1. そろそろ美術の話を...
  2. Art Watching 2024年8月号
2024-08-24 1:07:11

Art Watching 2024年8月号

リスナーさんのお便り紹介と、面白かった美術展について話をしました。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://sorosoro-art.vercel.app/ep/20240⁠⁠8 番組の感想は、⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#そろそろ美術の話を⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ でお願いいたします。

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Show Notes

オープニングトーク

お便りコーナー

ニュースのコーナー

今月の展覧会

番組からのお知らせ

サマリー

アートウォッチング2024年8月号では、リスナーからの便りを紹介しながら美術についてのトークが繰り広げられています。特にオリンピックやスリランカに関連する話題が登場し、近づく美術展ナビフェスについても詳細な告知が行われています。今月のアートウォッチングでは、手島美術館のユニークな建築とその作品についての感想が共有されており、特に水滴が床に落ちる様子が印象的だと語られています。また、東京ステーションギャラリーでの展覧会についての感想も取り上げられ、リトルハットマンやマグリットの影響と共に展示の印象に触れています。スペインの教会で天使像の修復が失敗し、文化遺産保護団体が激怒したニュースが取り上げられています。また、マーク・ザッカーバーグが妻をモデルにした彫刻を公開したことや、Just Stop Oil環境活動団体に関する判決についても議論されています。アーティゾン美術館で開催中の展覧会は、コレクション作品を使って新たな体験を提供しています。この展覧会は空間デザインや作品の持ち主のエピソードを通じ、知識を深める機会を提供しているのが特徴です。原美術館アークの特別な収蔵庫ツアーも語られ、感動的なアート体験が共有されています。群馬県の原美術館と東京都現代美術館での展覧会についてのエピソードでは、高橋龍太郎コレクション展が日本現代美術の重要性を示し、平田アキサの展覧会は建築の革新を感じさせます。今回のエピソードでは、アートのトレンドや話題について耳寄りな情報が提供され、リスナーに感想や希望するテーマについてのフィードバックが促されています。

アートウォッチングの始まり
はい、アートテラー・とにのそろそろ美術の話を、この番組は私、アートテラー・とにが、アートに関わる方をゲストにお迎えして、トークを繰り広げるポッドキャスト番組です。本日は、アートウォッチング2024年8月号をお届けしたいと思います。
はい、ということで始まりました。リスナーさんのお便り紹介と、面白かった美術について話をするアートウォッチングの34回目です。今月も丸さんと一緒に美術について話をしていきたいと思います。
お願いします。
さあ、ということで34回目で8月ということですけれども、最近何かありましたか?
最近溶けてます。
暑いよね、本当に。夏休みに秘書とか行かなかったんですか?どっかに。
行かなくて、今週からスリランカ行きます。
いつもスリランカの名前は忘れそうになっちゃう。
逆に暑そうなの?そんなことないのかな?どうなんだろう、スリランカ。
暑そうですよね。秘書ではないですけど、アーユールウェイだとジーンとか見たり、あとジェフリーバワーの建築ずっと見たいのがあって、見に行きます。
スリランカ。全然選択肢として考えたことがなかった。いいですね。
あとオリンピックちょっと見てて、だいたい毎回泣いちゃうみたいな。
丸さんがスポーツ観戦してるイメージあんまなかったけど、結構見る?
全然見ないんですけど、ちょっとでも見るとすぐ泣くっていう。
印象的なのありました?今年のパリオリンピックは。
バレーボールちょっと見てました。男子バレー。
応援して見てました?
応援して、もうちょっと何かあると思う。すぐドキドキして。
リアルタイムで?
リアルタイムで見てました。何回か。全部じゃないですけど。
俺全然リアルタイムで見てなくて。
朝起きるとスマホパッとつけるとニュースで報告が出てくるじゃない。
多分俺の手の間に行われてるから。
だいたいトライアスロンが今日も汚くてできなかったみたいな話とか、
そんなオリンピックだったなと思ってたけど、
1個すごい感動したというか嬉しかったのが、
僕の母校、千葉県八千代市の八千代高校って、
特にこれまで何もフューチャーされてないとか言ったら失礼だけど、
何かどこにでもある高校だったんですけど、
八千代高校中心の角田克美さんという柔道金メダリストですよ。
おめでとうございます。
パリオリンピック金メダル第1号。
女子48キロ級で金メダル取ったのが谷良子、矢原ちゃん以来って言って盛り上がってて、
しかも夏季オリンピック通算500号目の金メダリストっていう、
この子が八千代市出身で八千代高校で、
だから一応自分のね。
階級ですね。
ちょうど10個下の後輩に当たるので。
もう嬉しいですね。
嬉しいと思います。
自分ごとのように。
それまで全く知らなかったけどとか言っちゃ失礼だけど。
すごいな、八千代市からこんな人が生まれるかみたいなね。
これまでは隣の市の桜市出身の高橋尚子選手がね、
ずっとこうもてはやされて、
ついに八千代市から金メダリストが出たなという意味では。
やっぱり。
おめでたい。
良かった良かった。
本当に良かった。
そういうのを見てたら、そんなオリンピック。
確かにね、そんななって。
本当に。
あとあの思ったのは開会式はどうなんですか、あれっていうね。
開会式見てなかった。
一応見たけど、なんかやっぱり、
確かに日本のなんか前回のね、
なんかいろいろとすったもんだがあったなんかやったのに比べたら、
なんかこうおしゃれな感じはしたけど、
でもなんか青い色のおじさんとか、
なんかすごいとしか言いようがないけど、
これ日本でやったらもっと叩かれてたんじゃないのって思うことは平気でやれてるのが、
アートの国って捉えるのか、逆になんかこう、
結局ね、なんか賛否両論も多いから。
キリスト教から批判されてましたよね。
そう考えると日本はね、始まる前に結構ね、
もういろいろとなってごちゃごちゃしたけど、
あれぐらいしてたからそんなに叩かれないで済んだのかとか、
いろいろとね、ちょっと考えちゃいましたけど。
なんかすごいお金の使い方がうまいって聞きました。
なんかニュースで、歴代のオリンピックの中でも、
今回は利益が出るオリンピックになるんじゃないかって言われて。
利益を出そうじゃダメな気がするけどね。
東京オリンピックはワースト2位とからしいですよ。
そうか、お金かけすぎちゃった。
お金かけすぎちゃって。
観光客も来れなかったしね、あの時はね、あんまり。
あとさ、もう一個、ここで言うことじゃないのかもしれないけど、
今回ほらダンスが入ったじゃない?
見てなかったの?
ブレイキング。
あれはあれで盛り上がったし、俺はいいなとも思ったんだけど、
別に野球ファンってわけじゃないけど、
今年野球をなくしてまでって言い方はあれだけど、
ブレイキングが入ったけど、
オリンピックの開会式とか閉会式見てて思ったんだけど、
ダンサーで活動してる人は開会式にダンサーとして出れてるわけじゃない?
言い方が違うと思うんだけど、
ダンサーにはこの道もあるのに、わざわざ1種目作ってまでダンサー、
別にオリンピックの種目として出ることが正解なのか、
最初の踊りで出るのも正解と、
野球選手は出れないじゃん。
野球どんだけ頑張っても今年はオリンピックの開会式にも閉会式にも出れないのに、
ダンス、パフォーマンスとして面白かった、
種目として面白いけど、1種目削ってまでやったなら、
せめて開会式と閉会式にダンサーを減らすべきだ。
減らすべきでも変だけど、
ちょっと自分の中でモヤモヤしたかなって。
オリンピックに出れるわけだから。
美術展ナビフェスの告知
いいじゃないですか。
そんなこともあるんだけど、
なんだかんだ盛り上がったなとは思いましたけどね。
はい、そして今日収録が8月20日なんですけども、
もう告知が解禁されまして、
9月18日にですね、これ全然話がガラッと変わるんですが、
美術展ナビフェスというイベントが開催されます。
これ、読売新聞さんのアートのポータルサイトでね、美術展ナビっていうのがありますよね。
展覧会情報だけじゃなくて、展覧会グッズとかもこのサイトで買えたりするチケットとかね。
知らなかった。
そういうところにちょっとスポットを当てようということで、
美術展ナビ、初の美術展ナビフェスというですね、
一大イベントが大手町にある読売の本社の大手町ショーホールで18日に開催されます。
全部で今の時点で15の美術館、
例えばイデミツ美術館とか岡田美術館、国立西洋美術館とか、
生活文庫美術館、そして北だと九州国立博物館、四国の猪熊原一郎、
現代美術館などのグッズが一堂にあって、
その場で買う、そこで直接買うんじゃなくて、そこでいいなと思ったものがあれば、
美術展ナビのオンラインストアですべて買うことができるイベントがありまして、
午前11時から午後7時まで8時間あって、ステージができるそうで、
そのステージでオープニングイベント、エンディングイベント、
トークイベントもあり、そしてプレゼントタイムもありまして、
そしてこの8時間の総MCを私がやることになりまして、
8時間のMCを。
長丁場ですね。
美術展ナビの方が申し訳なさそうにというか、
なんかすいません、断ってくれていいんですけどが、第一声で、
こういうイベントをやろうと思ってて、
トニーさんこれ8時間のMCとかってどうですかって言われたのね、
あまり長すぎてどうですかだったんだけど、
ちょうど27時間テレビとか見て気持ちがすごい高ぶってたから、
フジテレビでやってるね。
27時間テレビに比べたら8時間なんて余裕だなと思って、
全然いいですよって言ったけど、今冷静になって、
8時間やるんだって今結構、
あの時は27時間テレビの揺力が自分の中にあったなって、
揺力っていうか、見たら熱狂は残したけど、
人割れに変える。
と思いましたけど、楽しみで、楽しいトークイベントになりそうなので。
アーティストも来るんですか?
アーティストというよりは美術館関係者、
それからグッズのショップの人が来てくれたりとかは、
本当に無料で入れるそうなので、
一応無料のチケットがあるみたいなので、
スマホから美術展ナビチケットアプリで入場予約を
していただくことにはなるんですけども、
入場無料で楽しむことができますので、
ミュージアムグッズを目の前で見ることができるのは
なかなかない機会だと思うので。
なんかもうその場に行かないと買えないと思ってたから、
知らなかったです、このネットで買えるの。
そうなんですよ。
あそこで買い逃したからとかって、
グッズほら1時間並ぶとかもあったじゃないですか。
あるあるある。
ここで買えばいい。
しかもすごいのが美術展ナビチケットアプリで、
今回美術ナビこのフェスに行きますと言った方には、
なんと5000円以上買った時に使える500円オフクーポンが、
無料のイベントなんかに来るだけで、
100円オフクーポンが手に入るかもしれませんので、
5000円も買わないかもって思うかもしれないけど、
ズロックもここで買えるんだよ。
めっちゃ使ったら5000円超えちゃうと思うので。
確かに。
これ言って大丈夫かな。
大きやけに言ってないからあれだと思うんで、
多分大丈夫だと思いますが、
いろんなトークイベントが行われます。
トークだけじゃなくても、
多分いろんなイベントが行われるんですけど、
そのうちの一つは、
ズロックをテーマにしたトークイベントもやりますので、
ズロックについて皆さんいろんな位置関係があると思うんで、
こんなズロックは嫌だとかね。
そういうのをですね。
大きさ揃えてほしいとかね。
この番組でも言ったね、
ズロックに対するいろんなことをテーマにしたトークがありますので、
ぜひ皆さんと参加が頼むのもありますので、
よかったら皆さん遊びにいらしてくださいということで。
これは9月18日に行われますと。
はい。
ということで、
一応これで美術展のナビフェスの方もね、
聞いてると思うんで、
告知しましたよということで。
ではお便りにね、
いきたいと思います。
はい。
はい。
今月はVoicyのコメント欄への投稿をご紹介します。
Voicyの番組が配信されてるってことね。
そうなんですよ。
あんまりご紹介してないので。
その中のコメント欄に書かれた投稿ってことですね。
はい。
まずは、
ナンバー60見えない人ほど見えている。
さわる彫刻のすすめ。
万事彫刻庭園美術館。
岡野幸子副館長に対してです。
アカウント名はんしんさん。
あ、いいのかな。
毎日最初の放送から聞かせていただき、
ようやく半分くらいまで来ました。
ものすごく楽しませていただいてます。
といただきました。
ありがとうございます。
嬉しいです。
最初から聞いてくださって。
毎日聞いてくださってるってありがたいことですよね。
毎日聞いて、
毎日一放送と考えても半年ぐらいになるんじゃない?
そろそろ。
そうですよ。
できたからね。
半年以上だ。
ありがとうございます。
これからも楽しい放送になるように続けていきたいと思います。
手島美術館の魅力
次にアートウォッチング20247月号に対してです。
アカウント名むつみえちさん。
ナイトーレーンの語らずして作品で、
ナイトーレーンの世界観をどの場であっても存在させることができるというお話が好きです。
まだ手島美術館の作品を体験していないので、
夏に船に乗って出かけたいなとか想像してしまいました。
出かけたいな。
手島美術館ね、ぜひ行っていただきたいです。
いいよね、手島美術館。
本当にいいですよね。
一番好きかも。
本当に?
美術館建築の中でってこと?
美術館の中でぐらい。
もう5本の指には絶対入る。
でも初めましての方も多分いらっしゃると思うが、
どんな美術館か丸さん的にちょっと軽く紹介してあげたほうが。
なんか多分皆さんが想像してるザ美術館と全然違うんですよ。
丸い卵みたいな子宮をイメージした大きな巨大卵みたいな建物の中に水が滴っていて、
その水が、なんて言えばいいんだろうな。
床に雫が落ちてなくなるみたいな作品です。
卵全体がもう作品になってる。
もう皆さんがイメージする美術館と違うことは伝わったかも。
あと、上に大きく空が空いてるというか、
空いてるので、外の光と日光だけじゃなくて、風とか空気も入ってるぐらいでっかい穴がね。
上から水が来るんじゃなくて、下から出てくるのか。
なんかポコポコって湧くとこがあるのよね。ちょこちょこ。
雫になって、なんかそれが建物がちょっと床がフラットじゃないかな。
傾斜があって、そのポコポコって集まった水がなんかこう、
一箇所に集まったりとかこうするみたいなね。
何箇所かにこう集まって、そんな感じよね。
で、みんな座りながら見たりとかして、とにかくいいですよね。
ずーっと行っちゃう。
たしかに。手島で思い出したんだけど、今年ね、夏休みに、
軽井沢の長野方面行きますみたいなね。
結局、リピーターのあれが行こうと思ってたら、予約中で、
上手いタイミングで入れなかった。
なんか意外と今人気なんだと思って。
そうなんですね。
前日までにいいや、いいやぐらいに思ったら、
入れる時間はあるんだけど、その時間には僕はちょうどいないみたいな感じだったから、
そうだと思って。で、手島美術館のあれもあったから、
あ、そうだ久々に千住広志美術館行こうと思って。
軽井沢千住広志美術館行こうと思って。
同じミスアリューエさんの建築なので、行ってきましたけど、
やっぱ久々に行ったら建築すっごい良かったね。
あれ、まるさんは行かれたことは?
行ったことないんですよ。なんか写真でしか見たことなくて。
行ってみたい。
なんかね、その建物自体はそんな大きい建物じゃないんだけど、
そして日本画館の滝の絵で有名な千住広志さんの絵が飾ってある美術館なんですけど、
床が傾斜してて、もともとの土地に合わせて傾斜してるから、
入り口と出口一緒なんだけど、そこから入ると建物がそこから下に向かって坂になってるような感じなのかな。
内側に中庭みたいなスペースが美術館の中に3カ所ぐらいあって不思議な形をした。
だから内側なのか外側なのかよくわからない不思議な気持ちになる建物で、
そこに壁がいくつかあって千住さんの作品があって、
決められたルートがないからそこを階遊するように行くと、
中庭にある木越しに向こうに千住さんの作品が見えたりとか、
いっぱい入り込んでくるから本当に内なのか外なのかわかんないっていう不思議な建物で、
やっぱ久々に行って本当建物いいなと思ったんだけど、
久々に行ったからかわかんないけど、警備員の方が多分建物の構造上、
監視員さんを置けないんだと思うんだよね、1カ所に。
だから警備員さんが常に歩き回ってる状態。
常にね。
こっちも決められたルートがないから、僕も含めてお客さんも全員好き勝手階遊してる。
そうなるとたびたび警備員さんの出会うんですよ。
これが逃走中のハンターみたいな感じ。
追われてるような。
こんなにいい建物なのに。
こっち悪いことしてないし、向こう別に悪気があってこっち見てるわけじゃないんだけど、
なんか会うたびにハッてなってる。
それ休まらないですね。
そう休まらない。
あんないい空気が流れて自然あふれるとこなのに、
もしくは警備員の服を別のものに変えるとかしてくれたらいいなってちょっと思います。
白い服とか。
そうそうそうそう。
白い服の綺麗な人が歩いてるなら、綺麗なのか言っちゃいけないけど、
もう屈強な男性が歩いてたから。
警備員の格好ってなんか見るだけでちょっとうってなりますもんね。
建物の雰囲気とちょっとミスマッチだったなと思って。
多分手島美術館と同じような、同じ建築家が作ってるから、
やっぱり手島美術館にあそこに警備員がウロウロしてたら嫌なんて。
嫌ですよ。
ちょっとそれは変えてほしいなって、
そういうことを思いましたね。
はい。
すいません。
美術館の方お願いします。
警備員いなくなってから行こうかな。
はい。
東京ステーションギャラリーの展覧会
続いてウェブページからのお便りを紹介します。
フェンネームドンさんから。
前もね。
前回初心者へのおすすめについて丁寧に回答いただきありがとうございました。
なかなか時間が取れず国立西洋美術館に行けていないのですが、
先日東京駅に用があったので東京ステーションギャラに行ってみました。
フォローの空想旅行案内人を見ましたが、思っていた以上に楽しめました。
前半はリトルハットマンが可愛らしかったり、子供の頃の自分が見ても楽しめるだろうなという感想でした。
後半は戦争や人権がテーマになっていて、絵の雰囲気は変わらないのにずいぶん印象が違うなと思いました。
次もまたどこかに行ってみたいと思います。
ということです。ありがとうございます。わざわざ行ってくださったんですね。
ありがたいし、ちゃんと報告していただけて嬉しいです。
フォローの展覧会も良かったですよね。これ、ジャン・ミシェルコかな。
良かったですよね。
ベルギーを代表する。
なんか絵本の中にいるような感じがしました。
聞いた話だと内覧会で見てたときに、逆に田中さんにパッと会って、「展覧会どうですか?」って。
東京ステーションギャラリーというと、いつもあまり知られてないけど面白い人やるっていうので。
この番組でも富田館長が出てもらったときに。
それもあったので、フォローのときはあんまり知らなかったんですけど、やっぱりすごい良かったですって話をしたら、
田中さんがこれで館長が、富田さんが多分これやりたいってずっと言ってたんで。
富田さん実は小さい頃に、この番組では言ってなかったですけど、イラストレーターを目指してた過去があったらしくて。
でも同級生に絵が上手い人がいたから諦めたっていうね、過去があったらしくて。
だからきっと館長はね、それでフォローのこと好きだったから、これで良かったんじゃないでしょうか、みたいなことを言ってて。
ああ、こういう過去があったんだって。
意外な過去が。
だからイラストレーションの展覧会でステーションギャラリーは多分初めてかな、今の番組で。
だからなんでかなと思ったけど、ああ、そういうバックボーンがあったのかと思った。
館長の肝入りで。
あったんだとも思ったし、あとはイラストレーターだからイラストレーションだけかなと思ったら立体作品とかね、もっとあったりとかしてて。
結構民族っぽいっていうかね、民芸っぽいみたいなのもあったりしたり。
あとはなんだろうな、全体的に小説っぽい印象。
絵なんですけど、物語性があるっていうか。
そうだね。
どんどん風想が広がっていく。
ポロンもマグリットがすごい好きで、マグリットの影響を受けて。
さっき言ったリトルハットマンも多分マグリットの出てくる登場物っぽいなと思ってて。
僕もマグリット好きだからすごくマグリットっぽいな。
マグリットの中から不穏さを取り除いた感じというか。
マグリットの不穏な感じも俺は好きなんだけど、
マグリットの持ち味を生かしつつ、ハッピーな世界か。
もちろん戦争反対みたいなメッセージ性強いのもあるけど。
特に俺は印象深かったのが、ポロンが旅先から知人にあてた手紙。
それでね、よかったですよね。
封筒のセンス、切手を貼って。
その切手の選び方も素敵です。
切手に絵を描いちゃったりとかしてて。
なんだろう、その1枚の作品なんですよね、その画面が。
この人は普段からこういう人なんだなって思って。
そこに一番ほっこりしたかな。
例えば山の絵が描いてあって。
浮世絵っぽいようなカラーリングで赤い山で青い空で。
太陽っていう半光感じの太陽って半光がボンボンボンって山から出てきていっぱい押されてるやつとか。
これ多分日本から出したのかな。
これがすごいのは知人がちゃんと撮ってあるってことだよね。
この封筒ごとね、中身じゃなくて。
これは届いたら飾りますね。
だからって言ったらあれなんだけど、このホロンテンの後に僕もたまーにね、
アーティストの方から展覧会のDMとか届くとかあるんじゃない。
だからそれは皆さんに本当に申し訳ないんだけど、
この点の後、やっぱり普通のキャラクターとか、
別にアーティストさんにDMの案内を聞いていいんだけど、
ホロを見たら、この人は普通に作品とか普通に描いてくるんだなとか、
ちょっとそういう目で見るようになっちゃってます。
アーティストの皆さんごめんなさいですけど。
こんなホロみたいな案内くださる人いないから。
いないよねとか言っちゃいけないけど。
アーティストは別にそこで興味してないからあれなんだけど、
ホロの講座はそれで、
俺はアーティストからもらう手紙をちょっと見る癖がついちゃったなってのはありますね。
でもすごい良かった、この展覧会。
ぜひドンさんが言って良かったというのであれば、
また次もどこかに行ってみたいということですので、
今後も報告をしていただけると嬉しいですね。
ということで、ウェブページのお便りや、
ハッシュタグそろそろ美術の話し応援の投稿を引き続きお願いいたします。
スペインの修復失敗
美術に関わるメッセージであれば何でも受け付けますのでよろしくお願いいたします。
アートウォッチングニュース。
このコーナーは直近で話題になったアートに関連するニュースを紹介してコメントするコーナーです。
ということで最初のニュースを読みたいと思います。
東スポウェブからのニュースですね。
2020年8月4日のニュースです。
スペインの教会で天使像の修復失敗、文化遺産保護団体修復とは言えないと激怒ということで、
スペインの300年の歴史を持つ教会で天使像の修復は大失敗により文化遺産保護団体が修復とは言えないと激怒し、
悲惨な天使像の着信をXに投稿、解決策が見つかるまで教会が封鎖されたということでございます。
たびたびスペイン、毎回スペインよね。
前はおばあちゃんがキリスト直した猿みたいな顔になったみたいな。
言ってましたけど、今回天使像。
すごいね。写真が出てますけど。
ゆるキャラおじさんみたいな。
元がどんなだったのか気になりますけど。
別の記事でも同じニュースが取り上げられてて、
そっちだとスペインではこういうことが起こりすぎてて、ある市の風物詩になってるって書いてある。
毎回スペインなんだけど、
俺らがわかんない。
狙ってるのか、それとも最近SNS時代になったからこれが目立ってるだけで、
もしかしたらもう300年以上ずっとスペインでは10年スパンぐらいで何か行われてたのか。
それはどうなのかを知りたいよね。
これまでもこういうことはあったのかな。どうなんだろうな。
そうなんだろう。人材や予算不足が根本の原因じゃないかという意見も見られると。
そうなのかな。
すごいよね。あの目と書かれた唇は本当にひどいと言われる。
書いてあるけど、もはやそういうレベルじゃなくて、腕も濃いしさ。
一体だけじゃないようですよ、どうやら。いっぱい、いろんな天使がこのヘンテコ顔になってた。
ただ、わかんないけど、これ元ネタの写真がないから元がどんだけそこだったのかわかんないけど、
ベージュ色の柱と壁というかね、そこに白い体の天使がいるんだけど、
どう説明したらいいのかな。天使がジェットコースターのバーみたいな感じで肩に引っかかっている感じです。
翼みたいなのがあるから、もともととしても変じゃない。
天使の立ち位置というか、変わっているから、これは最初から変だったような気もするんだけどな、どうなのかなって思う。
一体どんな顔だ。白に黒い髪の毛も変ですもんね。
天使って赤ちゃんだから黒かな。
でもこのライセンスを持ってない業者がやったからこうなっちゃったって言うと、
ライセンスって、ライセンスより大事なものが、美的センスとかさ、
そもそも修復だからこれにしてくださいねみたいなオーダーがあるはずなのに、
それはどうだった、そこら辺のコミュニケーションミスという可能性もあるかな。
でもわかんないけど、スペインのすごい芸術家いっぱいいるからね。
これがデフォルトじゃないなと思うけど、こんな人たちも平気でいるとしたら、
ガウディのサグラダファミリアが完成した時には、どれぐらいが本当にガウディがやりたかったことで、
どれぐらいが暴走したこういう人たちのものなのかの、
国民性的にこういう人が紛れてると思う。
サグラダファミリアの完成がいよいよ10年以内に迫ってきたけど、
どうなのかなってちょっと思っちゃう。
ちょっと心配というか、どうなんだろうね。
心配ですね。
ね。
とはいえ本当に申し訳ないけど、やっぱりスペインのことだから、
やっぱり自分の国じゃないから、どっかでまたこういうの起きないかなと思ってる、
ちょっと性格の悪い自分もいますね。
またスペインで怒ってくれたらまた笑えるのになって、
他人事のように思ってる部分がちょっとあるかも。
ザッカーバーグの彫刻作品
日本で起こしたらもっと憤慨してるだろうけど、
スペインだしなみたいな気持ちもちょっとどっかにある。
そうか。
また他のニュースが出るのを楽しみにしちゃダメだけど。
はい。
ちょっと笑っちゃいますね。悪いけどね。
お国柄なのかなってちょっと思っちゃうのがあるよね。
なんか彫刻つながりはないかもしれないですけど、もう一つニュースがあります。
こちらニュースジャパンのニュースですね。
2024年8月16日に報じられております。
マーク・ザッカーバーグが妻がモデルの彫刻作品をインスタグラムに投稿し、
ネットを騒がせている。
愛する者に彫刻作品を贈るというローマの伝統のもと、
マルチアーティストのダニエル・アーシャムに依頼したものだということで、
ザッカーバーグの妻プリシュラ・チェンのモデルにした、
ダニエル・アーシャムの彫刻がインスタグラムに投稿されて、
なんかこれがどうなんだということで、今物議をかも。
水を連想させる銀の衣をまとった像のデザインで、
その奥さんは緑色で、全身緑色で表現されている。
ブロンズですね、これね。
どうですか、これの。
まず率直にマルちゃん、見た時の感想と。
なんかこれ庭に置いちゃうんだっていう。
まあそうだね。
なんか愛する人に彫刻を贈るローマの、
その話だけ聞くとポエティックでロマンチックって思いますけど、
これ贈られても嬉しくないかな。
完成品がってこと?出来上がりが?
どうですか、トニーさんだったら。
だからそもそもだけどわかんない。
ダニエル・アーシャムって、
一般的にはいろんな作品があるのかもしれないけど、
一般的にはポケモンとかね、有名なの。
ポケモンとかね。
発掘されたかのように作るっていうアーティスト。
ポケモンとか有名な方。
だから遺跡とかのイメージの人じゃない。
風化されたみたいな。
だからもし俺が誰か好きな人に彫刻を贈る時に、
ダニエル・アーシャムにはまず頼まないと思うんですね。
原液に。
そうですよね。
好きな人に対して、遺跡で作られちゃう。
まずダニエル・アーシャムにいらっしゃった時点で、
何かがおかしいわ。
ちょっとセンスを疑いますよね。
なんかその辺の裏の大人の事情とかあるのかなとか。
そうだよね。
かんぐっちゃう。
なんかね。
なんかこう。
でもなんか、
ラッターバーが妻を利用していい人ぶっているという冗談が飛び交っていたりした。
みたいなのが書いてあるけど。
なんか別にいい人ぶってはない気がするけどなと思うけどな。
なんか。
いい人ぶっているのかな。
いい人ぶるからちゃんとした人にさ。
でも。
ちゃんとした人にさ。
なんか宣伝の宣伝みたいな。
なんかアーティストに頼んでてみたいな。
何なんだろう。
いろんな意見が。
まるさんがもし誰かに作ってもらえ、書いてもらえる。
演劇の今、もう亡くなった人は。
亡くなった人でもいい。
亡くなった人でもいいですか。
誰だったらキュンとするんですか、女子は。
えーとね。
ブランクー氏とか。
いやいや。
抽象彫刻みたいなこと?
イサムの愚痴とかかな。
イサムの愚痴が作ったまるさんとか、ブランクー氏が作ったまるさんとか。
大理石のなんか抽象的なのが。
抽象的なのが。
抽象的なのが嬉しい。
その人イメージして作ったよっていう。
自分のなんかそっくりな像像とかもらってもなって感じじゃないですか。
いらないな。
確かにこの人をモデルに作りましたよって言っても、そっくりなものが家にあったりとか飾ってあったら、そうだね、怖いかもね。
怖いですよ。
もらう側はそうなんじゃない?好きな人のって思ったら、やっぱりこう描いてくれる人とか綺麗に作ってくれる人に頼みたいかもね。
送る側としたら。
例えば、あなたをイメージして作ったカクテルですとかあるじゃないですか。
そういう感じでイメージって作りましたっていうレベルでいい。
でもそうかもね、確かに確かに。
なるほどね。
このニュースの面白いところは、一番最後の一文がね、一方で、全米労働関係委員会に提出された総長によれば、2047月にアーシャムは自身のスタジオの従業員から労働違反法で告発されている。
全然関係ない。
ツイッターに多分、とばっちりみたいな感じで書かれてるけどね、ニュースの関係。
まあいやいや、よくないけどね。労働違反法で告発されるようなことしちゃいけないですけど、関係ないのにこんなこと書かれるっていうね。
よっぽど腹に据えられる。
よっぽど。
この記事を。アーシャム。
そんな人に頼んでしまっていくよっていうことをアンに伝えたい。
ってことだね。そうだね。そういうセンスが。
すごいチョイスですね、みたいな。
ちょっと高いお金ですからね。安い金額じゃないでしょうからね。
Just Stop Oilの判決
高いお金でしょうね。
これからプレゼントを考えている方は、ちゃんと考えてアーティストに頼んだ方がいいってことだね。
大きなものがいいらしいですよ。
もう1つありますか。
こちらですね。
この番組を何度か取り上げている。
Just Stop Oil環境活動団体のニュース、続報ですね。
2022年10月に午後のひまわりにトマトスープをかけたあの2人がですね。
今、9月27日に、今年の9月27日に判決が出る見込みですが、ほぼ金庫刑ではないかということが報じられているそうですと。
それに対してこの弁護を担当している弁護士がとても不満に思っており、構想を検討しているということですけども。
今回の判決にされた補償条件には、美術館や博物館を訪れないこと、公共の場所、粘着性物質を持ち歩かないことが含められているということで。
この2人は美術館、博物館に行っちゃいけないんだね。
きつい。
これをやったばっかりにというかね。
言いたいことは、別に主張はわかるけど、やっぱり主張とあれが。
そうですね。
公共の場で接着剤やペンギなどの粘着性物質を持ち歩かないことってことはもうじゃあ絶対あれなんだ。
ペンギ屋さんとして働けないんだね、こういう人たちは。
仕事として美術館でも働けないし。
海苔とかも持ち歩けない。
はははって笑っちゃいけないけど。
それに対するデモとかもするんだろうね、きっとそういう。
お茶を飲ませろって言うのかもしれないですけどね。
お米で作った海苔ならいいだろうみたいな。
まあそうだよね、そうそう。
この時も言ったけど、だってそもそも石油がどうたらって言ってる人はわかるけど、
接着剤が石油で作られてるわけだから。
その接着剤使っちゃダメだよって思う。
特に取り上げたほうがいいですよね。
9月21日に確定する見通しということで、このニュースも引き続き見届けたいと思います。
最後に直近で見てきてよかった美術展について話していきます。
はい、じゃあまるさんから行きましょうか。
アーティゾン美術館の展覧会
私からは空間と作品展、アーティゾン美術館で現在開催中10月14日まで開催している展覧会です。
これ何がすごいかって、全部アーティゾン美術館のコレクション作品で構成されている展覧会なんですけど、
今まで何度も見てきた作品だけど、
それが生活空間のリビングとかダイニングみたいな空間にコレクションの作品が置いてあったりとかしてするコーナーと、
あとはその作品の持ち主のこと、どういう人物が持っててとか、来歴みたいな感じ。
そのエピソードが分かったりとかするコーナーがあって。
ただ単に作品をホワイトキューブで見るっていうのと全然違う体験ができたのが、
個人的には結構目から鱗というか、これこそが展覧会の切り口っていうことなんだろうなって思って感激しました。
トニーさんこれ見ました?
見た見た。すごいよかった。
たぶん丸さんが感動した、例えば丸山王家の絵とかが、
普通だったら屏風絵があって、屏風が展示ケースに置いてあることが多いけど、
それのためにわざわざこう、しつら絵、畳とかも置いて展示してあったりとか、
それから絵画も普通に絵画を置くんじゃなくて、
リビングセットみたいなのをちゃんと実際組んで、そこに展示とかも置いてて、
インテリアコーディネーターさん入れて、
照明作家さんも、
そうなんです、石井カナエさんっていう方で、すごいおしゃれな、さすがだなと思いました。
実際に一部のところに入ることもできて、空間も実際に味わえた。
そうなんですよ。王家の畳のところも、靴脱いで上がれる。
結構間近で見れるんで。
当時も自然光、日本家屋に差し込む自然光が再現された照明。
時間によって結構だんだん変わっていくらしいです、照明も。
そうなってたんだね、あれ。
かなりこだわってる。
俺はそれで、そこはすごいいい展覧会だなと思ったけど、けどとか言っちゃいけない。
けど。
なんかね、今回展覧会が何年ぶりかに、だから全部コレクションで、6階から4階までの3フロア全部が展示じゃん。
これまでは、例えばこの番組を紹介した山口明さんの展覧会だと、6階だけで1フロアで展覧会だった。
3フロア使ってて、6階のインスタレーション的な展示はすっごい面白かった。
次のフロアはどうなんだろうと思ったら、展示は壁に作品があって、そこに持ち主がこうだったよっていうキャプションが、シンプルキャプションが置かれてるだけと言ったらちょっと失礼だけど。
なるほど、そうか。
で、次4階は?と思ったら4階も同じような。
ちょっとこの額縁に注目してみようっていう展覧会で、それはそれで面白かったんだけど。
6階があんなにすごかったのに、5、4のなんかその。
お金のかけ方?
これは多分美術館として、多分6階が一番展示フロア高いんだよね、あそこが。
6、5、4の展示、展示場とかが違うから、多分6階じゃないとあれできなかったんだと思うの。
だから6階でセット立っててのすごいことをやるのはしょうがなかったんだけど、これは俺の個人的な、本当個人的な意見ですよ。
すごい良い展覧会だったけど、だったらいつもエレベーターであれ6階行かせて5、4って降りるシステムだけど、今回は4階にエレベーターで行って5、6って行ってやったら面白かったなと思う。
なんかやっぱりその初速のガンっていうのがすごすぎての、5、4のなんかちょっと面白いんだけどあれほどじゃないなっていうもやもや感のなんかこう、組み立てというかね。
あまりに6階が良すぎただけにちょっと期待値がっていうのがあったかな、俺は。そこがもったいなかったなって思っちゃいました。
空間と作品の体験
本当確かにそうかも。最初が豪華で、おーってなって、その後結構一生懸命文字を頑張って読むっていう感じで、内容は面白いけどだんだん疲れてきてゲッソリしちゃうんで、確かに逆の方が良かったかな。
本当これは僕の趣味の話だからあれだけど、もう3フロア使いますじゃなくて、6階だけが空間と作品展ってことにしちゃって、5階、4階はいつものコレクション展のちょっと別バージョンですってことにしてくれてたら、多分6階だけだったらもう断トツ三ッ星つけてた気がするんだけど。
確かに。そこの後のこの急激が。でもなんかやりたいことはすごくわかったから、もう6階でやる工夫が、あの5階と4階にも何か1個あれば面白かった。6階と4階の差が。
本当にそれは。
はみつかったかな。逆だったらよかったなあですね。
でもその持ってた人に焦点を当てるって今まであんまりなかったじゃないですか、その切り口。そこを知れたっていうのは、私はすっごい面白かったんで、なんかねもうちょっと。
文字じゃない、あれだから情報としては面白かったけど、額縁もこれはフランスのネットだとかスペイン語だとかっていう情報の見せ方が文章とかキャプションとか、スマホ使って読み取るだけじゃない何かもう少しあると面白かった。
わかります。
だってそれぐらいのことを6階はやってたのになって思って。
文字読むから疲れちゃうんですよね。
なんかね、6階は確かに考えずにスーッて見れるっていうか、体感できるみたいな感じがあるけど。
ねー、あれがもう少しあればよかったなーっていうのだけ、いやだからそれだけ6階が素晴らしすぎたっていうのが。
6階に予算かけすぎちゃって、もうちょっと予算ないからできることだけでやってみたいな感じになったじゃないですか。
なんかレンドラとかでも初回とか2回目までゲストめちゃめちゃ豪華なのに3、4回目からあれなんかあんまりゲストが豪華じゃないぞみたいなドラマある。
原美術館アークの特別な体験
最後盛り返してくれるんだろうと思ってたけど、盛り返さずに終わっちゃったなーって。
私もう1回戻りましたもん最後。
俺も戻った。
そうなんだから、だから同戦逆にするだけで全然違ったと思ったんだけどなーっていうのはちょっとありましたかね。
同戦逆が、じゃあこれを聞いていかれる方は逆から見ると良いと思います。
そうだね。
だから必然的に6階にエレベーター連れてかれちゃうんだけど、6階までもちろん行くんだけど、
そこからちょっとグッと堪えて先に5階4階見て、6階に戻ると多分良いと思いますよ。
目つぶってもささっと歩く。
はい。
トニーさんはどうですか、おすすめ。
夏に軽井沢行ったって言ったんだけど、
まず原美術館アークに久々に行ってきまして、
で今原美術館アークでやってる展覧会が、
ちょっとなかなかタイトルが面白かったんでね、行ってみたんですけども、
日本の真ん中でアートを叫んでみるっていうね。
世界の中心。
渋川市が一応なんか群馬県渋川市がね、
日本の本州で考えた時に、
青森と鹿児島を結んだ時のちょうど中間にあるのが渋川市で、
そうでしたね。鈴木康博さんの作品がありますもんね。
それから日本の真ん中でアートを叫んでみるっていうね。
しかもこれには意味もあって、原美術館が品川にあった時代は、
一応展覧会が面白いとかちょっとって言い方あるかもしれないけど、
少しでも話題になったら結構関係者の皆さんもフラッと来てくれたけど、
やっぱり場所が場所だけですね。日本の中心ではあるものの東京から離れてる。
だからなかなか皆さんフラッと来てくれないので、
声を題にして来てくださいって意味も込めてるらしいですね。叫んでみるという。
そうなんですね。
それも含めて、面白いなって言ってきたら、
豊茂雄さんの作品があったりとか、
それから例えば杉本博さんの作品とか、柳幸則さんの作品とか、
いろんな作品もあって、それもね、すごい素晴らしくて中でしても面白かったんだけど、
ちょっと一番感動しちゃったのが、これは本当すみません、約得で本当に申し訳ないんですけど、
行ったところね、お兄さんお時間あったら、もしよかったらどうですかって言って、
開花式収蔵庫っていうのが美術館の一部で、収蔵庫ですから一般の方入れないんですけども、
ただ本当の収蔵庫とはちょっと言い方もちょっとあれです。
本当の収蔵庫とは違って、見せるための収蔵庫が原美術館にはあるんです。
そこを開けていただいて、中見せてもらったんですね。
これは一応、月ごとに開催日みたいなのがあって、
基本はメンバーになってる人ね、年会費払ってるメンバー限定イベントで、
空きがあると一般の方も見れるっていうので、開花式収蔵庫ツアーがあるので、
一般の方も全く見れないわけじゃないんですけども、
そこに入れていただいて、何を見たかっていうと、原美術館だったね、
みなさん品川の時に行かれたことありますか?どうですか?
すごい良かったじゃないですか。
でもそこのね、建物も今もうないわけですよ、原美術館も。
だけど宮島達夫さんの作品とか、奈良吉友さんの部屋とかも、
移築できるものは移築してきたわけですよね。
外の物品なんかもいくつか移築してきたんだけど、
すごい気になったのが、一番上のフロアにあった、
ジャン・ピエール・レーノのゼロの空間っていうね、
白いタイルの、あれはもう持ってこれないわけじゃないですか。
もともとある部屋、あれなんかもともと植物を育てるための部屋で、
少しカーブしててすごい変わった部屋だったところを、
レーノっていうねフランスの作家さんに作ってもらって、
そこに白いタイルで全部埋め尽くしてもらったみたいな空間があったんじゃない?
あれ、当然建物と一緒になくなったんですけど、
この度、あれが完全再現されて復活したんですよ。
だからその収蔵庫の中にあれがあるの。
あれがってどういうふうにあるの?
あそこの時に飾ってあった、レーノが作ったキャンバスとは言わないけど、
パネルみたいな作品も多分5点ぐらいあって、
白いタイルのね。それは当然外せたから持ってこれたんだけど、
それ以外の物は全部建物と一緒に壊れちゃったんだけど、
今回それと全く同じ1分の1の空間を作って、
タイルもなるべく当時の物と同じ物を選んで、
天井と床と壁にちゃんと全部張って、
もともとあったレーノのパネルを作った部屋が完全再現された。
だから本当に原美術館以来、
あの空間に久々にやっと、本当に泣きそうになって、
もう二度と会えないと思ってた、あの空間が。
ここに誕生したみたいな感じ。
ちょっとね、感動かしら?
ぐるっと来ちゃいますね。
よく作ったなと思ったし、
本当にあの空間を知ってる人、
今年の6月に初めて一般の人にも見れた、
そのツアーがあったらしいけど、
それを見つけた人がやっぱり来て、
感動してましたよっていう話は聞いたけど、
いやなんかね、原美術館が好きだったから、
もうでも二度と会えないと思ったし、
あと一応言うと、東京のレトロ美術館っていう本をね、
昔出版させてもらったんだけど、
それの表紙が原美術館なんですよ。
もう今は。
そうでしたね。
このゼロの空間から降りてくる階段のところの写真を
あえて選んだのね、実は。
原美術館の感動
あの本出すと美術館がなくなるの決定しちゃってたから、
せめてこの本では残さないなっていうのがあって、
なんか自分の中ではめちゃめちゃ思い入れのあった
そのゼロの空間が、
いやまさか4年ぶりに群馬で出会えるとはっていうので、
感動したの。
たぶん僕以外にもね、
原美術館って好きだった人いっぱいいると思うから、
この空間をなじまってもらいたいなということ。
これは今日言わなきゃ。
それはぜひ見たいですね。
っていうのがね、一番伝えたかったことで、
あと全然ちっちゃい、どうでもいいとか言っていけないんだけど、
それで行ってね、
プレスリリースももらったんですよ。
よかったらプレスリリース、
一応取材で行ってるからプレスリリースどうぞって言ってもらって、
ありがとうございますって言って、
そのプレスリリース何気なく見てたら、
4枚目のページに交通案内、
どこでも美術館で交通案内あるでしょ。
電車での引き方とか車での引き方とかあるけど、
原美術館ワークはその下にヘリコプターでの引き方が書いてあって、
ヘリコプターからいかほ温泉、長峰ヘリポートまで約35分って書いてあったけど、
誰がヘリで来るつもり?
そこからタクシーで片道10分って書いてあったけど、
ヘリで来る人は最後タクシーなんかとか色々突っ込みどころがあって、
ヘリコプターって個人で乗りますってできるんですか?
美術館行くのに。
詳細は各ヘリコプターチャーター会社へお問い合わせくださいって書いてある。
だからそんな遠い目じゃなかったんだけど、
ヘリコプターの工程までしてりゃ、そりゃ遠いだろって思ったよ。
日本の、ザーッと叫んで見るって言うわ、この人たちはと思った。
初めて見たからヘリコプターでも来れませんから。
ネタとしてやってんのかな。
誰が来るんですかって言ったら、今まで過去になくはなかったんですよって言ってた。
行ったことはいたらしい。
そうなんですね。
色んな美術館行ってるけど、初めて見たのは交通アクセスでヘリコプター運転してる人。
でもそんな遠くないですから、車だったら2時間もかかんない。
一軒から行けますので。
行かれるのは、やっぱり狙いはこの開花式収蔵庫ツアーの日。
近々だと9月1日にあるそうでして、
10月以降の開催日とご予約については後日お知らせいたしますと。
メンバーが優先されるんですけど、メンバーも年間5000円でなれるそうですので、
店の中にもと取れますし、
よかったら中入ってみたい方は是非メンバーになるのがいいんじゃないでしょうかということで。
今年の夏の中でも一番の思い出はやっぱりこれだな。
霊能のゼロの空間。
久々に見たらよかったな本当に。
いいですね。
というニュースでございました。
ニュースなのかな。
あともう一個ぐらい言っておきましょうか。
高橋龍太郎コレクション展
東京都現代美術館で開催中の日本現代美術史館高橋龍太郎コレクション。
どうですか。
いやいやいや。
話題になってますよね。
周りの人というか現代アーティストとか現代アート展さんなんかをみんな話題にしてないですか。
高橋龍太郎さんのコレクション展はこれまでもやってたけど、
やっぱりちょっと今回のは別格だったかな。
まるさんどうですか。
すごいですよ。
まず作品点数が500点でしたっけ。
ぐらいあったと思う。
高橋先生のコレクション自体は3500点。
昨年天皇寺でもワットミュージアムで高橋龍太郎コレクション展でやった。
その時が約3000点を超えるって紹介されてた。
振り返ってみたら。今が3500だから。
多分この1年間で500増えてる。
しかも東京都現代美術館でいつもMODコレクションってやっててね。
MOTコレクション。そっちもいつも面白い展覧会やってるから見たけど。
そこで書いてあったけど、東京都現代美術館の現時点でのコレクション総数が5500なんだって。
って考えると、高橋さん一人で3500ってとんでもない数だなと思った。
とんでもないですよね。
だからそれがすごかったなと思って。
1日1アート作品以上買ってる。
確かにね。
そういう意味では高橋さんの約30年分ぐらいのコレクションを入れたのは面白かった。
本当に面白かったですよ。
日本の現代美術の時代を映す鏡ってこういうことなんだなと思って。
本当に一人のコレクターの展覧会というよりも、平成令和の日本現代アート史を見てる感じだった。
そうですね。
高橋さんのコレクションの面白いところは、日本の現代アートっていうのがすごく日本人として見てても心地よかったというかね。
あと人間を大きなテーマにされてるところとか。
決してリヒターが売れてるからリヒター買うとか、ダニエル・アーシャムとか買うわけではなく、
最近できた美術館のコレクションとか言いませんけども、
最近のコレクターが今売れる世界のアートシーンで売れてる。
もちろんそれを買って見せてもらえるのもありがたいんだけど、
高橋さんってそうじゃないところからずっとやってたんだなと思うし、最新にやってるものなんだ。
売れない時代の村上さんとか。
最近は若い。
そういうところから集められてるから。
やってるっていうところ。
だから一貫して、1コレクターとしてのブレなさみたいなものが見えたっていうのではすごく面白かったし、
単なるこれ本編っていう感じじゃなかったなっていうのが、本当に感銘を受けましたね。
エネルギーが、作品点数もすごいし、1個1個がライトなものじゃないから、結構エネルギー使いますよね。
見た人みんな感想見ると疲れたっていう、何時間かかったとかそういう感想だよねって思うけど、
あとは思ったのが、俺はアーティストじゃないから楽しく見れたけどって言ったら、
これアーティストだったら高橋コレクションに自分の作品があるかないかって結構ないとしんどいだろうなと思ったかも。
やっぱりここに1つ認められて、もちろんゲームアーティストとして認められる方法っていくらでもあるけど、
高橋さんのコレクションに入ってるか入ってないかって結構、アーティストにとっては結構、
あれなんじゃないかなって今回展覧会見ててちょっと思ったかも。
自分はアーティストじゃないから楽しく見れたけど、自分がアーティストだったら、ここにもし自分の作品がなかったら苦しいだろうなってちょっと思ってましたね、僕は。
【佐藤】ということで見所の多い展示が目白押しでしたね。
ということでリスナーの皆さんも良かった美術の感想をぜひ教えてくださいということなんですけども、
実はこのタイミングで私にメッセージが1つ届いておりまして、この番組に届いております。
読み上げてよいでしょうか。
ポッドキャストリスナーの皆様こんばんは。デリマクリッツ美術館の小野です。大変ご無沙汰しております。
毎日暑いですが元気でお過ごしでしょうかということで。
サブレギュラーみたいな感じの小野様。
最近小野様からメッセージが届いております。
ということで小野様から届いております。
今回ですね、展覧会の宣伝をさせてくださいということでございます。
平田アキサ展の紹介
現在ネリマクリッツ美術館では平田アキサ人間の波打ち際展を開催中です。
ネリマでは初めての建築展をこの度担当いたしました。
そこでぜひご覧いただきたいのです。
平田アキサさんは新しいネリマクリッツ美術館の設計を担われています。
本展では新しい美術館の模型もご覧いただけます。
そしてこの展覧会を最後に美術館は建て替えの準備段階に入るため、全館を使った展示がこれで最後になるのです。
上の階を閉めちゃいます。40年続いた踏ん張ってくれた建物の終焉を目に焼き付けませんか。
建て替えのための閉館は来年度の半ばあたりを予定していますが、全館展示は今回をもっておしまいです。
ぜひご来館いただきたいと思います。
何の特典もキャンペーンもありません。でもぜひおいでください。
という物様からの熱いメッセージが届いております。
今、物様から送られてきた告知があった展覧会は平田アキサ人間の波打ち祭は9月23日まで開催されています。
丸さんこの展覧会は見てないんですよ。
行かなきゃ。どうでした?
すごい大々的な展覧会って感じで、いつもの吹き抜ける感もインスタレーションになってて。
平田さんやりきってるなっていう展覧。結構大変だったろうなっていう。大変だったんでしょう。絶対と思うけど。
いわゆる建築展って言うと模型が並んでてって感じとかね、写真とか図面が並んでてって感じだけど、もちろんそういうこれまでの作品なんかの模型とか図面もあるけれども、
全体通じてインスタレーションみたくなってる展覧会で。
インパクトは非常にあったし、
この人が今度新しい美術館を作るんだ、どんな美術館になるんだろうというワクワク感みたいなものはありましたね。
行ってみたい。
最後の展覧会というかね、全館使っての展示なんで、ぜひ皆さん、この9月23日までぜひ見に行っていただきたいなと思います。
はい。
ということで小野さんどうもありがとうございました。
ありがとうございます。
さあそしてもう1個報告することがある。
最後にお知らせとお願い事項ですということですね。
なんとアジアポッドキャストアワード2024ベストソファイティー&カルチャーポッドキャストカテゴリーに英語番組名レッツトークアバートアートウィズアートテラトニーとしてファイナリストにこの番組が選ばれました。
わー。
いいことになってるね。
すごい。
知らないうちに。
アジアのポッドキャスト番組の。
えーすごい。
なんと9月頭のクアラルンプールでのイベントで最終結果が発表されるそうです。
関連プログラムでリスナー投票が8月3中1月締め切りで実施されています。
票が多いとピープルズチョイス賞がもらえるそうです。
そういう賞があるんだそうですね。
ぜひ番組ウェブページやポッドキャストの番組説明欄のリンクをクリックしてベストソファイティー&カルチャーポッドキャストカテゴリーの中からレッツトークアバートアートウィズアートテラトニーへ投票してください。
言い慣れてないからね。初めて聞いた。
さあ今月もこの子までとなっております。
マリさんどうだったんですか今月は。
ポッドキャストアワードのファイナリストに残っているということで、ここまで34回続けて来られてよかったなっていうちょっと感慨深いです。
本当ですよね。
この結果が次回の時には分かってくるんですもんね。
どうなるんだろう。
売れてなかったら選ばれてなかったんだなってみんな刺してください。
お便りに書かないでください。
ということで本日の配信は以上とさせていただきたいと思います。
この番組は不定期配信です。各種ポッドキャストサービスでのフォロー・購読をお願いします。
アートのトレンドとリスナーのフィードバック
感想はハッシュタグそろそろ美術の話を。
今後聞きたいテーマやゲストは番組ウェブページまでお願いします。
01:07:11

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