00:07
おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、厚志です。この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、さらにプロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
はい、えーっとですね、今週はですね、感情についてね、ちょっとお話をしていくんですけど、僕はね、感情をどう扱うかっていうことに、
関心があるというか、関心がないって言ってもいいんですけど、自分の感情さえうまくコントロールすれば、いろんなことがうまくいくと、少なくともね、潜在的に考えてる人がすごく多いんで、
それはちょっとね、もったいないんじゃないかなと、あんまりそういうふうに考えないでいいんじゃないかなっていうふうに伝えたいっていうのがすごくあるんですね。
これどういうことかと言うと、この経済学っていうのがあって、システム1、システム2っていう考えがあるんですけど、要は普段はね、冷静にシステム1で人は動いてるんだと。
でも、ひとたびね、何かね、感情的なことが起こるとシステム2っていうふうに、また違う思考回路で本能的に動いてしまう。
つまり、冷静なときは、あんまり感情っていうのはね、行動の原因ではないんだけど、強く感情が揺さぶられる刺激があると、理性的に行動できなくて、本能的に行動してしまいますよっていう、そういう2つの思考回路を人っていうのは使ってるというふうな話なんですよね。
で、僕はこれね、なかなか資産に飛んでるというか重要な話だなって僕は思ってて、普段私たちは冷静に、つまりですよ、今までの経験とか知識とか踏まえてね、行動してるわけですよ。
だから、じゃあ、行動の原因って何ですかっていうふうに言われると、過去の経験だったりとか、知識だったりとか、そういうことを使って行動してるわけです。つまり、行動の原因っていうのは、過去の行動の積み重ねが行動の原因になってる。
ここはみんなそうだなって思うと思うんです。一方で何かね、興奮することが起きた時とか、びっくりすることが起きた時とか、怒ったりね。そういう時って、本能的に行動するわけですよ。
本能的に行動するんだけど、でも、ずっと怒り続けるとか、ずっと悲しい状態が続くっていうことって、私たちにないわけですよ。ずっとそうなっちゃうと、自分の体が持たなくなってしまうから、褒めを指す。要は、元に戻ろうとするわけですよね。
03:17
ただ、元に戻ろうってすることがインストール、私たちにはされてるわけだから、そうすることによってエネルギーがあんまり使わなくて済むように人ってできてるらしいんで、何か興奮することがあるとあっても、それはいずれは元に戻っていくっていうメカニズムが自分たちの中にあるので、
できるだけ元に戻ろうとするわけですよ。つまり、できるだけ元のシステム1に戻ろうとすることがあるわけですよね。
だから、経験を積んだりとか、年齢を重ねたりとか、キャリアを重ねたりするほど、元に戻るための時間が短くなっていくわけですよ。
これは、例えば、新人の人とかが、お客様からクレームを受けたりすると、もしかしたら1日中落ち込むことがあるかもしれないけど、ベテランの人はね、「ああ、そういうことはあるかもしれないよね。一瞬はちょっと良くなかったなあと思うかもしれないけども、
しばらくするとね、冷静になってね、こういうこともあるし、次からちゃんとやろうみたいな感じに思える。ベテランの人はね。
今まで話した中で言うと、結局一番大事なことっていうのは何かっていうと、過去の経験とか知識とかそういうことで、感情的になる時間が短くできるって話なんですよ。
そういうことは、感情をどうしようって考えることよりも、さっきのベテランの人みたいに、経験とか知識をうまく使うと、感情って抑えられるというか、感情っていうのはコントロールできるようになる。
だから感情を、そのまま感情を何とかしようっていうことじゃなくて、経験とか知識とかそういうことで何とかやったほうが効果がありそうだっていうことがわかると思うんです。
だから何が言いたいかって言うとね、要するに行動がうまくいけばいいわけだから、感情的になったらね、シンプルにあまり重要な意思決定しないとか、何をしようというふうに考えるのではなくて、
06:00
できるだけ日常的なことをやるとか、体を動かして元の状態に戻るようなことをやればいいっていうことだけをできるだけ覚えておくと、言ってみたらそれだけでいいんじゃないかと。
だからそういう経験が自分の中に、感情っていうのはこうするといずれ戻ってくるんだと、冷静になれるんだっていうことが自分の中に染み込んでくれば、それほど何か感情に支配されるってことはなくなるんじゃないかなっていうふうなことなんですね。
大体僕はそういうふうに考えていますし、クライアントさんにもお勧めしています。もちろんこれは仕事中とかビジネスとかの話で、
感情に浸りたいとき、例えばちょっと映画を見たりとか、スポーツ観戦するとかね、ライブに行くとか、そういうのが思いっきり感情的になっていいんじゃないかなというふうに思います。
いつも冷静である必要はもちろんないし、でもいつも感情的だとね、仕事とかビジネスとかでは損しますから。もうとにかくビジネスでは机を叩いたほうが負けですからね。
はい、そういう話でした。今日はですね、感情に支配される場面って話でした。いかがだったでしょうか。
さて、僕は週3日月水金配信のメロマガを書いています。こちらではもっと深くて濃いけどわかりやすい話をしています。登録はもちろん無料ですので、ぜひプロフィール欄からご登録ください。
はい、本日は以上です。では、いってらっしゃい。