22

453.山本ノブヒロさん(大喜利ファシリテーター)

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【想いを伝えられる人、受け止められる人を増やす】

大喜利を通して、共通のお題に対して様々な考えを伝えられる場を提供しているんだなと思いました。

言ってみると、同じ意見の人がいることに気づけたり、誰も気づいていない発想だとわかったり、学びが多いんだなと感じました。

大喜利が体験できるワークショップを開催されているので、気軽に参加してみてください♪

special thanks to 岩永丈幸さん

【今回のゲスト】
大喜利ファシリテーター 山本 ノブヒロ(やまもと・のぶひろ)さん
大喜利ワークショップ体験講座『ひなどりオンライン』
https://hinadori.peatix.com/view

【こえラボLINE公式アカウント】
ポッドキャストに興味ある方、登録してみてください。
https://lin.ee/diyeIXKX
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声を思いを世界中に届ける、こえラボ。
経営者の志。
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、大喜利ファシリテーターの山本ノブヒロさんにお話を伺いたいと思います。
山本さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。大喜利ファシリテーターという仕事をしています。Nアライアンス株式会社の山本ノブヒロです。よろしくお願いします。
お願いします。この大喜利ファシリテーターという名前が、すごく興味深いんですが、どんなことをされていらっしゃるんですか?
はい、ありがとうございます。ちなみに、岡田さんは大喜利って言われたら、最初にどんなことを思い浮かべますか?
商店とかで、何かやってる大喜利かなって思うんですけど。
はい、ありがとうございます。まさにそれです。お昼の落語家さんが出てる商店っていう番組で、
ザブトンを取り合うために、お題に対してうまいことを言い合ってたりとか、
あとはお笑い芸人さんたちがお笑い番組の中でトーナメントで戦ってたりとかする、
お題が出て、それに対してユーモアを言ったり、突発な発想をしたりして競うっていう、あの言葉遊び。
お題にぼける言葉遊び、大喜利っていうものを一般の人に楽しんでもらうために、
企業研修であるとか、学校の授業であるとか、地域のイベントなんかに、
お題にぼける大喜利体験をお届けするっていう仕事をしています。
これ、企業が取り入れたときって、どんな感じで活用できるのかなっていうのがまだイメージつかないんですけど。
そうですね。企業さんで研修としてやらせていただくときには、コミュニケーションをお助けする、
コミュニケーションの後押しをするためのプログラムと、スキルアップのプログラムと半々ぐらいで導入されるんですけれども、
例えば、コミュニケーションの場合は、年の差があるチームの中で、
あんまりコミュニケーションがうまくいってない社員さんたちの相互理解をするために、
共通のお題に対して思いついたことをシェアしてみようっていう言葉のワークをしたりであるとか、
あとは、初めて会った内定式の後の新入社員の横のつながりを作る研修なんかで、
共通のお題で言葉遊びをして、面白いことを探してみようみたいな体験の中で、
あ、真面目そうだけど、こんな面白いことをくだらないこと言えるんだ、
こんなの大丈夫かな、こんなの出してもっていう言葉にみんなが笑ってくれたりする体験を通して、
一緒に共通の課題、あ、お題って共通の課題なんですね。
共通の課題に取り組んで、一緒にお互いに笑顔を作りあえたっていう体験を通して、
相互理解を深めたりするみたいな研修をさせていただいたり。
あとは、面白を探すプロセスっていうのを、僕全部メソッド化していて、
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大喜利メソッドっていう言葉で登録商標を取ってるんですけど、
お題にぼけるときにどういうふうにすると人は笑顔になりやすいみたいなのを、
ちょっと科学的に心理学であるとか言語学で分析してあって、
それを教えながらその研修をすることによって、雑談力を高めたりであるとか、
提案する際の提案力とか独創性みたいなのを上げるためのメソッドみたいなのを教える、
みたいなスキルアップのための研修もたまにさせていただきます。
これ今聞いただけでも、初めは企業に必要なスキルなのかなと思ったんですけど、
コミュニケーションを取る上で、結構大切になってくるようなスキルもいっぱい含まれてるんですね。
そうですね。なので特別なことを言って笑わせるためのギャグみたいなものを教えるわけではなくて、
自分が思いついたこれ面白いんじゃないかなっていうものを、
相手にちゃんとシェアできますかっていうことをすごく大事にしていて、
共通のお題に取り組んでるうちは、上司も部下も初めて会った人もベテランさんも共通の課題のことを考えてる。
同じお題のことを考えてる中で、自分が最初に思いつくことと、
他の人が思いつくことは違うかもしれないし、同じかも。
で、場にシェアしてみないと、同じか違うかも、
面白いか、相手に受けるか受けないかもわからないんです。
そうですね。
だから場にシェアするっていう体験を通して、
同じこと思いつく人がいるという繋がりもできるし、
自分の言ったことがまだ誰も気づいてなくて、
すげえって言われて、やばい、価値のある発信ができたっていう体験であったりとか、
要は場にシェアするということが、コミュニケーションにおいてどれだけ大事なのかとか、
あと自分が思いついたこととか、自分が発想したことの価値は、
自分が決めるんじゃなくて、場にシェアしたら相手が決めるんだよっていうこととかを、
言葉遊びとか面白探しを通して体験すると、
要は自分の発信性も上がるし、
何よりも相手は何を考えてるんだろうっていう他人に対する興味ってあるとか、
異世界に対する興味みたいなものを刺激することにもなって、
なので新人さんのコミュニケーションを鍛える研修だけじゃなくて、
通見社員であるとかリーダー向けに、
異業種とこれから絡まなきゃいけないであるとか、
いろんな人にヒアリングをしにいかなきゃいけないみたいな人の、
コミュニケーションマインドをアップするみたいなのを、
実は大きな海運系の会社さんなんかでは入れさせていただいてて、
もうそれリピートで6回行ってきてて、今度7回目行ってくるんですけど。
そうなんです。やっぱり企業でもなかなか自分の意見を言えないとか、
こんな会議の場で言ったらどうなんだろうって思って、
発言しない人って意外と多いかもしれないですね。
本当に人にもよると思うんですけど、やっぱり得意苦手があると思うんですけど、
やっぱり苦手な人にもできるだけ自分のうちにあるものをやっぱり出してほしい、
っていう僕の願いみたいなのもあって、
あとは言えずに終わるとその本人にとってももったいないことだし、
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その会社とかチームにとってもひょっとしたら誰かが気づいていたリスクを、
そのまま言えなかったがゆえに発見的に終わってしまうかもしれないっていうときに、
要は気づいたことを言ってみようかなであるとか、
あとは他の人が何か自分の気づいてないことに気づいてないかなみたいに、
要は自分も言ってみた方がいいっていう発信性が上がったり、
あと他の人の意見も聞いてみたい、
もっと気づいてないことないかなっていう受信性が高まったりすると、
企業内ではコミュニケーションが良くなるだけじゃなくて、
リスクマネジメント的にもかなり大きいので、
なので僕はやってることはヘラヘラ笑いながら、
面白いことをなるべく言いましょうって言ってお題を出してボケ方を教えてるんですけど、
気づいたことを発信するということと、
人の気づきを受け取ってみたいという気持ちを、
その言葉遊びや面白さがしを通して鍛えることによって、
社内のほうれん草のメールなんかは劇的に良くなるって言われます。
これは今のお話聞くと、
発信する、言うだけじゃなくて受け取る側も変わってくるっていうことなんですか?
変わると思います。
自分が面白いことを言って一番になるじゃなくて、
複数の人が共通のお題を同時に考えてるっていうことがすごく大事なんですね。
大喜利において。
無茶振りされてただ即興で面白いことを言う発想力ではなくて、
他の人のボケを聞くというのがすごく大事で、
同じお題に取り組んだとき、最初に思いつくことが、
こんなに違うんだっていうふうに思えたり、
自分では思いつけないようなことを自分と違う世代の人とか、
自分と違う文化の人が不意に出したときに、やっぱり面白いんですよ。
自分では見えない、自分では気づけなかったところに気づいてくれるって。
それで、要はユーモアを通して言葉遊びで、
それを楽しんでると、他人が何考えてるのかとか、
他人にはどう見えてるのかっていうことを知った方が、
面白いし楽しいんじゃないかっていう精神性がついていく。
僕はこれを受信性が上がるっていうふうに言ってると、
自分の考えを言いたいっていう発信性と同時に、
人の思いつきとか人の考えも聞きたいなっていう発信性が上がってくれるのが、
僕大喜利のワークショップだと思っていて。
なので、一つのお題にみんなで同時に取り組むのが、
ものすごく意味があることなんですよね。
なるほど。これ受けてみて、ワークショップとか受けて、
こういうふうに変わったなとか、企業であればこういうふうにコミュニケーションが良くなった、
そんな事例もありますか?
はい、ありがとうございます。
通販の大手さんでやらせていただいたときなんかは、
面白いことをシェアするっていうときに、
やっぱり番組作りであるとか、
通販の伝え方みたいなのにすごく参考になる、
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面白の作り方だっていうスキルの部分をお褒めいただいたこともあるんですけど、
マインドの部分においては、
面白いことを言えるようになったというよりは、
自分の思いとか考えを人に伝えられる頻度が上がったというか、
言いたいことを言える可能性が高くなったっていうのを、
何人もの若い人からいただいていて、
以前は言えなかったようなことも言いたいと思えるようになったような気がするっていうのはすごく言われます。
実際に僕、習い事としての大喜利教室を新宿で2018年からやってたんですけど、
今はコロナ禍でズームになっちゃってるんですけど、
そこに通ってた人も、面白いことも言えるようになったけど、
何より自分の気持ちを伝えられるようになったって言ってるんですよね。
すごいことですね、これは。
要はゲームを通して自分が思いついたことを、
これ面白いですかっていうのを場にシェアすることになれたので、
日常生活とか仕事の中で感じたことを、
これってこうじゃないですかっていうふうに、
動作としては同じことをしてるので、課題があって感じたことをシェアするっていう、
思いついたことを伝えてみるっていうことをやってるので、
なのでまさにゲーム化された面白探しを通して、
コミュニケーションの発信性、受信性みたいなものを上げるって、
そういうことなんだろうなっていうふうに思ってます。
この番組は経営者の志という番組ですので、
ぜひ山本さんの志についても教えていただけるでしょうか。
ありがとうございます。
僕自身が、実は僕自身の幼少期の体験からこれ来てるんですけど、
僕は世の中、もっと要は自分の思いであるとか、
自分の考えみたいなのをより伝えられる人が一人でも多くなってほしいし、
人の思いや考えを受け止められる人とか、
ちゃんと聞いてあげられる受け手の人もより多くなってほしいと思ってて、
それって一言で言うと対話的な世の中になってほしいっていう意味なんですけど、
私はこう思う、あなたはどう思うの?っていうのが、
余計なこと言うなであるとか、出る杭は打たれるっていう社会ではなくて、
私はこう思うんだが、もっと飛び交うもの言える人の社会を作りたいと思っているんです。
例えば変化が激しい社会で、企業とかチームもどんどん変わっていかなきゃいけない時に、
このまんまでいいの?こう思うんだけど、これじゃダメじゃない?っていうのも、
言えないよりも言えた方がいいし、
そういう余計なことを言う人間が叩かれるんじゃなくて、
そういうふうに思ってたんだ、面白いなっていうふうに、
これを面白がる人が増えてほしい。
だから、面白探しを通して発信、受信を鍛えたいっていうのはそこなんですけど、
面白がれればみんなそうなってくれるかなと思ったんですけど、
実は僕、中学校ぐらいの時から引きこもりで不登校で学校に行ってなかったんですよ。
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そうなんですね。
僕自身が昔から思ったこととか感じたことを、とにかく周りにシェアしたい人だったんですね。
これはこう思います、あれはああ思います。
で、皆さんはどう思いますかっていうのも聞きたい人だったんですよ。
だから対話の変態みたいな子供だったんですよ。
僕、中学時代にクラスの中でそれでうまくいかなくなっちゃって、
余計なことを言っちゃうんですよ。
そういうことをされるとすごく嫌な気分になるんだけど、
周りのみんなはどう思うんだろうね、みたいな生意気なことを言っちゃう。
それで、人間関係がうまくいかなくなって、僕もいけなくなっちゃったんですけど、
でもなんか、要はその時先生とかに相談しても、
先生がどう思うかとか、僕がどういうふうに感じているかみたいなのも、
コミュニケーションが全然うまくいかなかったんですね。
だから、みんなは一人一人のみんな、一人一人それぞれにどう思ってるんだろうっていうのを、
なんで誰も教えてくれないんだろうっていうのがすごく悲しくて、
学校に行くのやめちゃったんですけど、
だから僕、たぶん少年時代の自分に向かって、
コンプレックスでやってるって言ってしまえばそうなんですけど、
なんか、もっと、私はこう思います、あなたはどう思うの?っていう、
発信する人、受信する人っていうのが世の中に一人でも増えたら、
そういうコミュニケーションでうまくいかずに、
何か例えば青春をちょっと無駄に失ってしまったり、
本当は能力があるのに会社でうまくいかなかったりするような人を減らせるんじゃないかというか、
昔の少年時代の僕みたいな人が、もっと学校とか地域社会にいてもいいんじゃないかみたいに、
もの言える人が潰されないとか、
省かれない世の中を作りたいんですよ。
余計なこと言うんじゃねえっていうんじゃなく、
そんなこと言ってくれるお前面白いなっていう世の中をどんどん作る。
それ僕のわがままなんですけど、
もの言える人が潰されない社会を作ることは、たぶんダイバーシティの推進にもなるし、
企業においても変化の激しい社会の中でどんどん意見言ってもらって、その意見が面白がって、
だから僕は大喜利ワークショップ、お題にぼける言葉遊びを通してこれを推進してるわけなんですけど、
他の方法でそういう世の中を目指してる人もいっぱいいると思います。
でも僕はそのユーモアと大喜利っていう言葉遊びを通して、
もの言える人、これ面白くない?って言える人をどんどんふって、
それ面白いじゃんみたいに人の意見や人の考えにもっともっと興味がある。
もっともっと人の意見を聞きたいっていう聞き手を受けても育てるっていうのを、
僕は大喜利活用としてやっていきたいというふうに思ってます。
そういった世の中になっていくと、本当にどんどん活性化していきそうで楽しみですね。
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そうですね。僕自身が面白くいきたいので、
たくさんの人が、今日ももちろん岡田さんも含めなんですけど、
他のたくさんの人が何を見て何を感じてどう思ったのかが聞きたいんですよ。
いろんな人と話したいし、僕の考えも聞いてほしい。
みんなの考えも聞きたいので、もっともっとどんどんお題とか出していって、
思いついたことをシェアしてくださいっていうこの言葉遊びのワークをこれからもどんどんやっていきたいと思います。
いいですね。この大喜利のワークショップっていうのは体験することもできるんですかね?
はい、ありがとうございます。
企業とか学校の授業でどのような大喜利ワークショップをやっているかっていうのを、
実は第2・第4木曜日の夜にZoomで一般向けに開講してるんですね、体験。
なのでちょっと夜遅い時間なんですけど、ちょっと言葉遊びして、
ちょっと頭の体操をした後お休みいただくためにですね、
第2・第4木曜日に時間がある方は、興味のある方は、
大喜利ワークショップの体験講座、ひなどりオンラインというのをやっておりますので、
よろしければURLなどを共有していただけると、体験バスがあります。
このポッドキャストの説明欄にURLを掲載させていただきますので、
ぜひ今日の話を聞いて、興味ある方はね。
1回からでも実際に企業でどんなことをやってるんだろうっていうのを、
部分的に体験できる内容になっておりますので、
やることは言葉遊びとかお題にぼけるだけなんですけど、
どういう効果があるんだろうっていうのを、ぜひ体験しに来ていただけると嬉しいです。
まずは体験いただくことがいいと思うので、
ありがとうございます。
申し込んでいただけたらと思います。
見るだけとかでも全然、見学だけでも全然歓迎なので、
面白いこと1個言わないと帰れないとかそういうのない?
気軽に参加いただけるといいですね。
全然見るだけでも大丈夫です。
わかりました。
今日は大喜利ファシリテーターの山本信寛さんにお話を伺いました。
山本さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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