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みなさんこんにちは。自然を愛するウェブエンジニア、セミラジオです。 今回は
スーパーファミコン初期のRPG SDガンダム外伝ナイトガンダム物語 大いなる遺産についてお話したいと思います。
このゲームナイトガンダム物語シリーズの一作として発売されたもので、ナイトガンダム物語は
アニメ機動戦士ガンダムのキャラクターを二頭身にして、 その二頭身のガンダムやアムロなどガンダムのキャラクターが
ファンタジー世界の中で活躍する姿を描いた物語で、カードダスなどで人気を博しました。 カードダスというのはバンダイの発売するトレーディングカード
またそのそれを販売する自動販売機の総称で 一枚いくらでカードが引けてそれぞれのカードにはその例えばナイトガンダムのカードダスだったら
ナイトガンダムとかサタンガンダムのようなキャラクターが描かれているというようなものですね。 ガンダムの他にもドラゴンボールなど人気アニメのカードダスがありました。
ちなみに僕ドラゴンボールのカードダスは1回だけ引いたことがあるんですが そのカードは展開地武道会のレフェリーでしたね
こいつ誰だっけと思ったのを記憶しています。 その数ファミで出たナイトガンダム物語なんですけども
基本的にドラクエをベースにした rpg で ナイトガンダム物語の発売が91年12月なんですけども
前年の90年2月に発売されたドラクエ4の影響を強く受けてます ドラクエ4は1章から5章
それぞれ主役を張るキャラクターがいて というオムニバス形式になってたんですけども
ナイトガンダム物語もそれを踏襲して1章から4章の構成になっています 僕は初めて買ってもらったゲーム機がスーパーファミコンで
このナイトガンダム物語が初めてプレイした rpg なんですけども キャラクター主体のゲームって結構ざっくりとした作りになっていることが多いんですよね
このナイトガンダムもまさにそういうキャラゲーの典型みたいな感じで 数々の理不尽な仕様や多くのバグなどがプレイヤーを苦しめた
トラウマ rpg になっています 特に初めてやる rpg としてかなり厳しい作りになっていて
マリオとかアクションゲームなんかって 結構直感的にゲーム内で何が起きてるか
ゲームの要素がつかみやすいと思うんですよね 敵に当たったら小さくなったり死んじゃったりするし
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穴に落ちたらまあ死んじゃう そういうのは直感的にわかるじゃないですか
rpg ってまあいろいろ抽象的な要素があるので 攻撃力防御力 hp とかイベントを進めるという概念もゲーム初心者には
難しいものだったんですよね 特に小学生の頃に初めて
rpg に触れる初めての一作としては結構 ナイトガンダム物語はハードな
割と付け離した内容になってましたね これがドラクエであればそういう初心者をそっと導いてくれるような
憎い作りになっていると思うんですが 残念ながらナイトガンダム物語はそうではなかったですね
もともと rpg に慣れた人でも厳しい内容な上に 初めて rpg をプレイしているということでかなりこのゲームに悪戦させられました
まず武器防具の使い方がわからない 装備すると強くなる戦闘に勝ちやすくなるということを理解するのにも少し時間が
かかりました そもそも rpg というのが何を楽しむゲームなのかがよく分かりませんでしたね
最初のうちはマリオみたいにアクションがあって 1ステージクリアしたらこう
クリアしましたみたいな達成感のある音楽が流れるでもないし割と淡々と進むので 何がどうなっているか理解するのにすごく時間がかかりました
あとゲームバランスもかなりおかしくて序盤に最強のザゴキャラヒドラザグというのが現れて なすすべもなくボコボコにされたり
他にも敵の出現範囲がおかしくて ちょっとでも既定のルートを反れると反れなくてもものすごく強いザゴ敵が現れて
瞬殺させられるということはもう日常茶飯事でしたね 特に一番印象に残っている苦戦させられたのは1章のボスである
サタンガンダムというキャラクターで 強力な攻撃を放ってくるボスキャラクターなんですけどもどうやって勝てばいいのか
わからなくてこいつを倒すのに何ヶ月かかったかわかりません 見た目が派手で強そうということで攻撃魔法ばっかり使っていたんですが
いくら魔法を使ってもまあ mp が消えてしまってなすすべもなくやられるというのが 負けパターンになっていてそれをずーっと繰り返してたんですけどもある時
ふと気がついたんですけどもあ物理で殴った方が早いと 魔法を使って延々と戦っていたんですけどもまあいつの間にかレベルは上がっていて
いつの間にか素手で殴った方が物理でひたすら殴った方がよっぽど強くなっていた ということにだいぶ時間かかってから気づいてそこに気づいてからは早かったですね
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書店で買った攻略本の力も借りながら 1章のボスを倒してから割とサクサク進めることができるようになりました
なんですけども2章のボスもなかなか強力で サイコゴーレムというゼータガンダムに出てくるサイコガンダムをモデルにしたキャラクターなんですが
強力な攻撃力を持つ上に2回行動してくるのでかなり苦戦しましたね ただ2章にはネモというものすごく強いキャラクターがいてこのネモは
ゼータガンダムに出てくる汎用モビルスーツなんですが このナイトガンダムの2章では武闘家ネモとして
登場していてこのネモの連続というコマンドがすごく強かったんですね この連続は
ネモが格闘攻撃で連続攻撃を敵に対してかけるものなんですけども 1回でも攻撃が外れるまで延々とネモが
一方的に攻撃できるというもので 1回の連続コマンドで10回以上攻撃できることも稀ではなかったですね
ネモがものすごく強いという意味で このナイトガンダム物語はネモ好きの方にはたまらない
ゲームになっています ラストダンジョンにはガンダム族しか連れていけないのでこのネモはガンダム族ではないので
残念ながら連れていけないんですが バグを利用した裏技を使うとネモを最終ラストダンジョンに連れていけるらしく
その技を使うとネモでラスボスを圧倒することができるようです あともう一人予言者サラサというこの2章で一瞬だけ仲間になるキャラクターが
いまして 今回のラジオのために少しだけナイトガンダムについて調べ直していて
全く記憶になかったんですがこのサラサというキャラクター 占うという特殊コマンドがあってこのコマンドを使うとそのターン
敵の攻撃を完全に無効化するというめちゃくちゃ強い能力を持っていたんですけども 仲間になる時点でサラサのレベルが低すぎて
その占うの効果はその占ったターンしか持続しないので素早くない サラサが素早くないとあまり意味がないというものだったんですけども
もし永続的に仲間になるキャラクターだったとしたらものすごく大活躍してたというか もう完全にゲームバランスを
もともとおかしいんですけども さらにゲームバランスがおかしなことになっていたんじゃないかと思います
次の3章なんですがこの3章が 最も悪名高いというか多くのプレイヤーには絶望を与えた章のようです
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何かというと 1章でも仲間になる騎士アムロが3章の序盤では一人で旅をすることになるんですが
この一人旅がなかなか厳しくて アムロ一人では立ち打ちできないような敵キャラがバンバン出現するので
1章でアムロのレベルをあまり上げていないとものすごく苦戦することになります さらに本当に敵が強力なので
レベル上げすらままならないという状態であまりにもアムロのレベルが低いと完全に ここでゲームが済んでしまうことすらあるようです
僕の場合1章で本当に長いこと足踏みしていたので幸いアムロのレベルも上がっており 3章ではほとんど苦労した記憶がありません
4章ではいよいよ 悪の元凶であるジークジオンという大魔王とナイトガンダムの一行が決戦をすることになります
このラスボスのジークジオンなんと一旦に4回も攻撃してくるものすごく強い キャラなんですけども
他のボスキャラにも言えることなんですが結構気絶魔法のビットというのがあって このビットが効くんですね
なので基本はその4回攻撃される前にビットで眠らせて 一方的にボコって起きたらまたビットをかけるという繰り返して勝てます
なのでラスボスで苦労した記憶はありませんただ時間がかったなという印象くらいですね こういうゲームバランスを崩壊させる裏技昔のゲームには結構あって
例えばメタロマックスという戦車を使って戦うRPGが数羽目であったんですけども 賞金をかけられている賞金首を倒してそのお金をもらって戦車を改造してまたさらに
強い賞金首を狙うというコンセプトのゲームだったんですが 裏技でお金を無限に増やすという技があってそれを使うとお金がいくらでも手に
入るので賞金首を倒すというゲームコンセプトが崩壊してしまうんですが 当時は平気で使っていましたね
あとファイナルファンタジー6というこれもRPGですけども バニッシュですという技があってバニッシュという魔法があるんですけども
これは対象の敵でも味方でも 透明にしてしまうという技で透明になると物理攻撃は当てられなくなるんですがその代わりに
魔法に対する耐性がなくなるという 魔法でこのバニッシュが作られたのは製作者の想定としては仲間に使って
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物理攻撃を無効化するけど魔法には弱いから一長一短のモロハの剣として使える 魔法ですというような想定で作られたと思うんですけども
この魔法実は敵のボスキャラクターにも効くんですね これでボスキャラクターを透明にするとこちらの物理攻撃は効かなくなるんですが
魔法耐性がゼロになるのでこちらの即死魔法も全部効くようになってしまうんですね
ファイナルファンタジーのデスでもデジョンでもブレイクでも 劇放題になってしまうのでどんな強敵でもこのバニッシュデスで倒せてしまうという
とんでもないバグがありましたね ファイナルファンタジー6はこのバグのおかげで戦闘が全く緊張感のない
どんな強敵でも一瞬で倒せてしまうという ゲームから緊張感を奪ってしまう
技だったんですがまぁこれも当時は平気で使っていましたね ナイトガンダム物語に関して言うととんでもなくゲームバランスが悪くて理不尽な
仕様にはなっているのでこういう技が使えることでまぁ 逆にバランスが取れているという気がしなくもないですね
そんなナイトガンダム物語 初めてRPGに挑戦した少年時代の僕にとってはものすごく厳しい先例だったんです
けども その分とても思い出深い作品でしたね
今日は スーパーファミコンのRPG SDガンダム外伝ナイトガンダム物語
大いなる遺産についてお話しさせていただきました ご視聴ありがとうございました