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はい、シェアする落語のshikeです。
本日ですね、お休みをいただいてたんですが、
いろいろ用を済まして、神田連雀亭に行って、いろいろ用を済まして、
錦糸町からですね、住吉というところに行ってまいりました。
りさらくご、鈴座というですね、新しい養成ができたんですね。
できて3ヶ月ぐらい、3月からって言ったかな。
あの小さな小屋がですね、今どんどんなくなっていってる。
大きな小屋もなくなってますけども、中でですね、新しい小屋ができる。
もうそれだけでもね、大変に喜ばしいことですよ。
1回行ってみたいなと思ってたんですが、まあ今日時間ができたので行ってみました。
あのですね、いきなり自動ドア。
自動ドアの向こうに綺麗なスペースができていて、
客席は30、40は多分作れないかな。
30ぐらいですか、30いくつかぐらいですかね。
高座がちゃんと高いのが素晴らしいですよね。
で、面白いのが、入って左側が受付なんですけど、受付の裏がですね、
なんかこう、お茶が飲めるようなダイニングみたいなスペースがあって、
冷蔵庫があって、なんとそこでですね、演者さんがペチャペチャ喋ってるんですよ。
僕行った時、雛菊さんが足袋履いてました。
でね、演者さんの上がる前の雑談が聞けるっていうのは、これはもう初体験ですね。
なんかトーク前トークみたいなですね、感じで。
で、結構大きな声でですね、結構面白いこと言ってまして、
これが面白かったなあっていう感じなんですけど、
本日のこのりさらくごはですね、女子会ということで、
古今亭雛菊さん、三遊亭あら馬さん、そして三遊亭遊七さんというお三方の出演。
で、この会が始まる前の古今亭雛菊さんと三遊亭あら馬さんのですね、
死後ですね。死後、限りなく対談に近い、フリートークに近い死後ですね。
楽しんだ後に古今亭雛菊さん、高座に上がりました。
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雛菊さんはね、コロナになった、コロナが始まって、だから2020年ぐらいなのかな。
師匠の古今亭菊之丞師匠が結構配信やってたんですよね。
で、そこに出演されていたのを聞いたことがあって、
まあまあなかなか達者な人だなっていうのと、
あと三遊亭わん丈師匠のね、スタンドFMにも出演されていて、
いやなんか面白いキャラだなと。
なんかあの、なんていうんですかね、かなり目の上の人にもグイグイ言っちゃうっていうですね。
なかなかのキャラだなっていうふうに思ってたんですけど、まくらから面白かったですね。
住吉踊りの話から、あとなんだったっけな、なんかすごいまくらから面白くて。
で、それでね、噺、こんだけまくらから面白いって話入ったら、
あ、そうだ思い出した。真っ暗あれですわ、学校寄席の話。
学校寄席の話ってみんなしすぎちゃってってあんまり面白くないんですけど、
あまり面白くないこと多いんですけど、いやなかなかに面白かった。
で、やっぱ喋りがね、達者なんですよ。
で、その達者でね、こう流れるように、こう流れるようにボケを言い、流れるように悪口を言うみたいな感じ。
で、このね、流れる感じとその声質が誰かに似てるなと思ったらね、やっとわかりました。
大空かほり先生です。もはや懐かしいですよね。お元気でしょうか。
この話はこれぐらいにしていきますか。
でですね、話がね、黄金の大黒。見事でしたね。めちゃくちゃ面白かった。
やっぱりこう、なんて言うんですかね。これがやっぱ古今亭なのかなっていうふうに思うんですけど、
こう、やっぱ歌で歌っぽさですよね。
さらさらさらっとこう流れていく感じっていうのがね、愉快愉快。とっても良かったです。
で、お二人目が三遊亭あら馬さん。あら馬さんはですね、もうだいぶ前からいろんな情報が入ってきてたんですけど、
生で聞いたことなかったんで聞いてみたかったんですよね。
とにかくこの人は、あの情報量が多すぎ、もうキャラが混雑してます。
ご興味ある方はね、ちょっと調べてみていただきたい。
あら馬は「あら」がひらがな、「ま」は馬ですね。三遊亭とん馬師匠のお弟子さんなんですけど、
ちょっとね、あんまりいろんな情報があって、一番すごい情報は死にかけたっていうのがあるんですけど、
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まあでも元気で何より、美しい、お美しい方ではありますけどもね。
高座もね、結論から言うととても面白かったんですけど、ご本人がおっしゃってましたけど、とっちらかってましたね。面白かったけど。
情報量というか、やることが多すぎ。
スマホをですね、高座に持ち込んで、スマホから再生して、三味線をはめ物で入れるというですね。
それがうまくいったりいかなかったりするのを、全部このネタに変えていく。失敗をネタにするっていうのは落語家の特権ですけど、
これがね、また上手。その失敗をうまく取り込むのも。
これ以上やっちゃうとちょっとしつこいかなっていうところのギリギリのところで止めるあたりがね、うまいっすね。
かなりエロいことも言ってましたけども、この辺もね、止める。ギリギリのところで止める。絶妙な感じがありますね。
ネタは稽古屋でした。面白いですよ。面白かった。
ただ、なんかここまで詰め込んじゃうと、あんまり詰め込まないでシンプルなやり方の稽古屋も聞いてみたいなっていうふうなことも思いました。
で、浅草演芸ホールの出番があって遅れて入ってきたのが三遊亭遊七さん。
前もね、ちょっと聴きましたけど、今日はなんとネタがすごいっすよ。『大山参り』。
もちろんね、あちこち荒削りなところがあるし、やっぱ女性はどうしても乱暴な男っていうのを出すのがなかなか難しいところがあるんですが、
全体的にはとっても面白かったですね。前聞いた時より全然良かった気がしますね。
なるほど、これは面白いやというふうに思って。で、最後3人でトークをやったんですが、この女子会っていう企画はないこともないかなと思うんですけど、
今時も女子で集まろうが男子で集まろうが別にそこはどうでもいいんじゃないのっていう気はチラッとしてたんですけどね。
これ分かりました。女性芸人だけで集まったところで、男性が入ってこないで3人で自由にのびのびフリートークができるっていう楽しさがあるんですね。
僕は伊藤沙莉さんと松岡茉優さんの2人でやってるポッドキャストが大好きなんですけども、
なんかねそんな感じで下世話の言い方をするとキャピキャピっていう感じなんですけど、あんまりなんかちょっと男性がいると遠慮してるわけでもないんでしょうけど、
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なんかその遠慮が抜けたところで、より本音に近い、よりそれ言っちゃって大丈夫みたいなトークがありまして、それについては一言も触れられませんが結構危ないこと言ってましたね。
なんかねそれがこうノリで出てくるなんていうあたりがなかなか楽しかったです。なるほど女子会っていう企画はありなんだなというふうに思いました。
特にあら馬さんと雛菊さんが2人並ぶと(漫才の)にゃん子金魚先生みたいな感じで、ご本人たちもおっしゃってましたけどもね。
なかなかに楽しかったです。このお三方が出て間近で見られて高座の高さがちゃんとあって、なかなかにいい環境で1,500円です。お得でございますね。
伸び盛りの2つ目の落語を中心にこのりさらくごさんやってらっしゃる。月曜日の昼と木曜日の夜かな。
あのですね、情報探してぜひですね、行ってみていただきたいなというふうに思いました。シェアする落語の四家でした。ではまた。