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  2. #53 【徹底解説】MECT2023はコ..
2023-10-14 35:25

#53 【徹底解説】MECT2023はココを見ろ!!

いよいよ来週に控えたMECT2023、楽しみですね!


え?MECTが何かわからない?


この番組はまさにそんなあなたの為にあります。

この機会にぜひ、工作機械に興味を持ってください。

会場まで足を運んで機械を見てくれたらそれはもう最高です! MECTというイベントについて、誰にでもわかるように解説します。

まるさんにおやつを届ける→ https://x.com/inagaki2674/status/1708693858564137242?s=20 ものづくりSNS交流会→https://x.com/masaiwata/status/1702518096534311243?s=20 +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-information+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

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元記事: 【徹底解説】MECT2023 はここを見とけ!!

(https://sibucho-laboratory.com/mect2023/)

連絡先: sibucho.laboratory@gmail.com


サマリー

今回のポッドキャストのテーマはMECT2023であり、MECTとはメカトロニクステクノロジージャパンの略です。MECT2023は日本最大の工作機械の見本市であり、自動化、DX、GX、EV対応が業界のトレンドです。工作機械業界がカーボンニュートラルの取り組みを進める中、日本の製造業全体でもその実現が進んでいます。GX(グリーントランスフォーメーション)が環境性能とビジネスの直結を示唆し、EV対応が自動車業界にも大きな影響を与えます。マキノフライスさんとなんとか重工さんのコラボのダイジェスト版が楽しみです。中村とめ精密工業はSNSや動画配信を積極的に活用し、Xと中村とめさんの関連ポストがよく見かけられます。グローブの工作機械は軸構成が面白く、自動化ソリューションの提案が強みです。今回のものづくりのラジオはここまでちょっと非常に長くなっていますが、お聞きいただきありがとうございます。支部長ベストセレクションコーナーをご覧いただければと思います。

00:05
どうも、しぶちょーです。今回も、ものづくりのラジオをやっていきたいと思います。このラジオは、産業機械の技術者である私が、ものづくりに関するトピックを主観を交えながら、ザックバランに紹介するラジオです。
小難しい技術の話はしないので、何か作業をしながら聞いていただければ幸いです。
最近ね、急に寒くなってきましたね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
月並みな話になるんですけど、まあこういうね、昼夜で温度変化が激しい時期はね、風邪が引きやすいので、非常に注意が必要でございます。
私もね、特にこうやって音声配信をね、毎週やってる身なので、喉なんて痛めようもんならね、収録できなくなっちゃうんで、死活問題。
ではないんですけど、まあなんか嫌だよねっていう感じ。収録できないのがね、死活問題になるぐらい、このポッドキャストがね、人気になってくれればなーって妄想してるんですけど。
ただ最近ね、このものづくりのラジオを聞いてくださる方がね、だいぶ増えてきました。ありがとうございます。
今週はね、Apple のポッドキャストランキングのテクノロジー部門で、なんと10位まで行きました。
これなかなかすごくない?いやすごいと思います。自分でいうのもあれだけど。 ランキングはね、一桁台を目指してたんですけど、惜しくも一歩届かずっていう感じで、
今もね、多分12位、13位ぐらいをフラフラはしてるんですけど、今回のポッドキャストによってね、なんとかの9位とか8位に差し込めないかなーなんて思ってるんですけど、
残念ながらね、今回は万人受けする内容ではないんですね。 でも業界の人なら必超の内容になってます。
MECT2023とは
というわけで、今回のポッドキャストのテーマはこちら。 MECT 2023 はここを見ろ!でございます。
来週ですね、10月18日から21日にかけて、いよいよですね、MECT 2023 が開催されるわけです。
皆さんもね、非常に楽しみにしてたと思います。楽しみじゃないですか? っていうか、そもそもMECTって何?っていう方でも、今日のポッドキャスト聞いていただいて大丈夫です。
むしろそんな方のための配信です。 MECT というイベントは一体何なんだと。 機械の展示会とかね、工作機械よく知らないよ、
そういう人向けの解説となってます。 工作機械業界っていうね、産業機械の業界に興味のある学生とか、
はたまたね、最近そういう業界に入った新人の技術者などなど、 この機械にですね、あの工作機械に興味を持っていただければ幸いです。
さらにね、会場まで足を運んで現物を見てもらえたら、もうそれは最高ですね。 もちろんね、クロートさんにも参考になるような内容にはなってます。
展示会っていうのはね、 事前調査が肝でございます。何事も段取り八部。
丁寧な段取り、事前調査っていうのが、その展示会のね、見学の良し悪しを大きく左右するわけです。
有意義なMECT見学にするためにも、ぜひとも今日の配信をお役立てください。 それでは行きましょう。
まずはですね、MECT、MECTと言ってますけど、 MECT2023って何なのかという話を接していきます。
MECTとはですね、 メカトロニクステクノロジージャパンの略でMECTと言います。
またはね、メカトロテックジャパンなんとも言われますけども、 国内最大級の工作機械の見本市となります。
工作機械というね、産業機械の本体や機械要素部品がね、 所狭しと並ぶ、メカ好きのためのユートピアのような展示会、商談会となってます。
全国からですね、機械メーカー、機械ユーザー、また単なる機械好きの人たち、 あとね、就活中の学生等々、ものづくりに関わる様々な人々が集まる、
いわばお祭りみたいなもんですね。 そんなイベントがですね、来週開催されるわけでございます。
MECTの歴史としてはですね、1987年に初めて開催されて、 今回で19回目の開催となります。
西暦で言うと、既数年の秋に名古屋市のポートメッセ名古屋という会場で開催されています。
2年に1回行われるわけですね。 国内で行われる工作機械の見本市にはですね、もう一つ
ジムトフという見本市がありますけど、 こちらは西暦偶数年の秋に東京ビッグサイトで開催されます。
MECTという展示会とジムトフという展示会が毎年交互に開催されている感じですね。 昨年はジムトフが開催されたので、
今年はMECTの年となるわけです。 東京、名古屋、東京、名古屋ってね、交互にやってるわけなんですけど、
MECTっていうのはね、当然ジムトフと比べるとやや小規模になります。 さすがにね、東京ビッグサイトって言ったらめちゃくちゃでかいからね。
ポートメッセ名古屋と比べちゃうとね、いささか規模はやっぱり小さくなるんですね。 ただ逆に言えばこのMECTっていうのはね、会場が小さい分ですね、
一つ一つの展示をじっくりと見ることができます。 各企業側もね、ブースを本当に見せたいものだけに絞って展示してるんで、
まあ展示のコンセプトっていうのは比較的わかりやすい展示会になってます。 小さいつってもそんな小さいわけじゃないんだけど、
コンパクトなゆえにですね、そういう魅力もあるわけですね。 ジムトフなんつったらね、こう会場全部回るだけでも足バッキバキになるからね。
MECTはね、まあ比較的1日あれば周り切れるかなーっていうぐらいの規模 と思っていただければと思います。
とはいえですね、今年のMECTっていうのはね、出展が492社。 展示規模はですね、2103コマとなってまして、
これなんと今までのMECT市場では最大の規模になるらしいです。 いいですね、このリアルの展示会が盛り上がっていくというのは非常にワクワクしますね。
じゃあある程度MECTの説明が終わったところで、早速そのMECTの見どころを紹介していき たいところなんですけども、
その前に展示会を見るためのコツを一つお伝えしたいと思います。 それはね、業界のトレンドに関する知識を知っておくことです。
これ機械の展示会に限らずね、いろんな展示会で言えることなんですけど、 事前情報なく展示を見ても、
なんかすげーで終わりがちなんですよ。 これがね様々な展示会の落とし穴のあるあるです。
事前にその業界のトレンドとか流れをね、ざっくり把握しておくだけでもだいぶ違います。 そうすると展示を見たときにね、どういうトレンドに沿った技術なのか、
製品なのかアイテムなのかっていうのがわかって、非常に理解が深まるはずです。 なのでMECTに向けてですね、工作機械業界の大まかなトレンドを学んでいきましょう。
工作機械業界のトレンド
大まかなトレンドは4つあります。 自動化、DX、GX、EV対応、この4つですね。
1つずつすごく簡潔に説明していきます。 まず1つ目はですね、自動化です。これはねよく言われますけど、人件費の高騰とかね、
日本で言うと労働人口の減少などの背景があって、 少ない人員でなるべく多くの機械を動かしたいというニーズが高まっています。
そのためですね、無人で長時間の生産活動ができる機械、 こういうのは求められているわけですね。
いやいや、機械なんて放っておけば勝手に自動で動いてるもんじゃないの?って思うかもしれないんですけど、
長時間の自動運転っていうのは色々課題があるんですね。 部品自体は正しく作られているんか?とかね。
加工だったら工具は壊れてないか?とか。 機内の切りくずの掃除はできているか?と、機械を無人で長時間で動かすためには、実は様々な工夫がいるんですね。
これは機械単体の性能だけじゃなくて、生産システム全体の能力が求められます。 これを提案するのもメーカーの務めなんですね。
特に最近ではね、多軸のロボットアームを活用した自動化の提案というのが流行りで、 共同ロボットなんてね、人と一緒に働けるロボットを使って
自動化を進めていこうなんて取り組みも多く見られます。 各社がこぞってですね、こういう開発を進めているわけです。
これが一つ目のトレンド、自動化でございます。 二つ目、DXです。これはもう耳たこですよね。
DX、デジタルトランスフォーメーション。 何回その名前を聞かせるんだっていう感じですけど、いつまでお前らを改革するんだと思っちゃいますけど、まだまだ続くんですね、DX。
これはね、工作機械業界に限らずですね、ものづくり業界全体に言えることですけども、 デジタル化やIoT化、AIの活用、まだまだ遅れてます。
各社手探りの状態が続いてまして、こういったもので新たな価値を生み出そうと力を入れてます。 その中でもね、昨今ずっと注目度が高いのがやっぱデジタルツインですよね。
デジタルツインというのはね、バーチャル空間上に現実空間を再現して、その中でシミュレーションや事前検証を行うという技術です。
検証したデータっていうのはね、現実空間にそのままフィードバックされるわけですから、 バーチャル空間上の機械1台丸々再現して、実際にものを削らなくてもどのような加工結果になるか事前検証できたりとかね、
加工現場の工作機械の仮想モデルをデジタル空間上に再現して、 オフィスのPC上でデジタル段取りを行うなんてね、
サイバーとフィジカルが行ったり来たりも、SFの世界さながらの取り組みがなされつつあるんです。 とは言ってもまだまだ発展途上の分野ですので、
それ故に各社が激しく競争してですね、非常に技術アピールをしています。 昨今のトレンドの中ではね、やっぱ最も熱い分野になります。
持続可能な開発目標への対応
これがまぁDXの分野です。 続いて3つ目、GXです。
グリーントランスフォーメーションと言いますけども、何でもXつければいいってもんじゃないだろうと思いますよね。私もそう思います。
ただね大事なことなんですよ。 持続可能な開発目標SDGs、ちょっと言えなかったね今ね、もう一回言わせてSDGsが提唱されて、
産業機械そのものにもそれが求められるようになってきました。 SDGsの取り組みの中でも特にですね、
エネルギーや気候変動に対する取り組みであるカーボンニュートラルへの対応が強く求められています。
カーボンニュートラルっていうのはね、カーボンの排出量を下げて、さらには吸収量を増やしてプラマイゼロで排出量を削減しようという取り組みです。
削減というかね、ゼロにしようということですね。 プラスとマイナスを組み合わせて排出量をゼロにしようという取り組みです。
工作機械としてはですね、ずっとカーボンの排出量を下げるために省エネに取り組みましょうねという流れがずっと主流でした。
が、やっぱり自利品なんですよね。これって省エネって。 工作機械業界に限らずですね、日本全体の製造業が省エネイコールカーボンニュートラルみたいになってるんで、
思ったようにカーボンニュートラルの取り組みっていうのが日本全体として進んでないんですね。 それはですね、日本国としても危惧してまして、そこで今までの取り組み自体を変革させてですね、
カーボンニュートラルの実現をもっと現実的に目指そうぜっていう取り組みが始まっています。 それがGX、グリーントランスフォーメーションの始まりです。
今後はですね、環境性能がビジネスに直結する時代がきます。 なので各社のGXの取り組みっていうのはですね、非常に要チェックです。
この話、過去に実はポッドキャストで話してますので、詳しく知りたいよーっていう方はですね、第33回の
どう読み解く2023年版ものづくり白書徹底解説という回をぜひ聞いてください。 ここでねグリーントランスフォーメーションの話してますんで。
通常に言うとね、カーボンニュートラルの話も第48回、 二酸化炭素が多いなら回収すればいいじゃないっていう回で語ってますので、そちらもね
合わせて聞いていただけるとより理解が深まるかなと思います。 というわけでこれがね、あの3つ目のトレンドGXでした。
EV対応と自動車業界
次、ちょっと長くなったんですけど最後ですね、トレンドEV対応でございます。 工作機械業界にとってですね、日本の産業を支える自動車業界っていうのは
それだけで超ビッグな大切なお客様の一つなんですね。 そのビッグなお客様、自動車業界で100年に一度の大変革が起ころうとしてるんですね。
それがEVシフトです。自動車が電気自動車に変わろうとしてるんですね。 当然その変革っていうのはですね、
自動車を作る機械である工作機械業界にも大きな影響を及ぼします。 自動車の中で最も工作機械を使用するユニットっていうのは
それはエンジンなわけですよ。でもEVシフトしたら、 エンジンそのものを不要になっちゃうわけですから。
それはね、その影響っていうのは甚大です。 2018年に出されたですね、EV化の進展と工作機械業界の影響というレポートがあるんですけど、
その中ではですね、ガソリン車からEV車へ移行することで自動車1台あたりに使われる 工作機械の金額が15,000円から8,000円に減少すると言われています。
半分近くになっちゃうよってことですね。 それだけまあ、エンジンがなくなると、工作機械が使われることがなくなってしまうと。
ただ単純になくなってしまうわけじゃなくて、 エンジンに変わる新しい加工ニーズっていうのも当然出てきます。
例えばね、EVになると増えるもの。モーター、バッテリー、 あと減速機とかね。
またそれらを作るための機械も加工しなきゃいけないわけですから。 ニーズの幅っていうのは自然的に広がるわけです。
ゆえに新しい加工も求められてきています。 なのでそういったEVの部品に対する新しいアプリケーション。
こういうのはどういうのがあるのかっていうのは要チェックな部分です。 というわけで今4つのトレンドを紹介しました。
自動化、DX、GX、EV対応。 この4つを意識して展示会を見ると、
なんかすごかったな。 ではなくですね、実りのある展示会になるかもしれません。
まあね、展示を見るときはちょっと頭の片隅に置いていただければなと思います。 というわけですごく前置きが長くなったんですけどもここからは
MECT 2023のここを見ろということで、私の独断と偏見で気になったものをピックアップして 解説していきたいとおもいます。
MECTにはですね、工作機械メーカーの他に機械要素とか周辺機器、 工具等々ですね様々なメーカーが出展してますけど、
今回は工作機械メーカーに絞って解説していきます。 それでは早速行きたいと思うんですけど、まず1社目。
山崎マザックです。 言わずと知れた大手の工作機械メーカーですね。
世界一の工作機械メーカーと呼び声の高い山崎マザックです。 毎年ね、どでかくてど派手なブースでおなじみであるんですけど、
今年もねまた大きなブースを構えているようです。 そんなマザックブースのここを見ろはこちら。
各社の展示ブース
摩擦攪拌接合加工機 FSW460Vですね。 摩擦攪拌接合、ちょっと噛みそうですね。
まあ観光サッポではないですよ。摩擦攪拌接合です。 これはねFSWと呼ばれますけども、
フリクションステアウェルティングの当時語でFSWです。 これは特殊なツールを使って摩擦熱で材料を加熱南下させて、
かき混ぜながらですね、攪拌させながら接合をするという技術です。 一般的な溶接とは異なってですね、
一種材料同士、違う材料同士の接合もパッとできるんですね。 あとね、摩擦熱だけで溶かして接合するんで、
普通の溶接で発生するスパッタ、パチパチって飛んでくるね、 鉄粉みたいなのも飛ばさずに、非常に安全でクリーンな接合ができるわけです。
この摩擦攪拌接合っていうのが、EV関連の部品の接合に応用が期待されてるんですね。 もはや工作機械ってのはね、削るだけじゃないですよ。
接合もできちゃうわけですね。おそらく実演もあると思うんで、 ぜひともね、生で摩擦攪拌接合の加工を見てみましょう。
ということでね、ちょっとマザックブースの紹介でした。 次、DMG森精機。ここもね、言わずと知れた世界最大手の工作機械メーカーです。
ただね、おととしのMECTではDMG森精機って全然やる気なくて、
確か実機の展示が一台もなくて、全部パネルのみっていうね、 あの展示会のコンテを覆す非常にエコロジーな展示で関係者を驚かせたわけですね。
僕も実際行って驚きましたよ。 えーみたいな、超段ブースしかない、あとパネルしかないじゃんみたいな。
DMG森精機は展示会であまりお金をかけずに、その後自社工場とかショールームに呼んで、 徹底的に説明するという超合理的な戦略を取ってます。
でもね、やっぱりちょっと展示会で見せてほしいなっていう気持ちはあるんでね。 ちょっと今年の方針はわかんないんですけど、フロアマップを見る限り
ブースのサイズはですね、出展企業の中で一番大きいんですよ。 なんでもしかしたら今年こそね、実機の展示が見れるかもしれませんので、
期待しましょう。そんなDMG森精機のここを見ろはこちら。 AIチップリムーバルですね。
これはね、昨年ジムドフの見どころを紹介した時も全く同じこと言ったんですよ。 ただこのね、AIチップリムーバル、見たいんですね。
これはAIを用いてキリコの体積状況を分析して、効率的にキリコが除去できるようにですね、 クーラントノズルをコントロールするというシステムです。
この機能自体ね、3年前ほどに発表されたんですけど、 未だね、実機に搭載された状態で展示を見たことがないんですよね。
これは僕調べですけど、YouTubeとかだと見れるんですけど、 そろそろね、ちょっと実機見てみたいなーって思うんですよ。
なんで、どのような形で展示されるかわかんないですけど、要注目です。 その実力やいかにということですね。
というわけで、DMG森精機のブースの紹介でした。 続きまして、オオクマです。ここまで紹介したマザックDMG森精機に並ぶ国内工作機械メーカーの一つです。
大手の中では最も歴史が長い老舗工作機械メーカーですね。 何でも自分たちで内製してしまうっていうね、超技術集団で、その技術を生かしてね、
起点、上位置、一体の設計を得意としています。 そんなオオクマのブースのここを見ろは、
LB3000EX-3アームロイドです。 これはね、CNC旋盤に専用のビルトインロボットアームロイドを組み込んだ次世代旋盤です。
LB3000EX-3っていうのはですね、前の型の3000EX-2っていうのがあって、それに比べてだいぶデザインが一新されている機械です。
さらにはね、NC、機械をコントロールするための脳みそみたいな部分ですね。 そこが、昨年発表されたOPSのP500っていうのに換装されています。
それでね、どのように性能が上がったのか非常に期待ですね。 個人的にはね、そのNGよりもどっちかって言ったらアームロイドっていうロボットが好きなんですよ。
このロボットはね、ロボットアームは機械の外に置くっていう一般常識があるんですけど、それを覆した一台です。
機械の内部にロボットアーム組み込んじゃおうぜっていうね、変態的発想で開発されたもので、超技術集団の大隈だからこそ成し得た一台と言っていいと思います。
メカ好きなら必見ですね。最近はね、システム側で差別化しようっていうのは主流なんですけど、その中でもメカで差別化したっていうね、非常に機械設計者好みの機械だと思います。
というわけでね、大隈のブースの紹介でした。次、マキノフライス製作所。
こちらもですね、まあ大手ですね。東京に本社を置く大手工作機械メーカーの一つです。 その名の通りフライス版から始まった会社で、現在はマシニングセンターを中心に開発しています。
航空機業界とかね、金型業界に強いイメージがあります。 そんなね、マキノフライスのブースのここを見ろは、
カミングスーンですね。 カミングスーンなんですよ。
これマキノフライスなかなか粋な計らいで、メクトにて新機種の発表があるみたいなんですね。
なんでまだ詳細は明かされてなくて、機械のシルエットだけが公開されているっていう粋な計らいなんですね。粋ですよね、これ。
いいですよね。なんか展示会っぽくて。とてもいいです、マキノフライス。 シルエットだけ公開されてるんですけど、まあ形的に
なんだろうな、マルチパレット機の派生機種には見えるんですけど、多分縦型のマシニングセンターでDA300みたいな機械なんだろうなと予想してるんですけど、それは当日のお楽しみです。
という感じでね、カミングスーンゆえに楽しめるんですね、マキノフライス。 これ非常に発表が楽しみな機種です。
マキノフライスのブースは非常にシンプルで見やすいのは特徴で、毎回すごいミニマルなんですね。 今回のブースも例によって非常にシンプルなんですよ。
洗練されてます。いつもと違うのは、今回はYouTuberなんとか重工さんとのコラボの展示があるらしいです。
マキノフライスとなんとか重工のコラボダイジェスト
最近YouTubeでマキノフライスさんとなんとか重工さんコラボしてましたけど、それのダイジェスト版が放映されてるみたいなんで、それは楽しみですね。
というわけでマキノフライスのブースの紹介でした。 次、中村とめ精密工業さんですけども、これは石川県にある工作機械メーカーで旋盤系の工作機械を製造してます。
SNSや動画配信とかね、YouTubeとかね、あとブログなどなど、メディアを積極的に活用してまして、非常にフットワークの軽い印象の会社です。
その中でも特にね、Xは中村とめ精密の公式ツイッター、ツイッターというか公式Xかもあるし、社長さんもね発信されてますんで個人で。
大げさじゃなくですね、こう、ポストを見てると、だいたい中村とめさんの関連のポストがね、プッて流れてって、見ない日はないっていう感じです。
それぐらいね、SNSでよく見かける会社です。そんな中村とめさんの見どころはこちら。複合精密CNC旋盤WY100Vです。
キャッチコピーは最速のその先。かっこいいですね。最速のその先に何があるのか。これはね、ぜひとも会場に行って確認してください。
この機会に関しては、YouTubeにて社長の中村翔吾さん、通称まるさんがね、丁寧に解説しておりますので、詳しくはねそこをチェックしてもらうといいと思います。
この機会はね、日本ではこのMECT2023が初出展ということなんで、要チェックです。これがね、中村とめさんの見どころです。
最後、グローブです。グローブはね、南ドイツに本社を持つ工作機械メーカーです。
日本法人ができたのが2019年と割と最近のことで、日本の産業にもですね、じりじりと入り込んできています。
そんなグローブの見どころはこちら。グローブの工作機械全般ということでね、ざっくりです。
非常にざっくりなんですけど、グローブはですね、ブースの大きさからして、おそらく実機の展示はないんじゃないかなって思うんですけど、あるかな?
かなりちっちゃいんで、多分でカタログだけとかになるかもしれないです。 ただね、グローブの機械って
構造がすごく面白いんで、知っておくといいと思います。 グローブの工作機械はですね、ちょっと言葉で説明すると伝わりにくいんだけど、
型持ちのチルティングテーブルが上下に昇降するっていうね、非常に珍しい軸構成をしているんです。
グローブの工作機械の特徴
全ての機械がこの構成なんで、この軸構成の利点を生かしたね、自動化ソリューションの提案っていうのが一つの強みとなっています。
この機械のね、カタログをもらうだけでも機械の勉強になると思いますんで、どんな軸構成をしてるんだと、
日本の工作機械とはどういうふうに違うんだ、そういう視点で見てもらうといいかなと思います。 というわけでメーカーごとの見どころの紹介でした。
まだまだね、紹介したいメーカーはあるんですけど、ちょっと長くなりすぎちゃうんで心変にしておきます。 続いてコンセプトゾーンの紹介です。
MECTにはですね、コンセプトゾーンという主催者企画展示があります。 これ毎回ねテーマを設けてやってるんですけど、今回のテーマは
驚きの凄技です。機械加工の凄技をテーマに、門外不出の加工技術の一端を会場で披露するとのことです。
門外不出の技術を披露すると、門から出てるやんけ!というツッコミはさておきですね。
MECTという門の中の内側に収まっているんで、問題はないでしょうという独自解釈をしております。 このコンセプトゾーンっていうのはね、
2011年から始まったみたいなんですけど、変遷をたどると CFRPと、医療、マグネシウム合金、宇宙、ロボット、自動化とかね、
その時代のトレンドに合わせたコンセプトにしてきたらしいんですけど、 今年はですね、原点回帰ということで、がっつりと加工技術についての特集となっています。
精密加工、微細加工、五軸加工、この3本柱で技術展示が見られるらしいです。 これはね非常に期待大ですよ。
具体的な展示内容としてはですね、大型のセラミックの板を均一に平らにする精密加工の実演。
もう一つはアクリルで実物大の昆虫を削り出しで製作する微細加工の実演。 最後は工具の工夫と五軸加工で圧倒的な時短加工を実現する
五軸加工の実演。この3本立てとなっています。いいですね、渋いですね。 イブシギンのコンセプト。とてもね
マニアックで学びになる、そんなコンセプトゾーンになりそうな予感がしますね。 というわけでねコンセプトゾーンの紹介でした。最後にイベントの紹介をさせてください。
MECTではですねオフィシャルのイベントだけじゃなくって、SNSを介したイベントも盛んです。 展示会は年に1回ですのでお祭りです。
普段会えない人と交流しながら輪を広げていくっていうのもね、非常に大事だと思います。 そんなわけでちょっとイベントを紹介してきますけど、まず一つ目のオススメイベントこちらです。
マルさんにおやつを届けようということですね。 なんだよそれ、やった感じですけど中村とめ精密工業の社長である中村翔子さん、通称マルさんですね。
先ほどもちょっと話出ましたけど、におやつを届けるという謎の企画です。 昨年のジムトップ2022ではマルさんにバナナを届けるっていう企画が行われて、これがね非常に盛り上がりを見せてました。
なんでそんなイベントが発生したのかっていうのは、僕はねちょっと経緯はちょっとわかんないですけど、 ちょっとしたノリがねこうだんだんと大きくなってこういったイベントになるっていうのはね
SNSの非常に面白いところですよね。 届けられたお菓子はマルさんの脳内のエネルギーとなって、そのエネルギーはまた新しい工作機械を作り出すために使われることでしょう。
蝶の羽ばたきが竜巻を巻き起こすが如くですね。 一つのお菓子が回り回って新しい工作機械を生み出す。
バタフライエフェクトならずですね、イカフライエフェクトを起こしましょう。 しても多分ねお菓子は甘い方がいいと思いますけどね。
イカフライは持っていかない方がいいと思います。臭いんで。 参加の要件とかもねありますんでね。その詳細はこのポッドキャストの説明欄にリンクを貼っておきますのでそこから見てください。
2つ目のおすすめイベントはこちらです。 ものづくり sns 交流会。これに参加しましょう。
ものづくり系ユーチューバーの代表ともいえるものづくり太郎さん、なんとか重工さん、またですね各企業から sns 担当者が集まる sns 交流会というのが開催されます。
sns をね活用してない人でも興味があれば参加できます。 だってね面白い人たちと知り合いになれるかもしれません。
交流会もありますしものづくり太郎さんとなんとか重工さんのパネルディスカッションも企画されてて、 これは盛り上がること間違いなしです。
私もトラブルがなければですね参加したいと思っています。 ぜひともね交流会でお会いしましょう。
開催日は10月の20日金曜日 そして申し込み金10月の16日まで月曜日かな月曜日ね月曜日までなのであとちょっとなんですよ
参加予定とか気になるって方は忘れずに申し込みをしましょう 先ほど同じくですねそのリンクはこの podcast の説明欄に貼っておきます
というわけで2つのイベントを紹介しました 最後にもう一つイベントを紹介させてください
支部長に会いに行きましょうはい僕に会いに来てください 私はですねメクト初日から最終日まで会場にいます
ぜひとも会いに来てください こんな会いに来てくださいっていうのはですねじゃあね全日程で
説明として立ってるんで こんだけメクトのおすすめを紹介しておきながらですね
私自身は全く見学することができないですね 休憩時間のね数十分でちょこちょこっと回るしかないんで
基本的なね自社のブースで4日間貼り付けの経緯に書されているわけです ちょっと言い方悪いけどね別にそんな嫌な嫌なわけじゃないんだけど
そんなね鎖につながれた私をね見学に来てくださると また日明かしに来てくださるとね嬉しいです
本当はね1日ぐらい見学に避ける予定だったんですけどまぁそうもいかなくなって しまいましたいろいろ需要があって
ね今ほら今ポッドギャストね勝利収録してますけど今2時ですよ 夜中の音でまぁさっきまでねメクトに向けた準備してました
シーンまだ全然終わってないですこれメクト関係者ってね多分 x とかで メクト楽しみですねお会いしましょうとか言ってるんだけどみんな
みんなその裏ではね白鳥が必死に足をこう水で書くように みんなジタバタしてると思います
本当ティーンアワイヤーしてると思いますよ ショーの前日とがネット前日まではそういう努力の上ですね
素晴らしい展示会が開催されているわけですよ なのでね全力で楽しんでください
今回ね私オリジナルのノベル t を準備してます ブックマーカーねしおりです
これをね配布する準備してますので 1枚ももらいに来てもらえないとさすがに私込むんで
ぜひとも私に会いに来てバンバンねもらってってください 神じゃなくてね pp なんで耐久力もあります結構使えるしよりだと思います
会いに来てって言う件どこに支部長さん音年という話なんですけどそれはですね ここでは言えないんですね
別に私に会社を公表しているわけじゃないのででもまあ x の dm は解放しておくんで そこに連絡ください
支部所さんもしかしたら会いに行くかもしれないんですけどどこにいますかと聞いて いただければ事前に教えます
ここにいますよとが自由に遊びに来てもらえればなと思います というわけでメックとの見どころを紹介でした
マニアックなところを言えばまだまだ紹介したいところはあるんですけどそれはね 皆さんで現地に行って探してください
そういう面白い技術のトレジャーハントっていうのもねまた展示会の一興だと思います というわけで今日のラジオはここまでですここからお知らせです
私はですね今日刊工業新聞社さんとコラボしておりまして マジで設計者の出読書支部長ベストセレクションという企画を開催中です
私が今までツイッターやブログで紹介してきた日刊工業新聞社さんの技術書籍が 支部長ベストセレクションとして専用コーナーを設けて実店舗に並んでおります
全国の書店で順次フェアを開催しておりますので ぜひともね開催店舗にお立ち寄りの際は
サポーター情報とブログ紹介
支部長ベストセレクションコーナーを見に行っていただければなと思います 企画の詳細はねこのポッドキャストの説明欄に貼っておきますのでぜひチェックしてください
私は支部長技術研究所という技術ブログを運営しています 週一更新を目標に更新してますのでそちらもぜひ覗いてみてください
今回紹介した内容はブログ記事になっています 7ヶ月ぶりぐらいにブログ記事書きましたんで
ぜひともね文字で読みたいって方 説明欄にリンク貼っておきますのでぜひ読んでください
結構ね動画とかも貼ってるんでそっちで見てもらうとより深く理解できると思います またエックスでもですね毎日役立つ技術情報の発信を行っております
朝7時20分夕方18時20分に投稿しておりますので そちらもよかったらチェックフォローしていただけると嬉しいです
あとですね最近始めましたものづくりの視点というボイシーでの音声配信やっております こちらは月曜日から金曜日の集合配信中です
10分程度で聞けるものづくりの話またその他ボロボロしてますので そちらもぜひ聞いていただけると嬉しいです
というわけで今回のものづくりのラジオはここまでちょっと非常に長くなりましたけどね 聞いていただきありがとうございました
以上支部長でしたではではメクトでお会いできることを期待しています
35:25

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