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2023-11-26 11:04

【#124】集まれ!信楽村23/11/25

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突然のアクシデントで20分近い中断があったにも関わらず、きっちり落語の空気を取り戻し、爆笑新作『腰痛』と滑稽古典『二番煎じ』で客を存分に楽しませていました。
前座に講談の神田紅希さん。修羅場かっこいい、初々しい高座でした。

※「神田紅師匠」って言ってますが「神田紅先生」が正しいです。訂正させていただきます。 #落語  #柳亭信楽  #神田紅希 
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サマリー

竜亭しがらきさんの勉強会アットババンバでは、神田光輝さんが前座を務めています。神田さんが開講一番を務め、その後しがらきさんが上がりましたが、アクシデントが起きましたが、問題なく終了しました。そして、しがらきさんの新作落語が披露され、その後はしがらきさんの日記を元にした新編雑記マンが行われました。また、取りネタでは演技師賞を聞いたものが披露されました。

勉強会アットババンバ
はい、シェアする落語のshikeです。本日2件目の落語回は、久しぶりですね。
【集まれ!村】、【竜亭しがらき】さんの勉強会アットババンバということなんですが、
しばらく行かないうちにですね、前座というかゲストという言い方してましたけど、まあ前座ですよね。
【神田光輝】さんですか。 神田紅一将のお弟子さんで、前座の方がですね、開講一番を務められまして、
まあういういしいですね。 友栄御前やってらっしゃいましたけども、やっぱりこの日本高壇協会で、まあ落語芸術協会だと思うんですけど、
落語家の寄生に上がる、一緒に上がる、しかも前座をやるっていうところで、
いやいやちょっと漫画的な要素を入れつつ、 バッと笑わせておきながら、
しゅらば、ひらばはしっかり語るみたいなところで。 もちろんね、前座さんなんで、まだまだこれからだとは思いますけども、
なんか頑張っていただきたいなというところで、なんか人気出そうな感じがありましたね。
で、前座を開講一番を置いた後に、
しぐらきさんが上がって、 枕を喋っているところで、ちょっとアクシデントが起きまして、
このアクシデントの内容について、 しぐらきさんも語ってないし、他のツイートしている方も語ってないんで、
僕も語らないでおこうかなぁと思うんですが、 どうなのかね。
えっとね、 20分ぐらいかなぁ。
中断しましたね。
結論から言うと、 何事もなくてよかったねという話なんですが、
一時は、 しぐらきさん、
ババンバのスタッフさん、お客さん全員、 みんな心配してましたね。
で、 シーンとしてたっていう
ことだけ申し上げておきましょうか。 まあそういうですね、一つ間違えばちょっと洒落にならないようなアクシデントがあったんですが、
結果としてね、そんな悪いことにはならなかったんですけども、 空気はかなり凍りついたんですよ。
で、 その凍りついた空気を
もろともせずというか、 ちょっと苦し紛れというか、
ちょっとやけも入っているというか、 とにかく力技で落語の空気感にガーッと戻す、
このしぐらきさんの力はすごいですね。
新作落語と取りネタ
またお客さんもいいお客さんでね、 そこにちゃんとついていくっていうところがすごくて、
で、一石目がこれネタ足になってたんですが、 新作の新作、しぐらきさんの最近の作であります。
腰痛っていう話なんですけど、もう本当に しぐらきさんの新作、特に新作落語の中でもそうなんですけど、
ネタバレしないように紹介するのが難しい。
出てくるのは、高校生と高校生と高校生と、 高校生だったよな、確か。
高校生3人、男2人、女の子1人と、 救急隊員と、
救急隊員が3人か。 あと特殊な医療をする人と、
ゾンビと怪獣です。
何でしょうこれ。 これだけ並べただけでどれだけ規定律な落語かということがわかるかと思うんですが、
まあでもすごくよくできてますよね。 だから前によく傑作を作り出していた、
出落ちみたいな、ドーンという最初に面白いことをドーンと言っちゃって、それをずっと引きずり続けるっていうようなタイプではなくて、
ちょっと言われてみると、今喋ってて思ったんですけど、 コマ辞書のパターンに近い、
どんどん話が大きくなっていくっていうね。 怪獣まで現れちゃうっていうような話でですね。
まあやっぱりあれですよね、しがやきさんぐらいの力があると同じことってだんだんやりたくなくなってくるんでしょうね。
そういう意味ではね、やっぱこの人本当に面白いなっていうふうに
思いました。 規定律な設定なんですけど、一個一個のセリフの
妥当性っていうか、 セリフそのものにも
セリフのやりとりの中に矛盾何一つないんですよね。 設定がぶっ飛んでるだけで。
そこらへんがやっぱり、 わかりやすく笑わせてくれるっていうところがすごいなというふうに思います。
で、本当はアクシデントがなければ、 僕の大好きな「聖夜の奇跡」っていう
しがやきさんの いろんな面白い新作落語の中でも一に争うくらい面白いやつが
聞けなかったのはさすがに残念でしたね。 伸びちゃったからしょうがないというところなんですが、しがやきさんは
聖夜ってクリスマスですよね。クリスマスまでは あちこちで書けたいっていうふうにおっしゃってたんで
ここ1ヶ月ちょっとぐらいのしがやきさんは、 ちょうど1ヶ月か、しがやきさんは
行くとやってくれるかもしれないんで、そういう意味では価値あると思います。 この聖夜の奇跡っていう作品は本当に奇跡なほど面白いです。
爆笑です。 そこで仲入りがございまして
仲入り明けは、これは毎回恒例の日記
毎日日記を書かれているしがやきさんが、日記をもとに 新編雑記マンなんですよね、をやるというところで
これもネタを割るわけにはいかないわけですけども、 面白いんですよね、やっぱね。こうやって
日常を一部切り出して語っているだけでも面白いっていうのが、 この人の巧みもあれだな、才能なんだなというふうに思うんですが
で、その後取りネタが
二番煎じ。 二番煎じはね、演技師賞をはじめとしていろんなベテランの講座を聞いているのがありますよ。
ありますけど、やっぱりしがやきさんのあのキャリアで、 夜回りのところの歌ったりするシーンをあんだけ丁寧に描いて、一個一個でちゃんと笑わせて
で、中盤の坂森から後半の侍太陽までの部分を、 流れを何ら崩すことなく、渋滞することなく、笑い笑い笑いでこう繋げていく
のはね、やっぱりね、 上手いですね。
改めてこのルテイ・しがやきさんという落語家の 創作性と技術の高さみたいなところを、ちゃんとこんなにアクシデントあって、普通の落語家なら心くじけそうなところでも、
ちゃんと落語の雰囲気に戻して お客さんを喜ばせて帰ってもらえるっていうあたりに、
僕はやっぱりこの人すごいなというふうに思っています。 いや、もう売れると思ってんですよ、僕は。売れてほしいなとも思ってますけど。
まあでもね、千夜の奇跡をはじめとした 新作のすごいやつを、もっともっと多くの人に聴いてほしいなっていう。
今日もそんなに予約入ってないと言いながら、もう完全に満員で補助医師を出してましたので、 まあバンバの次をね。
まあ今ちょっと会場がなくなりつつあるんで、東京から落語家の会場がなくなりつつあるんで難しいところですけど、
なんとかそのバンバ卒業を目指して頑張っていただきたいなというふうに思いますね。
もう安心してください。UTしがらぎ絶対面白いんで、 どの会行っても面白いと思いますんで、
ぜひ一度まだの方は聞いてみていただきたいなというふうに思います。 ということで久しぶりのしがら木村大満足でございました。
シェアする落語の助けでした。ではまた。
11:04

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