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経営者の志。みなさんこんにちは、こえラボの岡田です。
ご両親に介護が必要だとわかったとき、どのように対応すればよいかわかりますか?
今回は、突然訪れてくる介護問題について伺いました。
それではインタビューをお聞きください。
本日は株式会社Nキャリアートの西村栄子さんにお話を伺いたいと思います。
西村さんよろしくお願いします。
まずは、西村さんのお仕事の内容を簡単にご紹介いただけるでしょうか?
私はキャリアコンサルタントをしておりまして、特にシニアに特化した内容でサポートさせていただいております。
シニアに特化したキャリアコンサルタントということなんですけど、
そのシニアに特化している、どうしてシニアに特化しているのか、なんかそのあたりあるんですかね?
そうですよね、不思議ですよね。
まず私がとてもシニアが好きっていうのがありまして、
そうなんですね。
物心ついた頃からとてもシニアとは相性が良くてですね、
仕事をしてからでも、顧客もシニアとは相性が良くて大変いつもお世話になってました。
いろいろシニアの方とお話したりするのが好きなんですかね?
大好きです。この仕事を始めてからどうしてシニアなんですかと聞かれて初めて気づいたというか、
皆さん好きじゃなかったな、珍しいんだっていうので、当たり前のようにしていたので。
どちらかというとシニアで聞くのが当たり前なんじゃないのっていうぐらいの身近な存在だったんですかね。
そうですね。
それでやっぱりキャリアコンサルタントということなので、
キャリアをいろいろコンサルティングされていると思うんですが、
具体的にはどういうふうなコンサルティングになるんでしょうかね。
一般的にキャリアコンサルタントというのは対象年齢もとても広くてですね、
下は小学生のキャリア教育から、上はもちろん定年後の60歳を超えてからのキャリアのサポートというのがあるんですけれども、
あと業種も全く問わずですね、いろんな業種のサポートをしているのが高科資格キャリアコンサルタントですね。
今そういったところで問題になっているようなこととかってありますかね。
もしくは今一番力を入れているようなところってありますかね。
そうですね。私がもともとシニアが大好きで、できる一人でも多くのシニアのサポートができたらなというので仕事をさせていただいているんですけれども、
どうしてもそうなると介護問題がどうしても出てきてしまうので、そちらをだんだんと量を割くようにしています。
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やっぱり最近はその介護の問題でキャリアを諦めなきゃいけないという方も増えてきているんでしょうかね。
そうですね。個人カウンセリングでも介護と仕事の両立で悩まれる方も多いんですけれども、
それで離職する方もとても多いんですね。
一番の問題は誰にも相談しないで辞めてしまうという方が多いのが問題だと思っています。
そうなんですね。それは相談するともうちょっとこういった方のやり方もあるんだなというケースもあるんですかね。
そうですね。大体働いていらっしゃる方で介護離職をされる方というのは半分以上の方、もっと多くなんですけれども、
会社に相談をしないで辞めるという割合が多いんですね。
経営者様や上司の方、そういった方に介護と仕事を両立したいんですけどという相談をしないんですね。
自分で何とかしようとして、もうこれは会社続けられないからっていうので、
会社側からすると突然その方辞めてしまうというようなことになるわけですかね。
そうですね。そういったパターンも多いですね。
そういった時ってどういうことをやるとよろしいですかね。
そうですね。まず本当は介護というのは計画的に最短ルートを辿っていくと仕事を休まずに、できるだけ休まずに、
ましてや辞めることなくご家族の幸せに近づけるかなと思っております。
その最短ルートというのはどういったことでしょうか。
実はよくご相談いただけるパターンで言いますと、
突然親御さんが徘徊をして警察から仕事中に迎えに来てくれませんかという連絡があった時に、
そこからスタートするとして、今までこんなに進んでいたのか。認知症が。
どうしたらいいんだろう。
例えばどこに相談していいのかもわからないので、
お役所に行ったりとか、地域の包括センターに行ったりとか、病院に行ったりとか、いろいろ考えると思うんですけど、
そういうの大抵平日なんですよね。
そうですよね。
そうですよね。
役所とか病院とかも大体そうですよね。
そうなると仕事を休むと申請をして、親御さんと一緒にいてなると、
本当に何日休めばいいのかとか、この先どうなるんだろうと、本当に無計画で行ってしまうと、
だんだん休みも多くとってしまうと、職場の人間関係にも響いてくるかなと思いますね。
やっぱりそういうふうにして、自分で思いつくところから手を付けていってしまうと、あまり計画的にならないということなんですね。
そうですね。あとは高齢化社会はこれからもっと広がるんですけれども、前例がない会社も多いんだと思います。
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そうなんですね。
会合休暇やそういった会合に関する会社の制度のようなものが今まで確立されていなかった、会社によるんですけれども、
そうなると自分がどうしていいのか、まずモデルがいないというか。
そうですね。先輩とかでも今まで会合でお休みを取ったことない人がほとんどだったら、
じゃあ自分がそういう立場だった時どうすればいいか、やっぱり困りますね。
困りますよね。
また経営者様が初めて従業員が何日も休むとなった時に、上手に対応できるのか知識があるのかとなると、
なかなかそうではない会社だと難しくなってしまうのかなと思います。
確かに会社側も困りますよね。それで辞められてしまっても困るし、何日も休まれても困るということですね。
そうですね。
そこはどういう感じで対応するのがよろしいんでしょうかね。
そうですね。本来でしたら認知症が進む前に様々な準備をすることが理想なんですけれど、
なかなか難しい場合は、まずは職場の制度を知ると、あと法律を知ることですね。
自分にはどんな形で利用することがあるのかというのをまず調べる。ただ分からないですよね。
そうですね。
そういったことが分からないので、もちろんネットで調べるのも簡単だとは思うんですけれども、
自分にどれくらいが当てはまるのかというのは、やはり膨大な情報の量ですので、大変だと思います。そこからスタートすると。
まずは西村さんのような、そういった専門的に扱っている方に相談して、
どこから自分は手をつけていけばいいのかというところで整理してもらうとちょっと進めるような気がしますよね。
そうですね。お困りの時というのは、やはり専門家に任せるのがいいかなと思いますね。
ますますこれからそういった介護が必要とする、両親とかの介護をする必要がある方も増えてくると思うので、
ぜひそういった方は自分で考えて、それで手当たり次第やるのではなくて、相談しながらしっかりと計画的にやるというところが大切なんですね。
昔のように兄弟の人数が多いご家庭は少ないと思うので、やはり1人2人3人で親御さんを見ている方が多いと思いますので、
どうしても1人当たりの負担が大きいと思うんですね。
ぜひそういったところをご相談いただければと思います。
この番組は経営者の志という番組なんですが、西村さんがこういった事業をやるにあたって一番大切にしている志についてお伺いさせていただけるでしょうか。
ありがとうございます。私はとにかく一番最初に恩返しで動いております。
シニアに対しても恩返しというのがありまして、小さい頃から仕事をしてからでもお世話になったシニアの方には本当に恩返しできずじまいでここまで来てしまったというのもありますし、
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会社を設立してから本当に多くの方に助けていただきながら頑張ってきましたので、とても1人ではここまでは来れなかったと思いますので、
本当にご縁とご恩だけでやってきたので、これはもう恩返ししないと罰が当たるかなという感じですね。
これからはシニアの方も含めていろんな方に恩返しするためにこの会社でいろいろやっていかれるということなんですね。
はい、そうですね。
ぜひ今日のお話を聞いて西村さんに問い合わせしてみたいなという方がいらっしゃれば、どういったところからお問い合わせするとよろしいでしょうかね。
ありがとうございます。会社のホームページもございますし、電話番号もメールアドレスもございます。
お気軽に相談していただくためにもシニアに関する相談事は全部無料にしておりますので。
そうなんですね。まずは困ったらちょっと1回ご相談して、こういうことがあるんだけどということで、
問い合わせていただければ何らかの解決のヒントをいただけるかと思いますので、
ぜひポッドキャストの説明文にもURLとか電話番号を記載しておりますので、そこからアクセスしてぜひお問い合わせいただければと思います。
本日は株式会社Nキャリアートの西村英子さんにお話を伺いました。西村さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
いかがだったでしょうか。子供の頃から年配の方と接することが自然で好きだったという西村さん。
今までお世話になった方や携わっている方に恩返しをしたいという言葉が印象的でした。
そんな思いでシニアのキャリアカウンサル担当をされている西村さんは介護問題についても取り組まれています。
介護と仕事の両立に悩んで誰にも相談することなく会社を辞めてしまう人も少なくないそうです。
相談するにしても平日にお休みを取らなければと思っている方は、ぜひ一度西村さんに相談してみてはいかがでしょうか。
あなたの思いを声で届けてみてはいかがでしょうか。
ではまた次回。