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2023-11-20 11:34

【介護248】遺産相続など家族の争いに巻き込まれた時にケアマネが気をつけること

#ケアマネ #介護 #相続
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00:06
どうも、ボブです。
今日は、ケアマネージャーの話をしたいんですけれども、
ケアマネージャーやってるとですね、家族関係、家族の争いに巻き込まれるっていうこと、結構あるんですよね。
例えば、相続争いですね。
僕も何件か今まであります。
悲しいことですね。
本人は、本人が亡くなった後にですね、家族が揉める。
それか、亡くなる前、ちょっと危なくなってきたぞっていう時に、
今までずっとおとさとのなかった家族が出てきて、
いろいろと、今まで一生懸命介護してきた側の、今までキーパーソンだった人のことをすごく荒を探るというかですね、
ここが、なんでこんな状況になったんだ。
介護度が上がってるじゃないか。認知症が進んでるじゃないか。
今までの、介護してきた人は何もやってくれていない。
これから私たちが親を見ますということで、
最後、全部なんというかね、今までのキーパーソン、介護してきた方の側から見るとですね、
いいとこどりをして、最後だけかっさらっていくみたいな。
そして、相続とか、そういったのも有利に進めていくみたいな。
そんな状況にね、陥ることも見てたらあるなぁと。
どっちの肩を持つわけじゃないです。
でも、そういうことってあるなぁと思いました。
ただ、その時にケアマネージャーに矛先が向くことがあるわけですよね。
なんで今までね、状況が悪くなってきているにも関わらず、
ケアマネージャーは僕たちにね、後から出てきた家族に連絡をちゃんとしてくれてないじゃないか。
病状が悪くなっているのに何も対処してくれてないじゃないか。
書類の細かい部分でこれが記載されてないじゃないか。
どうなっているんだ。ケアマネージャーも後退だみたいな話になったり、
書類を出してくれと。今までの記録を出せという風になったりすることもやっぱりあるんですよね。
今回というか今までで気をつけないといけないなと思ったことをちょっとお伝えしたいなと思うんですけれども、
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まずですね、大前提として最初、家族の相続問題でとかいう話をしたんですが、
後から出てきた、今まで関わり持ってなかった家族が後から出てきたからといって、
必ずしもその人が悪いわけじゃないわけですよね。
本当にもしかしたらそちら側からの目線で見ると、どんどん悪くなっているように見えるし、
後から関わってくれた家族の方が実は手厚くやってくれるとかお金も出してくれるとか、
そういうことだってあるわけなので、ケアマネージャーがまずはですね、
ジャッジをしないということがやっぱり一番大事じゃないかなと思います。
ついつい思い入れをして、今まで毎月毎月会ってきた、一生懸命介護してきたようなご家族の方、
なんで今までこんな一生懸命やってきたのに、後で出てきた家族にこんな言われないといけないんだとか、
それはこっちが思う必要はないわけですよね。
思うのはその言われた側の、今まで介護してきたキーパーソンの方が思うかもしれないけれども、
でも支援者の僕たちはあくまで中立な立場で、
もうどちらにも踏み入れないというかね、ジャッジしないという、判断しない、
良い悪いの判断をしないということをまず気持ちとして置いておかないと、
こちら側も流されておかしくなっちゃうんですよね。
そしてやっぱりちょっと気をつけないといけないなと思ったのは、
遠方の家族だったりとか関わりが薄い家族だとしても早めのうちから関わっておいて、
連絡を取っておくっていうのをやっておかないと、
後々なんで悪くなってから連絡してこないんだ。
こっちは言われたら関わる気持ちでいたのにって言われちゃうわけですよね。
なので、全然連絡取ってくれないとか電話しても出ないとかあったとしても、
それを記録しておくということが大事ですね。
しっかりこちら側はアプローチしましたよっていうのを残しておくということがやっぱり大事だなと思いましたね。
なのでキーパーソンも一人じゃなくて、緊急連絡先は僕たちは2件以上聞いたりするんですけど、
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ちゃんと連絡を取っておくということですね。
2件だけじゃなく必要があれば、家族兄弟がたくさんいればその分連絡を取っておくっていうのも大事かもしれないですね。
そして支援経過って言ってですね、ケアマネージャーって訪問した時の記録を残すんですけど、
その時に最初に言ったようなジャッジをしないっていう、あくまで中立で事実を書くっていうことを癖づけておかないと、
ついつい今までのキーパーソンの方に思い入れをして、こっちの方が介護をいつもしてるけれども、
他の家族は連絡が取れないとか関わりが薄いとか、そんなことを書こうもんなら、後で書類を出せって言われた時に、
なんてこと書いてくれてんだと、あんたらはちゃんと連絡取ってくれてなかったでしょうがと、
こっちはなんかあれば受け入れ態勢できてたのに、それでこっちを悪く言うなんてもってのほかだと怒りますよね。
どっちが良い悪いのジャッジはしないけれども、場合によってはどんなにこちらが真実を話したとしても、
相手が弁護士をつけていたりとか、口裏を合わせて話をどんどん進めていっている状況があったりとか、いろんなパターンがあったりします。
それもジャッジはしないんですけれども、後々わかる時もあります。
そんな時も事実で戦わないということが大事ですね。
向こうは証拠を出してきたとしても、それ本当に証拠かっていうのもあったりするんですよね。
時系列でいろいろこちらは取っているけれども、ちょっと辻褄が合わないようなことも起こったりとかするんですけど、
もう一個一個それにこちら側もつついて戦っていくっていうのは無意味だなぁと。
向こうはもうそういう戦いをしてないんですよね。
もうこっちの自分たちの言い分を通すっていうので、法律も絡めて戦ってくるので勝ち目がないわけですよね。
これが悪質な場合はちょっとまた話は変わってくるかもしれないんですけどね。
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本人の権利擁護に関わるような状況だとしたらちょっとまた考えないといけないんですけど、
もう兄弟喧嘩だったりとか、そういう家族同士の争いにこっちも争ってはいけないという風にね、
そういうスタンスでやっていかないといけないだろうなぁと思います。
まあちょっと残念な言い方をするんですけれども、
こういう子供を育てた、こういう家族環境になったっていう事実は、
本人がかわいそうっていう状況ももしかしたら出てくるかもしれないんだけれども、
もうそれを全部ね、本人にまた思い入れすぎて、
こちらが逆に本人の代わりに戦うっていうことの方がまたおかしな形になるので、
もうこういう定めだったじゃないですけれども、
こういう状況になってしまったのはもう今までの人生全部の総括だということで、
こうなってしまったんだよねっていう風にね、もう思うしかないよね。
毛穴根の中でも話をしています。
でもできる限りのことはね、させていただくんですけれども、
でも本当に家族の不和、喧嘩、いい争いにこちらが飛び込んでいくっていうことをせずに、
ジャッジをせずにあくまで事実、こちらが対応したこと、動いたこと、思っていることをそのまま伝えるっていうだけで、
こちらが構えると本当に相手ももっと構えてくるので、
絶対そこをね、バチバチ火花を散らさないようにしないといけないんですよね。
こちらの感情の整え方っていうのもとても大事になってくると思います。
肩の力を抜いてあくまで冷静に対応するっていうことが大事ですね。
ということで今日は家庭の財産争いに足を踏み入れてしまう毛穴根のお話でした。
ご視聴ありがとうございます。
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