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2023-05-16 19:44

7 なぜ自分の実力を認知できないのか

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  • できていないのにできていると思い込む
  • 10%のガチャ
  • 仮説① SNS中毒説
  • 仮説② パワハラ回避説
  • バズらせるためのプレー
  • チームにとって何が大切か


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▼出演

永里 優季(⁠⁠⁠⁠@yuki_ngst⁠⁠⁠⁠

上水 優輝(⁠⁠⁠⁠@y_uemizu⁠⁠⁠⁠


▼シソフレ公式Twitter

@shisofure

⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/shisofure

00:02
こんにちは、上水優輝です。
永里優輝です。
さて、今日は、なぜ自分の実力を認知できないのか、という話をしたいと思います。
めちゃめちゃ面白いじゃないですか、もういきなり。
そうなんですよね。これが結構、最近疑問に思ってたことなんですよね。
なぜ皆さん、実力を認知できないのかって。
それは、どっちもあるんですか?自分を過大評価してるとか、過小評価してるとか。
主に過大評価の部分ですね。
できてるし、みたいな感じがすごいあるんだ。
そうなんですよね。特に若い選手から、そういうのが伝わってくることが非常に多くて。
自分の実力をしっかりと認知できてないがゆえに、自分ができることできないことっていうのも認知できないっていう状態に陥ってる。
プラス、自分ができてると思い込んでいるので、できると思い込んでるので、やれないことをやろうとするんですよ。
それが結果的にミスになるっていう。
できないことだからね。
そう、繰り返す。繰り返すことが多くて。
ミスるじゃないですか。ミスった時に、自分はできないことをしてしまったとは思わないんだ。
思わないんです。いいトライをしたって思うんです。
やばいね。
やばいんです。
そうか。
それをもう永遠に繰り返すんです。
そうか。
なので、パスを10本して、1本通ったらいい方みたいなことをやったりするんですよ。前線の選手が。
で、そうなってくるとやっぱりボールを失う回数が多くなるので、すぐに回る時間がやっぱり多くなっちゃうんですね。
で、なってくると体力を失われて、やる気も失われてみたいになっちゃうんですね。
そうですよね。
でも、自分の実力の認知ができていないプレイを連続してやってくれるので。
そうですよね。頑張って、だからね、後ろから前に繋げたのにガチャ回して終わりましたみたいな感じですよね。
そうなんです。
ガチャ回すみたいな。ちゃんとそこは戦術的にやろうよみたいな感じですからね。そこだけガチャになってるみたいな感じでしょ?
そこだけ本当にガチャガチャ回してる感じなんですよ。
マジか。特定の人がそうだって感じなのかな?傾向として結構そうだよねって感じなんですか?
傾向としてです。その割合は人によって違いますけど、ガチャの当たりが出る確率が高い人と低い人がいるっていう。
それは若い人に顕著なんですか?
はい。
なるほどね。
03:00
全然関係あるかわかんないけど、ちょっとパッと思いついたのは、結構遠いんでこれ全然関係ない可能性もあるんですけど、
今ってやっぱりずっとスマホ触ってるじゃないですか。
はい。
常に次のコンテンツを見てると。しかもそれが自分の興味の範囲の中で見てるみたいな世界に閉じてるから、
すごく自分の見たい世界を見やすいのかなと思ってて。
はい。
で、僕たちの時代って言ったらあれだけども、そんなに常にコンテンツにみたいな状況ではないから、
隙間時間とかがあるし、常に新しいコンテンツがあるわけでもないから、やっぱり1週間待たないといけない時代だから、
だからね、待つ時間とか振り返る時間っていうのが自然とあった気がするんですよね。
はい。
何が言いたいかというと、振り返りをする、内省するとかいう時間が、反省する時間っていうのが全く取れてないんじゃないかなっていう気がする。
そこ。そこか。
だからやったことを、だってそのわけわかんないプレイしました。
そのプレイはどうだったのかって振り返ればわかることじゃないですか。
はい。
単純に。
はい。
だから、そのすべてが、なんだろう、それを否定されない世界の中にいられるというか、
指摘しても睨めばいいし、SNSで何回できたらブロックすればいいしって感じで、見ないことができるようになっちゃったから、
見たいものだけ見やすくなっているんだろうなと思うんですよ。
それが関係しているかわかんないですよ。
はい。
やっぱり、だから、自分の世界に閉じているっていうのがあると思うし、
もう少し強烈に言うと、自分に寄ってますよね、自分の世界に。
そうなんです。寄ってます。完全に寄ってます。そうなんですよ。
わかんないけど、自分のうまくいったプレイの動画とかをずっと保存してるから、その成功のイメージがあるとか、
例えば失敗の方が回数で見たときに、あなた10パーですよみたいなとかが、見えずに成功した動画だけを持っててみたいな、
そんなプレイできる自分みたいなイメージだけ高めてるみたいな感じで、
なんか現実認識能力が下がっているというか。
そう、なんかそのスマホのせいだと私は思ってるんですけど、そのスマホを見てる時間がすごく多いから、
その自分の周りのことを認知できる力がすごく低い気がするなって感じがするんですよ。
しかもインスタとかなおのことじゃないですか、なんか美しいものばっかり見るから、
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まさに自分の美しいプレイをしてる写真とか動画とかが、自分のね、あるわけでしょ、パーンって。
このような人物であるみたいに勘違いしちゃうと、その影には90%の全然ダメなプレイがあるみたいな、
そこの精度上げていくみたいなところに意識は向かずに、なんか1個でもいいプレイみたいな1個を獲得しに行くみたいな。
そうなんですよ。それをほぼ半数の人たちがやろうとしちゃうんで、それうまくいかないなって思うんですよ。
そこも結局、価値観とか美学につながるのかなって。
1を取りに行く人はもう1で取りに行くけど、私的には10÷8の10を取りに行きたいですよ。
そのビッグラポンみたいなガチャで出るような大当たりじゃなくて、
正規値を10個積み重ねるみたいな感覚なんですよ。
そういう感覚がなんかちょっと足りないなっていう感じはしますね。
現実はそっちですもんね。毎日は積み重ねていくしかない。
そうなんですよ。
1回すごいプレイをしたからって言って、確かに動画としてはあるかもしれないけどみたいな。
そうなんですよ。
それだけだよねみたいな。選手としてはみたいな話ですよね。
いかにコンスタントに予測可能な選手であるかっていうのがプロの世界では結構重要だと思ってるんですよ。
そういう選手こそがレベルの高い選手だなって私は思えるんですね。
当たりハズレが多いとね、使いづらいですかね、監督も。
使いづらい。監督は使いづらい。
それが11人いるとね。
やってる味方もやりづらいですよ。
戦いが読めないから。
読めないんですよ、そうなんですよ。
監督も何の戦略も戦術も立てれないですよね。
そう。
そうなっちゃうと。
出してみたけど今日ダメだった、みたいな。
全部なんかうんみたいになっちゃう。
いや、ほんとそんな感じですよ。
そっか、難しいですね。
特に若い選手にそういう傾向があります。
前回からお話ししたとおりにらまれるみたいなのもつながってる気がするんですよね。
自分の世界に異物が入ってきたかになったか。
世界とつながってないんだと気になってるってことを、
断絶されてて、
突然自分の世界に踏み込んできたやつみたいに見なされるんじゃないかな。
それは確かにある感じしますね。
コミュニケーション取ってるとそういうふうに。
コミュニケーション、今大変ですね。
だから監督とかも厳しく言えなくなっちゃってるんですね。
結構今アメリカではハラスメントの規制がすごく強くなってきちゃってるんで、
ちょっとでも厳しいことを言ったりすると、
09:00
選手が訴えてしまうっていうリスクがあるんで。
そこがあるので、だからコーチたちもそこのコミュニケーション取り方がすごく苦労してる感じはありますね。
なるほど。それはどのレベルでハラスメントになるんですか?
結構厳しいラインなんですか?
結構厳しいラインだと思いますよ。
ハラスメントになるかならないかって受け手の問題なんで。
そうですね。
受け手の心がガラスのようなハートだと、
なんでもハラスメントって捉えられちゃうんで。
そうですよね。
だから全然厳しいこと言ってないですね。
ちゃんとミーティングとかでもミスのシーンとか出すときに、
これはパーソナルで攻撃してるんじゃなくて、
たまたまこのシーンが見せるのが必要だったからっていうのをちゃんと説明してからミーティングをやるんですよ。
マジか。
プロなのに。
中学校の授業じゃないんですよね。
本当そうなんですよ。
ある程度の選手、批判っていうのは受けなきゃいけないじゃないですか、プロとして。
やっぱりミスはミスだし、そこを改善しなきゃいけないし、
そういうミスを繰り返してたら、
クビだったりだとか最悪、試合に出れなくなったりとかってのは普通だったんですけど、
それがもう普通じゃなくなっちゃった感じ。
それもできないの?もはや。
できないんですよ。
クビにするみたいなのは結構厳しいんだ。
結構厳しいですよ。
サッカー選手で?
うん。
それはマジか。
結構厳しいんですよ、だから。
そうか。
だから、ある選手とかは、監督が自分のことが嫌いだから、
試合に出してもらえないとかっていう風に訴えたりする人もいるし、
マジで?
いや、それはあなたの実力だからだよっていうのも自分だからで、
そこも繋がってくるんですよ、自分の実力を認知できない。
はいはいはい。
環境もそうなってくると、なおのこと自分の世界に閉じていくから、
自分で見ようとしない限り見えない世界になるんですね。
見えないですね。
もっと言うと、不都合な真実ばっかりじゃないですか、現実っていうのは。
自分よりもすごい人ばっかりですよね、全てにおいて。
ある要素を見れば必ず自分よりすごい人がいるわけだから、
自分が世界一なんてもない、ひとつもない。
そうなんですよ。
みんな自分が試合に出て当選って思ってますから。
ああ、すごいなあ。
はい。
すごい世界になってきたなと思って。
どうなんですか?
アメリカのビジネスシーンとかのほうがよっぽど命がけでやってる感じになるんですかね、
サッカーよりもスポーツよりも、どうなんだろう。
ビジネスシーンとかも変わってきてるんですか、そんな感じに。
そうなんでしょう。
すぐクビにするイメージがあるんですけど、そんなことないですかね。
12:01
だからスタッフとかが、どうなんだろう、普通のビジネスシーン。
そんなクビにする感じない。
ちょっと変わってきてるのかな、やっぱり。
変わってきてる感じちょっとあるかもしれないですね。
そうなんだ。
どうなんだろう。
でもシーズン始めにスタッフで働いてた人がもう使えないってなって、
始まってすぐクビになってたんで、
そういうのはまだ残ってるかもしれないです。
選手に対してじゃない人に対しては。
だからやっぱりスポーツ選手に対するハラスメントみたいなのがすごく、
今注目されてるからかなりデリケートになってるみたいな感じなんですかね。
はい、その通りでございます。
なるほどな。
動きづらいですよね、そうなるとやっぱり。
動きづらいんですよね。
でもレベルが下がっちゃいますよね、プレーとしては。
レベルが下がる一方だと思います、これから。
下がる一方ですか。
自分で自分のことをちゃんと立地することができる選手じゃないと、
下がる一方だと思います。
でもね、11人でやってますからね、立地することができる選手がいても、
立地することができないチームメイトがいっぱいいたら、
結局勝てるものも勝てなくなっちゃうってことですよね。
勝てなくなっちゃうってことなんで、そうなんです。
中にはちゃんと自分の実力を認知して、
自分のちゃんとできることだけをやろうとする選手とかもいるんで、
そんな絶望的な状況ではないんですけど、
それでもっていう。
大半を占めるのはそっち側って感じですね。
じゃあ自分の実力を認知できないのはスマホのせいですね。
うん、スマホのせいかちょっとわかんないけど、
どうせ反省する機会とか内省する機会がないみたいなので、
今の話行くとスマホも一つそうだと思うし、
そのような話す面とか問題になっていて、
周りからそれを指摘してもらえたり、反省する機会とか、
振り返る機会をもらえてないみたいなのもあるかもしれない。
指摘される機会みたいなのが入ってるから。
そうですね、なおさら自分で内省しなきゃいけないじゃないですか。
私は毎試合自分の試合をちゃんと見て振り返ってやるんですけど、
ダメだったところをたまに見ないようにしたりするんですけどね。
悪いイメージがついちゃうんで。
けど改善できそうなところとか、そういうところを自分でチェックしたりするんですけど、
そういうことを他の選手がやってるのかなっていうのはすごく気になりますよね。
教育、振り返りを教育していくような感じのアプローチになるんですかね、そうするとね。
なんか今までみたいに外部からというか監督から指摘されるみたいなんじゃなくて、
自分でそういうのをやってねって自立してねみたいな路線になって。
でもそうなっていくと結局厄介なのはできる人とできない人って
能力的な問題になってきたりとか意識の問題になってきて、
だんだん干されていく、緩やかに干されていくみたいなことが起こり、
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なんか隠失な感じになっていきますよね。
まあそう思いますよね。
だって直接的に言うと思って、もう言った側のトラブルになるから言わないっていう。
言わないっていう、はい。
あいつやべえなって思いながら、やべえなって思って過ごすみたいなことが起こるわけだから、
なんかすごい恐ろしい世界ですよね。
やべえなって思われてるだろうなってことに。
自分で変えられない人はもう。
もう終わりですね。
もう自分に倒水して、自己倒水して、
なんかやべえプレイしたなって思い出のプレイばっか見て、
沈んでいくみたいなことだと思うんで。
とても残酷な世界。
なりますね、それ今。
うわ、今怖。
怖いですよね。
聞いてちょっと怖くなりました。
怖いしでも周りも言ってあげることしかできないみたいな、恐ろしいですよ、これは。
だからね、気づけよっていう。
結局そこですか。
気づきの、もうね、やっぱりそこになりますね。
気づくしかない、自分で。
そこですよね。
自分の実力はもう自分で認知するしかないですね。
本当にそうなのかって、やっぱりだからクリティカルに考えてるかどうか、
自己悲観できてるかですよね。
本当にその実力なのかとか。
自分を疑わないとだめなんですね。
自分を疑わないとだめですよね。
そうですよね。
自分を問うというかね。
そう、自分に問題があるっていうふうに思えるかどうかっていうとこですよね。
もちろん環境だったり構造的な部分に問題もあるんですけど、
それも知った上で、じゃあその中で自分が解決できる問題は何かと。
今すぐ変えられるのはそこですよね。
自分以外のことは構造を変えようと思ったら変えられないから。
変えられないですよね。
自分をまずね、ましてはそのシーズンね、あっという間に過ぎていくって話もありましたけど、
今すぐ変えられるのは自分のことなんで、
次の試合に向けてここを調整するとかっていうのはやっていかないとね。
なんか監督側とか言っても、このシーズンどうしようもないよみたいな話だからね。
もうパスを10本中10本繋ぐとでもいいんですよ。
もうそれぐらい単純にシンプルな目標でいいんで、
それをなんか続けてやってほしいって感じですけどね、私的には。
自分の試合を見て自分のパスを数えたら分かりますよね。
10本中1本しか繋がってない、やば!みたいなのさ。
分かりますよね、そんなの。
だから見てないんだと思いますよ、その悪いところは。
その1本がどうだったかだと。
このパスすごいっしょ、みたいな。
闇が深いな、それはでも。
パスの出し方とかも、自分が出したいとこに出してるって感じなんですよ。
味方の能力を無視して。
味方の走ってるところとか、いるところとか。
能力を無視したパスとかを出したいね、やっぱりするんで。
やっぱり自分によってるんですよね。
それで偶然にも通ってね、得点繋がるとスーパーアシストになるみたいな。
18:00
それですごいメディアに取り上げられて、次バズるみたいな。
なんかそういう、バズらせようみたいな思考でサッカーしてる可能性がある。
それはありますね。
バズらせ思考でみんなプレイしてるんだ。
やばいな。
それはありますね。
バズるっていうのもトレンドですもんね。
やっぱりスーパープレイみたいなのは何回も再生されるだろうし、話題になるだろうし。
薬光浴びたくてやってる。
やってるって感じは確かに伝わってきますね、そういうのは。
ちょっとチームプレイだときついですよね、それね。
個人で全責任を負って勝手にそういうプレイするのは、
まあいいですけど、はい。
ピックが出ないだけだから別にいいと思うけど、チームのみんなにも迷惑かかるから。
そうなんですよね。
それはちょっと恐ろしいですね。
いや、恐ろしくなってますね、どんどん。
サッカーとかで事だけじゃなくてですね、
お仕事されてる全ての人がこれはね、肝に銘じて、
バズらせようとかじゃないんだよっていうね。
本当だよ。
それは個人的にやってくれってことだから、チームでやることについては、
バズるとかじゃなくてチームにとって何が大事かってことでやってほしいですね。
本当です。
自分の実力を認知するために内省していただいて、
振り返っていただきたいなと思います。
ぜひよろしくお願いします。
ぜひよろしくお願いします。
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それではまた来週。さよなら。
さよなら。
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