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皆さん、こんにちは。SISTERSの隠れ家、あいにぃです。
前回のエピソードはいかがでしたか?
性被害からの現在のカウンセラー活動
幼少期に、お母さんの元恋人から性的虐待を受けられたナツナさんが、
その後、性的な対象でいれば男の人は優しくしてくれるんだ、という認識を持つようになったことをお話しいただきました。
本日は、そのような状況から、どのように現在のカウンセラー活動までに至ったのかをお話しいただきます。
私がナツナさんに対して、性被害を経験すると、加害者の性別の方が怖くなる場合と、
控えないよと似たような行動を自ら進んでしまうことの2つがよくありますよね、というお話をさせていただきました。
そのナツナさんの回答から、まずはお聞きください。
皆さん、今日もどうぞよろしくお願いします。
本当におっしゃる通りだと思っていて、
まず、前者のような被害を受けた性別の方を恐れる、男性恐怖症、女性恐怖症なんて呼ばれるものが起こることは、
比較的広く知られているのかなと思うんですが、
私の体感としては、あくまでデータを取ったわけではないので、
実際、性被害、性加害を受けてなるケースって、
自己肯定感の欠如と多くの性的関係
後者の、むしろそういう方面に対して奔放になってしまったり、
自分に対する尊厳を失くしてしまって、そういった行動に及ぶ人の方が多いんじゃないかなというふうにはなんとなく思っていて、
ただ、実際多いんじゃないかなって思っていて、私自身もそうですけど、
このケースがあるっていうのを世間には知られてない気がするんですよね、あまり。
なので、ただ単純にそういうことが好きな子、俗に言うビッチなんて呼ばれる女の子だと、そういうふうに呼ばれてしまう。
ただやっぱり、実はそういうことで、そういう経験が過去には被害を受けた経験があったりするっていうのが、
私としては多いなっていう印象がありまして、
実際に私も、中学生、高校生の頃は先ほどもお話ししたようにエロい女でいようっていう、
あくまで認識の部分、私が意識してやっている部分なだけで、
当時はそこまで実際に肉体関係を持ったりっていうのはそこまで多くはなかったんですが、
ただ、それである意味、私の曲がった法則の答え合わせができてしまった、証明されてしまった時代ではあるので、
これで私がエロい女でいれば優しくしてもらえるんだって、
時間をかけて立証してしまった中学生時代、高校生時代、約6年間があるので、
私はその後に18歳、19歳の頃ですかね、もう本当に俗に言うビッチだったと思っています。
たくさんの男性とこういった肉体関係を持って、太くて多数の方とつながりを持って、
本当にずっとずっと、今思うとあの頃って辞書行為のようにセックスをしていて、
ただ、セックスしないと生きれなかったのも事実で、
私が今まで人に優しくされた経験とか、厳密に言うと大切にはされてないんですけど、
ただ、優しくしてもらえたり親切にしてもらえた経験っていうのが、私はエロい女でいることでしか成功体験を得られなかったので、
だから、私はセックスをすることによって自己肯定感だったり自尊心的なところを埋めて、
生きていたセックスをしないといられなかった時代ではありますね、18歳、19歳の頃は。
男性被害の活動の話とかをしたときに、その子が大田で声をかけてきてくれた、
女出身の男の子とそのままホテルに行って、それですごい自分に価値があるんだなというふうに認識して、
逆にそういったことが求められないと、リス化とか、自分を傷つけてしまうような行動に出ている人たちはすごい痛いよっていう話をしてくれたんですよね。
自傷行為のようにセックスをしていたとは言いつつも、やっぱりそれがないと他の、実際に自分の体を傷つけるリストカットだったりとか、
してしまっていた可能性があると考えると、本当に良くはないけれども、それが命綱だった部分は私も大きくあって、
今現在で言うと、今23歳になって、その当時からは4年ほどですかね、経ってるんですけど、
今は自傷行為のようにセックスすることはもうなくて、リッチなんて呼ばれる行動もしない自身があるんですけど、
ただ、私が、それこそこの出版にあたって、執筆をさせていただいている時に、やはり過去に向き合い、掘り起こし、書き出すっていう作業はとっても辛かったので、
そのメンタルを整えるために、やっぱり自傷的になってしまうというか、気を紛らわそうとしてしまう日は本当にたくさんあって、
ただ、やっぱり私はビッチを卒業した身なので、今になってそういうふうにセックスという行動を使おうとは思わなかったんですけど、
だからこそ、私23年で改めて、自分の体を傷つけようと思ってしまったんですよね、先日。
で、これってじゃあ、なんでなんだろうというか、自分でも結構びっくりはして、実際に体を傷つけようとした自分に。
で、これってなんでなんだろうって落ち着いた後、考えた時に、やっぱりあの時にセックスをしてたから、こういうマインドを防げていたのであって、
やっぱりそれがなくなってしまうと、いくらたくさん肉体関係を持つのがあまり良くなかったとしても、
やっぱりそれって失うと、こういう危険もあるんだなというか、別の方法で自傷しようとしてしまう危険性っていうのもあるんだなと思って、
実際、体は傷つけずに終わりましたし、そこはストップできたんですけど、依存でやめられた時こそすごく怖いというか危険なんだなと。
次に何かそこに変わるものをやっぱり持たないと生きれないと思うんですよ。
例えばお酒が好きな人、卵が好きな人、いろんな趣味思考がありますけど、やっぱりそれをじゃあ全部なしにして生きられるかっていうとそうではないと思うんですけど、
ただ実際お酒も卵もね、そこまで体にとってもいいものではないので、やっぱりじゃあそれに代わる何か趣味を見つけようとかっていうふうになると思うんですけど、
私も生きる術であり、自分を傷つける、もう本当にモロハの剣のようなテックスっていうものを出た今、新たな何か生きる術を自分を癒したり、自分に優しくしてあげられる、自分の自己肯定感を満たしてあげられる何かを持たないと危険だなと思いましたね。
大きく見かけるのが、焦ってどうにか早く改善しよう、社会に出れるようにしようっていうところがすごい感じることが多くて、やっぱり今までの心とか行動の習慣っていうのを変えるっていうことは結構大変なことで、
少しずつ歩んでいく中でその依存から抜け、さらにはその依存の何かの代わりの自分を癒してあげるようなものとであって、それを日々の生活の中で習慣化させてっていうことを一個ずつ続けていくっていうことがもしかすると重要なのかもしれないのかなっていうのをちょっと今お話し聞いて思いました。
そうですね、それはとても大事だと思います。
依存を抜け始め、新しい自分の癒しとかを見つけているポイントだと思うんですが、今の名津野さんの中で一番これをしていると心が落ち着くなとか、メンタルが安定するなみたいなことってありますか?
そうですね、こうすごく漠然としたというか、大きな言葉にはなってしまうんですが、自分を愛することだと思っていて、私も実際にまずそのビッチだった状況を抜け出せたりとか、そのねじ曲がっていた自分の認識、エロい女であれば優しくしてもらえるとかっていう法則を
立たせたのは、人から愛された経験っていうのがあって、もうお別れしてしまったんですが、過去にお付き合いしていた、2年半ほどですかね、お付き合いしていたパートナーがいたんですが、彼が愛してくれたこと、本当にその当時お付き合いしていた当時私精神疾患を3つ患っていて、自殺ミスにも起こしてしまったような時期だったので、
本当にそれを支えていた彼っていうのは大変だったと思うんですが、その状況でも愛してもらえたっていう、本当に新たな成功体験を与えてくれたことが、私のねじ曲がった価値観だったりとか、自分に対する極度の自己肯定感のなさ、自尊心のなさっていうのが、
自己を愛する力を見つける
本当に保管された経験だったなぁと思っていて、ではじゃあずっとずっと自分を愛してくれるパートナーをいることが正解なのかって言うとそうではないと思っていて、もちろんパートナーがいるっていうのはすごく素敵なことだと思うんですけど、やっぱりその自己肯定感だったり自尊心の保管を
他人軸で補おうとしてしまうと、それが失った時のダメージも大きくなってしまうので、やっぱりそこは自分でそういったところを補えるようになることが大事だと思っていて、なのでこのテーマで先ほどもお話しした自分を愛することっていうのは、
彼からもらったような愛情を自分でも自己生産できるようになろうっていうのを私、今陰ながらちょっと一人でコツコツ取り組んでまして、
例えば私は女性として生活しているので、素敵なお洋服を着たいとかお化粧をしたいとか、かわいい自分であること、自分が好きな自分であることっていうのを最近はすごく研究している最中で、どういう自分が好きなのか、どういうメイクが好きで、どういうお洋服が好きで、どういう色が好きとか、
そういう自分のことを知って、これが好きって思えるものにどんどん近づいていくっていうことで、私は自分を愛する訓練をしている途中です。
素敵です、すごい。
ありがとうございます。
少しずつ、名津野さんが好きな名津野さんを見つけることが今でき始めてますか?
そうですね、最近すごく自分が好きです。
素敵です。
ありがとうございます。
すごい興味があっていたのが、過去がありながらも今ご自身がカウンセラーとしての活動をされているっていうところが本当に素敵、すごいことだなっていうふうに思っていて、
どのように乗り越えたではないんですけど、今のところまでご自身で乗ってくることができたんですか?
そうですね、やはりそれは先ほどもお話ししたような、愛される経験と愛する経験、人から愛される経験をすることと、自分で自分を愛する経験をすることっていうのはとっても大事だと思っていて、
ただだからこそ、今私の担当させていただいているクライアントさんとかには、私はクライアントさんのことを愛しているので、そこでクライアントさん自身が肯定される経験っていうのにお手伝いできたらなと思ってさせてもらってるんですけど、
やっぱりこの愛し愛されることっていうのは、人は誰しも、どんな状況でどんな環境にいる人でもやっぱり大事なことだとかけてはならないことだと思うので、なんかそういったことを自己生産しつつ、人にも与えられるようになろうっていう、その人に与えるっていうのも、私が与えてもらっているような感覚にもなるので、
カウンセリングっていうお仕事をさせていただくこと自体がすごく私の癒しにもなっている気がします。
私のこの活動に感動をしてくれて、何かお伝えをしたいって言ってくださる方が結構いらっしゃるんですけど、やっぱりその方自身のお話を聞くと、自分と同じような被害に遭った方を支援をすることで、
当時自分が何かしてほしかったことをやっぱり、誰かが言葉をかけることがすごく多くなってくると、昔の、何かにすることである種の自分を与えてあげてたりだとか、その行動をあげているような、ちょっと芸体験というか感覚を持つことができて、
性被害の辛さと支え合うこと
逆に人に何かをあげているし、そこで貢献をしているっていう、ある種の自己肯定が高まりつつも、その行動によってまた自分自身も大切にできているような感覚が持てるっていう話があったんですよね。
ちょっと似てるのかもなぁっていうふうに話を聞いてて思いました。
そうですね、本当にそのあり方って、いろんなケースで起こっていることではあると思うんですよね。
実際、性被害でもやっぱり自分自身は何もできなくても人を支えることでっていうのはよくある話だと思いますし、やっぱりそれで救われるのであれば、どんどんどんどん行っていっていいものだと思います。私も。
性被害って一人で乗り越えるのは本当に大変だと思いますし、やっぱりそこを支えてくれるパートナーだったり友人、もちろん家族でもいいんですけど、そういう人と出会えることっていうのは本当に大切だし、私は恵まれていたんじゃないかなとも思いますね。
私自身も性被害にあった時に孤独だったなっていうふうに思っていて、もし友達とか家族とかには話せないけれども、同じような人たち同士が支え合えるっていうこと自体がすごく素敵なことというか世界にとっても一緒なことなんじゃないのかなっていうことをちょっと今思っています。
そうですね、本当にその通りだと思います。
夏菜さんのお話を聞くことを通じて、本当に愛する愛されること支え合うことは少しずつ心の傷を癒えるやり方なんだなっていうことを教えて、なんかすごくちょっと勇気をもらった感覚が今すごいあります。
嬉しいです。そんなふうにおっしゃっていただけて、本当にでも性被害ってまだまだ社会の中でも軽視されがちというか、これほど被害を受けている方が多いにもかかわらず、多いからこそ何ですかね、よくあることっていうふうに片付けられてしまうことが多いんですけど、
ただやっぱりよくあることで済ませてしまってはいけないし、よくあるから大したことじゃないんだって自分自身の中で自分がその経験やトラウマを軽視してしまうのも良くないし、
なんかこのポッドキャストを通じて性被害の怖さだったり、その後の自分でじゃあどうやって立ち直っていこう、どうやって生きていこうっていうような心の整え方みたいなものを一人でも多くの方に何か与えられたらいいなとは思いますね。
ありがとうございます。
また時間が過ぎていく中で、なぞなさんの中で、この考え方とかすごい良かったなとか、これまた少し経験して、こういうことが結局心の傷を癒やすであったりとか、実化するために良かったなみたいなことがあったら、
またぜひ教えていただけたら嬉しいなって思います。
はい、ぜひぜひ今後ともたくさんごシェアできたらいいなと思います。
ありがとうございます。
そしたらお時間になってきたので、後にぜひなぞなさんの本の活動の紹介をさせていただけたらなというふうに思っています。
はい。
今回なぞなさんが出される本が、Amazonだと6月21日、絶賛本屋さんだと6月22日に発売ということですよね。
はい、そうです。
ぜひこのポッドキャップにもなぞなさんのTwitterアカウントとか載せさせていただこうと思っているので、このリンクから気になる方はぜひ読んでみていただけたらなと思います。
私が購入して、また感想とかぜひシェアさせてください。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
なぞなさんに今実際にトラウマを抱え続けてしまっている方であったりだとか、同じく10年前に10年前に被害にあったり、今少しずつ元気になっているよみたいな方に向けて何かメッセージをお願いできないでしょうか。
ありがとうございます。
そうですね、まずそういった経験をした方に対してやはりそれはおつらかっただろうと思いますし、本当に一言じゃ済ませられないほどその経験に対する恐れだったりその後のトラウマっていうのは大きかったと思うんですけど、本当にそれを乗り越えてというか抱えながらも、今生きている皆さん、このポッドキャストを聞いてくださっている皆さんがいることにすごく私も
当事者として同じ当事者としてすごく嬉しいですし、本当にそれを抱えながら生きるっていうのは強いことだと思います。
ただやはりそれは一人でずっとずっと抱えられるものではないと思うので、人に愛されることだったり自分で自分を愛してあげること、そういった経験がある自分っていうのを否定したり軽視したりせず、そういった自分もそういったところも含めて自分であるっていうことをまるっと愛してあげるっていう経験を
どうにか成功体験を増やしていくっていう風にしてみることって大切じゃないかなと私は思っているので、とはいえ私も自分を愛するっていうのをまだまだ研究中なので、皆さんで一緒にそういった被害を受けた先にある明るい未来っていうのを作っていけたらいいなと思っています。
素敵なお言葉ありがとうございます。
私も一緒に見つけていきたいなと思います。
ぜひぜひ頑張っていきましょう。皆さんで一人じゃないので。
本当にそうですよね。
今日は本当に素敵なお話をいっぱい伝えていただいてありがとうございます。
はい、ありがとうございました。
こちらで今日は終わりさせていただこうと思うので、改めてありがとうございました。またぜひよろしくお願いします。
はい、ありがとうございました。よろしくお願いします。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
最後にシスターズのアイネからお知らせです。
7月2日日曜日19時から8時までオンラインイベントを開催します。
心理師として活動をしながら性暴力などの研究もされている斎藤先生にお越しいただきます。
斎藤先生は性暴力の実際という本も出されており、私もこの本を中心に性被害の実態についての理解を深めてきました。
本イベントではトラウマの実態から斎藤先生が実際にレクチャーされている呼吸方法やブラッシュバックをしたときの手法などをワークショップ形式でお話ししていきます。
私自身もとても素敵な内容になっているなと思っているので、ぜひ多くの方ご参加いただけると嬉しいです。
今回は未了でご参加いただきます。
では次回の放送まで皆さんお楽しみにしていてください。
また皆さんとお会いできること楽しみにしています。
以上シスターズのあいにぃでした。