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2022-01-27 09:20

【介護138】かわいいおばあちゃん

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ボブです。

はじめて介護の仕事をした病院で

はじめて僕のことを気に入ってくれるおばあちゃんがいました。

ふと思い出したので話してみます。

#介護 #ケアマネ
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どうも、ボブです。今日はですね、介護の仕事をしていると、かわいい高齢者の方と出会うことってありますよね。
ちょっと今日は、かわいい高齢者の話をしたいと思います。
僕が初めて介護の仕事をしたのは、病院の看護助手っていう形で、看護師さんのお手伝いで
おむつ交換とかシーツ交換とかする仕事だったんですけど、 今も顔と名前をはっきり覚えている方がいるんですよね。
まず一人は、僕のことを兄ちゃん兄ちゃんって言って、いつも叫んでるおばあちゃん。
初めて出会った、かわいい患者さんでしたね。
車椅子で、もう完全におむつの方だったんですけど、おむつ交換だったり、車椅子に移動して、食堂に連れて行ったりとか、
いろいろ、みんな看護助手のメンバーはしてるんですけど、僕が若い男子だったから、今よりももう何年前になりますかね、
もう10年近く前だと思うんですけど、いやいや12年前か、僕25歳ぐらいだったと思います。
その時に、一人おばあちゃんから気に入られて、いつも兄ちゃんって叫ぶんです。
看護師さんが呆れて、もうボブくんまた呼んでるよ、はい行ってきて、みたいな感じでですね、毎回僕が呼ばれるっていう感じで、
ナースコールを押さないんですよ、兄ちゃんって、もう遠くからですね、お部屋から呼ぶんですよ、どうしたのって、
でなんかおしっこ出たみたいな、言うんですけど出てないんですよ、もう出てなかったよーって言っても、
また数分して兄ちゃん、もう看護師さんがもうどうにかして、みたいな感じで言うんですけど、
もうどうにかしては僕のセリフなんですけどね、毎回言ってるの僕なのにって、
まあ行って、まあ何度かね、したら本当に出てたとかですね、
そんな感じでずっと呼ばれるわけです。 その方、この病院長くてですね、ずっと入院生活続いている方だったんです。
もうあっちこっち骨折しては入院退院繰り返して、結局すごく長い時間、長い期間、
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入院生活を送っているっていう、そういった方だったんですね。 もう病院みんなその方知ってるような、このフロア、
他のフロアの人からも有名人。 まあとってもね、あの可愛いおばあちゃんでですね、あの
にこーって笑うと歯がないんです。 夜はですね、もう外して寝てるんですけど、日中とかはもう
寝てる間呼ばれたらですね、もうだいたいが歯が飛び出してるんですよね、入れ歯が。
兄ちゃんって言いながらカチャカチャカチャカチャって、もう入れ歯がもう外れてるよって、もう入れ直してですね、もう
あの、会ってないんじゃないの?っていう感じだったんですけど、
その方もまあなかなか元気なので、 行き先がとうとう見つかったんです。
施設に行くことになりました、特養が決まりました、ということでですね、
まああまりに長い方で、しかも結構、まあ介助も大変な方だったんですよね。で、訴えも多くて、まあ可愛い方だったんですけど、
結構ですね、強くてです。あの強くてですね、 もう嫌な時はもう嫌、で、すごい怒る時もあるんです。
なので、まあちょっと、ちょっと厄介な患者さんぐらいの方が、みんな可愛がってくれたりするんですよね。
みんなちょっと寂しいんです。 あら、いなくなるの?みたいな。
で、最後は、あのエレベーター送り届ける時にですね、もう職員みんな集まって、元気でね、頑張ってね、ってね、あの、
みんなで送り届けました。 まああのー
僕もですね、あの家族の方から、うちの母が、これをボブさんに渡してくださいって言って、
お菓子だったかな、あのお菓子をいただいて、まあこれはね、もうありがたくいただいて、本当はもらえないんですけどね、
もうあのー、みんなで、僕だけじゃなくて、ちょっとみんなで食べました。
で、介護の仕事を
初めて、 まあこれが最初だったんですよね。
患者さんからこう気に入ってもらって、 ずっと僕の名前、名前というか兄ちゃんですけどね、ご指名で、
毎回動くような、そういった方初めて担当したので、 なんかですね、すごくこの方を覚えてます。
同時にそうそう、なんか、
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その人結構強い、意思の強い人だったので、 言葉もそんなに兄ちゃんぐらいで、あんまりこう、あのシャキシャキは話せない人だったんですね。
で、もう、なんかこう会話という会話はなかなかできないんです。
ですけど、お風呂が嫌だったんですよ。 で、お風呂行くときいつも抵抗してですね、
で、もう行きましょうって言っても、もう力づくで、その時の握力強いんですよね。ギューッと握って、
で、拗ねられたこともありますし。
でね、なんか印象深かったのが、もう力づくで、もう看護師さんをギューッと連れて行って、 バーッと脱がせて、シャワージャーッて当てて、
とかですね、まあそうなった時に、 あ、そうそう、もう寝たままなんですよ。
あのストレッチャーに乗せて、で、連れて行って、 ストレッチャーお風呂用に移し替えて、寝たまま洗うっていうような、そんな感じなんですけど、
もうあのストレッチャーで連れて行かれた頃には、もうなんか諦めの顔になってるんですよね。
もうやっても無駄だみたいな。 その時の顔がね、なんかすごい印象的なんです。
もう途中まで、もう鬼の行走で抵抗してた人が、 シューンと、もうなんか、もう無表情で目をつぶって、じーっとしてるっていう。
それがね、なんか印象的だったんですよね。 あ、あのおばあちゃんが、もう完全にやる気なくしちゃって、もう無抵抗になった。
だからそれがね、
力に屈した時の感じ。 なんかそれが引っかかって残念な気持ちだったんですよね。
もっと、なんか嫌なら嫌で、抵抗するのがこのおばあちゃんらしい、
なんかこう、 もう最後まで抵抗してほしかったみたいな。
そんな気持ちにさせられました。 まあ最後はね、もう見送って、エレベーター見送った時は、もうニコニコ手を振って行きましたけどね。
もしかしたらもうこの病院出たかったのかな。 まあでも、
いろんな、まあその人との思い出があって、他の職員みんなね、
なんか、こう後々、あの人元気にしてるかなーみたいな。 やっぱずっとみんな覚えてるもんだからですね。
そんな話が出るぐらい、 みんなから愛された患者さんでした。
なんかあの、これ大したエピソードじゃないかもしれないんですけど、すごくね印象的だったんですね。
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他にもたくさんいろんな人がいるんですけど、もう9分もこれだけで話しちゃったので、また別の機会に話してみたいと思います。
ご視聴ありがとうございました。
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