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2022-04-25 10:43

【心理】困ってるから提案しても「それはできません!」の心理

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ボブです。
①困ってるから解決策を探そうという人
②困ってるからこの気持ちを分かってもらいたい人
2つに分かれると思うんです。
相談されたから提案しても、「できません!」ってできない理由をたくさんする人。これは②かな。
それぞれタイミングに合わせて、この人は何を望んでるのかを察知することが必要ですね。
#心理学 #介護 #ケアマネ

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どうもボブです。今日はちょっと介護の話と別なんですけど、何か仕事の中でも、プライベートでもですね、
こうした方がいいかもしれないよっていう提案をしたとするじゃないですか。
そしたら、「いやいやいや、それはあなたじゃないからできません。」って言われることってちょいちょいあると思います。
仕事でもですね、例えば業務のスピードがなかなか上がらないということで、仕事が忙しい忙しいって言ってる人に対して、
例えば一つの例としてということで、自分はこういうふうにしてますよ、何か一つ参考になるものないかなということでお伝えしたとすると、
いやいや、私の場合は、あなたとはちょっと状況が違うから、こういう部分もこういう部分も違うから、それはできません。できません。
って言ったりするんですけど、ただ、使える部分もあるはずなんですよね。
そこはもう、使える部分を取ろうとせず、もう一つ二つできないことがあれば、それはもうできない、全部ができないっていう風になってしまう。
そういう返答をする方っていると思うんですよね。
他にも、認知症のね、母がいて毎日電話がかかってくると。
でももう毎回イライラして、もうストレスが溜まって血圧が上がりそうです。眠れません。みたいな人がいるとして、
こういう話が、こういう風に対応する人も今までいましたよとか、こういう風にもう話をしてみたらどうですかとかですね。
いろいろこう提案をしたとしても、それはできません。頭では分かっているんですけども、それはもう自分にはできないんです。
っていうこととかですね。まああったりします。で、他にも細々したこと、たくさんあるんですけど、それが何か悪いっていうことではなくてですね。
で、そのできないっていうことも確かにできないんだと思います。
そして確かに、その提案する人との話と自分の話が100%一致してないことも、当然一致はしてないと思います。
だからそれがまるまる参考になるかって言ったら、確かにそうではないはずです。
でも、自分が困っていて何か方法ないかな、何か方法ないかなって必死で解決策を探している場合って、
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何か一つでもこうプラスになる部分、プラスで、頭がですね、プラスで考えようとしているかどうかということなんですけど、
プラスな思考で何かヒントになるものを探し取ろうって思っている時って、いろんなものがプラスに自分の参考になるんですよね。
関係ない話聞いても、あ、これってこうかもしれない、自分に取り入れてみよう、ここならできるかなっていう風に思考が働くと思うんですけど、
そうじゃないパターンが多いなという気がします。
マイナスな、その、何というか、何かね、つかみ取って自分にプラスにしようっていう意識では全然ないわけです、そういう時って。
どちらかというと、何か改善したくて話してんじゃないんだよと。
私が大変で私がきつい、その気持ちをわかってよっていう気持ちの方が強いんだろうなって思います。
これ悪い意味じゃないんです。悪い意味で言ってないんです。
そういう、そこまで追い詰められている状態ということですよね。
毎日ね、毎日いろいろ自分なりに頑張るんだけどどうしようもないんだ、その気持ちをわかってくれっていう、そういう状況での訴え。
で、そこで、あの、いや、こういう解決方法がありますよって、わーって言ったとしても、そんなこと求めてないよと。
それはもうできません、できません、もうそんな、もうそれ、今そんな段じゃないんですと。
だからそういう場合に何を求めてるかって言ったら、とにかくもう理解してもらう、気持ちを理解してもらうっていう部分ですね。
なので、例えば仕事だったら管理者として、なんかアドバイスしないといけないんだと思ってね、いろいろ一生懸命考えていうこともあるんですけど、
でも、この人は今解決方法なんて聞いてないんだ、今、とにかく自分の気持ちを知ってほしいんだっていう風にですね、
捉えるっていうことが大事なんだろうなと思うんですよね。
で、介護をしている家族の方とかにもですね、もう、今はこの人に解決方法や提案をするタイミングなのかな、
それとも受け止める、気持ちを受け止めることが今大事なタイミングなのかなっていうのを見定めるっていうのがすごく大事なんだろうと思うんです。
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こちら側としてはですね、その提案する側としては。
一旦、そのマイナスな、もうとにかくきつくて大変でわかってほしいって思ってる人が今、ちょっと意識的にはこうマイナスな気持ちな状況になってるんですよね。
それがプラスになる状況になるまで、一旦ね、そのタイミングを見て、信じて待つっていうことが大事なんだろうと思うんですよね。
今の時点でその困ってる問題解決してやらなくていいの?って思うと思うんですけど、
それは、あの、それがね、その人の課題であれば、その人がやっぱり解決しないといけないんですよね。
なので、その人がちゃんと今マイナスな気持ちであれば、一旦プラスな方に変わってからまた聞いてくると思います。
どうしたらいいでしょうかと。その時に話せばいいのかなと思うんですよね。一緒に考えていけばいいのかなと。
とにかく、相手がどういうふうな気持ちでいるか。私はね、できないんですっていう人っていうのは、もしかしたら今プラスな状況でいろんなものを参考にしようっていうタイミングじゃない。
逆に自分の気持ちをわかってほしい。まずその自分の気持ちを理解してもらったっていう感覚が少しずつ気持ちをプラスにしていくきっかけになるはずなんですよね。
なので、分かってもらえない分かってもらえないって思えば思うほど、なかなかそのマイナスな状況から抜け出せないと思うので、このしっかり理解するっていうことも解決方法のステップとして非常に大事なことなんだと思います。
ただね、共感する。これも注意が必要なんですよね。相手にずっと引っ張られて、相手のマイナスな気持ちのところに自分もグーッと引っ張られていくと、それも良くないんですよね。
相手がもう分かってくれ分かってくれ私の気持ちはわかるでしょうって言ってですね。
ああそうだねそうだねわかるわかりますわかりますわかりますよああそうですねってなっていくと、相手はその状況から抜け出せなくなっちゃうんですよ。
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この共感してくれるっていう状況に慣れてしまってというか、もうとにかく自分のこのきつい状況を伝えて分かってくれ分かってくれってちょっとね精神的な依存状態になっちゃうんですよね。
それじゃあまた良くない。プラスの方に引っ張っていけなくなっちゃうんですよね。
あなたはそう考えてるんですね。あなたの考えてる気持ちは理解できますっていうスタンスでちょっと距離をとって話を聞くっていうこの微妙ななかなか伝えにくいんですけどね。
その距離感が大事なんですよね。あくまでこっちは前向きな方向で意識を持っていつつ、なかなかね困っている状況の方に引っ張られずにあなたはそう考えてるんだねっていうスタンスで距離を置いておくっていうそういう部分が大事なのかなと思いました。
ではでは今日はなかなか解決方法を提案しても私はできませんっていう方に対しての考え方について自分なりの意見としてお伝えしました。ご視聴ありがとうございます。
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