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  2. 6 妥協点を決めるには
2023-05-09 18:29

6 妥協点を決めるには

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  • チームメイトとの話し合い
  • 指摘と睨み
  • 同じレベルで考えられるかどうか
  • 意思決定には基準が必要


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▼出演

永里 優季(⁠⁠⁠@yuki_ngst⁠⁠⁠

上水 優輝(⁠⁠⁠@y_uemizu⁠⁠⁠


▼シソフレ公式Twitter

@shisofure

⁠⁠⁠https://twitter.com/shisofure

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こんにちは、上水優輝です。
永里優輝です。
さて、今日は、妥協点を決めるには、というお話をしたいと思います。
これも永里さんからのテーマなんですけども、妥協点を決めることについて何かお悩みがあるんですかね。
お悩みなのか、それとも何か考えたこととかあるんですかね。
いや、結構、チームメイトとかと、あるシチュエーションとかになった時に、じゃあここ、どっちが行ってどっちがカバーするとか、どっちがどっちのスペースをカバーして、
こっちが、じゃあ私の方がもう少し高い位置を取るとか低い位置を取るとか、そういう話し合いをするんですよ、チームメイトと。
ってなった時に、結構私はチームメイトの意見を取り入れることが多いんですね。
余計な争い事とかはしたくないので。
意見がじゃあちょっと自分と違っても、比較的合わせに行くってことですかね。
はい、のをやるんですけど、そうすると、その人にとってはすごくやりやすい構造になるんですけど、
私にとっては少し労力がかさむようなアクションを取らなきゃいけなくなるっていう場合が多くなるんですね。
それを続けていくと。
本当は、お互いにとってフェアな妥協って、本当は取りたいんですけど、私は。
だいたい折れてしまって、相手よりグラフがもう相手よりになっちゃう。
棒グラフだったらもう相手なんか9割。
そんなレベル?そんな妥協してんの?
になっちゃうことが多いんですね。
なんかいい決め方ないかなって悩みです。
それはある特定の相手とそうなるって話なのか、普段全般的にそうなるって感じですか?
全般的にそうなりますね。
そっか、だったらなんかあれですね、どうにかできそうな気がしますね、ちょっと。
そうですよね、なんかあんま強くも出たくないし、自分の意見を強く主張するのもあんま好きじゃないんで。
意外ですね。
意外とそうなんですよ。
めっちゃ強調してるじゃないですか。
むしろ。
そうなんです。あんまり人に要求することがあんまなくて。
いいよいいよみたいな感じ?
はい。ここの時、私どうしたほうがいい?っていうのを聞きに行くタイプなんですよ。
で、その人がしてほしいことをするっていう感じなんですね。
めっちゃ強調してるじゃん。
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してます。
でもそれが強調とも見なされず、なんかただただ中里さんが妥協してるみたいな感じになって。
なってっていう感じ、そうなんですよ。なんかこのままでも別にいいんですけど。
なんかその中でその人から求められたそのことに関して、その中で自分がじゃあどう表現していくかっていうだけなので。
そこは自分に対するチャレンジになるんでいいんですけど。
それを繰り返してると結構仕事量も増えてきちゃうっていうところもあるので、どうにかしたいなってところもあるんですけど。
結構そういう現象が起きた時に、コーチが何か言ってくれるのを待つっていう体制を取ったりしてるんですね。
それに気づいてくれるコーチを待つみたいな。
バランス悪いだろって言って。
コーチに指摘してもらうのを待つみたいな感じになっちゃってるんで。
なんか上水さんはどうやって妥協って決めてるのかなって思って。
そうですね。妥協。
でも合わせますね、僕も意外と。
やっぱり。
意外と合わせるかも。戦うとかじゃないもんね。
そうなんですよ。
ていうか多分言ってわかるかもって思う人には言うんじゃないですか。
もっとこうしてほしいっていうのを。
もっとこうした方がいいんじゃないかみたいな。
それは確かにあるかもしれない。言ってできる人には言うかもしれないです。
だから諦めてるんじゃないかな。
そもそもにしても。
だから妥協してるというよりは諦めてる。
その人に言ってわかるかもみたいなことを諦めているがゆえに、
それを頑張って伝えて、なんか揉めたり、揉めたりというか伝わらなくて、
なんか疲れたなってなるよりは、もう最初からイエスって言って、
仕事いっぱいした方がいいよみたいな。
うん、なっちゃってるかもしれないですね。
いいバランスが取れる、期待感は持てないみたいな話な気もするんですよね。
それもあるし、例えばちょっと攻撃的な性格の人とかやっぱりいるんですよ。
そういう人に対してはもう鼻から諦めてるんですね、言うこと。
聞く耳を持ってないっていうのがあるし、言っても言い返してくるっていうか。
そもそもにして妥協点を見つけるとか見つけない以前の問題だったりもしますね、これちょっと。
うん、なんか妥協点みたいなものを探るときにはやっぱり、
一番好ましいのは双方がやっぱりベストな状態の結論に行きたいよね、みたいなときに。
そうですね。
で、もっとも建設的にコミュニケーションで一番いいポイント探っていけるけど、
攻撃的な、自分は自分の意見を通すみたいなために意見してるような人とやるには、
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自分はイエスって言っといて、その人より強い人から言ってもらって、
その人が変えざるを得ないという状況に、環境側にどうにかするのかみたいなのは、
すごい合理的だとは思うんですけど、とはいえってことですよね。
とはいえ、仕事量とか自分が思ういい状態じゃない結論になっちゃうのをどうしようかってことですよね。
これ結構職場とかでもあると思うんですよね、いろんな。
そうなんですよね。
例えば、守備に関してバックラインの人は、私にすごく戻ってきてほしいここはっていう場面があったりするんですね。
でもシチュエーションによっては、蹴る人とか状況とかを認知して予測したときに、
ここにはボールが来ないだろうっていう予測をまず立てたときに、
でもバックラインの人たちはもう100%セーフティーな選択をしたいんですよ、やっぱりディフェンダーだから。
けど、私は次ボールを取ったときにすぐに攻撃に行けるようなポジショニングを取りたいんですよ。
なので高い位置を取りたいです、できるだけ。
リスクをちょっと背負ってても。
その部分で、ずれが生じることが結構あって。
その妥協点を決めるのがすごく難しいですね。
それでもありますよ、工場とパーケティング部とか営業部がバチバチになるみたいな。
工場は確実に生産できるように保守的なことを言うけど、営業とか売りたいから結構強気なことを言って、
バチバチになるみたいなのがよくあるので、やっぱりその立場の違いで、そこは攻めぎ合いですよね。
で、工場側が強いような会社と営業側が強い会社と、どっちかに妥協させられているみたいなのがあって、
それが綺麗に話し合って、すごくお互いのいいところでやれてる会社とかも少ないんじゃないかな。
やっぱりそこって戦ってる気がするんですよね。
戦ってるし、それは個人で戦ってるというよりは、
長年の歴史の中でどっちが力が強いとかが多分あるんですよ。
確かにそれはありますね。
一概に個人が個人のコミュニケーションで頑張っても、それこそ、
まあ、お見出すじゃないけど、何にも意味のない争いになってしまう。
そうなんですよね。
同じにはなりそうですよね。
そうなんですよ。
あとはまあ、でもその味方の実力によっても、
そのカバーしなきゃいけない距離とかも変わってくるし、ポジショニングも変わってくるし、
あとその予測できるプレイを常にコンスタントにしてる人とかだったら、
ある程度信頼を預けられるんですけど、
そうじゃない人と組むってなった時には、
その自分の心理面も変わってくるし、
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ちょっとやっぱ後手になっちゃうんですね。
予測がやっぱり外れることが多くなっちゃうんで、味方に対しての。
そういう関係性とかによっても、
なんだろうな、
妥協点とかっていう話ではなくなってきちゃうんですよね。
なんか双方の実力がやっぱり、
同じようなところにないと妥協するしないっていうところにはたどり着けないなって、
なんか今思いましたね。
同じ水準で見てないと、
例えば長谷さんが試合全体を見ているとか、
例えばその人が自分のポジションしか見てないとかっていう人だったら、
その時点でもう話しきられないですもんね。
ないですね、はい。
そうなったら何か要求するってことそのものは攻めているみたいになるもんね。
なっちゃいますね。
ファンだみたいな話をしているだけでも、
じゃあ私がやってないってことですか?みたいなことを言い出したりとかすると、
めんどくせえなみたいになるじゃないですか。
そう、この間の試合でバックラインの選手がパスミスをしたんですね。
そのミスが判断ミスだったんですよ。
外にフリーの選手がいたのに、
中にいる選手で相手がそこをカットしようとしているところにあえてパスを出そうとして、
まんまとカットされて、それがミスになったんですね。
で、ワイドの選手があえてたんで、
もうそこに出せよっていうふうにちょっとどだったんですね。
その選手に対して、そのミスが起こった後に。
そしたらめっちゃにらまれたんですよ。
そんなのあるんだ。
そんな感じなんだ。
ちょっと今、ごめんなさい、笑っちゃったけど。
ちょっと面白かった。
にらむとかがあるんだ。
にらまれたと思って。
もう明らかにそこがフリーで、そこに出せば、
もう局面がガラッと変わる場面だったんですよ。
なのになぜか、相手に囲まれて、相手にクソ読まれているところに出して、
まんまと取られたっていうシーンだった。
違う意味で局面を変えちゃってましたね。
出さなくて外に出せよって言ったらにらまれました。
にらむのか。
そうなるとやっぱり妥協点を決めるとかそんな感じじゃないですよね。
狙われるか狙われないかみたいな。
狙われないポイントを探すみたいな感じになっちゃうんだよね。
そうなっちゃいますね、確かに。
妥協点を。
でもそうですね、さっき長谷さんがおっしゃったみたいに、
同じレベルで考えているかというのがすごくあるなと思って。
それは別に技術的なレベルってよりは、
思考のレベルですね。
どれくらい視野に入っているのかみたいなことだと思いますね。
それは時間軸もそうだし、試合全体、ポジション全体とか。
そういったところで見てる人と自分のポジションしか見てない人とか、
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いろいろありますよね。
その局面だけじゃなくて、
その先のこともちゃんと考えているかっていうところも含めてですね。
それ90分やれないだろみたいなこととか言ったらね。
意味がないしみたいな。
ある局面でやるのはいいけど、90分間やり続けるの無理だろみたいなことをよく言われる。
無理だろって、そうそう。ありますからね。
難しいなぁ。確かになぁ。どうすればいいんだろうなぁ。
そういうのを民主的に見てるか、選手同士で決めるっていうもんなんですか?
監督が決めるとかわかんないけど、
誰か強い人がある程度決めて、あんまりそこに自由度がないみたいなチームもあるもんなんですか?
結構、民主的な感じがしますね。
なので、その答えを出すまでに結構時間がかかったりするし、
一向に何か解決しなかったりする問題とかも結構あったりするんで、
私的にはもうシーズンなんて時間が限られてるんで、
もう20数試合しかないんです。
できるだけ早く問題解決して次に進んでいかないと、
もう手遅れになっちゃうんで、
ある程度監督とコーチに判断基準を決めて欲しいって思うところがあるんですけど。
思った。
でも結構グレーにしてくるところが多いんですよね。
それはでもいろんなチーム行かれると思うんですけど、割とそういう傾向なんですか?どこのチームでも。
チームによってはもうしっかり基準を決めて、
この場面ではこれこれこれっていう風に言ってくれるチームも普通にあるし、
だから自由度高く民主的にマネジメントするクラブもあるしっていう。
こうしたのはやっぱり個人個人のレベルがある程度揃っているとか、もっと高いレベルが揃ってないとどうしようもないですよ。
話し合えないですもんね。
答えにたどり着かないんで。
結局今は社会的に民主主義が機能してないのはそれですもんね。
みんながみんな社会のことを考えていい票を投じてるわけでもないみたいな中で難しいですよね。
社会のこと考えて投票しないといけないかどうかわかんないけど、
サッカーだと勝たないといけないからね。高いレベルで考えても。
時間軸的にもかなり時間が短い限られてるんで、すぐに結果を出さなきゃいけないっていうのがあるので、
トップダウンで全部決めてほしいっていうのがあるんですけど、ある程度。
特に若い選手が多いチームだったらなおさら。
経験のある選手がほぼだいたい占めてるチームだったらそこまでね、
名言を決めなくてもみんな選手が自主性を持って考えて答えを導き出すんですけど。
それほんとそうだな。会社とかでもそうで、もちろん100人とか超えてくるともうね、
ガチャガチャにしないとどうしようもないと思うけど、
10人とか20人くらいの会社とかだとそうやって顔が見えるから、
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みんなと話し合ってとか、ルールじゃなくて、みんなで決めようよとか言ってると結構多いんですけど、
結局グダグダになって、
トップダウンで社長の言うこと聞いてるだけとかってのはよくあるなと思ってて、
とかグレーゾーンでちょっとなんか、実は対立構造にあるとかがあるから、
なんかね、決め方を決めるとか、最低限のルールとか、
決定ポイントを決めておいて、それ以外をちゃんとみんな意見出せるみたいな。
で、決めるのはここなんだっていうのがあれば、もうちょっとスムーズに。
そこら辺の設計が下手だなって思うんですよね、いろんな組織として。
なんかその基準の設定ですよね。軸となる。
確かに。
なんかガチガチにしろっていう意味じゃなくて、組織的に動くために必要でしょってことを僕は言ってるんだけど、
なんかそれが分かる人は作らないんですよ。
そういうのを決めたらガチガチになってみんな意見が言えなくなるとかじゃなくて、
グレーゾーンだから意見を要求するんだよみたいな話ですからね。
そうなんですよ。あれでそこの基準を決めてくれたら、その基準を軸に人に要求することができるんですよね。
そうそうそう。なんかやっぱ踏み込んだ意見を言うには基準がないと言えないからですね。
言えないですね。
責めてるみたいな形になっちゃいますからね。
取られたときのリスクが大きいからですね。
睨まれますからね。
結構睨まれるんですよね。若い選手に。
面白いなぁ。意外とそんなことがあるんですね。
ありますね。なんかね、どういう…さっぱり分からないです。
うーん、なんか思い通りになってきたんでしょうね。
そうか、そういうことか。そういうことか。
そういうことか。
睨むことによって敵を、なんていうのかな、あ、ちょっともう言うのやめとこう、みたいな、察してもらうみたいな。
でも意外となんか日本人とかしそうですけど、そういうこと。
あ、睨む?
うん。しそうな気がする。
何も言わずに、そうやって、今の言っちゃダメだったんだ、みたいな空気出す、みたいな感じ。
すごい日本人っぽいなって思ったから、なんか面白かったですよ。
アメリカ人です、やってるの。
いやいやいや、それがなんか笑ってしまったんですけど、面白かったなって思って。
もはやね、ハイコンテクストな感じになってきてるんですね、コミュニケーションが。
もう動物園です、コミュニケーションが。
そうですよね。威嚇されてますよね。
はい、されてます、完全に。
そっちが走行だ、こっちも威嚇するぞ、ってなりますよ、サバンナ的には。
高度なね、戦術とか戦略とかをね、描いていくことは難しいですよね。
難しいですね、そうなってくると。
そっか、やっぱ妥協点を決めるには、やっぱりまずその基準が必要だし、
その基準も、どれぐらい自由度があるかは、そこのレベル感によるってことですね。
そこはすごいちょっと話してみて、見えたかなっていう気がしました。
はい。
じゃあ今日はこんなとこですかね。
はい。
では番組のご意見ご感想、こんなテーマで話してほしいなど、
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それではまた来週。さよなら。
さよなら。
18:29

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