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今日はですね、5月の6日だね。
基礎練習は役に立つのだろうかということで、ちょっとお話ししたいと思います。
僕自身、最近絵の練習をしてるんですよね。
絵の練習の基礎練習って、デッサンっていうのがあるんですよね。
見たものを描くっていう、それが普通の石膏の形を見てその通り描いたり、
見たまま描く、そういう基礎練習があるんですけどね。
ところが、果たして役に立つのかなっていうことが言われてて、
それね、どうも二分してますね。
役に立たないんじゃないかっていう人と、役に立つんじゃないかっていう人と、
お互い特に歩み寄ることもなく、役に立つっていう人は役に立つし、
役に立たないっていう人は役に立たないし、特にそういう感じで分かれてますね。
もちろん、絵の種類によりますよね。
写真みたいな絵を目指す人にとっては、デッサンってすごい役に立つと思いますし、
漫画とかイラストレーターを目指してる人って役に立たない。
例えば漫画家目指してる人って、実は漫画の描き方があるって別にそのまま描かなくてもいいんですよね。
手を強調させたかったら別に手だけでかく描いてもいいですし、足をやたら長く描いてもいいし、
別にそのまま抽象的っていうか、強調させたいところを強調さすというか、
自分の意図考えとか狙いが入ってもいいのが漫画なんで。
デッサンとはまた全然違う。デッサンってそのまま描くっていうことなんで。
だから全然違う分野で役に立たないっていう人もいる。
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でも役に立つっていう人は、たとえそんな漫画であっても、線の描き方とか筆の使い方とかが役に立つでしょう。
みたいなことを言う人もいるし。
そこで面白いことを言われてて、その人は美術学校の先生の話なんですよね。
美術学校の生徒でデッサンをやらせたら、1年生の時やらせたら、この子上手いなぁと。
明らかに上手いなぁという生徒がいたと。
この子の将来を見てみたいなぁとずっと思うような子がいたとしましょう。
先生から見たらこの子才能があるなぁというデッサンの授業ですね。
才能があるなぁという生徒をちょっと見てたら、だんだんとその生徒が4年生になる頃には全然違うことをやりだしてるって言ってました。
全然全く違うこと。
デッサンが上手いことが何の役にも立たないような、全然わけわからないキャラクターを作ってみたり、
全然このデッサンが活かされてないような分野に移る人が多いねという話を聞いたことがあって。
それって何なんだろうなぁということを話してましたね。
多分デッサンに、デッサンという絵の基本というのかな、そこをどっぷり使ったおかげで、
違う分野、全く役に立たない、デッサンが全く活かされてない分野に行くんですって。
だからそのデッサン、とはいえそのデッサンで何か自信がついたのか、ちょっとよくわかんないんだけどね、みたいなことを言ってて。
ちょっと不思議な話でしたね。
基礎練習は役に立つのだろうか?
役に立つんですよ。ただ役に立ち方が実は説明できないんじゃないかなと思って。
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間違えた基礎練習はダメだと思うんですね。
例えばスポーツの世界で、昔ウサギ跳びとかあったじゃないですか。
ああいうのは足を痛めるだけですよね。
ただウサギ跳びもそんなにダメかと言われるとちょっとよくわかんないんですけどね。
適度なら全然いいと思うんですけど。
音楽とかでもロングトーンって息を吹く練習とか、あれは役に立つかと言われるとちょっとわかんないですね。
それをやったから今の自分がいるのか、別にそれをやらなくても今の自分がいるのかちょっと測りようがないんでね。
がっきり言うと基礎練習のおかげで、身体的なものは基礎練習で動くようになるんですよね。
でもね、基礎練習で一番大事なのが、そういう基礎練習をやってきたという自信にもなりますよね。
それも大きい気がしますね。
何でもそうなんですけど、自信って必要じゃないですか。
例えば絵を描く人でも自信を持って描かないといけないし、音楽でも自信を持って演奏しないといけないし、スポーツも自信を持ってプレイしないといけないし。
そういう自信が身につくんじゃないかなとも思うんですよね。
でもそれって精神論になっちゃって、それはそれでよくわかんないんですよね。
ということで、でもね、基礎練習は役に立つのだろうか。
これはなかなか結構大きな、意外によくわかんない話ですね。
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これはちょっと聞いた話なんですけど、コロナがあったじゃないですか、数年前にね。
高校野球が中心になったじゃないですか。
で、ちょっとその高校生を調べたみたいなんですよ、どっかの研究家が。
すると、コロナがない時とあった時、実はコロナ中の方が生徒の能力が上がったっていう話を聞いたことがありますね。
だから要は、みんなで部活で練習するより、個人練習をした方が能力が上がったっていう、なんか数値化した人がいましたね。
それはね、なんとなくわかるんですよ。
部活とかの先生って古いですからね、考え方もね。
考え方も古いし、その人に必要なないことまでやらしてますからね。
で、生徒の実習練習っていうのは自分で決めて、自分のスケジュールでこなすわけですからね。
そっちの方が多分効果はあるんでしょうね。
だからね、基礎練習の定義をちょっと逆に立つのだろうか。
基礎練習ってどういう練習がいいのかなっていうことをちゃんと自分で考えて、それで自分でカリキュラムを作って練習してみるっていうことがいいのかなと思います。
基礎練習が役に立つのかなっていうことは考えてもいいことかなとは思いますね。
ということで、基礎練習は役に立つのだろうか。
よくわかんないなという結論でした。
でもね、自分で考えるっていうのはいいんじゃないかなと思いました。
はい、失礼します。