00:06
どうもボブです。今日はですね、全然いつもと違う話をしたいんですけども、皆さん、なんば歩きって知ってますか?
昔の日本人の歩き方なんですけど、このなんば歩きっていうのが、
体に負担をかけずに、無駄なエネルギーを使わずに歩く、そして自分の軸をぶらさずに歩く、みたいな、そういう歩き方なんですね。
で、これに矯正して戻していくことが、もしかしたら、体の方から自分の軸のずれ、
これ、メンタル的にもですね、他人軸とか自分軸とか、これってスピリチュアルだったり、そういう話でよく聞くかもしれないですけど、
何かこう、相手に意見を合わせすぎたりとか、自分の軸がずれている人っていうのも、こういう体から矯正することでいいんだよ、っていう話があったりですね。
そもそも、今、高齢者、膝が痛い、そして腰が痛いとか、そういうふうに悩んでいる方が多いんですよ。
変形性筆関節症とか、あとくるぶしの痛みだったりとか、腰の痛みだったりとか、こういうのってすべて普段の姿勢、歩き方、こういったのが、もしかしたら影響しているかもしれない。
で、今は特に、スマホを見ながら歩いたりとか、何か重い荷物を担ぎながら歩いたり、そういうことで、自分の体のバランスをうまく、バランスを崩した状態で、しかもかかとをついて歩く、こういう歩き方ですよね。
皆さん、歩くときって、かかとをコツコツコツコツってつきながら歩く、そういうのが当たり前だと思ってませんか?
で、これは軍隊の歩き方みたいなね、行進を小学校の時とかしますよね、体育の授業で。あの歩き方。
右足上げたら次、手は反対の左手を上げますよね。右足と手が逆を上げる、こういう歩き方で、しかも膝をしっかり前に伸ばしてかかとでついて、こういう歩き方っていうのが、実は自分の足のダメージをかなり、ダメージを与えてしまう歩き方なんだっていうのをですね、
いろんな方が言ってます。くるぶしから着地するということは不安定になるんですね、バランスが。で、その不安定を補うためには、しっかり筋力をつけていないと、この歩き方が保てない。
03:14
そして、手をしっかり振る、前後に振るっていう形を取らないと、バランスとって歩くことができないんですよね。で、その手を前後に振るということは、なんというかイメージですよ。
前に進みたいのか後ろに進みたいのかわかんないみたいな、手をこう前後ろ前後ろ、体もちょっと肩がね、前後ろ前後ろにぶれるわけですよね。こういう歩き方をしている。そしてかかとから着くということは、これストップの動きになりますよね。
前にずーんと進んでいくというよりも、1回ストップ、1回ストップ、そういうふうな歩き方ですよね。これってエネルギーをすごく使っていると思いませんか?
前に進もう進もうと体はしているんだけれども、体の動き的にはストップストップ、そして前に推進するどころか後ろの後ろにもぶれて、体がどんどんどんどん左右にぶれてしまう。
こういうふうな歩き方を実はしていて、それをねうまく制御しているのは膝だったりくるぶしだったり腰だったり、いろんなところで体に無理をかけてしまっている。
そしていろんなところでエネルギーを使ってしまっている。筋力もかなり使う。階段上がる時も足を、例えば右足を上げたとして上げて上の段に乗せますよね。
右足の力でよいしょってもう一つの左足を上げる。こういう動きを普段している。
でもこれってかなり右足筋力使ってますよね。ナンバー歩きはそういう歩き方じゃないんですよということをねお話ししてるんですよ。
すごいなと思って、これねなかなか口で説明するのって難しいんですけど、簡単なイメージとしては時代劇のお侍さんだったりとかお城にいる人たち、歩き方見てください。
大股開いてかかとからついてどんどんどんどん歩いてないですよね。ああいうタビを履いて歩く時ってかかとからついてたら痛いですよね。
コンクリートのところでイメージしてみても、ゾウリを履いてコンクリートの上で歩いたら超痛そうじゃないですか。
これって自然な歩き方じゃないということなんです。自然な人間の歩き方じゃないですよねということ。
06:01
なので自然に戻していこうということなんですね。じゃあどうするのかというと、お侍さんの歩き方って前後に足を大股じゃないですよね。
ちょっと割と小幅で歩いている。そして、肩を前後に振ってないんですよ。
まっすぐ、体はまっすぐ、腰もまっすぐした状態で前にずっと歩いていってますよね。さささささーって、あれです。
ただ、時代劇のまんま、手も振ってないでしょ。腰ら辺に当てたり、刀持ってる人は刀に手をかけて、軸はぶらしたら刀振れませんからね。
肩とかはぶらさない状態で足をタタタタタって走ってシュッて刀抜きますよね。そういう感じの歩き方を現代人がしてたら気持ち悪いですよね。
手を全く動かさずに、体は真っ正面向いたまま、普段ね、仕事通勤の人とか、タタタタタって歩いてたら、何この人みたいな、大丈夫みたいな、そんな気がしますけど。
でも、それじゃない。ナンバー歩きの現代版の歩き方って、別に手を振っちゃいけないわけじゃない。
なので、手はダラーンとした状態でいいんだけれども、前後には振らないんですよね。
上下に、少ーし上下に動かしてあげる。ブランブランと動かしてあげるだけ。
で、体は真っ直ぐ向けて、で、普段歩くときって足を先に出して体が後ろからついていく。
そんな感じの歩き方って知ってませんか? そうじゃないんです。ナンバー歩きをする場合は、まず自分の体は真っ直ぐ向けて、で、お腹、タンデン。
タンデン、もう一つ言うと、腰骨が前に先に行くんですね。
タンデン、腰骨が先にグーッと前に進むと、勝手に足がトンって前に着く。
で、その後また勝手に足が、もう一つの足が前にスッと出る。 大股である必要がないんですよね。自然な形で前に
体が前に、タンデンが前にグーッと進んだと思ったら、足がその後ついてくる。そういうふうな歩き方をするんですね。
そして、かかとからつく必要がない。 足全体で
一歩ずつ踏むんですね。 そうすると足のダメージ少ない。
09:04
そして、膝をピンと伸ばす必要がないので、少しやってみると少し曲がってる状態なんですよ。
そうするとクッションが効いて、体全体のダメージも少なくなります。 ちょっと youtube でですね、参考になるかなという youtube を
あげておきます。いくつも見たんですけど、 まず一つはね、この狂言師の方が
フリーランスで異例のことなんですけど、フリーランスになって、もうそこで代々続いてきた伝統しきたりをから一回外れて、いろんな方にこの伝統をいろんな方に知ってもらおう
ということで、これから日本人が持っていた素晴らしいものをいろんな方に気づいてもらおうというような発信をされている方がいるんですね。
そして日本に惚れ込んだアメリカ人の方が一緒にナンバー歩きについて説明しています。 僕が話すより断然わかりやすいと思うので、よかったら見てみてください。
僕もお散歩しながら毎日ですね、最近ナンバー歩きをやって仕事中もナンバー歩き、階段登る時、坂道登る時ナンバー歩き、それをねもう今ね
大得しようとしています。いろいろ頭で考えなくても体が覚えていくような形で自然な形なので、
体が自然な無理のない形で歩けるようになってきている、そんな感じがします。
なのでずっとねこうやっていくとこうなんというか無駄な力がなく歩けてるかなぁそんな感じがするんです。そして確かに軸がぶれていない自分のまっすぐ心、
姿勢がまっすぐな状態で前に進んでいくので、ぶれてないなぁっていうのがちょっと嬉しいところなんですよね。
これが目に見えてすぐ良い効果みたいなのはわからないとは思うんですけど、でも本来の日本人の動き、
こういったのを正していくっていうことで、なんとなくパワーが上がっていくようなそんな気がするんですよね。
日本人の言葉もそうだし、言霊は僕大好きなんで、言葉だったり、あと仕草、所作、歩き方、こういった一つ一つを整えていくということ、これがすっごくこれから大事になってくるかもしれないなって思っています。
興味のある方、ぜひ動画も見てみてください。ご視聴ありがとうございます。