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はい、シェアする落語のシケです。 1月13日、この日はですね、もう東京に雪が降っちゃいまして、大学ラグビー選手権決勝の試合が落雷で結構長い時間、50分以上中断したらしいです。
そういう荒れ模様の大変寒い日だったんですが、僕は阿佐ヶ谷で、たてかわしらく一文会、たてかわしらら、たてかわらくと、鳥がたてかわらくへいというですね、この3方の落語を聞いた後に、
そのまま大路じゃないや、駒込みだっけ、に出まして、都電に乗って、梶原駅ですね。梶原いろはていに行ってきました。梶原いろはていで、ちょちょら組ですね。
ちょちょら組はですね、僕大好きなんですけど、最近ずっと行けてなかったので、久しぶりの参加ということになります。雪でね、本当に脚足が心配だったんですけど、結構それなりに人は集まって、女性率高いですね。女性率が高い。
配信で見た方も結構いらっしゃったみたいです。
で、ちょちょら組なんですけども、落語協会から橘谷文吾さん、落語芸術協会から劉邸志柄木さん、五大名落一文会から三友邸ぽんたさん、落語たてかわりゅうからたてかわかしめさんというこの4人で構成されているユニットでございます。
もともとアイドルをやっていると、アイドルグループをやっているというようなですね、たてつけでCDも発売しましたし、チェキを売るとかね、そういうことをやってたんですけど、あんまり企画としてはじけなかった。それはそうですよね。
ようで、アイドルというには4人とも落語活用の実力がありすぎた。そんな言い方はアイドルの方に失礼かもしれない。わかんないですけど。
そういうことですね。アイドルユニットという看板はほぼもうなかったんですけど、今回をもってアイドル修了宣言をしました。
アイドル活動をやめて、4人の落語界としてやっていくというようなお話で、それはもう死ぬまでやるというような、死ぬまでこの4人でやるぞというようなお話になっているみたいですけど、
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言ってみるとアイドル活動を終了するということですから、ちょちょらグミは今ラムということですね。冗談はともかく、4人出てきてオープニングトーク。これが長いのがちょちょらグミの特徴ですが、相変わらず面白かったですね。
話題は紅白歌合戦とか、今年の抱負とか、そういったあたりですけど、あとお正月の過ごし方、各1問ごとのお正月の過ごし方みたいな話がありましたけど、フリートークなんでどんな話題が出てたかあんまり詳しくはしゃべりませんが、とにかく面白かったです。
で、トップバッターがですね、この4人の中で陳品落語を担当している。たぶんそういう意味では一番割り送っている。陳品落語、なかなか演じられない落語がなぜ陳品のままになっているかというと、ぶっちゃけつまんないからですから。
そんな感じでですね、三友ってポンタさんですね。話は故障の悔やみ。つまんないと言いつつ、故障の悔やみはそこまでの陳品でもないのかな。でもあんまり聞かないですよね。
で、とにかくですね、このポンタさんがこの日のちょちょら組に火をつけてしまいまして、落語の中で寄生を発するというですね、縛りを作っちゃったんですね。
悔やみを言うときにそれじゃまずいって言うんで、故障を使うっていう話ですけども、その与太郎だったかな、二が寄生を発するところがあるんですよ。そこはあまりにも寄生でやるんで、次から次へに出てくる人がどんどん寄生に引っ張られていくというですね、なかなか不思議な展開になっておりました。
続いて、りゅうていしがらきさん。新作担当ということで、たぶんこの話は僕、ちょちょら組で両国亭で聞いた気がするんですけど、もう一回聞いてみたいと思っていたんで、ノープロブレム。
というか、むしろ歓迎。スタンガンというお話ですね。新作みんなそうなんですけど、特にしがらきさんの場合はそうなんですが、どんな話か説明するとネタバレになってしまうというですね、ところが非常に心苦しいですが、しがらきさんの一つのパターンで、出落ちをずっと引っ張り続けるという、すごいパワーで引っ張っていく落語ですね。
で、これはこの落語自体が元々そうなんですけど、寄生の連続。あーっとずっと言ってます。あーっと。そのたんびに笑いがドーンドーンドーンとくるんですけど、いやーこれはね、しかもあれなんですよね。
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面白さが仕草でやってるので、仕草見ないと全然わからない。ラジオで聞いてると全然わからない落語なので。これがね、またすげーです。よくできてますよね。いやいやもう一回聞けてよかった。しがらきさんの新作もう一回聞いてみたら立派なんですよね。
これが反対車なんですけど、まあ改作してましたね。師匠である種川小品師匠の反対車もものすごい改作で、一言で言うと車空飛ぶんですよ。
かしめさんの反対車はそれとは違う意味で時間軸がすごいことになっていて、SFでよく出てくるパターンですね。これ以上ネタはありませんけども、非常に面白いです。さすがだなかしめさんという感じでございます。
で、鳥がですね、普通の古典担当ですね。橘谷文吾さん。この人も元々うまかったけど、久しぶりに見たらやっぱりちゃんと進歩してましたね。うまいわー。口調がね、功績がいいですよね。ほんと江戸国将がますます板についてきた感じがあります。
ネタはイクヨモチでした。イクヨモチもね、非常に笑いの多い、笑いの多い分ハッピーが強いイクヨモチで、大変気に入りました。いいです。
あつまれ伝統工芸部というポッドキャスト番組があって、私もちょっとだけコインにさせていただいている和田先生、和田直人先生もご出演されてるんですが、文吾さんのロングインタビューと文吾さんが作られた、それも学生時代に卒業制作かな、で作られた新作ラグを披露されてまして、これもまたね、素晴らしいんですよね。
というわけでですね、僕はチョチョラ組が全員大好きです。今、落語の世界のユニットで好きなのはチョチョラ組と夜話、この2つですね。
これはね、ぜひどちらも皆さんにお勧めしたいというふうに思っております。今回はチョチョラ組を堪能しました。寒かったけども、もちろん演芸場、梶原イオハティは素晴らしい演芸場ですけど、中は暖かいですし、外に出ても温まったなっていう感じがしました。
お客さんもいいお客さんでしたね。はい、ということで、シェアする落語の式でした。ではまた。