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2023-02-09 26:51

#14 それいけ、ファクトリーサイエンティスト!!

約1ヵ月の育成講座を経て"ファクトリーサイエンティスト"なるものに認定されました。

ん?ふぁくとりー・・・なんだって?


と思ったそこのあなた・・・もっと情報に対するアンテナを張り巡らせないといけませんよ!!
とはいっても、ファクトリーサイエンティストは、ごく最近始まった取り組みで、まだまだ認知度も高くはありません。
しかし、今後の日本のものづくりにおいて極めて重要な役割を担うと私は確信しています。


ファクトリーサイエンティストの役割やその魅力についてわかりやすく解説していきます。
是非とも受講を検討してみてください!!

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元記事: それいけ、ファクトリーサイエンティスト!!

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どうも、しぶちょーです。今回も、ものづくりのラジオをやっていきたいと思います。
このラジオは、産業機械の技術者である私が、ものづくりに関するトピックを、主観を交えながら、ざっくばらんに紹介するラジオです。
小難しい技術の話はしないので、何か作業しながら聞いていただければ幸いです。
今回のテーマはですね、それいけ、ファクトリーサイエンティスト!!、です。
私はね、1年ちょっと前ぐらいですね、約1ヶ月ぐらいの育成講座を得て、なんとファクトリーサイエンティスト!!なるものに認定されました。
なので私はですね、ファクトリーサイエンティスト!!の支部長というわけですね。
なかなか聞き馴染みのない言葉ですよね。 あのデータサイエンティストという言葉だったら、多分みんな聞いたことあると思うんですよ。
データサイエンティストね、21世紀で最もセクシーな職業である、なんて言われてますからね。
まあそういうことを考えると、ファクトリーサイエンティストというのは、製造業で最もセクシーな称号である、と言えるかもしれません。
というのはさておきですね、まずファクトリーサイエンティストって何やねんっていう話だと思うんですけど、
まあそこはこれからじっくり今から説明していくんで、ちょっと焦らずに聞いてください。
このファクトリーサイエンティスト自体ですね、ごく最近始まった取り組みで、正直まだまだ知名度高くないです。
ただ、今後の日本のものづくりにおいて極めて重要な役割を担うと、私は確信しています。
このラジオはですね、実際にファクトリーサイエンティスト育成講座を受けた私が、ファクトリーサイエンティストって何ぞやっていうことと、
その役割と魅力についてですね、わかりやすく解説していきます。
このラジオを聞いてですね、ちょっとファクトリーサイエンティストいいじゃんとか興味を持ってくれた方は、ぜひとも受講を検討してみてくださいということです。
じゃあ早速ちょっと紹介していきます。
ちょっとその前に、こういうとなんかすげーそのファクトリーサイエンティスト関連の人の回し者みたいな感じに聞こえるかもしれないですけど、
何にも関係ないんで、ただファクトリーサイエンティストを進めてるだけの男なんで、そういう感じで聞いていただければなと思います。
そもそもそのファクトリーサイエンティストって何なの?って感じですよね。
あのなんか響き自体はめちゃくちゃインテリジェンスで、かっこいいなって思います。
なんか私はファクトリーサイエンティストですって、もうセクシーですよね、これだけで。
単純に言葉を分解してみると、ファクトリーは工場で、サイエンティストは科学者ですよね。
直訳で工場科学者、急にめちゃくちゃダサいんですけど、何のこっちゃですよ、これだけじゃ全然わかんないと。
実はですね、ファクトリーサイエンティスト協会という団体があります。そこの行っている育成講座ですね。
ファクトリーサイエンティスト育成講座というものを修了すると、あなたはファクトリーサイエンティストですよという称号がもらえます。
資格というと民間団体が出しているあれなんで、資格というとちょっと語弊があるかもしれないですけど、まあそういう認定がもらえるという話ですね。
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じゃあファクトリーサイエンティストってどんな人なの?ってことなんですけども、
これね、協会のホームページにこのように書いてあります。ちょっとカタックルシーンですが、まんま読むと、
IoT デバイスによるエンジニアリング、センシング、データ解析、データ資格化、データの活用の知識を身につけて、
データを軸に経営判断を素早く行う、アシストを行う人材。ちょっと国の文章みたいでめちゃくちゃ硬いのと、あとなんか情緒的ですね。
言葉の洗練は足りないんですけど、もう一つ書いてあって、ファクトリーサイエンティストは、ものづくりの現場におけるDX、
すなわちデジタル化を推進し、工場の統括責任者の右腕となる存在ですと。これちょっとわかりやすいですよね。
つまるところですね、IoT デバイスを使えてデータ収集や解析、活用までを一人で行える技術者と言えます。
そのような技術者を育てるための育成カルキュラムが、ファクトリーサイエンス協会で行っている、ファクトリーサイエンティスト育成講座なのです。
私はこの講座を受けて、ファクトリーサイエンティストになりましたということです。 ちなみに私が受講したのは第7回講座ってやつですね。
ファクトリーサイエンス協会というのを設立したのがめっちゃ最近で、2020年の4月なんですよ。 だからめちゃくちゃ歴史浅いんですよね。
私が実際受講したのが2021年の12月なんで、1年とちょっと前ですね。
その時点でファクトリーサイエンティストですよっていう認定者の数は約400人でした。 少数ですよね。
今だとそこから1年ちょっと経ってるんで、多分600人ぐらいはいそうな感じです。 なんと協会はですね、2030年までに、あと7年ですけど、
このファクトリーサイエンティストの数をですね、4万人まで拡大すると公言しています。
これはかなり加速する必要があるんですけど、私も微力ながらですね、こうやってファクトリーサイエンティストが好きな人として、
ポッドキャストで紹介することで、ちょっと拡大に貢献しようかなと思っているわけです。 ここで気になるのはですね、
そもそもなんでファクトリーサイエンティストなんて取り組みが生まれたんですか? ということなんですけど、
皆さんここがミソです。 ここだけ今日は聞いてもらえれば僕は満足なんですけど、
とにかくですね、 ここがポイントです。同じことを2回言いましたけど、
ファクトリーサイエンティストというのは、日本のものづくり産業が持つ課題を解決すべく生まれたのです。
ファクトリーサイエンティスト協会が目指すもの、これは主に2つです。 まず一つ目ですね、デジタルデバイドの解消です。
日本のものづくりにおいて問題になっていることの一つ、これデジタル化の遅れがあります。
そもそもIT投資とかめちゃくちゃお金かかるし、中小企業では手が出すのが難しくですね。 導入が進んでないというのが現状です。
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ただデジタル化とかIT技術の活用って、 生産性の向上効果がめちゃくちゃすごくて、これをうまく使って利益をガンガン生み出しているよって会社もやっぱ
少なからずいるわけです。 ただ圧倒的に多いのは今までの働き方をそのまま延長線上でやっている
デジタル化できない会社っていうのが多いですね。 デジタルトランスフォーメーションなんていうのはね、よく聞かれる。
昨今ではですね、デジタル化を駆使した働き方の改革の取り組みっていうのは必須でして、 これができるかできないかで企業間に大きな格差が生まれます。
デジタル上手く使っている会社はうまく回っていくし、 今までの延長線で働いている会社はどんどん時代から取り残されていくと。
この格差のことをデジタルデバイドと言います。 近年ではですね、テクノロジーの普及によって簡単な IoT システムなら短時間かつ省額で自作できるようになってきました。
ラズパイとかアルディーノとかM5スタックってちょっと聞いたことあるんじゃないですか。 電子工作やってる人だったらちょっと当たり前に聞く言葉なんですけど、 そうじゃなくてもラズパイとかなんか聞いたことあると思います。
こういうのを使えばすぐできるんですよ。 なんですけど、
中小企業の製造現場とかそういったところにはですね、 そういった技術を持つ人ってなかなか育たないという現状があります。
ほんの少し勉強すれば、誰もがそのデジタル技術の恩恵を受けることができるんですよ。 ちょっと手を伸ばせばいいんですけど、
みんなその手を伸ばし方も知らないし、手を伸ばす時間すら練習できてないと。 そんな日本のものづくりの現状にですね、
終始を打ち変革を起こす存在が、そうファクトリーサイエンティストなんですね。 ファクトリーサイエンティストが中心となってですね、現場に IT 技術を取り入れて活用すると。
日本のものづくりのデジタルデバイドを解消して、企業のさらなる付加価値の創造に貢献すると。 これがファクトリーサイエンティストに与えられた役割なんですね。
めちゃくちゃかっこよくないですか。もうセクシーですよね。 なかなか普通に過ごしているとですね、IoT に触れる機会ないんで、こういうファクトリーサイエンティスト育成講座とかね、
こういう講座を提供することによって、 ちょっとずつ日本のこのデジタル、デジタルの普及をですね、促進させようということです。
このね、あの デジタル化の遅れってマジでやばくて、マジでやばいんですよ。やばいというのは、最近僕が本当に経験したことなんですけど、
とある企業に、中小企業に行ったんですよ。 で、そこを部品の発注を
FAX でやってたんですね。で、まあまあまあまあまあわかると。 まあ言って、この時代も結構FAXで発注している話聞いてたし、
まあまああるんだなぁと思ったんですけど、 FAX に対応している業者っていうのはまだいいらしくて、
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あの結構多くがですね、 図面を紙で印刷して、
それを郵送して、電話で製作を依頼すると。 そんなことをやってるんですよ。それが曲がり通ってるんですね。
やばくないですか。 本当にそれ聞いた時、俺時空超えたって思いました。
マジでその、タイムワープして昭和に行ったのかと思いました。 で、でも昭和もFAXあるんで、その前なんですよね。
昭和に失礼です、それは。 そのぐらいの衝撃を、本当最近受けたんです。
で、その僕が行った企業が特別問題があるわけじゃなくてですね、 あの大型中小企業って結構そういうことあるらしいんですよね。
それは別にその企業が遅れてるってわけじゃなくて、関わってる町業場さんとか、 まあそういうところのボトルネックに依存するんですけど、
結局やっぱそうな、製造業全体がそうなっちゃってるっていうのが現状らしいです。 だから本当にびっくりしましたし、製造業マジでやばいなと思いました。
今もそう思っています。だからこそこのファクトリーサイエンティストの、 この簡単なIoTが入り込むっていうのがめちゃくちゃ大事なんですね。
ここまでがデジタルデバイと解消の話で、 ちょっとファクトリーサイエンティストが目指すもの2つ目があるんです。
これを説明すると、これがものづくり産業に横串を刺すということです。 どういうことかというと、ファクトリーサイエンティストは製造業をつなぐコミュニティとしての役割を果たします。
ファクトリーサイエンティストがハブとして、 各業界のIoTシステム導入事例みたいのを共有して、 発展させてさらに生かしていくことができると。
各企業は切磋琢磨しながら、IoT活用の力を磨いていくことが、 日本の企業全体の生産性を高めることになるということです。
簡単な話が、IoTの活用って別に自社のノウハウとかじゃないから、 共有できるよねってことです。
そもそも知識を持っているとか、 知っているということが価値になる時代というのは、
もうお方終わったと、皆さん自覚してください。 インターネットの普及で、誰もが情報を手に入れるようになったから、 そういうことになっているわけです。
門外不出の自社ノウハウみたいなのは、 共有して発展させると、そういう時代になってきています。
IT分野を見れば、オープンソフトのソフトウェアが噂がありますし、 こんなのは当たり前です。
一方、ものづくり産業を見てみると、 こういった考え方ってまだまだ馴染みがないんですよ。
3Dプリンターの普及によって、3Dプリンター界隈では、 情報を共有するとか、3Dモデルを共有するという文化が根付きつつありますし、
そういうプラットフォームも出てきてますけど、 あくまでもホビーユースの話なんですよ。
そんな閉鎖されたものづくり産業で、ファクトリーサイエンティストは、 情報共有コミュニティ的な役割を担うというわけですね。
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縦割りで分断された日本のものづくりを、 ファクトリーサイエンティストで横口をグサッと刺して、
ものづくり産業全体の活性化を図ると。 この考え方がね、超好きなんですね。
ほんとそれって感じじゃないですか。 僕が持ってた課題感というか、僕だけじゃないですね。
みんな多分思ってると思うんですけど、 やっぱこの、みんながタイヤの再開発とかよく言うんですけどね。
情報共有をしていい部分として悪い部分が多分あると思って、 みんな閉鎖してるから、
すげー効率悪いよなっていう部分って製造業ってあると思うんですよ。 そこにちょっと駆使さそうぜっていうところです。
だからこそ私はファクトリーサイエンティストにすごい期待してるし、 自分の会社の中でもこういう活動を生かせればなと頑張っているわけです。
ちょっともう半分話したいんだけど、もうめちゃくちゃ時間経っちゃったけど、 とにもかくにも、ただIoTを学びましょうねっていう話じゃないということですね。
このファクトリーサイエンティストって取り組み、 なんだかワクワクしませんかと。
私は問いかけたいと。 問いかけたいというより、ワクワクしますよねということですね。
これがファクトリーサイエンティストの役割と魅力です。 ここからは具体的な話をちょっとしていこうと思います。
実際、支部長さん講座を受けてどうなったんですかっていう話です。 講座自体はZoomを用いたリモートで行われます。
ファクトリーサイエンティスト育成講座の第1回っていうのは、 4泊5日の合宿形式で行われたみたいなんですけど、
第2回目からは2020年の初めなんで、 後時性もあってオンラインに切り替わりました。
講師陣とか受講者同士のコミュニケーションはスラックを使用します。
毎回、毎講義でだいたい50人ぐらい参加してますね。 育成講座自体は5日間の講義を受講することになります。
そのうちの4日が基礎講座で、 最終日1日はプレゼンテーションになるんですけど、
その講座で学んできたことを生かして、 自分オリジナルの課題を作ってですね、
その作ったシステムを紹介したり、 結果を報告するという日です。
なので、事実より4日学んで1日発信って感じです。
この全講義に出席して最終プレゼンを行ったもののみが ファクトリーサイエンティストとして認定してもらえるということです。
ちなみに講義の時間はね、私が受けた時は1時半から5時半まで4時間ですね。
講義の中の課題の進捗によってはですね、 伸びたりするんですけど、丸々半日使うって感じです。
で、まあ計5回ですけど、基本週1で行われるので、 だいたい1ヶ月ちょいかかるという感じです。
まあ多分その今後もちょっとずつカリキュラムは変わると思います。
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講義で使用する機器は、 あんまりここら辺を細かく説明する人もあれなんですけど、
Wi-Oノードっていう小型のマイコンボードですね。 本当500円玉ぐらいの小っちゃいやすいボードなんですけど、
そんな小っちゃいながらもうWi-Fiとか、 ちゃんと通信できる優れものです。
これを使って、これにセンサーをくっつけて、 センシングしていこうみたいな感じですね。
このWi-Oノード、講座を受けるとですね、 このWi-Oノード2つと温度センサーと電流センサーと、
あと配線諸々が配布されて、最終課題はこのセンサー使ってもいいし、 自分で好みのセンサー買ってきてもいいよという感じです。
スイッチサイエンスで手に入るグローブ規格というセンサーだったら、 ほぼほぼポン付けでつくんで、
電子工作的な知識ほとんどいらないんですよ。 半田付けしろとか、そういうのもなくて、
プログラミングもArduinoで使用される言語を使うんで、 C言語とC++合体させたみたいなやつですね。
これもまあまあ、 ちょっとちゃんと使うと思ったら勉強する必要がありますけど、
この講座でやる分では、 事前知識ゼロで全然大丈夫です。
講師陣が丁寧にサポートしてくれますね。
あとネット上の情報もめちゃくちゃ豊富なんで、 ググれればだいたいなんとかなるという感じです。
クラウドサービスを使って、データをWi-Fi経由でクラウドにあげて、 通知するとかそういうのをやるんですけど、
そのクラウドサービスとして使うのが、 Microsoft社が提供している、Azureというサービスです。
これ優勝サービスなんですけどね。
あとAzureと、パワー何とかとか、 パワー何菓子みたいなアイテムがいっぱいあってですね、
そういうやつを組み合わせてグラフにしたり、 見える化したりとか、そんな感じのことをやります。
ちょっと一気に駆け足で説明しちゃいましたけど、 じゃあ結局にどんなものができるのかという話なんですけど、
例えば、室温を検知して、 一定の温度以上になったら扇風機をオンしますよ。
で、オンされたら自動でスマホに通知しますとか、 そういうものができます。
結構簡単でしょ。
ちなみに私は、pHセンサーって、 酸性かアルカリ性か分かるようなセンサーを使って、
pH値が分かるセンサーを使って、それを工作機械の クーラントという切削材があるんですけど、
その中に突っ込んでですね、 遠隔でpHを見るっていうものを作りました。
そういう液体系って劣化してくると酸性になるんで、 酸化してくると古くなってきたなっていうのが分かると。
それが自分の携帯とか、事務所のパソコンで見れるよ、 みたいな仕組みを作りました。
実際受講してみて、どういう感想を持ったかって話を ちょっとしていきたいと思うんですけど、
レベル的にはIoT初心者向けだなと思いました。
ファクトリーサイエンティストって、 結構物々しいというかセクシーな響きをしてるんで、
苦労と感があるんですけど、 このハイレベルな実務スキルが身につくというよりは、
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本当にIoTに触れることで、 デジタル技術の概要を理解することができますよ、
っていうのが主眼に追われている、 初心者向けの講座って感じです。
クラウド何?センサー何?みたいな。 そんな感じですね。
かといって、実務で使用できないわけじゃなくて、 本講座で構築するような簡易的なシステムであっても、
即現場に取り入れて改善を行うということは十分に可能です。
IoTシステムってどうしても資金高く感じるんですけど、 簡単なものであれば自分でパッと構築できるんだなっていうのをめちゃくちゃ実感しました。
どんなに難しい仕組みでも、紙砕いていくと、 詰まるところ簡単な仕組みの積み重ねなんですよね。
なのでIoT技術の第一歩として、ファクトリーサイエンティスト育成講座を 受けるというのはとても有効だと思います。
逆に既に趣味領域ですね、電子工作とかIoTとかやってるよっていう人にとっては、 若干物足りないかもしれないですね。
そういう人は独自でクロートっぽいことをやってる人はいっぱいいます。
ちなみにサポートめちゃくちゃ手厚いんで、 IoTに関する事前知識なくても全然ついていくことができます。
その点は全く問題ないです。
これを受ければクロートになれるよっていう感じじゃなくて、 ちょっと言い方あれですけど、初心者になれるよって感じです。
本当に入門って感じですね。それでも十分に価値は出せます。
もう一つはデータサイエンスは少なめだなと思いました。
講義の名前的にデータサイエンティストはどうしても頭をよぎりますよね。
ただこの講義の主眼はセンシングと見える化にあるんですよ。
だから温度を例えば取ってそれをグラフ化するとか、 それを通知するぐらいの話で、
数学的な統計処理とかやるかって言われたらそんなにやらないですね。
やりたければ多分できると思うんですけど、そこまでなかなかいかないと。
だからそのデータサイエンス的な部分に期待している人がいたら、 ちょっとギャップがあるかなと思います。
今後ですね、もっと業界にファクトリーサイエンティストが浸透してきたら、
多分上級者向けのコースとしてもっと高度なデータサイエンスを用いた カリキュラムっていうのも展開されていくんじゃないかなと思います。
あとですね、課題の作り込みは結構大変だなと思いました。
講座自体は週に1回なんですよ。週に1回なんですけど、
最終課題の作り込みっていうのは基本的に宿題扱いなので、
1ヶ月の間に課題を見つけてシステムを作り込むと、 かなりそれなりにハードスケジュールになります。
その1ヶ月はね。基本的にどの方もですけどね、 受講しか仕事ないって人は多分いないと思うんで、
基本並行して自分の業務をやりながら、 ファクトリーサイエンティスト育成講座を受けるとなるんで、
どうしてもね、特に繁忙期と重なると結構きついかなと思います。
たださっき言ったようにですね、講師時のサポート手厚いんで、 困ってもすぐ助けてくれます。
だから分からなくてつまずくってこともないし、 分からなくて止まっちゃうってことも基本的にはないです。
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マジで本当に早いんですよ、レスポンスが。 スラックの前で全裸待機してるんじゃないかっていうくらい早いんで、
それは非常に助かります。
最終発表、ちなみに最終発表は本当にボディービールの選手権みたいですよ。
っていうのは、ボディービールの選手権って、 切れてるよーとか、でかいよーとか言うじゃないですか。
あんな感じですね。
そんなに物々しいもんじゃなくて、 スライド1枚で発表時間3分なんですよ。
非常にコンパクトな作りなんですけど、 発表中はですね、講師員がリアルタイムでコメント書いてくれるんですよね。
こんな活用があるんですか、素晴らしいです、面白い活用ですとか、 今後参考にしますみたいな、とにかく褒めてくれるんで、
社会人だってこんな褒められたことないってくらい褒めてくれるんで、 すごい気持ちいいですね。
だから最終プレゼントが言うと、いじわるなこと言う人いるんじゃないかとか、 ちょっと身構えたんですけど、
かなり和やかな雰囲気でできるんで、 もう最終発表何にも恐れずに、
やったことをただただ自信を持って発表すればいいと、 そういう作りになってます。
全体を通してですけど、簡単なシステムに 無限の可能性ってあるんだなって思いました。
何回も言ってるんですけど、IoT っていうとやっぱ高度なイメージあるんですけど、 例えば温度センサー一つ取っても、
その使い方次第で無限の可能性ってのがあるんですよ。 最初発表でですね、シンプルな構成ながら、
その手があったか、みたいな使い方する人って結構多くて、 めちゃくちゃ勉強になりました。
本当に高度のことをやらなくても価値を出すっていうのは、 アイディアと気づき、これいくらでも改善できるんですよね、
この2つがあれば。 50人いれば50通りの課題とアイディア、活用方法あるんですよ。
そういったものを、いろいろ業種の垣根を超えてシェアできるっていうのが、 この講座の強みだなって思いました。
結論としてはですね、めちゃくちゃ良かったです、受けて。 かなり勉強になったし、
本当に受講できて、この先に繋がる経験ができたなと思いました。
まとめに入るんですけど、繰り返しになるんですが、 このファクトリー・サイエンティスト育成講座っていうのは、
決してレベルの高い講座ではないです。 すごい簡単なIoTの基礎を学べます。
基本的に独学で学んでいる人にとっては、 レベルが低く感じるかもしれません。
ただ、デジタルデバイドを解消するためには、 そういう基礎レベルを理解している技術者、
これを現場に増やすということがめちゃくちゃ大事なんですよ。 IoTがですね、雲の上の技術じゃなくて、
実は自分の手の中に収まる技術ですよっていうのを、 身を振って理解する機会、これが非常に重要なんですね。
ファクトリー・サイエンティスト育成講座っていうのは、 まさにそのための講座であると感じました。
実際このファクトリー・サイエンティスト協会を歌う理念とか、 取り組みを広げるためにはですね、かなり努力作、
活動していく必要があるんで、あるだろうなと思います。 未だにね、その紙を送ってさ、発注している会社があるとか、
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そういう文化があるぐらいですからね。 ただ、やっぱ今後のね、日本のものづくりの未来を考えれば、
もはやこういうのって必修科目って言っても過言じゃないかなと思います。 このですね、ファクトリー・サイエンティスト協会の運営に関わる人たちっていうのは、
本当に日本のものづくりを変えていこうと本気です。 じゃあ、この乗るしかないでしょ。このビッグウェーブということですよ。
私もですね、晴れて1年前なんですけど、ファクトリー・サイエンティストになったわけですから、 今後のね、いろいろ計算して、この活動をですね、いろいろ社内でも社外でも、
いろいろやっていくのが大事だなと思っています。 講義面白かったなーって終わらせずにですね、
自分の中でIoTの勉強を深めたり、 また自分のものづくりですね、こういうのにも活用していこうと思っています。
このポッドキャストを聞いてですね、一人でも多くの人がファクトリー・サイエンティストとか、 言い過ぎちゃったね、ファクトリー・サイエンティスト。何回ファクトリー・サイエンティストって、このポッドキャスト中に言ったかわかんないけど、
ファクトリー・サイエンティストに興味を持っていただければ嬉しいです。 何回も言います、冒頭でも言いましたけど、別に教会の回し者じゃなくて、
ただ単に理念に共感しちゃった人なんで、そこで勘違いないようにお願いします。 受講には結構お金かかるんですよ。多分10万、12万ぐらいかかるのかな。
結構高いです。 だから個人で受講するってのは基本的に無理で、会社を巻き込む必要があるんですよ。
受けたいと思ってもね。そこはやっぱ腰がちょっと重く感じるかもしれないんですけど、 まあ全然それだけの価値があると思いますし、
やっぱ会社を巻き込んで受けるっていうことに非常に意味があると思います。 なんで是非とも興味を持った人はですね、その重い腰を上げて、会社にですね、これやってみませんかと
提案していただければなと思います。 というところで今日のラジオはここまでです。
私はですね、支部長技術研究所という技術ブログを運営しています。 週1目標に更新してますので、そちらもぜひ覗いてみてください。
今回紹介した内容、ブログ記事になっています。 今回の内容ですね、文字で読みたいという方は説明欄のリンクの方から飛びますので、そちらもお願いします。
またツイッターでも毎日役立つ技術情報の発信を行っています。 朝7時20分、夕方18時20分に投稿してますので、そちらもチェックや、よかったらフォローしていただけると幸いです。
ものづくりのラジオ用に、ハッシュタグあります。 このラジオのご意見や感想などですね、
シャープものづくりのラジオのは、アルファベットの小文字でNOです。 のタグをつけてですね、つぶやいていただけると非常に喜びます。
ぜひともよろしくお願いします。 じゃあ今回のラジオはここまでです。以上、支部長でした。
ちょっと今回は長めになりましたし、駆け足になった部分もあるんですけどね。 最後まで聞いていただきありがとうございました。
ではでは。
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