00:10
はい、アートテラー・とにのそろそろ美術の話を、この番組は私、アートテラー・とにが、アートに関わる方をゲストにお迎えして、トークを繰り広げるポッドキャスト番組です。
本日は、Art Watching 2024年9月号をお届けしたいと思います。
さあ、始まりました。リスナーさんのお便り紹介と、面白かった美術性について話をする、Art Watchingの35回目です。今月もまるさんと一緒に、美術について話をしていきたいと思います。
お願いします。
お願いします。
35回目、ラッキーナンバー、3と5。
どういうこと?7とかじゃなくて、何、3と5って。
なんか、私、3と5、ラッキーナンバーなんですよ。
あ、そうなんだ。まるさんのラッキーナンバーなの?
そうです。すいません、個人的な。
じゃあ、そういう回なんですね、今回は。
ラッキー。しかも、今日占いも2位でした。
1位じゃないのかい。すごいね、なんか飛ばすね、まるさん。
素晴らしいです。今日はね、やっぱりちょっと僕、若干声枯れてるんですよ。
っていうのは、今日この収録が9月の18日、21時過ぎから行われてるんですけども。
今の今までというかですね、今日、美術展なびフェスというイベントを開催してまして。
それ終わりで、8時間MCやった後に今。
いや、お疲れ様です。やっぱり確かにちょっと声枯れてるかも。
そうね、若干の疲れがね。
どっと疲れが、やっぱり怒涛の8時間MCでしたんで。
いやでも、すごいイベントでした。17つの美術館がね、日本中から集まっていただいて。
申し込みが、その美術展なびさんのアプリでちょっと予約をしなきゃいけないんですけど。
最終的に予約が800人ぐらい。
140人みたいな。で、どんどん増えてますって言ってたから。
多分延べで言ったら1000人ぐらいが来てくれたんじゃないかなっていう。
大盛況ですね。
大盛況だったなと。
なんか自分で言うのもなんですけど、あのトークショーもすごい盛り上がってたなっていう。
なんかズロクの、ズロクで話すみたいなコーナーも。
はいはい、トークショーも。それもやりつつ。
最後にね、なんかそのエンディングトークがあって。
全然もうほぼアドリブというか、もうトニーさんの好きにやってくださいみたいな感じだから。
もう本当はアドリブでね、いろいろとやらせてもらったんだけど。
まあ最後に、なんか僕が締めるっていうね、壇上に僕だけいるっていうのもなんかどうなんだろうなと思って。
それでもう思い切って、本当にその場のノリで。
今日この場にいる美術館のスタッフの皆さん、ぜひ壇上に上がってきてくださいって言って、全員が一列に並んでくれて。
03:05
一言ずつコメントしてもらって、皆さんが楽しかったですとかね、言ってくれてたのね。
なんか感動的ですね。
もう更に歌った方がいいのかなって思ったぐらい。
感動してて、美術館同士も8時間ずっといるから、みんな仲良くなってたし、何よりお客さんもすごく熱気があって。
だんだん本当に8時間ずっといてくれた人もいたりとか、本当に何時間もいらっしゃってて。
どんな方がいらっしゃってたんですか?
結構ね、もう会社休んできましたって人もいたりとか。
すごい気合が。
いやすごかった。だから本当に皆さんの熱気がすごくて、本当にフェスみたいだった。
美術船ナビフェスと言ってはいるけどフェスじゃないだろうと思ってたけど、本当にフェスみたいな感じで。
だから頑張れたっていうか、本当にみんながすごい盛り上がってくれてるからね、こっちも気分も乗ってきたし。
だからお客さんとブースと演者とが一体となって盛り上がったなと思って。
だから最後にみんながブワーと並んでる姿を見ながら、なんとなくだけど、俺死ぬ時、走馬灯で最後の番組これだろうなって思った。
早くも。
美術館とか、俺の集大成とか言ったら偉そうだけど、なんかすごい光景だなと思って。
俺多分これが最後だろうなと思っちゃったね。それぐらい面白かったかな。
いやー、よかったですね。そんな燃え尽きた後に収録ですけど。
それでさ、いろんなブースがあるからさ、いろんな方が来てて、特にすごい頑張ったなと。千億百億円のブースがすごかったのよ。
本当にグッズもたくさん作ってくれたし、なんならコウホーさんがフェスだって言って、昨日の夜に俺の名前書いた内輪まで作ってくれて応援して。
すごい。
人生で初めてそういうのも付けてもらって。
それは嬉しい。
ただ、終わりのギリギリぐらいに野次さんが来て、「今日頑張ってるねー」とか言った後に、終わった後に、「じゃあ今から飲みに行こう」って言われて。飲みに誘われるとこだったんだけど。
すいません、ちょっと今日この後収録があるんで。
あら、残念。
でも盛り上がった感じだった。
多分だけどこの感じだと、みんなまたやりましょうねみたいな空気だったから、もしかしたらまた来年ですがありそうな気もしますので。
じゃあ来年参加してみたいです。
今回来れなかった方も結構いらっしゃると思うので、ぜひぜひ来年もお楽しみにしていただけたらなというふうに思いますね。
06:03
ということで、お便り紹介いきましょうか。
はい、今月は美術館に関するニュースのお便りを複数いただきました。
まずはXツイッターからです。
アカウント名、かずみどいさんから。
先日、河村美術館の旧館のニュースがありました。
少し前に私も初めて訪問。話題のロスコルームや庭園を見ながらの茶室でお茶を楽しんだり、とても素敵な場所でした。
現在経営環境が厳しいとのことですが、それだけで締めるにはあまりに惜しいところだと思います。
これ私も聞いてショックすぎて、先日行ってきました。
ロスコルームとか。
ロスコルーム本当に大好きで、多分好きな美術館3本の指みたいな感じなので、
いやーなんかこれがなくなっちゃうかもって、もう想像したくもないですよね。
結構混んでました。やっぱりあのニュースがあったからか。
本当に思い出で言うと、一番最初にアートテラーの仕事をやらせてもらった時、横浜美術館でデビューさせてもらったんだけど、
でもこの番組の中でも言ったかもしれないけど、横浜美術館でレギュラーで回ってたのに急に仕事が飛んじゃって、横浜美術館の仕事がなくなって、
でもう全くその美術館との連携というかそういうね、こねもなくて、どうしたらいいんだろうみたいな。仕事もないしみたいな。
本当に2年3年ぐらい何もできなかった時代があったんだけど、横浜美術館以外で次に仕事をくださったのが、
声をかけてくれたのが河村記念美術館だったんで、やっぱりそういう意味では本当に思い出の場所だったしね。
千葉県出身というのもあって、結構ことあるごとに河村記念美術館さんの話もしてきたつもりでいたから、やっぱり僕もね、もちろんすごくショックは受けたというか、
なんかツイッターでもエックスにもすごく書いてあったんだけど、飯友が終わった時の衝撃に近いなと思ってね。
なんかそれはバラエティとかと一緒とかそういうことじゃなくて、終わるわけないと思ったものが終わっちゃった感覚。
なんか、なんつーの、兆候があって、あそこヤバいかもみたいな話とかがあったらいいんだ、あれなんだけど、
全く想像してなくてずっと続くだろうと思ってるものが終わってしまうかもっていうね。
まだね、これは本当に終わるかどうかまだわかんないからあれなんだけど、
ちょっと本当に想像してなかったっていうのがすごいガツンときましたね、ニュースとしては。
いやー、ショックですね。
ショック。ただね、言葉を選ぶんですけど、やっぱりなかなか美術館がね、
09:04
たぶんこのニュースに関しては本当にいろんなところで取り上げられてて、結構珍しくというかね。
それこそこの番組にも出てもらったバンジュ彫刻庭園美術館さんは平感しちゃったけど、
そんなにニュースにはなったけど、この河村記念美術館ほどのニュースにはなんなかった。
上にもしまっちゃったけど、それに比べたらね、今回結構いろいろと週刊誌とかに取り上げられてて、
どうなるんだってすごく心配されてるのもあるから、それはすごい良いことだなと思うんだけど、
言葉を選ぶんだけど、河村記念美術館さんは過去に美術品を売ってしまった過去がある。
売ってますね。
バーネット・ニューマンの作品が売られたのもあったし、それから前澤さんが買ったってことは、
今回はちゃんと前澤さんが声を出したから初めてね、公になったけど、日本美術のコレクションも売却されてて、
なかなか日本の美術館の売却ってニュースあんまないから、結構衝撃だった。
それも衝撃だったから。
あってしたね。
なんか、やりかねないって言葉はちょっと語弊がありますけども、
そう言われると河村記念美術館さんこれまでもあったもんなっていう、
なんかどっかで衝撃も受けたけど、今回もかっていう気持ちはね、ちょっとどっかにね、ありましたけど。
いやー、でもあれはもう宝だから、もうどうにかお願いします。
なんかね、署名とかもね、桜氏がやってたりとかしてるからね。
ちょっと投資ファンドが結構アグレッシブなやり方だから、文化とか街とか人とか大切にしてください。
いや本当だよね。
なんかね、100ゼロでとはちょっと言えないなと思うの、なんとなく。
だから、もしわかんないですけど、DICにね、自分が社員としていて、
まあわかんない、内部がどうなったか全然わかんないですけど、
もしかしてすごく業績悪くてボーナスカットとか言われてて、給料がみなさん少なくなってるっていう中で、
これで売ったら助かるんですってなったら、もし社員だったらそうだよなって思う気持ち。
業績結構いいですよ。私も気になって調べました。
だからね、そうなると、だからこれはほらちょっとその外部で、
まあわからないなって部分もあるのかなと思って、
ちょっとね、すごくこう難しいニュースだなと本当に思いますよね。
これはちょっと本当にすごく言葉を選ぶというあれなんですけどね。
だからもう本当に僕は河村経営美術館すごくお世話になったし、すごい好きな美術館だし。
12:05
丸さんがね、その行ったときに、その後に内覧会があったんですよ。今始まってる西川学術拠点。
その内覧会に僕は行ったので、今の収録から考えると、ちょうど先週行ってきたばっかりみたいな感じなんですけど、
中の人とね、どういう顔で会おうかみたいなさ。
もうなんかね、もうみんなとも仲いいと思ってるし僕は。
だから会えばいろんな人とも喋るし、ショップの人とも喋ったりするし。
ああもう、このニュースが報じられて2週間ぐらい経って、
もうどういう、どうしてるんだろうみんなぐらいの気持ちでね。
なんかメールもうとうとう一緒に思ったけど、いや直接この内覧会で会うしな。
直接行こうぐらいに思ってさ、それで行くわけじゃないですか。
はい。
なんかあの本当に、それで行っちゃいいんだけど、
なんかみんななんか展覧会を楽しそうに紹介してたのね、内覧会を。
この展覧会です、みたいな感じで。
なんかちょっとシュンとしててくれよと思って。
なんかその、禁止の友人をお見舞いに行くぐらいの気持ちでこっちは、いろいろと考えていったのに、
元気なんかいとはちょっと思う。
元気でいいんだけど。
その話題にもならず。
なんかあのほとんど触れられず。
会会式では、
カブーになって。
会会式ではカンチョはちょっと発言されてたけど、
西川勝人展の時には一切その話は当然ないからね。
で、あのすごい今回の展覧会。
河村さんのやっぱり僕はすごいところだと思うけど、
毎回展覧会に合わせてすごく施工がしっかりされてて、壁をしっかり立てたりとか。
展覧会もすごいの。壁もしっかり立てたり。
グッズもすごいたくさんあって。
いいのべきだし。
でもなんか、なんとなくだけど、
本当にね、好きだからこそ言いますけども、
今回ほらこのニュースになった時にね、その業績が悪いのか。
いくらあったら助かるんだろうとかさ。
心配こっちがしてあげてたのに、めっちゃ金使ってるじゃんこの展示とは思って。
そういうとこだよって思う。
そういうとこだよって思えるんだけど。
そこは、そこは。
なんかそこがボロボロの壁とかだったらかわいそうだよなって思うんだけど、
すごいしっかり壁作ってるから、
そういうとこだよってちょっと思って。
いいことなんだけどね、展示としてはね。
展示は見れてないので行かなきゃ。
いい展示でした。
あとね、すごいこの後に言うのもあれなんですけど、
これさ、ほら凄く署名活動も皆さんして、
結構みんなが、DIC神奈川県美術館を続けていきましょうみたいなさ、
無くしたらダメだって。
私も署名しました。
自分もね、もちろんさせてもらったし、みんなしてるけど、
ちょっと気になってるのは、
僕がすごく吉岡里保さんのファンだったので、
この番組でもじゃなくて、
吉岡里保さんがやってるDIC岡里保っていうね、キャラクターのCMやってるじゃないですか。
15:05
知らない。
たまにね、社内広告とかでもやってるんだけど、
DIC岡里保をもう存続させましょうみたいな声が一切出てこないから、
じゃあトニーさんがそれは代表していかないと。
そっちは誰も心配してくれないんだみたいな。
美術館も大事だけど、みたいな感じで僕は思って見てました。
広告宣伝編は最初に削られちゃうかもしれない。
DIC岡里保も見れなくなるのかなーって悲しく思ってますね。
個人的に。
誰も言わないからね、ここのことを。
言ってみましたけど。
またもう一つ河村関連のウェブページへのお便りが来てるんですね。
ペンネーム石原さんから、
こんにちは。いつも楽しく拝聴しています。全話聞いています。
DIC河村記念美術館の休館のニュースを聞き、
好きな美術館を応援しなければなくなってからでは遅いと感じ、初めてお便り致します。
さて、私のお気に入りの美術館は栃木県にある中川町馬灯広重美術館です。
こちらも最近ニュースになっていました。
この美術館は熊健吾さんデザインの建物ですが、
近年屋根の木材や設備の老朽化が進み、修繕費、ふるさと納税で募っています。
展覧会では主に時間の浮世絵コレクションが中心ですが、
毎回新しい切り口で展示が工夫されており、
限られたリソースの中で少しでもいい展示をしようとする
学園員さんたちの努力や熱意が伝わってきます。
昨年には銅版画家のイリア・アスカさんと浮世絵のコラボ展示があり、
伝統と現代を融合させた挑戦的な企画に感動しました。
ニュースについたコメントを見ると批判ばかりが目についてしまいますが、
応援している人もたくさんいるよということが、
少しでも誰かに伝えればいいなと思います。
ちなみにふるさと納税には自分の収入で出せる限度額を全部ぶっこみました。
中川町には他にも岩村和夫絵本の丘美術館や、
日本初のアールブリュート専門館であるもう一つの美術館もあります。
こちらも落ち着いた素敵な建物で気合の入った展示をするのでおすすめです。
ということです。
本当にありがとうございます。
確かにこのニュースも見ましたね、中川町のね。
でも行ったことないです。
多分ね、熊健吾さんってね、今でこそいろんなところで美術館建築されてるけど、
確かこれが一発目ではないか、禰豆美術館よりも多分前なので。
木のルーバーが老朽化しちゃったという、
なんか、修繕に3億円かかるというニュースですよね。
これはね、
本当だ、今写真を見てますが素敵な美術館。
18:03
なんかね、これはね、やっぱりなくなってほしくない。
嘘、行ったことある。
行ったことありました。
名前がちょっとピンときてなかったんだね。
名前がピンときてなかったです。
行ったことあったわ。確かに素敵な美術館です。
これはね、俺も基本的にね、いろんな美術館やっぱり仕事柄というかね、
言ってるんだけど、この美術館は個人的にすごい思い出があって、
珍しくなんだけど、うちの父親がなんか見たのかな、
たぶん行ったのかわかんないけど、
すごいいい建物の美術館があるから連れて行きたいって言ってくれて、
車出してくれて、両親と自分で行って、
どこに行くかなんかしないけど、内緒だったの。
なんで教えてくれないんだろうと思って、
それで着いたところがこの高川町の的広重美術館だったっていうね。
それはちょっと感動的なエピソードですね。
個人的にもそういう意味では思い入れがあるし、
周全3億って聞いちゃうと高いなと思うけど、
3億で住むって言ったら中川町として考えたら大変だけど、
3億だったら大屋根とか万博で使う一部こっちにくれりゃいいよねって思うよね。
百何十億かけて壊しちゃうものを作るぐらいだったら、
その3億で住むんだよって思うからさ。
河村記念美術館もそうだし、この中川町的広重美術館のニュースとかね、
これだけじゃなくたぶんきっといろんな美術館が大変じゃない?
これが守れないんだったら文化庁とかやめちゃえよって思うぐらい、
これすら守れないのかと思ってしまうかな。
東京とかの彫刻やめてこっちに。
プロジェクションマッピングを都庁でやるとか、
お金がないわけじゃなくて使う場所をもう少し考えれないのかなってちょっと思ってしまった。
やめろとは思わないけど、その費用があるならこんなにいろんなところが、
もっと日本に見ていくと、
都広地域の美術館もそうだし、河村記念美術館もそうだし、
世界に誇れる美術館じゃん。
玄吾さんって世界的にいろんな建築作ってる人の、
美術館建築第一号と考えたら世界の人呼び込めるものなのに、
なんかよくわからない人が言っちゃいけないけど、
なんかあれを作っちゃダメとまでは言わないけど、
その金額があればいろんなことできるぜと思うから、
21:03
ここで助けられたいんだったら、
文化庁とかこういう事業は文化とか言うなよって、
これを守れないで文化が、とにかく言わないで欲しいなと思ってしまうかな。
でも本当このニュースは河村記念美術館とか、
的広地域美術館がもちろんこうなった時に、
当然皆さんが行かなきゃと思って足を運んでくださって、
それはすごいありがたいことだけど、
そういう第3第4の河村記念美術館になるところはいくらでもあるから、
これは河村記念美術館がもしこれで大丈夫だったとか、
鳩尾市美術館が3億の修繕費賄えた万歳じゃなくて、
多分本当にいろんな美術館がそういう問題抱えてるから、
やっぱり全体で考えて欲しくて、
僕らは行くことしかできないから、行ける人は本当にこの2つの美術館だけじゃなくて、
本当にいろんな美術館に足を運んで欲しいなって思うよね。
これが多分一番できることって言ったらそれぐらいしかできないからね。
でもしていくためには本当にいろんなところに足を運んで欲しいなって思いますよね。
なんか珍しく真面目なこと言ったなと自分で思ったので、
吉岡里保のくだりがなかったなって自分でも思いました。
せっかくいいこと言ったのに。
よくないよね。
ということで、webpagのお便り、ハッシュタグそろそろ美術の話の投稿をよろしくお願いいたします。
こういうニュースを見てっていうのも全然ウェルカムですし、
本当単純にこの展なんか行ってきたようでもいいし、川村県美術館行ってきたようでもいいし、
簡単なメッセージでもいいので引き続きよろしくお願いいたします。
アートウォッチングニュース。
このコーナーは直近で話題になったアートに関連するニュースを紹介してコメントするコーナーです。
楽しいニュースをまずはいきましょうかということで、
浜松市博物館さんのニュースです。
浜松市博物館さん、猛暑に対して雨漕い展示をしたら大雨と台風が来て、
雨漕いしすぎたため展示を急遽終了した、非常事成立だというニュースです。
どうも、猛暑が連日続いたということで、静岡では台風の影響もない日出りが続いているということで、
8月18日に浜松市博物館が痺れを切らして、雨漕いという招展示を開始したそうです。
24:02
馬の頭部を水塵の口に投げ込んで怒りを買う儀式を再現した。
絵馬や片城、竜神に捧げた呪文などを展示しました。
これが8月18日のこと。
その約1週間後、8月26日、1週間前から始めた招展示、雨漕い。
願いが届きすぎたようで、大雨傾向に加えて台風まで接近中ということで急ぎ撤収します。
短い期間でしたが、ご覧いただいた方ありがとうございました。
効果絶大です。
台風の日出りは少なくすみませんが、すごいよね。
これはすごい。
すごい。
効果があるんだなって。
これぞ博物館の姿勢ですね。
もう、底力。
そうなんだって。
今まで、なんとなく雨漕いがどうたらなんて歴史のあれで見てて、そんなことやってたんだと思うけど、
こうやって展示されて、実証されると、本当に雨漕いって言うんだなって思うもんね。
これ見れた方ラッキーでしたね。
ラッキーだね。
すごいよね。
すごいけどね、確かに今ちょっとすごいすごいって言ったけど、台風の影響すごかったからね、今年はね。
まだこの後も続くと思うけど。
だから、今度台風で大変なことになりそうなときに、テルテル坊主的なものを浜松植物館さんが日出りの展示で、
雨止めっていうやつを。
だから、もしかしたらこの小展示コーナーに世界平和とかね、小企画とかやったら、世の中が世界平和になるかもしれないね。
確かに、そうやってほしいですね。
で、河村記念美術館の小企画展示とかね、こんな素敵な美術館があるよっていう展示とかもここでやってくれたら、もしかしたら。
エリア制なんですかね、やっぱり。
浜松市も今年から。
そうだね、そうかもね。
これでも見に行きたくなる。
見に行きたくなります。
いいね。
面白い。
浜松市博物館のキャラクターがしじみ、これ。
しじまるさん。
しじみを元にしたしじまるなんだ、僕が。
しじみのキャラクター。
すごいね。
渋い。
しじみ塚遺跡というところに隣接するので、しじみを親しみやすくキャラクター化しました。
すごい。
しじみを親しみやすくキャラクター化。
もう一人がナウミンっていうキャラクター。
ナウマン像の遺跡をイメージしたナウミンっていう女の子がいますね。
こういうところがなんかこの、なんかあれなのかな。
なんか面白さがね、そこからあるから。
軌道力というかフットワークが軽いんだろうね。
いいですね。意思決定がすぐできて。
良かったね。
今後もちょっと小規格展示気になりますので、注目したいですね。
27:03
もう一つのニュースいきましょう。
これはちょっと悲しいニュースですかね。
ラブドールの会社倒産というニュースでございます。
ヤフーニュースになっております。
21日付のニュースですね。
日本のラブドール製造メーカー、オリエント工業が
8月21日公式ウェブサイトで事業終了を発表しました。
突然になりますが、創業者であり長年にわたり会社を経営してまいりました
オリエント工業の代表、土屋秀夫が体調を優先することを決断し
引退を決定いたしました。
私たちの会社を信じてくださった全てのお客さんのパートナーに
心から感謝申し上げます。
ということで、代表の健康状態と代表の方の願いを尊重する
ということで、会社としても事業を終了することとなりました。
ということで、1977年に創業した製造の老舗メーカー、
オリエント工業さんが事業終了。
47年をもって事業終了ということだそうです。
これは悲しいですね。
アーティストの寛美佳さん。
この番組に出てくださったし、
ポッドキャスト番組にも
13回目、ラブドールが妊婦にということで
オリエント工業さんのショールームにお邪魔しての収録だったので
造形師さんも出てくださって
オリエント工業ってたっぷりお話を伺ったからね。
かなり需要もあるみたいだし、世界中から。
これからどんどん盛り上がっていくのかなと思ってたところが。
でも、潔いって言ったらあれだけど
別に赤字で潰れるとかそういうことじゃなくて
やっぱりその創業者の方の思いがすごい強かった。
ラブドールのクオリティもそうだったから。
もしかしたら自分が見れなくなるとクオリティが下がってしまうじゃないか
そういうことも考えて
イチローの引退みたいな
悲しいニュースではあるんだけど
ピークの時に辞めるじゃないけど
そういう幕引きなのかなと思って
悲しいんだけど、やっぱりそれだけ思い入れがあったんだな
このラブドールにとは思ったかな
プライドみたいなものをすごく感じるニュースだったなと思いましたね
ショールーム行き来てよかったですよね
そうだね、やっぱりだから
自分もラブドールを抱えましたのでね
だいぶ重たい
その重みみたいなものを感じてるからこそ
一言ではないニュースになって
アートオークやインスタグラムから
30:00
トニーさんがラブドールを抱っこしてる写真も見れます
僕は大事なとこにはおさわりしてないので
真摯としてね、お姫様抱っこに留めましたけど
マルさんはね、女の子同士だからそこは気にせずけっこう色々と触ってたよね
感触をレポートしてます
そうだよね、そういうのがあっただけにね
でもこれのニュースの後にね
番組に出てくれた寛美香さんにもやり取りしたけど
寛さんね、ラブドールを手で色々作品作ってらっしゃったけど
逆にね、今後寛さんがどういう作品を作っていくのかっていうのは
寛さん自在大変だと思うけど
一番としては楽しみというかね
また全然別の方向に行かれるのか
だからそういう意味では今後がね
すごく気になるニュースだなと思いましたね
最後に直近で見てきてよかった美術展について話していきます
今月は毎月さ、いろいろ展覧会紹介して
どれ紹介しようかなって悩むけど
正直なとこ今月ちょっと悩んだというかね
どれにしようかなってけっこう選んで
どうしたかなって改めて考えたら
意外と8月から9月よね
今日18日ですけど
スタートの展覧会がけっこう大型展は少ないのよね
この後に控えてるというかね
そうなんですよね
芸術の秋だから
そう、だからそういう意味では普段紹介できない展覧会とかが
紹介できてもいいかなと思いましたので
じゃあ丸さんからまずはいきますか
塩田千春 繋がる愛展
大阪中野島美術館で始まったばかりです
こちら12月1日までやっている展覧会で
大阪出身の塩田さん
地元大阪では16年ぶりの展覧会ということです
かなりこれ私も行ってきたんですけど
大規模なインスタレーション作品の中心にね
かなり見ごたえがあります
僕はまだ見ててないんですけど
塩田千春さんというとね
森美術館でも数年前にすごく大規模なやつじゃないですか
それと比べると何か変わった部分とかはあったりするんですか?
どんな感じなんですか?
あれよりいいんじゃないかな
あれよりいいんじゃないかなって
具体的にどういう
森美術館の展覧会って結構なんか
おーっていうか馬絵みたいな感じに
企画されてる美術館側はそういうとこ意識してなかったとは思うんですけど
33:02
意図せずとそういう馬絵みたいので広がっちゃって
でも今回は一番メインのインスタレーションが
繋がりをテーマに一般の方からいろいろテキストを募集して
その1500以上の皆さんの思いというか
お手紙みたいなものが
赤い糸の中にねブワーっと吊るされてる展示がメインなんですよ
そういうのもあるし
馬絵っていうよりもっとしっとりしてる感じが
塩田さんのね結構テーマを重ためなんで
あとドレスがくるくる回ってるところとかは
書いて早いなとか思いましたけど
もう少しゆっくりでいいなっていうのに早かった
なんかあのしっとり着てたのに
おーおーおーみたいな感じありましたけど
その分かんないけど
別に塩田さんをしっとり今日させようと思ってたわけじゃないかも
今回は森美人さんと比べたらしっとりな割には
ここは早いんかいみたいなこと
早いんかいってなっちゃった
BPMがちょっと早いぜ
なんかテンション上げてるように見えるぜみたいな
なるほどね
ここは統一してほしかったんです
でも見ごたえがあって
ご本人もいらっしゃって
解説というまではあれですけど
こういう時は流山して
もうお父さんが亡くなって
人生どん底の時に作った作品ですとか
ご本人から説明があったんで
結構そこも重たみがありました
確かにね
これはだから巡回しないんだよね
大阪だけなんだよね
そうなんですよ
だからもうここに行かないと見れないっていう展覧会です
糸張るの大変ですもんね
そうだよね
昔聞いたことがあって
糸を実際に張る作業されてる
会社の人に取材したことがあって
大変ですよねって聞いたことがあって
森美塚の展示のタイミングだったんだけど
その一室に赤い糸を張り巡らすのに4日かかった
そんなかかるんですねって言った後に
でもあれじゃないですか
逆に撤去作業
それはもうバババってやればいいだけだから
逆にね
準備大変だったと思いますけど
撤去は楽じゃないですかって聞いたら
いいともう一回ちゃんと使うんで
逆に撤去の方が大変で
絡まないように取らなきゃいけないから
撤去の方が長いですって言われた
そうなの?みたいな
恐ろしい
恐ろしい
怖い怖い
だからその話聞いちゃったから
塩たちやれてみるたびに
この後撤去大変なんだろうな
36:01
ちょっとどっかにちらついてみちゃう
それで言うと
めぐる記憶っていう
ベネチア・ビエンナーレの時にやってた
水の作品があるんですけど
それも今回再現されてて
そこが一番春の時間かかったって
おっしゃってましたけど
水張ってあるから
ただ単純にベチョってできないですね
そうなると
水張ってるの?
水張ってるんですよ
すごいねそれは
そうだからかなり
インスタレーションがしっかり
なってます
見応えがあります
これは楽しみです
マルさん関西でも他にもいくつか見てきた
はいそうなんです
京都も行ってきて
両職員さんでやってる
エリザベス・ペイトの展覧会
両職員っていうのは
その響きだけ聞くとお寺みたいな感じですけど
お寺ってことですか?
そうです
そこで展覧会やってるの?
そうなんです
県林寺の中野っていうのかな
立中ですね
で贅沢に空間を使って
作品数そんな点数少ないんですけど
エリザベス・ペイトさんの展覧会を
エリザベス・ペイトさんってどういう作品なんですか?
ポートレートとか
あとふすまとかに
プリントなんですけど
そのポートレートの拡大されたバージョンみたいなのが
近くで見ると抽象画に見えるんだけど
離れて見ると角度によっては
ここが目だねとかが分かる
の作品とかもあって
そうですね
かなり空間にマッチしてる
素晴らしい展覧会でした
あと京都に
オスカムリン京都っていう
新しくできたギャラリーが
中心地から離れてるんですけど
そこで今
ガーダ・アイダ・アイナソンの
ワルキューレの気候は続くっていう
展覧会をやっててこれがめちゃくちゃかっこよかったです
横文字がたくさん出てきたので
オスカムリンっていうのがギャラリー名
ギャラリーの名前
オスカムリリオみたいで
オスカムリリオがすごい仲いいから
名前貸してるみたいな
そこでやってる
ガーダ・アイダ・アイナソン
これはどこの国の方ですか?
ノルウェーのオスロ生まれ
東京を長く住んでて
パートナーの方が日本人なのかな?
39:01
そうらしいんです
今回の展覧会は
映画の中から交換音の
物音の字幕ってあるじゃないですか
ため息とか
それが画面の下に書かれてて
あと全部真っ黒みたいな
字幕だけが抜き出されてる状態
だから文字しか書かれてないのに
それを読んだら
鑑賞者は音を想像するじゃないですか
音が聞こえるとかシーンが見えるみたいな
そこがめちゃくちゃかっこいいなと思って
それを描いてるんですか?
手書きです
それを描いてるんですか?
面白い
背景の真っ黒とかも手塗りです
だから実物見てないけども
河原音さんの日付絵画的なイメージだ
そんな感じです
色の筆色っていうか塗りムラみたいなのも
近くで見ると見えるし
あとはNFTとかのマイニングをする機械を
置く台があるんですけど
それをカラフルに塗った彫刻作品とか
だから社会批判的な感じの姿勢だけど
オシャレだし
ポエティックで
めちゃくちゃ良かったです
これは11月23日までやってます
京都に行かれるかたわずですね
丸さん大阪とか関西で展覧会やるっていう
キュレーションしてみたいな
そうなんですよ
人生初企画で
11月28日から大阪神西橋の商店街の中にある
アイギャラリーというギャラリーで
展覧会をやります
どんな展覧会?告知して大丈夫ですか?
はい
マイケル・ホーというハワイ出身のアーティストで
テキスト、文字を使ったコンセプチャルアートのアーティストです
の個展
全部新作
新作
今日もミーティングしてきたんですけど
かなり面白くなりそうです
だから今紹介した展覧会と合わせて
丸さんのデビュー
デビュー
はい
皆さんね
ぜひいらしてください
2週間しかやらないので
ぜひお近くの方もお近くでない方も
お願いします
これはぜひチェックしてください
18日はマイケル・アーティスト本人も私もいますので
42:04
直接会いに行けるわけですね
この日に行けば
そう
本人から話とか聞けると思うので
ぜひぜひ
はい
そうですね
だからちょっと悩んでどうしようかなと思ったんですけど
このたぶんアートウォッチングとか
そもそもこの番組取り上げるのが初めてかなと思う
ギャラリーが
ギャラリーAクワットっていう
これがAクワット
Aの4畳でAクワット
4畳だからAの2畳3畳みたいなのですね
Aの4畳でAクワット
竹中公務店の本社ビルの中にあるギャラリーで
結構建築系の展示とかね
結構いろんな展示やってるんだけど
面白い展示をかなりやってるなと思って
いつも注目してるんですけど
今やってるのが6つの点から広がる世界
展示に触れる
展示って言ったら展示するの展示だったのに
目の見えない方が
手で読むやつ
展示の展覧会を今やってまして
2021年に自足の展覧会やってたみたいで
これちょっと僕行けなかったんだけど
ここでね社会のダイバーシティを考えるっていうシリーズ
これの第2弾として展示なんだって
展示についての紹介とか
展示っていうもの自体があることはね
当然知ってるんだけど
展示ってどういう仕組みなのとか
どうやって作ってるのとか
あと意外とこのところに展示があるよとか
例えば面白いなと思ったのが
それこそね自分なんかはお酒好きですから
ビール飲みますけど
ビールのプルタブの横に展示が
ある
あれは
あれ何て書いてある
お酒って書いてある
飲料水というかね
街ならないようについたりとか
あとねゆかりって
よくある
ふりかけ
あれのパッケージの上にゆかりの3文字がついてるんですよ
それがね面白いなと思ったのが
上の部分についてるんだけど
ゆかりを買ったことある人は経験するかもしれない
最初にこう開けるじゃないですか
ジップの上のところ
そこにつけてたんだってゆかりを
でもジップで切り落としちゃうと
次からそれが何だか分かんなくなるから
この上にもつけてるんだけど
サイドにも
だからジップ切り落としても
ゆかりって分かるように実はついてるとか
すごい
意外とこうね
あることは知ってるのに
美術館にもやっぱり展示はあるし
そういうのを紹介してる展覧会で
非常に興味深いなと思ったし
あと実際にこの展示をね
自分で打つ体験もさせてくれるんですよ
45:01
当たり前のことなんだけど
言われるまで全然気づかなかったなと思った
最初に展示ってこういう仕組みなんだ
こうやって組み合わせで
組み合わせでこの揚げようと
ボインってこう作ってるんだよとか
説明の表があって
こう勉強して
こうやって読むんだと思うじゃない
じゃあ実際作ってみようってなると
なんかピンみたいなもので
紙にボコっていうのを作るわけですよ
普段
ということは
それは紙の逆から作るんだよ
打たなきゃいけないわけですね
ということは
打つ時には鏡文字で書かなきゃいけない
反転するからね
もう字で読む
手で読む時と書く時が逆っていうことに
今まで当たり前だけど
意識したことなかったんだけど
そういうことも考えたことなかったなとか
なんか非常にこう考えた
確かにそうですよね
当たり前のことなんだけど
やっぱり目が見えてしまってるために
見えてるけど見えてないものだったな
みたいな感じがすごくして
すごく勉強になった
なんかすごい脳の体操になりそう
そうだね
作ってる時はね
常に両方考えれるってことですもんね
そうだね
そうそうそうそう
読むね
裏側からも
へー
一応展覧会なので
目の見えないしらとりさんとアートを見に行くっていう
ノンフィクションの本がすごく話題になって
全毛の写真家のしらとりけんじさんという方が
いらっしゃるんだけど
その方の写真を使ったインスタレーションがあったりとか
それからねもう一つは全毛の美術家で
三島孝行さんという方がいらっしゃって
この方が滞在制作した作品が展示されてるんですね
それはこの方がギャラリーのある場所と
東洋町の駅の近くにあるんだけど
そこから門前中町の間を待ち歩きしたんだって
この待ち歩きした時の
杖の感覚とか手触りとか音とか
スタッフさんとの会話なんかを
三島さんなりに形にしたっていうマップみたいな
三島さんが感じたこの町マップみたいなものをね
展示してるんですよ
これは
触覚とか聴覚とか
実際に僕らは見ることも
見れるだけじゃなくて触ってみることもできて
これはこういうイメージなんだなとか
思いながら楽しむんですけど
作ってるメイキングの映像が流れるからね
何気なく見てたら
この三島さんって前どこで見たか
自分なりに初めて見たわけじゃなくて
そういえば昔地図をテーマにした
この番組にも2回登場していただいた山木さんね
東京都現代美術館の山木一美さんの
地図をテーマにした展覧会の時にも
三島さんの作品あったななんて思いながら
48:02
何気なくメイキングのVTR見てたら
山木さんががっつり映ってました
だから多分その日仕事じゃなくて
普通に手伝いに行ってて
やっぱ山木さんって
展覧会終わってからも
関係性を大事にしてる人なんだなと思って
もちろん三島さんの作品とか
展示の展覧会とかももちろん素晴らしいなと思った
山木さんとお友達だなと
山木さんも言ってくれてるからね
友達として
山木さんこういうところもやってるんだ
すごい感動しちゃって
それも踏まえてすごく
いい展覧会だったなと思いましたね
じゃあ最後もう一個ぐらいいきますか
丸さんなんかありますか?
千葉市美術館で
9月6日から開催中の
練る彫る水平線をめくる展
これアイディアを練る人と
彫る彫刻の人の
二人のユニット
アーティストデュオですね
の展覧会
公立の美術館では初の
大規模展ということで
かなり面白かったですよね
トニーさんこれご覧になって
練る彫るさんは
田中さんね
グラフィックデザイナーとしても活動してるけど
アイディア出し担当の田中さんと
実際に手を動かす飯田さんの
それこそ2020年の母館展か
だから令和になって
初の母館展の母賞
大賞受賞されているし
ちょこちょこね
資生堂ギャラリーの展覧会とかで見るし
見てきたけど
意外と美術館での
個展としては初って言ってたよね
ねー言ってましたね
作品もね
もちろんアート好きな人は
ご存知だと思いますけど
初めて聞く人の方に紹介すると
練る彫るさんと言うと
代表的な作品は
写真を200層ぐらい
重ねて
写真も動画から切り抜いたり
するから
連続写真ですね
写真の塊
層になった塊を
実際に彫っていく
不思議な技法
なんだけど
だから写真
元の写真よりも
イメージが分からなくなってる
っていう
作品ですよね
イメージというか
投稿船みたいな感じ
高く彫るところもあれば
低く彫るところもあって
横から見ると
山のように見えたり
するんだけど
そういう作品も展示されてたし
51:01
新作とかも紹介されてたり
本当に
2フロアを使ってやり切ってる展覧会だなって
思いましたね
この展覧会は
すごく
印象的だったのが
すごく哲学的な作品
って言ったら
ちゃんとした人が言うと
すごく深いんだけど
俺が言うと浅いんだけど
作品名をすごく哲学的に感じる
ただ写真を彫ってるだけじゃん
と思うんだけど
でもなんでかなと思うと
そこには時間のずれというか
空間のずれみたいなものがあって
それが
レイヤーで見えるのが
いろいろと考えさせられるんだな
ってすごく思ったんだけど
すごく印象的だったのが
丸さんもその場にいたけど
開会式みたいな
関係者だけで
集まって
みたいなところで
乾杯の音頭
ネルホルの師匠的なというか
先生みたいな方が急遽
何とかお願いしますって言われて
僕がやるの?とか
言いながら
方がいらっしゃって
何を言うのかなと思ってた時に
第一声が
ネルホルの展覧会
5分ぐらいで見終わっちゃうと思います
第一声がね
お!すごいこと言うな!
空気というかその場でも
そんなこと言うの?
こんだけ頑張った展覧会なのに
だけどその後に
次に言ったのが
確かに
カラッと見ちゃうと5分ぐらいで見れちゃうんですよ
こんな展覧会は
でも
何か違和感を感じて
足を止めてみたら
ずっと見ちゃうんだよね
それが彼らの作品の面白いところ
魅力なんだよ
っていう発言が
すごくまとえてる
当然ネルホルを見てきた
人の発言だから
すごくまとえてる
得てるなと思って
感動したんですね僕は
その言葉に
すごい良い
ご挨拶でしたよね
ネルホルの作品って
見慣れてると
いろんなことを考えさせると面白いと思うんだけど
本当にアート見たことないっていう
初心者というかビギナーの人に
行っておいでって言ったら
何だったのって言われちゃいそうな
気がするのが
見ただけだったら写真掘っただけじゃん
って思っちゃうんだけど
でもやっぱりそこに足を止めて
これはなんでこういうことを
してるんだろうとか
何なんだろうって考えたら
いろんなことが考えられて
そこが面白いんだな
この人たちの作品はって
すごく思いましたね
今回ね
あと千葉市美の
コレクション作品とも
コラボしてる
54:01
コーナーというか
それが結構私の
ツボでした
コレクションを使いますって言ったから
そのネルホルのお二人が
コレクションを選びましたっていうから
そういう選んだだけの
コーナーがあるのかなと思ったらね
選んだ作品と自身の作品を
コラボしててね
全体で見てもインスタレーションのように
なったのがすごい
あとあれじゃないですかやっぱり
2フロアでやってますって言ったけど
その7階と8階の展示が
本当によくこんなに
やり切ったなと思って
発見をして
でまるさんもね
その場で
そこでちょうど
1階の鞘堂ホールっていうね
歴史的な物のところを
使ってもインスタレーションやってますよ
それもちょっと見に行かなきゃ
最後何人かで
見に行ったんじゃない
最後の展示
鞘堂ホールがまた素晴らしいのよね
すごいです
千葉の
花の
蓮の花ですよね
大賀蓮を練り込んだ和紙
を使ったインスタレーション
なんですけど
床一面にバーっとその黄色っぽい
紙が広がって
匂いがね
いい香りがするんですよね
なんとも言えない
床はね色自由なんだけど
もうほんと敷き詰められてるから
干渉者はここまでしか入れませんっていう
感じになってるくらい
だから視覚的にもすごいし
匂いも体験できるし
みたいな
いやあれはちょっと
圧巻だったね
あの光景が
インスタでも
載せたので
気になる方は見てみてください
よく巻いたなと思うのね
いつも大変じゃんほんとに
大変じゃんでそれはみんな全部大変なんだけど
よくやったなと思って
だから
サヤドホールあのままにしておけば
いいんじゃないって俺思ったけど
片谷さくらには赤い
部屋がありますのでね川村さんに
千葉市は黄色い
寝るホールルームみたいな感じで
あれ残しておけば
常設で残したらいいんじゃないかなって
思ってしまいました
おかしい
っていう風に思ったな
あとすごく
個人的に楽しかった
意外というかほっこりした
寝るホールルの作品は
これまでもいっぱい見ててすごい
哲学的だなと感じてたから
すごく気難しい
お二人なのかなってちょっと思ってたんだけど
確かに
あんま喋んないのかなみたいな
気さくな感じの方で
二人がさ
なんならちょっとお笑い
コンビみたいな登場の仕方でしたよね
田中さんは背が高いんだよね
飯田さんが背が低いわけじゃなくて
田中さんが相当背が高いから
なんか引きで見ると
ほんとデコボココンビのような
57:01
二人ともスラップはしてるんだけど
じゃあご挨拶をって言ったら
センターマイクがあって
そこに田中さんと飯田さんがちゃんと
来るもんだから漫才始まるのかな
と思ったもんね
二人揃って寝るホールデンス
ホールデンスとかいいね
もう見た目がタイタンのお笑いコンビ
みたいな
決して吉本じゃなくてやっぱりシュッとして
スタイリッシュだから
東京の感じのお笑いのね
する二人みたいな感じ
なんかそういう人柄も含めて
すごくお絶えのある
これもね今ね千葉でしかやってないからね
これもちょっとみんな
河村記念美術館に行く
セットで見てもらえると
いいかな
ということで
これから
さらにこの後だから9月
手順からいよいよ
はい始まりますね
行きますからね
ぜひ皆さんも
良かった美術展の感想を
ぜひ教えていただきたいなと思います
もしくは美術展のアビデンス
行ってたよって方がいらっしゃって
感想なんかもね
言っていただけると嬉しいですし
今回も始まりますから
いきましたよっていう
感想なんかも
ぜひ教えていただけると
嬉しいなと思います
では終了
どうも
ありがとうございました
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