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はい、シェアする落語のshikeです。 10月7日土曜日、
笑福亭鶴光師匠とのお話
キコウのラクゴ、笑福亭希光さんの会に行ってまいりました。 新宿向かう小さなスペースですけど、もうギッチリの満員。
なんか当日に来た人も多かったみたいです。 で、1席目はですね、
枕が長い。長くて面白い。 延々と喋り続けて、すっげー面白いですね。
ただここで紹介できるような話は全くなくて、
まあ鶴子師匠、師匠の笑福亭鶴子師匠とのお話というぐらいにしときましょうか。 めちゃくちゃ面白かったです。
で、ここから1席目が新作なんですが、なんか演目がちょっと 詐欺を変えたこともあって、なんか定まってないみたいです。
一応、おもわくという演目がついていたらしいんですが、 この今後変わるかもしれません。
何でしょうね、この話はね。 中華料理屋の親父とバイトと
YouTuberしか出てこないっていうですね。 設定からして笑っちゃいますけども、
途中のその サイレント映画的なところがめちゃくちゃ面白かったですね。
本当にシンプルな話であり、かつそのね、
YouTuber、手ぬぐいと
センスを組み合わせて、スマホに棒みたいなのをつけて撮影するYouTuberいっぱいいますよね。
あの感情を出しているのが、もういかにも今っていう感じでですね。
徹底的に面白かったですね。
で、2席目が
一転変わって古典の世界で、7段目。
髪型での7段目は初めてかなぁ。 本当は何者入るんでしょうね。
ハメモンが入ったりするとまた楽しいのかなぁというところを ちょっと頭の中で補完しながら
あの歌舞伎のところのそのセリフはもちろんいいんですけど、 これもまたね仕草がねー
決まってましたね。非常にかっこよかったと思います。 あれがかっこよく決まるのがもうバカバカしいっていうね。
感じで。 で、3席目がですね。ここ中入りなしです。中入りなしでもう2時間半ぐらい。
途中で中入りの音を自分で操作して自分一人でやってるんで、 やるのがまぁちょっと難しいみたいな話をされてましたけれども
そのまま突っ走って3席目が、これ僕初めて聞きました。 狸の化け寺。
またこれもね、落語らしい軟気な話ですよね。 で、軟気な話で、かつその
これまぁどういう話かというと、田舎の 治水工事に
土方の人たちがドッと行って、お館とその地元の人が話をするわけですけども、 泊まる場所が
いっぺんに泊まりたくて泊まる場所がないんで、お寺に泊めてくれっていう。 お寺に泊めさせてくれって言うんですけども、あそこ化け物が出ますよっていう。
で、化け物が出るか、出てももういいから、俺たち一緒に泊めさせてくれって言って、30人かな。
まとめて泊まるんですけど、化け物が出て、さてその実態はという。 まあ遠目と合わせればすぐわかっちゃう話なんですけども。
いやーもうね、散々大騒ぎして、下げそれですかっていう感じがもうたまんないですね。 やっぱ落語ってやっぱ何にも解決しないでポッと終わっちゃうっていうところが素敵なんですけど、その素敵さを本当にあの
キコウさんが見事に描いているっていうところですね。 いや本当ね落語ってこういうもんですよね。あの
筋、筋で聞かせてもいいんだけど、ある一定の時間を想像力をもう
持って演者に任せてしまって、 まあなんか終わっちゃうっていうね。
何も解決しないでフッと終わっちゃうっていうその感じが。 またそのね、キコウさんのその雰囲気がね。
あのこういうスパンとさっぱり終わっちゃう、あのポンと終わっちゃうね。 感じにとってもこう合ってる
なというふうに思いました。 何人いらっしゃったのかな。まあそのうちの半分ぐらいの方と一緒に後は
その場で打ち上げということで、今回も楽しく お話を色々させていただきました。
このキコウさんにご出演いただいて10月29日深川東京モダン館で私が主催するシェアする落語第33回
正覆的講をやらせていただきます。 実はね、すごい予約が入ってきたんですよ。
9月の途中まで全然入ってなくてどうしようと思ったらですね、 ちょっと涼しくなったらドーンと入ってきちゃいまして
まだ少しはありますんで
よろしければご予約。 当日は出さない
可能性あります。 という感じでございますかね。
10月29日が楽しみです。さあ準備しなくちゃ。 ということでシェアする落語の式でした。ではまた