1. そろそろ美術の話を...
  2. #063 コミュニケーションの手..
2022-07-30 52:20

#063 コミュニケーションの手段としてのデザインについて(デザイナー 駒形 あい)

デザイナー 駒形 あいさんをゲストにONE STROKEギャラリーやワークショップについてお聞きしました。

https://sorosoro-art.vercel.app/ep/063 番組の感想は、#そろそろ美術の話を でお願いいたします。

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Guest Profile

駒形 あい(こまがた あい)

  • 1989年東京都生まれ。桑沢デザイン研究所を卒業後、株式会社オンワード樫山にてメンズデザイナーとして経験を積み、2013年にワンストローク入社。営業・広報・制作と、会社のマネージメント全般を担う一方で、デザインや本の制作に携わる。

Show Notes

駒形さんが聞いていた過去回

駒形さんのお父さんの話題

ONE STROKEギャラリーの話題

駒形あいさんの絵本

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アートテラートニーのそろそろ美術の話を、この番組は私アートテラートニーがアートに関わる方をゲストにお迎えしてトークを繰り広げるポッドキャスト番組です。
本日はワンストロークのデザイナー、小間方愛さんをゲストにトークをしていきたいと思います。
はい、ということで初めまして。よろしくお願いいたします。
初めましてなんですけど、収録の前に10分くらい前に始めました。
初めましてなのにアートテラートニーってどういう仕事ですか?と、トニーの由来は何ですか?と、どんどん振られて、だから俺が今日ゲストだったのかな?ぐらい。
ちょっと色々気になって、逆質問させていただきました。申し訳ありません。
もうアイドリングだからバッチリです。
私はトニーさんについては全て知っている感じです。
そんなわけない。今日初めまして。僕は小間方さんのことあまり知らないので、じゃあ追い下げていきたいと思います。
よろしくお願いします。
小間方さんはこの番組は知っていらっしゃる?
そうですね。岡野孝子さんがご出演された時の回を楽しく拝聴させていただきました。
岡野さんからのプレゼンというか、面白い作家さんいらっしゃないですか?
ありがたいです。本当に。
岡野さん本当に素敵な方で、岡野さんとは、実は自分の父親が小間方克実っていうグラフィックデザイナーであり、造本作家なんですけれども、
その父のコテも、もともと2019年に板橋国立美術館で小さなデザイン小間方克実展が始まりました。
行かせていただきました。
板橋らしからぬ、素敵な空間になってます。
らしからぬとか言ったら怒られそうですけど、板橋の方も聞いています。
板橋でも変わっておしゃれに、子供を遊ぶところがたくさん増えて、
すごい場所で、そこの美術館さんの展示を開催させていただいて、
岡野さんの「くれまちすのが板橋彫刻庭園美術館」で、小さなデザイン展が巡回をしたという後援で、
関わらせていただきまして、岡野さん、色々とお話ししていくうちに、
今も色々と関わらせていただいているというような流れなんですね。
ありがたいです。
今日は岡野さんのプレゼンがある、色々と聞いていきたいなと思っております。
岡野さんのこと大好きなお話をたくさんできる。
岡野さんの話、小間方さんの話、これ今のすごいおしゃれな場所です。
03:06
収録させていただいているんですけど、このワンストロークギャラリー、どういうギャラリーなんですか?
もともと事務所としてだけしかなってなかったんですけれども、
もしここが事務所だけじゃなくて、色々とハブになるような場所として、
オープンできたら面白いよねっていうような話で、
事務所を改装しまして、去年かな?
2021年?
そうですね。4月に改装後、リオープンというんですかね。ギャラリーとして始まりました。
まだ1年とちょっと?
そうですね。そのぐらいです。
これ普段はどういうギャラリーとして?
本当に見ての通り小さなスペースなんですけど、
少人数のワークショップをこちらで開催させていただいたりとか、
あとは作家さんの企画展をしたりとか、
あとは自分たちの父の小間方克実の作品とか、
フランスとか海外から買い付けてきた本などを販売展示している場所ですね。
これ普段プラット入れるんですか?一般の方は。
プラット入りいただいて大丈夫です。
オープン当初はまだちょっとコロナのあったので、
最初は予約制だったんですけど、今はもう解けまして、
もう全然カランカランと入りいただいて大丈夫です。
あれですよね、外観はちょっと普通の家みたいな感じですか?
そうですね、外観は普通の家で、皆さん本当に入りづらくて、
でも今日は娘が一緒なので、ドアを開ける勇気がありましたという感じで入ってくださったので。
本当に普通の小間方さん家みたいな感じの外観なので。
でも中入るとガラッとギャラリーな感じで。
ありがとうございます。
今常設で並んでいるものもあるけれども、展示もするってことなんですね。
そうですね。
近々展示の予定とかも決まってるんですか?
最近作詞家の松井五郎さんの展示が終わったばかりなので、
次の展示は今企画中なんですけど。
小間方愛さん?
だったりとか、うちの父だったりとか、スタッフみんなで。
あとは若手の作家さんともいろいろと交流を深めていきたいと思っているので、
いろいろ新しい発見とか出会いがあれば、ぜひ一緒にやりたいなと思っています。
これそもそも、『ワンストローク』の由来は?
『ワンストローク』の由来ですか?
『ワンストローク』の由来は、
父が一筆書きで作品を作っていたことが、
20代だったかな?
版画作品であったんですね。
06:02
線を本当に行き継ぎなしで、ピーッと直線で書いて、それを版画にした作品。
これも万事彫刻展美術館さんで展示させていただいたこともある作品なんですけど、
その一筆書きっていうのが『ワンストローク』っていう意味なんですね。
なんででもその一筆書きをティックアップしたのか、
でもその一筆書きっていう意味だよっていうことですか?
絶対聞かれますよね。なんで『ワンストローク』ギャラリーなんですか?
そうですね。聞かれますよね。
聞かれたことがそんなになかったんですね。
あったけど、一筆書きですとしか言ってなかったかもしれないですね。
普通の人はそこで食い下がるんですか?
ちょっと僕はまだ食い下がれないんです。聞きたいです。
そうですよね。なぜ一筆書きなのかっていうことですよね。
勉強になります。私も聞いておきます。今度。
答えわかった時にもぜひ連絡していただければと思います。
これはワークショップもされているということなんですか?
例えばどういうワークショップが?
ワークショップは1997年に父が確立したものを今私が引き継いでいるんですけど、
基本的には親子のワークショップ。
親子に限らず大人お一人の方でもご参加いただけるんですけれども、
それを引き継いでまして、
目の見えない方と一緒にできるようなワークショップもあったりとか、
これは父だけが担当になるんですけど、
自分のロゴをデザインしようみたいな、
デザイナーらしいワークショップもあったりとかして。
じゃあ僕がアートテイラーのロゴを作りたいって言ったら、
そういうワークショップでできたりするんですか?
みなさんそうですね。
できるものなんですか?僕はもうセンスが一切ないんで。
いやいやいや、全然全然。
長方に相談していただきながら進めたりとかですね。
そのワークショップは、
フラット来てやれるというよりは、
この日にやりますみたいな告知があるってことですか?
そうですね。
もう曜日、日時を設けさせていただいて、
行っておりますので。
ちなみに今のところいろんなワークショップやったと思いますが、
一番人気のワークショップって具体的にはどういう風に?
人気そうですね。今言ったような、
ロゴのものはすぐ、
それこそプロのって、
もうご活躍いただいて、
ご活躍中のクリエイターさんの募集もあったりとかしますけど、
定番は親子の「ひとつがふたつ」っていうプログラムと、
あともうひとつ「のびる」っていうプログラムがあって、
「ひとつがふたつ」っていうプログラムは、
9つの色があるんですね。9色の色。
その中から自分が好きな色を選ぶんです。
子供もご覧も?
一緒に。
09:00
例えば、トニーさんが赤を選んで、
私が黒を選ぶ。
自分の好きな形にそれを切るんですね。
形はひとつかふたつまで切ってOK。
でももうそれは何でも、どんな形でもよくて、
丸にしようが、月の形にしようが、何でもいい。
三日月にしようが。
それを切ったら、相手と形を交換するんですね。
なので、私の黒い変な形を、
赤い僕が切った形を交換するんだ。
交換して、相手からもらった形を、
何かに見立てて、作品を作っていくっていうような。
じゃあ、形は抽象的な方がいい?
でも、ルールがあって、
相手にどんな形がいいか、お願いをしないということと、
もらった形に文句を言わないっていうルールがあってね。
なるほど。
もらったやつを最終的にはどういう感じになる?
紙に貼ったりする?
そうですね。台紙があって、
それで色紙を使って、いろいろ切り張りして、
作品を作っていったりとか。
これはもうずっと定番で、
相手からもらった形を尊重する、
受け入れるっていうようなワークショップで。
もう一つの「伸びる」っていうワークショップは、
三角形の赤い三角形があるんですけど、
そのカードが広げると、
三角がバラバラになってしまうような、
ちょっと言葉ではなかなか…。
もう用意されてるんですね、それ。
そうです。
そのカードを台紙にして、
そのバラバラになった三角を、
皆さんのアイディアで、
それを三角じゃなく見せたりとかもできますし、
例えば縦にして、
三角を忘れさせるような形だったりとか、
いろんな形に。
三角の蛇腹みたいになってる。
そうです。
広げられるしっていうことが。
蛇腹を広げてっていうようなワークショップ。
これって何分くらいかかるの?
制作時間は、大体1時間以上は、
皆さん結構たっぷり使われますね。
でもそんなことできちゃうんですね、意外と。
そうですね、最後に発表の時間も設けてまして。
そうか、自分たちだけなんですよ。
何人もグループがいるんで、
「これができましたよ」って発表にするんです。
そうです。
そういうのやってて、今までで、
これはすごい才能だなと思う子どもとかもやっぱいるんですか、プロから。
面白いですね。
本当に、皆さん同じ、
伸びるっていうワークショップなんか、
皆さん同じ三角形のカードを使うので、
でもそれぞれ全然違う作品が出来上がってきたりするので、
それはすごい、始まりは同じスタートですけど、
それぞれの個性が見て取れて、
発表はいつも「あなたはこんな風にしたんだ」
「あの人はこんな風にしたんだ」って盛り上がるっていう感じが面白いですね。
なんかあんまり学校の美術の時間って、
そんな盛り上がらないじゃないですか。
12:00
盛り上がらない。
同じことやってるはずなのに。
そうですね。
学校の美術の授業と違うのは、
やっぱり評価されないっていうところですかね。
美術ってどうしても、
やっぱり五段階評価で評価をされてしまう難しさってあると思うんですよね。
でもワークショップは、そういう評価から外れて、
ただただ楽しんでほしいっていうようなことでやってるので、
そこの時点で皆さん自由になるというか。
リピーターさんとかもいらっしゃいますか?
いらっしゃいます。
「またお会いしましょう。ありがとうございます」みたいな方も何人もいらっしゃいます。
これをきっかけに、だからこっちの道に行く人もいるかもしれないですね。
ありがたいことに、そういうふうに言ってくださる方多くて、
子どもが今大学になりまして、
「あの時のワークショップが楽しくて、こういう道に選んだようです」とか
言ってくださる方もいらっしゃって、
すごいそれは驚きですよね。
いい感じで報告してくれればいいですよね。
本当はもっと堅い職業をついてほしかったのに、
あの時のワークショップのせいで。
親御さんも理解のある方ですよね。
そうやってわざわざ言ってくださるってことは。
嬉しいですね。
でも確かにきっかけがないもんなって思いますね。
はい、じゃあアイさんは、このギャラリー、ワークショップはいつから関わってるんですか?
数年も数えてないですけど、数年前って感じですかね。
それは今思うと、自分が子どもの時に、
親にもそういうワークショップ的なことをプライベートでされてたなっていうのはあったりするんですか?
私が実験外というか、
もうあのそうですね、
私の小学校の友達の軍団で、
私が父のワークショップをモニターみたいな感じで最初は。
当然でもワークショップって言われてないんですよね。
でもワークショップって言葉は当時から使ってましたね。
小学生の頃から?
そうですね、その時はワークショップって言葉が全然浸透してない時だったので、
ワークショップって何?みたいな感じだったんですけど、
今はワークショップって聞くと皆さん、なんとなく想像できるくらい浸透しています。
じゃあその時、子どもの時に友達と、
ちょっとじゃあ今日お父さんがまたワークショップやろうって言ってるから、
うちでワークショップやろうみたいな言い方をしてたんですか?
そう、もう全然通じないですよね、当時は。
なのでちゃんとご説明して、こんなことを皆さんとやらせていただきますみたいな。
でもちょっとさっき冒頭にいろいろお話ししたんですけど、
実はそのワークショップの内容っていうのは、
本来あまりお伝えしてなくて、
どういうワークショップか最初に想像してくるのと、
当日のサプライズ感が、
ちょっと喋りすぎちゃった。
確かに、俺もなんか浮かぼりすぎちゃった。
違うワークショップもあるからですね、今後も。
15:02
そうですね、違うワークショップもあります。
これ聞かれた方は、違うワークショップをちょっと期待していただければ。
何種類もあるわけですよね、ワークショップ自体。
そうですね、数種類ご用意してますけれども。
そうか、構えてきちゃうと三角形で作ろうとか思ってくるよりは、
そうですね。
そういう方がいいですか?
大喜利とかも事前にお題言われるよりも、
その場でパッと言われて考えた方が面白いのを思いつくように、みたいなことなんだ。
そうですね、やっぱりサプライズの面白さとか、
そういうところをちょっと意識してますね。
でも逆に何も言われないで急にパッと言われて、
できないって人はいないんですか?
あのやっぱり、いらっしゃいます、いらっしゃいます。
子供さんなんかは泣き出しちゃうこともいっぱいとかして、
それはよくよく見てみると、
ちょっと私もその時は反省したんですけど、
私がまだ父からワークショップを引き継いで間もない、
本当に1回、2回目ぐらいの時に、
参加者さん、皆さん全員にお声かけをしてて、
こういうの作ったんだ、上手だねとか言ってたんですよ。
そしたらそれを聞いてた女の子が、
他の子はみんな進んでるのに、私は進んでないっていうのを、
私の声かけで気づいてしまって、
プレッシャーに思って泣き出しちゃったっていう経験があって、
せっかく楽しんでもらいたくて、
なのに泣かせてしまったなっていうのがすごく自分としても申し訳なくて、
父に相談したら、上手だよっていう言葉は使わないようにしてる。
要は美術の評価から外れて、
このワークショップは単純に楽しんでもらいたいものなので、
上手だよっていうお声かけはしてなくて、
例えばそれを言うのであれば、
具体的に「細かく切れたね」とか「丁寧に描けたね」とか
「綺麗な色だね」っていうディテールというか具体的にお伝えするのはいいけれども、
上手っていう言葉は使わない方がいいかもっていう風にアドバイスをいただいてからは、
泣く子はいなくなりましたね。
結局、5段階評価、数値ではなくても上手って言っちゃって、
やっぱり評価では評価になっちゃうんですね。
そうですね。子供はやっぱりお子さん繊細で気にされちゃってとか、
あとはどうしてもうちのワークショップは基本的に親御さんも参加していただくんですけど、
最初は父が手探りでワークショップを始めた時は、親子を別々でやった時もあって、
そうすると子供さんが作っていって、親御さんは横にいて見てるだけではなくて、
だんだんこうしたら、ああしたらって。
なるほど。良かったと思ってたけどアドバイスしちゃうんだ。
18:02
だんだん親御さんの手が加わってきてしまうっていうのがあって、
それをどうしたらいいかっていうので、今度は親と子供をちょっと遠い位置に離してやろうっていうこともあったみたいで、
そうするとある子供さんが、やっぱりそこでママと離れるのが不安で泣いちゃった子もいて、
その時もまた楽しんでもらいたいのになって、
考えついたのが今のスタイルで、親も忙しくなればいいんだという。
集中させるんですか、親御さんも。
親御さんも是非ご参加くださいっていうようなお声掛けをして、
そうするとやっぱりお母さんお父さん夢中になって、
もう子供もそっちの家で自分の作品に夢中して、
「わー!さー!」みたいな。
それで泣かないことはないんですね。
お母さんがいつものお母さんでないみたいな。
最終的に発表の時に、例えば自分は工作とかあまりしなくて、絵も苦手だしっていうお父さんがいらっしゃって、
「いやでもそこぜひご参加ください」って背中をさせていただいたお父さんが、
最後発表の時にもうすごい素晴らしい作品を作られて見事で拍手喝采で、
親御さんがすごい喜ぶんですよね。
自慢のお父さんになるし。
お父さんすごい!みたいな感じで。
それもそういう姿もすごい。
そうかそうか。
逆に不器用だから、もし子供がいたら子供が泣くだろうな。
お父さんがみんなの前で恥かいてるようになるかもしれない。
いやいや、いらっしゃいます。必ず。
なんかじゃないんですね。個性的だってなるのかもしれないです。
ちなみに何歳からできるんですか?
それはそれによるんですけど、基本的には6歳からが多いですかね。
3歳から参加できるものもあるんですけど。
あるんですね。もしちっちゃい子だからっていう人でもチェックしていただければ。
今おっしゃったように、ちょっと苦手だなっていう意識の方ももちろんいらっしゃるので、
うちは鉛筆で絵を描いたりとかペンで描くスタイルじゃなくて、
必ず色紙を切って貼ってくださいって。
描くっていうことだとどうしても得意不得意がちょっと見えてしまうんですけど、
紙を切って貼るってそんなには、
優劣がつきづらいというか苦手意識を持っている方でも取り組みやすいのかなっていうところですね。
確かに。いいですね。
そういう子供の時から実際もやられていて、今デザイナーになられたわけですけど、
やっぱりその道に、やっぱりそういうのやってきたからその道に行ったなと思いますか?
そうですね。振り返ればそうだったのかなと思いますね。
もともとは、全職はアパレルのメンズデザイナーをしていたんですね。
21:07
なので専門学校でファッション科に進んでいたんです。
デザイン科はずれんでもファッションデザイナーの方に最初は?
そうです。そっちに行きましたね。
それも母が元々コムデギャルソンのプレスにいたっていうのもあって、
その影響もあって、そっちの道だったのかなと今思えば。
それもしかもファッションだからメンズなんですか?
そうですね。メンズ服がすごい好きで、メンズばっかり着てたりとか。
自身でも着てたんですか?
着てました。シャツとかちょっと大きく、ダボっとした感じで着てたりとかもしていて、
この男性の服が女性用にあればいいのになって、常日頃持って行って、
やっぱりメンズに興味があったので、メンズデザイナーとして就職して、
ちょっと経験積んでたんですけど、3年目ぐらい勤めた時に父がちょっと白血病になってしまって、
このワンストロークっていう会社はほとんど父が一人でやっていたような会社だったので、
父が倒れたらもうちょっと存続。あとこういう絵本を主に父がやっていて、
この本で自分は育ったので、これが世の中になくなるって思うとすごい寂しく思ってしまって、
本当に嫌々やめたわけではなくて、すごく前向きな気持ちで、
父の作品を残していきたい、伝えていきたいっていう思いで、
美容室に行って父にワンストローク、ぜひ一緒に働かせてくださいっていう話をして、
父からは一度も「ついでほしい」っていう話はされたことなかったので、
自分のファッションの道を歩もうとしていることもあったので、
父的には「えっ!?」ってすごい驚いてたんですけど、
でもそれでも受け入れてくれて、今一緒に働いて、
父も骨髄移植を終えて、今すごい元気で、元気すぎて。
でもこっちの方に来てよかったなっていう後悔はないわけですよね?
ないです。ファッションはすごく面白い。
昨日も実は母校で授業をさせていただいて、
ファッション科の方で?
ファッション科の方で、自分の経験をお話しさせていただいたんですけど、
ファッションって流行がすごくトレンドを取り入れていたり、
その時代を象徴する、わかりやすく象徴できるものだと思うんですけど、
本っていうのは、一回作ったらそれを大切に売りつないでいくっていうようなところが、
またファッションと全然違くて、
だからファッションはどちらかというとスピード感が結構求められるのかなって思っていたんですね。
24:05
今は自分は本やデザインに関わる仕事をさせていただいて、
また全然違う魅力にすごい気づいて、
これはこれですごい楽しませていただいて。
ファッションの道に行ったことは無駄にもなってないし。
今は実際にも母と一緒にコートのデザインを始めさせていただいて、
うちの会社でポツポツ販売させていただいたりとかもしてます。
今目の前にあるこれが作られたコールですか?
そうですね。TOOSっていう名前で、
ブランドって言ったら小さすぎてあれなんですけども。
このTOOSっていうのはどのブランドになるんですか?
これはワンストロークからTOOSっていうブランドを作ろうという話になりまして、
私が生地を選んで、その生地を元に母が着想、デザインをして、
2人でこうしたら、こうしたらっていうような形でデザインを。
ここでしか売ってないんですか?
基本的にはうちでの販売になります。
TOOSってどういう意味ですか?
TOOSはワンストロークのワン、で、トゥーで、ワン、トゥーで、
単純にトゥーにすると、少しひねりがないよねっていうことで。
そういうことなんだ。
決してTOOSではないんですけど。
なるほどって思ってないけど大丈夫。
これいつから販売してるんですか?
これも本当につい最近ですね。
去年の10月ぐらいに。
TOOSブラウンドとしては初のアイテム?
初です。
これ面白くて、ライトコートなんですけど、
157cmの女性も187cmの男性もワンサイズで着れるっていうような。
LとかMとか転換じゃなくて、
ワンサイズだけの。
そこはトゥーじゃないんです。
ワンでいくんです。
申し訳ありません。
大丈夫です。
でも2色展開。
そうですね。
ブルーネイビーといいますか、
ブルーに近いネイビーと、
あとブラックの2色展開で。
こういうものを作る時って、
どこから着想、まずジャックコートが作ったらいいなって思うところから始めるんですか?
私たちの場合は、生地との出会いが結構多くて、
その時もライトコートを作ろうっていうことよりかは、
いい生地を見つけて、
この生地だったら何ができるかなっていうような素材発想で生まれました。
これどういう生地なんですか?
タイプライターっていう生地なんです。
結構シャツとかに使いますよね?
そうなんです。シャツ地で作ってるので。
タイプライターってすごい細い細バンテの糸を高密度に折られてるので、
27:04
すごくカジュアルな生地なんですけれども、
ストレッシーさも少しありつつ、
光沢もちょっとありますもんね。
光沢もあり、しわにもなりづらいので、
例えばちょっと肌寒い日も、これを着ながら車の運転しても、
そんなにしわが気にならなかったりっていうような、
張りのあって柔らかくて、すごい良い生地ですね。
これで今、おいくらで?
2万7千円なりです。
そんなものなの?
そうですね。税込みで2万9千7百円です。
今後も作っていくんですか?
作っていきたいですね。ただ私と母がすごくマイペースなので、
いわゆる…
春夏シーズンとかじゃなくて、そんなんないんですか?
そういうのないですね。
意識揃うまで時間かかりますね。
そうですね。SSはこれでとか、AWはこれでっていう作り方を、
全職ではやらせていただいてたんですけど、
良いものが、どうしてもこの時期に作らなきゃいけないっていうことよりかは、
自分たちがこれが欲しい、これが欲しいとか、
これをやりたいっていうタイミングで作りたいねっていうような話はしてるので、
今実際、母と少しずつやり取りしながら、
また第2弾も考えておりますので。
じゃあ是非TWSのコートを見たい方は、ここに来れば見れるってことですよね。
そうですね。あと時々他のところでも展開してることが、
まれに、ごくまれにありますので、何かチェックしていただければ。
でも2点しかないから、ポップアップショップとか作れないですもんね。
そうなんです。これ実は今ファッションにおける、
SDGs的なところで、どうしてもフードロスみたいなことが起きているようで、
大量に服が着られず、余って捨てられている、廃棄されているっていう社会問題を受けて、
我々としては基本的には受注販売をしていきたいので、
このコートも始めたタイミングが、
ちょうど駒形克美父の古典を青山で開催するタイミングだったので、
その時にTWSも一緒にお披露目させていただいて、
その展覧会に来た方が受注を受けさせていただくっていうような方法でやったので、
ロスが出ないように作っています。
それでも大事ですね。
意外と自分たちの予想以上にご注文いただいたので、
何点かは在庫として確保はさせていただいたんですけど、
30:01
でも本当にロスなく作ることができましたね。
それでも大事です。
大事だと思いますね。
セール品とかで、3,4年前のものが平気で出てたりするじゃないですか。
多分相当在庫が残っているんだなって思いますもんね。
現地の子どもたちに着なくなった洋服を届けることもやってらっしゃるところがあると思うんですけど、
実は現地ですごく問題になっているみたいで、
メーカーの服が着られずに大量に積み上げられていて、
それが日光を長時間浴びることで、
有毒なガスが出てきてしまっているっていうのが現地でかなり問題になっているようで、
我々が良かれしと思ってやっていることもありがた迷惑だったりしているということ。
それと有毒ガスが出ているということは、
使われているコットンだったり、プラスチック系、石油系、色々あると思うんですけど。
結構今当たり前のようにSDDsだからって言って、
プラスチックをペットボトル再生利用したみたいな服が結構あるじゃないですか。
SDDsのようだと思って着ているけど、
それはやっぱり何か無理は絶対出てくる。
きちんと最後まで着る方が来て、
きちんとしかるべき方法で最後は処理されれば問題ないと思うんですけど、
そういう風になってしまうと、日光との相性もあるんでしょうね。
絶対安く買えるから、
誰かが泣いていると思いますね。
でも、そんなに思い入れもなく捨てちゃうだろうし、
やっぱり良いものを買っておいた方が、最後までちゃんと着きますもんね。
上質なオーガニックのコットンはそういうことはないと思うんですけど、
流通しているコットンは農薬がものすごい含まれていて、
綿花の方、綿農家の方の寿命って50歳くらいらしいというのを聞いたことがあるんですね。
あれはその犠牲のもとに、
着ているのかと思うと、ちょっと、
そうですね。そういうことも考えちゃいますね。
でも、この仕事以外にも、
今回ここに手元にあるんですけど、
グラフィックのデザインも今はされているんですか?
そうですね。本当に『ワンストローク』に入った時は、
ファッションから来たので、グラフィックを特段スキルとして持っていなかったんですけれども、
33:02
父のアシスタントをしながらやっていって、
今はそういうイラストだったりとか、
ポスターのデザインを任せていただくということがだんだん増えてきたので、
すごいありがたいですね。
これはやっぱり全然違いますか?ファッションのデザインの。
そうですね。全然違いますね。
ファッションはやっぱり、私がいた会社は、
そういうコレクションブランドとかそういうことではなかったので、
普通に企業だったので、
そういうマーケットを見ながらデザインを考えていく、
というような順番だったんですけれども、
今のデザインは、クライアントさんもいらっしゃったり、
そういう方のご要望をお聞きしながら進めていくということはありますね。
あと本に関して言えば、自分たち発信なので、
クライアントがということよりかは、
自分たちが何を作りたいかというメッセージだったりとか、
それはファッション的にはどっちの方がやりやすいですか?
ある程度、お題というか、こういうふうにやってくれって言われる方がやりやすいのか、
それとも結構自由に自分たち発信という?
そうですね。自分のタイプは、
人とお話ししながら進めていく方がやりやすいですね。
自分一人の中で出していくというよりかは、
誰かと関わり合いながら作り出していくという方が、
私はやりやすい。好きですね。
例えば依頼が来て、
別にどの企業とは言わなくていいと思うんですけど、
来て最初からこれはもうできないなというパターンのものがあるんですか?
それとも話しているこれはできそうだな、
これはまずいけそうだなとか。
特にできるできないということは、
あまり考えていないんですけど、
なぜ私たちにご依頼をいただいたのかということをすごく大切に考えていて、
例えば何か話題があったからとか、
そういうことではなくて、
私たちの基本的な活動とか作品が好きでいてくれたり、
何か共感してくださって、
お声掛けいただいたというような始まりをすごく関わり方として大切にしています。
表面的なお話に終わりたくないので、
お互いに共感しながらものづくりを進めていきたく常々思っていますので、
そこの始まりの段階で食い違いというか、
あると進めていくうちに苦しくなっていってしまうことがあるので、
その始まりを聞かせていただいてますね。
36:01
『ワンストローク』さんらしさって自分たちとはどういうのか?
自分たちらしさですか?
そうですね。
ほとんど父が始めた会社なので、
彼はもともとアメリカや日本のデザインセンターで、
広告や音楽関係のデザインをしていたんですけれども、
私が生まれたことをきっかけに生まれてしまって、
本の世界にどっぷりという感じですね。
もちろんデザインも大好きなので、
父はデザイナーとしても今でも全員やらせていただいてますけど、
そうですね、それで言えば、
やっぱり私の赤ちゃんの時の反応を見ながら、
本を作っていったっていうことがあるので、
コミュニケーションツールとして本を作っていったっていうことは、
自分たちの特徴かなって思いますね。
現場と向けようっていう話をよく小真方もしてますけど、
たぶんその現場が私だったわけで、
やっぱり関わり合いを大切にしていて、
関わりながらそこで生まれてくるっていうのをすごい意識していますね。
話を作って、それを使ってもらうんじゃなくて、
皆さんで話して、現場に行って、その関わりの中で生まれてくるっていうことを、
すごい大切にしているのが特徴かなと思います。
お話しかかってるときはワークショップやってるみたいな感じなんですね。
そうですね。
作業としてっていう。
そうですね、対話ですね、いつも。
でもシンプルなイメージがあるじゃないですか。
だからあんまりゴテゴテしないっていう人たち。
そこはやり込みすぎないように、引き算してるとかあったりするんですか?
そうですね、父の経験上、アメリカで英語もそこまで話せない中、
アメリカに行って仕事をいろいろしてきた中で、
日本人って単一言語の民族で、どうしても言葉に頼ってしまいがちですけれども、
アメリカに行くといろんな人種の方がいて、いろんな言語の方がいて、
そうすると言葉での補いではなくて、
グラフィック一つで説明をしなきゃいけないっていう難しさがあって、
そこで多分彼はすごく経験を積んで、
今のデザインがすごく洗練されてるっていう風におっしゃってくださる方は多いんですけど、
39:04
多分そこのビジュアルの見せ方のシンプルに簡潔に伝えるっていうことは、
そこでの経験が今に生きてるのかなっていうのはありますね。
でも意外とシンプルな形で伝えるってのはアメリカ発信なんですね。
アメリカ発信というか、父なりに言葉で補わなくても、
そのグラフィック一つでコミュニケーションできるデザインを目指してたっていうことですね。
アメリカらしさとかそういうことではないと思うんですよね。
アメリカの環境で彼が感じたコミュニケーションとしての方法、手段が多分そういうことだったんだと思います。
コミュニケーションってやっぱり大事なんですね。
だってこのシンプルな形にして、これ伝わるだろうってこっちが押し付けちゃったらダメですもんね。
だから相手にいろんな人と話して、これで伝わるよねっていうコミュニケーションを取って作っていく、収まっていく。
そうですね。必ずうちもデザインを起こした時に、
いろんな人にこれってちゃんとこういう意味で伝わってるかどうかっていうのを、
まず説明しないで、最初に見せるだけお見せして、
相手の感想をお聞きして、
「あ、伝わってない」とか「あ、伝わってる。大丈夫だ」とかそういう確認は必ずしてますね。
なんか例えば、今回初めてデザイナーさんのゲストなんですけど、
作家さん的な作家性みたいな感じで、とはいえここは自分らしさ出したいぜみたいなパターンってあったりするんですか?
自分らしさ出したい?あんまりそういうことは感じない。
自分らしさ出したいというか、多分出ちゃってる。
結局したい。
結局出ちゃってると思うので、そこはあまり考えたことないですね。
それがどういう、デザインってコミュニケーションツールだと思っているので、
コミュニケーションの手段だと思っているの。
それがちゃんとコミュニケーションできているか、ちゃんとこの意味で伝わっているかどうかっていうのを常々考えながらなので、
自分の色を出そうっていうのはあまり考えたことはないですね。
でもオリジナリティというか、そういうことは意識はしたりはするかもしれないですね。
ロゴも見ちゃいけないじゃないですか。
色々とありましたもんね、問題が。
本人も掘り返してくれるんだよって思ってたかもしれないけど。
色々ありますね。
でも同じクライアントさんからの案件が来たとして、一緒にやっていくわけですよ。
その中で考えていって、色々とコミュニケーション取りながらやっていっても、
お父さんのデザインと愛さんの中では多少やっぱり個性がある、ずれは出てくるんですか?
42:07
最初はやはり父のアドバイスをいただきながらだったので、
お父さんのデザインにそっくりって言われてた時があって、今は全然違うって言われますね。
何年かかりました、それは。
でも自分自身は、デザイナーとして世に出ていくとか、作家として出ていくっていうのを考えたことなくって、
ずっと父の作品を残していくっていうことがメインでこの会社やっていたので、
どちらかというと支える立場だったので、あまり自分の作品を発表したりとか、
自分のデザインを前にどんどん出すっていうことはしてこなかったので、
何年かかったっていうのは、なんとなくはお答えしづらいかもしれないですけど、
実は今、『ほっとする手』っていうミニ本を出させていただいて、
これ2020年だったかな、2021年ですね、1月出した本があるんですけど、
その前に、実は2017年に、
初著作ですかね、自分として初めて、ほんと小さな絵本ですけど、
手がけた『今日はいい天気』っていうワンストロークから発売されたんですけど、
作品があって、この時はお父さんにそっくりって言われました。
へー。
2017年の時は。
周りの方からも。
もちろん私も初めて絵本を自分がやるってあんまり頭になかったんですけど、
やってみればっていうふうに父に言われて、言われるがまま、なんとかトライした。
で、父のアドバイスをいただきながらだったので、
多分似ちゃったのかもしれないですけど、
自分が意識してないのにってことですよね。
そうですね、似てるって言われました。
でも、2021年に『ほっとする手』を出した時は、全然違うっていう反応をいただきまして、
確かにこの『ほっとする手』っていうのは、始まりが、
『今日はいい天気の時は、父にやってみれば?』って言われて始めたんですけど、
『ほっとする手』に関しては、自分から作ってみたいって初めて思った絵本で、
自分としては何か父のように作家になったりって、全然考えてなかったので、
でも、なぜこの本を作りたいかと思った時に、
実は第二子を妊娠している時、出産を控えている時に、コロナの話題が2月に出まして、
私はその3月に出産を控えていたんですね。
2020年の3月。
コロナって2020年ですかね?
そうですね。
確かに2020年の、
一番懐かしい時期に始まった頃ぐらいに。
45:02
そうですね。臨月の時に、中国でウイルスが。
なにそれ?すごい不安になって。
面会もできないみたいな話になってきたりとかして、
すごい不安な日々を過ごしていまして、
無事に生まれたとしても、この先の子育てってどうなるんだろうとか、
すごい考えて、ちょっとほっとしたいと思ったんですよね、自分自身が。
すごいほっとしたくて、何とか一生懸命、自分がほっとする瞬間を考え始めて、
そしたらそれを形にして、もしかしたらこの形になったものをきっかけで、
みなさんもほっとする何かきっかけになれば、すごい嬉しいなと思って、
じゃあちょっとまた本も作ってみたいなっていうので、
このほっとする手っていうのは、いろんな人のほっとする瞬間を集めて、
それは手に注目してほっとする手の瞬間。
例えば、飛鳥さんっていう方だったら、鼻を飾るその手。
鼻に手を触れている瞬間がいける瞬間。
鼻を飾る時がほっとする時だったり、
吉江さんは手紙を読む時。
これはモデルさんがいるんですか?
いたりいなかったりですね。
手に注目。これは隣月の時に書いてたんですか?
そうですね。
出産し終わってからではないですか?
出産前に書いてましたね。
元気の妊婦ですね。
自分だったから、それもあるんでしょうけどね。
産む前日まで仕事していましたね、2人とも。
2人とも産まれて、1週間は入院するじゃないですか。
1週間入院とけて、その当日から仕事してました。
3904日。
でも無事にお子様も生まれた。
お子様ってないけど、赤ちゃんの手もあるんですか?
ありますね。
これ、長女がモデルの時があるんですけど、
名前はちょっと変えてるんですけど、
文ちゃんは髪をとかしてもらうっていうシーンは、
これ、うちの娘をモデルにしてて、
お母さんイライラしてるといつもよりちょっと痛いっていう文章があるんです。
これは私が。
モデル、痛く言われちゃうんだって。
ちょっとイライラしてる時、髪とかす力が強くて、
痛いよーみたいな時もありますよっていう。
で、後兵くんは顔をギュッとしてもらうのが、
ホッとしてますね。
で、お父さんの手は大きくてかっこいいなとか。
で、これは最後のページの赤ちゃんは、
生まれてくる赤ちゃんを想像しながらだったりですね。
これでもすごい、絵もすごく印象的なんですけど。
嬉しいです。
その色合いはどうやって決めてるの?
48:01
この絵、後半でも言うと思うけど、
バンジーの展覧会にもこの原画が提出されてました。
ありがたいことに。
すごい色のチョイスというか。
嬉しいです。
どうやって選ぶんですか?
もうフィーリングで、自分が心地いいと思った色をそれぞれ選んでいますね。
この空のシーンは、空だったら普通青だったりすると思うんですけど、
あえてちょっと黄色でいきたいなっていう。
しかもちょっとカラシ色というか、ちょっともう色が落ち着いた感じの黄色ですね。
黒みがかったというか。
そうですね。ちょっとくすんだ感じのイエローを使ったりとか。
もうここは、色によるイメージをあまりつけたくないというか、
例えば太陽だったら赤じゃなくて、
緑の太陽があってもいいかなって思いながらも、
ちょっと考えてやったりしたので、
例えば空が黄色でも別にいいよねって思いながら、
本当に自分がいいなと思った色を優先して、
ちょっとつけさせていただいたっていう感じですね。
ありがとうございます。
いやいや、これもちょっと後半でも改めてもう一回聞きたいなと思いますし、
後半でもそれもう一個聞こうかなと思ってるんですが、
そろそろ前半のお時間のことなんで、
詳細はまた後編に言うとして、告知しておきたいことがもしあれば、
まずこの段階で前半でもしておきましょうか。
はい、ありがとうございます。
実は8月18日から31日の間に、
青山のギャラリー5610というところで、
駒形克のPC図展という、彼の原画の展示を開催させていただきまして、
その中で8月20日の土曜日にワークショップを開催する予定で、
それはこのワンストロークギャラリーじゃなくて、
こちらの5610ギャラリーでできるんだ。
はい、ギャラリー5610さんの場所で、
ワークショップを私が担当して、
これはちょっと夏休みの自由研究にもできるようなワークショップを考え中で、
今考えているのは、色についてのワークショップを新しいプログラムとして考えております。
ここから先は、言ってみてのサプライズですね。
また今、言いそうになっちゃって。
そうですね、すみません。さっき冒頭でワークショップの話をしたので。
だから8月20日ですからね、
その段階でまだ夏休みの宿題が終わってないという方も、
ぜひ、ぜひ行ってください。
そうですね、ありがとうございます。
ヒントがあると思います。
そして、このワンストローグギャラリーでも
今後予定の段階も予定されていくので、
ホームページをチェックしていただけたらと思います。
そうですね、チェックいただこう。
うちでのギャラリーは、本当に少人数で、
とても近い距離で、もちろん対策はコロナ対策をしながらなんですけれども、
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湧き早いとした感じなので、
またそういうギャラリーさんでのワークショップとまたちょっと違う空間と、
あとは、コマ型の作品だったり、その時の作家さんの作品の展示されている中で、
ワークショップを楽しんでいただけるのかなという魅力はあるかなと思いますので。
ぜひ、どんどん遊びに来ていただけたらと思います。
ありがとうございます。
はい、ということで、次回はコマ型アイさんのご経歴を交えつつ、
ビルスについての話を続けていきたいと思います。
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