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2022-09-28 04:27

【第39回】寸志ねたおろし。22/09/24

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#落語
#立川寸志
古典の確かな芸は既に定評ある立川寸志さんですが、この日は自作の新作に度肝抜かれました。凄かった!
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00:01
はい、シェアする落語のshikeです。
先週も土曜日、9月24日、お江戸日本橋でスンシネタ卸行ってまいりました。 毎回ですね、レベルの高い回なんでございますが、今回は
1席目の「の日」という、たてかおスンシさん自作の新作落語が素晴らしかったですね。 スンシさんはもともと小林というですね、
苗字に対する偏愛がこじらせている落語を自作されてますが、 今回は日付の語呂合わせの
絵の偏愛がどんどんこじれていくという話ですね。 小林に比べると、後半どんどんパニックが発展していくあたりがすごく良かったですね。
小林も大好きですけども、このの日というのは、こういうスンシさんが何かしらの偏愛があると思うんですよね。
それをベースにどんどんこう発展していくという話で、下げがね、またすごい綺麗。 これ枕から実は仕込んであったんですけども、
お後がよろしいよでというですね、ところから仕込んでいたんですけども、素晴らしかったですね。 間に縦川直四郎さん前座が入りまして、3515。
照れないでやったほうがいいかな。 その後またスンシさんが出てきて、今度はネタ卸し、古事念仏。
どうしても柳屋御参実証のイメージが強い。 あと三遊手裏実証かな。他にも多分やる方はいると思うんですけど、御参実証があまりにもやってたのでイメージ強いですよね。
その中でスンシさんの工夫は、木魚のポクポクという音をセンスで出しているかと思うんですが、あれをちょっとリズムずらしたね。
あれはなかなか斬新な感じがいたしました。 また、念仏を唱えながら、
ブツブツ言う、小言を言う、小言もちょっとずつオリジナリティが入っていて面白かったですね。
これはですね、もっと育つネタだというふうに思います。何しろ初演ですから。
時間調整に使いやすいネタなんで、スンシさんも多分このネタを育てていくと思います。
中入りを挟みまして、スンシさんの3席目は水谷の富。これが蔵出しというのかな。
久しぶりにやったみたいな感じのようですが、まあ面白かったですね。 夢うちをどんどん連続させていくような話ですけども、
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その夢だと気がつくところの驚きっぷり感も素晴らしくて、 だんだんこういろんなことにやけになっていく。
いろんなことというか、ある心配事ですよね。 富になるんですね。心配事に対してやけになっていくところの様が非常に面白くて。
やけになっていく水谷の気持ちと、 シンクロするようなリズムで語っていくんですね。畳み込んでいく。
同じパターンの繰り返しですから、下手すると単調になっちゃうんですけど。 この辺りがね、やっぱ面白かったなぁ。
あの水谷が納豆屋を疑うんですよ。 それは何だって話ですけども、この納豆屋に対して疑惑をかけるこの水谷が素晴らしかったですね。
ということで、今回もレベルが高い寸死ネタ卸しでございました。 次回ですね12月4日日曜日が私ちょっとですね、自分の回がありましていけません。
自分の回にも来てほしいですけど、寸死ネタ卸しにも行ってほしいと。 どっちかに行きましょう。
そんなわけでございまして、シェアする落語の死刑でした。 ではまた。
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