スティーブ・ジョブズの影響
サンフランシスコ・デザイントーク。この番組は、サンフランシスコと東京に拠点を置くデザイン会社、BTRAXのCEO、Brandonと、デザイナーの彩香が、日本で働くデザイナーや、デザインをビジネスに取り入れたい方向けに、様々なトピックについて深く話します。
本日もサンフランシスコ・デザイントークの時間がやってまいりました。MCを担当する彩香です。Brandonさん、本日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回は、全デザイナーに知って欲しい、スティーブ・ジョブズのデザイン哲学ということで、ジョブズがApple製品のような、今でも世界中で愛されている製品というのを、どのような信念を持ってデザインしていたかというのをお話しできたらなと思っております。
はい。そもそもスティーブ・ジョブズ誰やねんっていうことはないかな?大丈夫かな?
そう信じてますが。
スティーブ・ジョブズっていう人は、Appleって会社の創設者で、2011年に亡くなったのかな?
そんな前なんですか?
はい、多分そのぐらい。
もっと最近かと思ってました。
スティーブ・ジョブズ、多分亡くなったのは2011年だった気が、10月だった気がするんですが、本人がいなくなった後も、彼の考え、発言、哲学等々がAppleに脈々と流れていることによって、現在でもトップ企業としているし、ファンがとても多い。
ブランドとしてもプロダクトとしてもファンの多い会社になってますよね。
その裏にはどういう考え方があるのかっていうのを紐解ければなと思ってて。
僕今回これをまとめて、スティーブ・ジョブズのデザインに関しての考え方をまとめてみた結果、気づいたのが、現代においての多くのプロダクトとかサービスとかデザインは、これを重視しているものだらけになっているなと思っていて、ある意味基本であり究極のデザイン哲学だなと思っているんですけど、
スティーブ・ジョブズが生きてた頃とか、多分2000年ぐらいまではAppleって超マイナー企業で、シェアも少ないし、パソコン作ってた時代はWindowsとAppleの戦いで、
Appleの市場シェアって一桁ぐらいだった可能性あるんですよね。10パイいくかいかないかぐらいの会社で、なおかつ倒産する危機もあったぐらいの会社だったんですね。
そんな会社だったけど、デザインに関してのこだわりはものすごい持って、創業時から持ってて、熱狂的な少ないファン、少ないって失礼だな、熱狂的なマニアックなファンがいたけど、ビジネス的にうまくいかなくて倒産しそうになったけど、
iPodとiPhoneとか出してから復活して、気づいたら世界一の企業になり、なおかつ世の中の人がこのAppleが作り出す商品に熱狂している状態になるっていう。
ゆえに、現代経営してる人とかスタートアップやってる人の多くが、このジョブスの流れをしっかり受け継いで、次の世代のプロダクトを作ってるっていう感じがするんですよ。
シンプルさの追求
代表的なものはテスラですね。テスラの自動車はまるでAppleが作ったんじゃないかって思うぐらいに、スティーブ・ジョブスの魂が乗り移ったかのようなプロダクトになってるんですよ。
そこに流れているフィロソフィー、考え方を言語化するとどういうのかっていうのを一個ずつ説明しようかなと思います。
まず、これ本当そうだなと思うんですけど、日本の企業の人に一番聞いてほしいのがあって、マニュアル読まなきゃいけない時点でデザイン失敗してます。
なるほど。
説明書?取扱説明書。Appleは取扱説明書がないんですよ、Apple製品は。今ではそれは普通じゃないと思うけど、一昔前まで日本の製品を中心に分厚い取扱説明書をまずお読みくださいって言ってたんだよね。
今でもある気がします。
今でもあるかもね。
よくてスタートアップガイド、クイックスタートガイドみたいなのになってるけど、でもあるかもね。
こんな顔するとなんじゃらとか。
ジョブスはマニュアルなんか読ませてたら、デザイナーがちゃんと仕事してないことだみたいなことを言ってるね。
あとは必要ないものつけんなって言ってる。機能とかボタンとか全部削れって言ってる。
シンプルにした方がいいって言ってるわけ。
iPhoneもそうだしMacもそうだし、Apple製品、他の会社と一番の差別感要因ってシンプルすぎるぐらいシンプルっていうことじゃないですか。
そうすることでマニュアル読まなくても直感的に使えるっていうのが実現できるわけ。
これは今の時代は当たり前のように皆さんは思ってるかもだけど、スティーブ・ジョブスが生きてる時代は全然そんなことなくて、
ジョブスがもういっつもブチ切れながら、削れっつってんだよこうなるのみたいな感じで言ってたぐらいに多機能だったわけよ。
柄系みたいなのばっかりだったわけ。
それをジョブスは今世の中に存在しているものの多くは、ろくなデザインじゃないと。
全部改善するぐらいに疑って入れ、そしてシンプルにしてけ。
それによって直感的に使えるんでマニュアルいらないでしょっていう。
それがまず一つ。
直感的にするイコール、いらないものを削ぎ落としてシンプルにすることが一つの要素としてあるってことですね。
そうなんです。シンプルさの追求っていうのはデザイナーの究極の仕事なんですけど、
Appleが最優先しているフィロソフィーの一つだと思いますね。
これが一つ。
あと次が、Appleの会社ができたのって1976年なんですけど、創業当時から今でいうユーザーエクスペリエンスを重視したんですよね。
UXデザイン。
その時代から。
どう見えるかだけじゃなくて、どう動くかも重要だって言ってて。
How it looksだけじゃなくて、How it worksも重要視しろって言ってたわけ。
このボタン押したらこうなるよねみたいなところが相当つくかとか。
そうなんです。
なので、止まって見えるだけじゃなくて、触った時にインタラクションとかがどう動くか、ものすごい重要だって言ってて。
細部に渡るまで。
ジョブスなんかはインタラクション魔法のように動かなきゃいけないぐらい言ってるよね。違和感なく、自然に。
テクノロジーの透明性
iPhoneが生まれた秘訣の一つがそこだったりするんだと思うんだけど。
ミリ単位でコンマ何秒単位で追求するっていう。
確かにiPod出た時ってあの形結構斬新だったじゃないですか。
でも最初から丸い円盤みたいなのをクルクルすればいいんだってすぐにわかったし。
直感的にね。
しかも触ってる時のカチカチカチみたいなのも結構楽しいみたいな。
あれは元ネタはあるんだけどね。
そうなんですか?
ドイツのね、デザインの父って言われてるデザイナーさんが、あの形の家電っていうのはiPodが出る何十年か前に。
それはまた余談になっちゃうんで詳しく話さないんですけど。
なんだけどそれを採用したのはすごい良いセンスだったと思いますよね。
今彩香さんが言ったことってすごい良くて、インターフェースの話したと思うんですけど。
最高のインターフェースっていうのは存在を感じさせないものだってAppleは思ってるわけ。
ボタンを触ってるぞっていうふうに思うんじゃなくて、気づいたら回してた。
それってインターフェースが存在してないって思えるぐらいの感覚になってるっていうことなんですよ。
あとこの言葉もすごい良いなと思うんだけど、テクノロジーを透明にしろっていう。
なるほど、どういうことですか?
テクノロジーの存在を感じさせないってことですね。
直感的に使ってて、その裏にどんなテクノロジーがあるかすら気にならなくなる状態にするっていう。
それはテクノロジーを透明にするって言い方なんだけど。
例えば、昔のパソコンってコマンド入力ってやつで黒い画面に緑色の文字出てきて、
C、Cなんとかって書いてカチャカチャって、スラッシュ、カチャカチャ、完全にテクノロジー感じゃないですか。
あれを消し去れっていう話ね。
そういうことですね、確かに確かに。
今これをしてここで動かしてるから回ってるとかっていう話じゃなくてってことですね。
そこを人間が気にするんじゃなくて、ジョブソーが言ってたのはテクノロジーが歩みようっていう。
テクノロジーが人間に合わせろっていう。
人間がテクノロジーに合わせるんじゃなくて。
なので、今の時代でいうと、例えばAI使うときにプロンプト入力ってあるじゃん。
あれってまだテクノロジー感あるじゃん。
プロンプトで入力してる。
AIが読み込みやすいように、分かりやすく書くっていう。
あれをどう次のレベルに持っていくかっていうのは、テクノロジーを感じさせない状態にさせれるといいっていう話なんだけど。
それを追求したら究極どうなるかっていうと、イーロンマスクが考えてるようなノウハウとかになるんだよね。
考えてることが自動的に表現される。
怖いな、それはそれで。
っていう話なんで。
そういうのを、ユーザー体験を最高なものにするためには、結局、細部へのこだわりっていうのが重要になるわけ。
インタラクションもそうだし、デザインのピクセルとか、ミリ単位とかもそうだし、余白の使い方とか。
そういったものを含めて、デザイナーの仕事がとても重要になるっていうのがそういうところなんだよね。
今の言った透明な感じとか直感的な感じとか、インターフェースを感じさせないみたいなものっていうのは、
ジョブスのデザイン哲学
ユーザーにとって使いやすいものを作るには、デザイナーがものすごく頑張らなきゃいけない。
なので、デザイナーの存在って重要だよねっていうことに一つなるんだろうなっていう。
これがユーザー体験ですね。
もう一個Appleっていうと、形容詞として言われるのが、イノベーションとかイノベーティブな会社だっていうことも言われるわけ。
デザインがすごいのと、あとはイノベーティブだっていうことも言われてて。
イノベーションっていうのは、技術革新とか言われるけど、それ以上に今まだ存在してないようなものを作り出したり、新しい価値を見出したりする概念じゃないですか。
スティーブ・ジョブスは興味深くて、ほら、デザイン志向って我々もよく話してるけど重要だっていう中で、スティーブ・ジョブスに至っては市場調査いらねえって言ってるんだよね。
UXリサーチの観点から言うと。
全員否定する。
セットじゃないの?みたいな。
ユーザーに聞けとか言うじゃないですか。ユーザーリサーチとか。ユーザーUXリサーチとか。
ジョブスは客に聞いても、あいつらは本当に自分が欲しいものは分かってない。
気づいてない。
早い馬って言うぞっていうのは知ってますよね?この表現の由来。
いや、分からない。
分かんないですか?
車がない時代に、人々は馬とか馬車で移動してたんですね。
その時代に、その人たちに、移動することに対して何か不満はありますか?もっと改善してほしいことがありますか?って聞いたら、
もっと早い馬が欲しいですって言うと。
そしたら、じゃああなたは早い馬を作るのかっていう話なんです。
それで早い馬を作らなかったから、我が社が成功したって言ったのがフォードなんです。
フォードモーター。ヘンリーフォードっていう自動車会社を作った人。
言ったのは、我々が成功した理由は、ユーザーが言ってた早い馬を変換して、リフレーミングって言うんですけど、
リフレーミングって言うんですけど、変換して自動車を作ったからだって言って。
なので、ステフ・ジョブソンに出会うのを言ってて、
携帯ね、スマホがない時代に柄形使ってる人に、どんな柄形が欲しいですかって言ったら、
もうちょっとこんな機能がある柄形って言うんですよ。
それをやってるうちはスマホは生まれないでしょ。
そういう今ないものを生み出すのは、デザイナーとかイノベーターの仕事であって、客の仕事じゃない。
ユーザーに話を聞くのはいいんだけど、それをそのまま受け取って、そのまま作るなよって話。
参考にするだけで鵜呑みにしちゃいけないってことですね。
Appleの成功要因
我々がよくやるワークショップで、よくクライアントさんに言ってるのは、
ニーズとかペインポイントは汲み取って、ソリューションをそのまま受け取るなっていう話をよくするわけ。
よく言うのが、リサーチとかでインタビューとかした時に、
その出てきた言葉から3回くらいなぜなぜなぜみたいな感じで深掘りすると、
実際になんでそれが出てるのかみたいな本質にたどり着けるみたいなのを聞いたことありますけど。
マッキンゼ方式。
なぜなぜ、3回繰り返すみたいなのを聞いたことあります。
いいんじゃないですか。いいと思いますよ。僕はよく知らないですけど。
ジョブスは未来を作る。自分で作れって言ってるのね。
なので、それを実現するには世の中の人が見えてないところを見る感覚が必要ですよっていう話をしてますね。
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あと、Appleという会社というか、スティーブ・ジョブスが本当にすごいだろうなって思うのは、
ソフトウェアもハードウェアも両方作っている会社なんですよ。
確かに。
それって、その当時も彼が生きていた時代も今でも珍しいと思うの。
ほら、スマホって大きく分けるとiPhoneとAndroidじゃないですか。
Androidってソフトウェアの名前なんですよ。OSの名前なんですよ。
で、iPhoneってOS、iOSなんですよ。
だからiPhoneだけが、そのハードウェアもソフトウェアも作ってて、
で、ソフトウェアもハードウェアも作ってて、
iPhoneだけが、そのハードウェアもソフトウェアも作ってて、
それを追っかけるようにGoogleがピクセルAndroidって作ったんだけど。
確かにAndroidを掲載している機種ってたくさんありますもんね。
はい、ギャラクシーとか。
簡単に言うとiPhoneじゃないもののスマホのほとんどはAndroidじゃないですか。
これは前からジョブスが言ってたのは、
ハードウェアとソフトウェアを同じ会社が作らないと、
本当にいいものにはならないっていうのね。
妥協が生じるから。
Androidだったら、サムソンとか他の会社が乗せられるように、
ある程度汎用性を高めるようなデザインをしなきゃいけないわけですよ。
例えばどんな大きさでも。
そうなんです。
画面の大きさとか、最近だったら折り畳み式とか、
そういうのにも対応できるように、ある程度柔軟な感じにしなきゃいけない。
そうなると妥協することになるので、ジョブスはそれを嫌がってたもんね。
完全自社主義っていうか。
そのデザインに関してのこだわりが、
自社でやってたものだから、アップルエコシステムができちゃったんだよね。
製造工程とデザイン
なるほど。
何が言いたいかというと、
じゃあiPod、ハードウェア作ります。
ソフトウェアもやるべきだし、
ミュージックアプリもやるべきになると、
iTunes、iPodっていうのができて、
でもiPodを聴くにはiTunesを使わなきゃいけないじゃん。
iTunesで買わなきゃいけないから、
一気に売り上げが上がったのは、
それが副産物だと思ってるんですけど、
ビジネスモデルから入ってやったんじゃなくて、
UXへのこだわりが強すぎちゃって、
両方やろうみたいな。
他社のアプリは使いたくない。
ってなったんじゃないかなと思ったんですね。
他社にお願いするより自社を動かす方が簡単って彼は思ってそうです。
これは言葉にもなってて、
他社のコンポーネントを頼るな、ビジョンを損なうぞって。
自社のビジョンを追求するには、
ある程度自分たちで作らなきゃいけない。
僕たち今使ってるこのMacBookって、
すごい薄いじゃないですか。
すごい軽いじゃないですか。
これを実現するために、
自社のビジョンを作るために、
パーツとかもこだわり抜いて設計して作ってるんだけど、
これユニボディっていう、
一体型のすごい薄く作れる技術で作られている、
薄いメタル素材なんですけど、
工場の生産ラインからデザインしたらしいからね。
これを作る。
製造工程からデザインしたらしいですね。
だけど実際に、
製造工程からデザインしたらしいですね。
結局中国とかに、
外注というか、
工場を作らせるわけじゃないですか。
工場のデザインもAppleが手を入れるぐらいのこだわりなわけ。
一切の妥協をしないために、
製造工程から手を入れる。
だからこそここまで洗練されて、
いろんな人に愛されて。
そうなんです。
製造がめっちゃかかるから、
大変だよなと思って。
今のAppleだからこそできることなのかもしれないですよね。
そうね。
ここまでっていうのは。
でもそこに惜しみなく投資したっていうのは、
日本企業も学んだ方がいいんじゃないのって、
ちょっと偉そうに言うと。
ユーザーの体験とかを、
とことん追求してるっていうイメージがあるので、
だからこそそれが売れるんだよっていうのを
日本企業だなっていうのは。
珍しいけどね。
本当に100万人一社もないぐらいの、
針の穴に糸通した会社だと思うけど。
それでちょっと余談になるけど、
テスラさっき出てきたからついでに言うと、
一回テスラの工場を見せてもらったことがあって、
テスラも工場から設計してるんだよね。
モジュール型にしてあって、
より良いプロダクトを作るために、
生産ラインから徹底的に作り直してるんですよね。
イーロンマスク、テスラも。
このジョブスの考え方にすごく似てるなと思ってますね。
そのプロダクト作りにおいては、
ジョブスがインタビューで言ってたのが、
本当そうなんだと思うんだけど、
スティーブ・ジョブズの影響
アウトプットだけ見るとすごい洗練されて、
すごい上手に作ったように見えるけど、
そこにたどり着くには、
ものすごい切磋琢磨っていうか、
泥臭いプロセスが。
泥臭いし、多くの人が、
アイデアさえあれば良いものができるって思いがちだけど、
そのものづくりっていうのは、
アイデアレベルで考えてたこととは、
実際手を動かしてみると全然違う。
そこに障害が出てくるもんだと。
素材とか、パーツとか、
テクノロジーとかの限界であるからね。
それを、ああでもない、こうでもない、やりながら、
プロトタイプを何度も何度も作り変えながら、
最終的にどれだけビジョンに近づけられるかっていうのが、
ものづくりなんで、
そんな単純にできる世界じゃないっていう。
ただその一方で、
最高のものを作り出せないんだったら、
辞めるっていうぐらい言ってるのね。
世に出さないっていうこと?
世に出さない。
アップル製品って値段が高いって言われてるけど、
最高のものを作り出してるんで、
むしろ安いって言ってるのね。
これだけの品質のものを。
これだけの品質のものを、
この価格だと逆に安いぜと。
他の会社は作れないでしょって言ってるぐらいの
自信を持っている人。
だからこそみんな納得して、
買い続けてるんじゃないかなと思いますけどね。
自覚はないかもしれないけど、
虜になってるというか。
今となってはね。
それってすごい興味深くて、
ステイブ・ジョブズって2011年に亡くなった後に、
現在のCEOであるティム・クックっていう人が
経営してからのほうが業績が上がってるんですよ。
なのでステイブ・ジョブズって
仕込みをしたんだなと思って。
一通り仕込んでおいて、
ここから続きは、
金儲けができるフェーズに入って、
回収してる感じだよ、その後ね。
その新しい方も、
ちゃんとそこの軸というか、
そこをぶらさないでちゃんとビジネス進めてるっていうのも
主にありそうですね。
受け継いでしっかり。
そうですね。
ノイズを入れてないですよね。
妥協してないっていうのは、
フィロソフィーをきっちりと受け継いでるから、
素晴らしいですよね、そこはね。
さっき冒頭で、
10年以上前に亡くなられたんですね、
みたいな話をしましたけど、
まだ生きていらっしゃるかのようなプロダクトというか、
プロダクトに変わりが出てないじゃないですか、
そんなに大きく。
そうなんです。
びっくりするような変化ないし、
発表会とかはよく言われてましたけど、
発表会ですね。
発表会は触ってからブンブン言われてましたけど、
製品自体に関しては、
一ユーザーとして、
亡くなってからびっくりするぐらい、
路線変わったかというとそうじゃないと思うので、
一貫性でしっかりつらめき通している。
そうですね。
基本設計が変わってないのと、
フィロソフィーが変わってない。
彼が亡くなってから出た新商品って、
多分3つあって、
アップルウォッチと、
エアポッツと、
ビジョンプロですね、最近。
だとは思うんですけど、
ビジョンプロは微妙だと思うけどね。
今のところは実用的な。
ビジョンプロはさっきのフィロソフィーに
合ってないなと僕は思っている派なんですよ。
いろんな意味で妥協があるなと、
こんな偉そうなこと言えないですけど、
思っちゃってるんですけど、
それぐらい、
彼がいた時の続きをやってても
十分問題ないし、
むしろ儲かる会社になってるんで、
その裏にあるのが今言ったような
フィロソフィーで、
現代のデザイナーは、
これ全員、
ぜひ、
身につけておくといい考え方だと
思いますよっていう、
おすすめの、
おすすめの話でした。
現代デザイナーへの提言
おすすめの話でございました。
ありがとうございます。
今日はスティーブ・ジョブズの
デザイン哲学とまとめたところで、
シンプルを追求するとか、
ユーザー体験につながるように
細部までこだわるであったり、
イノベーションはユーザーの声から
生まれるんですね。
最後にプロダクト開発の際には
どろくさくトライアンドエラーを
繰り返して、
しっかりと追求していくと言ったところが、
彼の哲学であって、
この哲学は全デザイナーに
伝えたいと言ったところで、
今日はトピックとして
扱わせていただきました。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
このエピソードを楽しんでいただければ
とても嬉しいです。
ありがとうございました。
このエピソードを楽しんでいただけた方は
ぜひ高評価、チャンネルフォロー
よろしくお願いします。
また、サンフランシスコデザイントークは
番組に対する質問や
取り扱ってほしいテーマを募集しています。
番組概要欄にある
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各エピソードのQ&A欄から
お送りいただけますので、
お便りお待ちしております。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに。
次回もお楽しみに