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2023-12-19 17:26

【#125】第56回談吉百席23/12/9

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#立川談吉
#落語
昼夜で七席。充実の和室開催。楽しませていただきました。

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サマリー

12月9日には、第56回の談吉百席が開催されました。豊島区民センターのホールが取れず、和室での開催となりました。今年の談吉百席の最後を飾ったのはトミキュさんです。彼は今年最後の談吉尺席を聞いてきたと話していました。

談吉百席の開催
はい、シェアする落語のしけです。
12月9日、土曜日、第56回になる談吉百席に行ってまいりました。
えー、私、ここでちょこっとスタッフっぽいことしてるわけでございますが、今回の談吉百席は、
えー、豊島区民センターのホールが取れなくて、4階の和室で開催ということになりました。
えー、和室の方がやっぱりホールよりちっちゃいんで、えー、談吉さんとしては、じゃあ、昼夜でやりましょうということで、
えー、昼の部が2時30分から、夜の部が7時からという。
そういうですね、えー、企画にしたんですね。
で、えー、談吉さんは後から気がついたんですね。これだと間が空きすぎて、両方来るお客さんが少ないと。
ふふふ。えー、結局ですね、えー、ぶっちゃけ予約がそんなにいなかったんですよ。特に夜の部が苦しかった。
ところがやっぱり、ここは談吉さんの人気でございますね。当日で、えー、結構お客さんが、
まあ、談吉さんがこうね、あのー、当日もツイートをして、えー、声をかけたところ、えー、例えば昼落語、他で落語聞いていた人が夜フラッと来てくれたとか。
いうことがあったりしまして、えー、結局終わってみると結構な盛況になりましたね。
予想以上の盛況
うん。よかった、よかった。
で、えー、まあ年末ということで、えー、まあ、談吉さんはえー、今回、えー、エーゲイを。
今回あんまり重い話をしないと
明るく笑える話がいいかなというようなことを
お考えになったみたいです
で昼の部の1席目が牛褒め
小学生のお嬢ちゃんがいらしたんですね
で学校寄せの直後だったという話を
学校寄せに行ってきたという最近の話を
枕で振って一笑い取った後に『牛ほめ』
実はダンキシさんこの前座ネタ2つ目になってから
覚えたそうです
いいですよね
やっぱりダンキシさんらしい歌が感じられる
大調子の口の中でこういうですね
ベーシックにして奥深いネタを聞かせてもらえると
いいなというふうに思います
やっぱり牛褒めみたいなネタっていうのは
前半のこの仕込みが長くなるような話に比べると
お子様でも楽しめる
小学校中学年ぐらいまでのお子さんでも楽しめる
もう高学年になると結構大人に近くなってくる
という話らしいんですけど
らしくて
こぼけがどんどん続いていくじゃないですか
そこが楽しそうで
僕はスタッフっぽいことしてたので
一番後ろからですね
この戸の隙間から見てたんですけど
その小学生のお嬢ちゃんが肩を揺らしてるんですね
笑ってるなーって思ってたんですけど
そういうのが分かってとっても良かったですね
ここからですね
急転直下
最近のダンキシさんが
自分の新作の最高傑作というふうに言っている
太郎お伊勢
これがですね
何でしょうね
ディズニーアニメのような
ラブロマンスです
何でしょうね
面白くないか面白いかって言ったらですね
相当に面白いです
相当に面白いですが
新作の常なんですけど
このネタを終わらないで
この話をするっていうのがですね
とっても難しいです
わかめ漁師と
人魚のラブストーリーです
いいでしょ
わかめ漁師と人魚のラブストーリーで
人魚が
お伊勢という名前から
人魚のラブストーリーを
普通の人魚じゃなくてと
普通のとか皆さんがね
ディズニーに出てくるような人魚ではなくてと
そういう人魚かよ
というですね
ところとその人魚が
半身半魚じゃないですか
本当はこの人魚魚じゃなくて
なんですけども
お伊勢さんがですね
半身が
反転してしまうというですね
すごかったですね
でもねラブロマンスですよ
はい
あの
ディズニーのような
これで期待して聞いた人
怒るかもしれないというですね
ところで
ここで中入り
3隻目がですね
妾馬ですね
メカウマ久しぶりかな
僕はダンキさんで聞いたのは
やっぱりあくまで
明るくて
ハチゴロが軽くて
ふわふわっとこうしてて
トントンといく感じがいいですよね
で一瞬
グッと鳴かせる
ここは一瞬だけにとどまるのが
いいところですよね
重く持っていかないっていうね
やっぱり
ダンキさんの落語は
そうだなっていうところでですね
とっても好きです
なんかこう
いい感じのこの3隻を
こうやって
昼間並べたなという感じですよね
でだいぶ間が空きまして
夜の部なんですけども
まあ想定外と言いますか
予想よりもずっと人が集まって
本当に良かったですね
でまあ
嬉しくなった談吉さんは
絶好調でございまして
今度はですね
なんか今年1年結構新作に
救われたみたいな
救われたって意味があんまりよくわかんないですけど
まあ新作で結構お笑いが取れたっていうことなんでしょうかね
仕事で使えたという
よく談吉さんは自分の新作のことを
ニーズのない
新作っていう風におっしゃってましたけど
実は結構ニーズがあったということなんじゃないでしょうかね
まあその中でも
渋谷落語創作大賞を受賞した
『生モノ干物』を
一石目に持ってきました
僕はもうこのネタが大好きで
大好きでかつもう結構耳に慣れちゃってるんで
普通に笑いに入ってきて
言っていけるんですけど
初めて聞いた人はどう思ったのかなっていうのがですね
ちょっと興味深いところと
やっぱり改めて
これは
ご自身からインタビューも
伺ったところなんですけども
仕草ね
生物と干物を分ける
労働の仕草
これは仕方話かもしれない
本当か?よくわかんないけど
まあナンセンスな
言葉遊びで
構成される
ダンキチイリュージョンの中でも
イリュージョンとか非常に高い話だと思うんですけども
好きですね
あのね
他の新作
ダンキチさんの新作でもよくあるんですけど
人間関係が調和してるんですよ
そこにね揉め事が発生してないの
揉め事が発生してない
トラブルが発生してない
会話がだらだらだらだら
続いていって
なんか面白いっていうね
こういうのが
やっぱ落語世界だな
というふうに思いますよね
実はすごく落語らしい落語なんじゃないか
生物ひもの
本当かな
僕はでもそう思います
2世紀目が懐かしいですね
牢局をこうね
ひとくさり
何は武将を唸った後に
まあだから家元がね
お前こうなんかやれみたいなことを
前座修行時代に
言ってくるんじゃないかと思って
牢局を
いくつも覚えていたと
いうことでですね
その牢局をですね
ひとくさり
あれなんだろうな
こうやったかおうかな
をちょっと唸った後で
夕立勘五郎
これも好きですね
僕は昔
団吉さんに夕立勘五郎って書いてもらって
サインもらったことあるぐらい好きな話ですね
何にもないんですよね
これもね
あの揉め事は起きます
ちょっと
でこのね
詐欺がね好きでね
ネタ割りたくないから言わないけども
本当にあの
馬鹿馬鹿しいけど
でね
田舎者を笑う話ではあるけど
どっかね
スタイリッシュでね
どっか優しいんですよ
トミキュの新作個展
好きな話ですね
はい
でここはね
なんでこの夕立勘五郎を入れたかと言うと
ちょっと新作が続くので
間に短い個展を入れようっていう風に考えたらしいです
じゃあ新作は次何かかるかと言うと
竹トンボ
これも名作ですね
やっぱ前半のそのフリーマーケットでの
そのNASAっていう言葉の響き
キャベツがNASAで作られたキャベツと
NASAなら買おうかっていうですね
もう何言ってるかわからないと思うんで
あえてちょっとネタ割って話してますけど
NASAっていう言葉の響きを
本当にうまく使ってるんですよね
でそこから後半に来て
ペガサスが現れる
ペガサスのね
あのなんか
なんて言うんだろうな
あの
やっぱちょっとペガサスだけに
気高い感じの
あの
セリフ回しがね
なんか好きなんですよね
でそのペガサスを
主人公が救うわけですけども
そのペガサスが救われるシーンが
字語りで
表現されるんですけども
ほんの短い
字語りですけども
すごくファンタジックです
夜空に
こうね光るっていうものが
上がっていくっていうところから進んで
非常にファンタジックで
あそこが非常にファンタジックなところに
余計な言葉が一個入ってきて
それを一気に台無しにするというですね
でここも
あの最後がすごく調和して
揉めることなく
終わるっていうのが
いいですよね
やっぱダンキさんのイリュージョンはね
明るいイリュージョンですよ
明るいというか
なんてなんだろうな
その人間関係が調和してるイリュージョン
なかなかね
これはね
できることじゃないなと思いますし
まああえてみんなやらないとは思いますけども
あのすごく好きですね
僕は
で今年の団吉百石を締めくくったのは
トミキュです
もともとトミキュは
団吉さん冬の大ネタとしてですね
例えばネズミ穴とか
団吉落語の進化と次回予告
と同等に大事な話ですし
何度もかけてきた話だと思います
ですが
まあご自身がおっしゃっていましたが
ネズミ穴もそのトミキュもですね
今までこう
力いっぱいやってたところがあったのが
ちょっとこう
力を抜いて
聞かせることが
できるようになってきたというようなことを
おっしゃってました
確かに聞いてる方としても
一人一人のその人物描写の上手さであったり
歌い調子でトントンとこう聞かせてくれるところも
だったり
団吉落語の魅力というのは
ある意味変わってはいないんですけども
以前より聞く側の方の
その気持ちが
重くなりすぎずに済むっていうのかな
聞きやすいって言葉はよく使われて
でも聞きやすいっていう言葉は
いろんな意味を持っちゃうと思うんですよね
それは難しいことだと思うんですけども
でも団吉落語というものが
今まで
二つ目昇進直後あたり
その前ちょっと前座のコールから僕は見てますけども
やっぱり才能あふれる高校野球のピッチャーが
150キロ投げ続けるみたいな感じの
落語だったのが
それなりにキャリアを重ねていく上で
どんどん
大人になっていったのかなっていうところですね
ただその時に
高校球児として
世間を沸かせていたその魅力っていうのが
損なわらないまんま
いろんなピッチングを覚えていく
より幅広い層に
より味わい深いものを聞かせていくっていう風に
なっていくっていう
やっぱこの辺のその進化を見続けるっていうのは
二つ目を聞き続けるっていうことの
意義であり喜びですよね
この辺はすごい良かったなと思いますが
やっぱりね
そろそろ
昇進も考えなければいけないということで
今度は落語を聞いてみると
教会に新しく
新しく柳家小太郎という名前が
できたんですよね
柳家小太郎という名前は
ずっと柳家の中で続いていく
二つ目の名前座二つ目の名前なのかな
もちろんキサブロー師匠
竜帝サリュー師匠も小太郎だったのかな
そういう名前ですよ
うん
はい
縦顔団吉というのもそういう名前で
代々二つ目まで名乗って次に繋げると
前座の時もあったのかな
ちょっと分かんない
真打ちにはならない名前なんですよね
だから団吉さんは真打ち昇進する時に
この名前を置いていかなければいけない
ということで
そろそろそんなことも考えないといけないよね
ということを思わせるようになってきて
大人になった富久を今回楽しませていただきました
ということでですね
今年も団吉尺席にご来場いただいた皆様
どうもありがとうございました
スタッフみたいなものの一人として
お礼を申し上げたいと思います
来年は2月です
来年2月にですね
また和室でやるときに
やります
なかなかホールが取れなくなってきました
本当に落語やるところが減ってきますよね
困ったもんですね
そんなところでございます
ということで
今年最後の団吉尺席を聞いてきたという
お話でございました
シェアする落語のしけでした
ではまた
17:26

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