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おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、あつしです。
この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、
さらにプロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
はい、今週はですね、時短についてね、時間を短くするという、時短についてお話をしています。
昨日はですね、時短ってですね、一つ一つを短時間でやるっていうふうに短くするものではなくて、
プロセスをシンプルにすることですよ、というふうなお話をしました。
さらにね、プロセスをシンプルにすることで、モデルケースに近づくことになって、
システムがね、モデルケースに近づくほど、世の中の優遇措置とかね、
いろんなツールが使えるようになるっていうね、大きなメリットがありますよ、というお話をしました。
はい、今日はですね、質問はすべて時短をベースにするべきっていうタイトルなんですけどね、
これどういうことかというと、何かね、問題があった時にどうしたらいいだろうかとか、
どうしたらできるようになるだろうかとかですね、そういうふうに考えると思うんですけど、
そうじゃなくてね、何か問題があった時に一番早く解決する方法は何?っていうふうな質問をね、
デフォルトでするようにしましょうっていうふうにね、そういうお話です。
コーチングなんかでね、丁寧に話を聞きましょうとかね、そういうふうなことよく言われてるんですけど、
確かにね、丁寧に話を聞くっていうのはね、いいと思うんですよ。
でもね、話を丁寧に聞くのはいいんだけれども、コーチングやってる人のトレーニングとか見てると、
質問がね、ちょっとね、冗長なんですよ。つまりね、周りくどい質問がやっぱり多い。
例えばね、何が問題になってるのかね、ちょっと教えてもらえませんか?みたいなことをクライアントさんに言う人がいるわけですよ。
で、これ自体はね、別にね、最初のうちに真口を広く取るための質問として悪くない質問だと思うんですよ。
全然いいと思うんですけども、ある程度ね、相手がもう状況を説明したときに、今こういうふうな状況なんだっていうふうにしたときに、
またさらにね、今話をした中で何が問題になっていると思いますか?みたいな質問っていうのは、
なんかね、クライアントさんの思考がまた拡散していって、ただ時間が延びたりするだけでね、
クリティカルなところにね、クライアントさんの思考が、焦点が合わなくなってくるんですよ。
あまり意味がない、機能しない質問だというふうに思います。そういう状況だとね。
だから、ある程度、相手がね、状況を話をしてくれたんだとしたら、その次に、今話をした中で一番すぐに解決したいことは何ですか?っていうふうなね、
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早く解決するっていうことをこれから一緒に考えませんか?というふうな、そこにちょっと視点を持ってもらうようなことを意識するようにすると、
すごくね、クライアントさんが、そうか、早く解決する方法っていうのは?っていうふうな、視点、思考の矢印が向くわけですよ。
そうしないとね、いつまで経ってもね、コーチングが長引くばっかりで、
コーチングの基本は視点を広げたら、次は焦点を絞るっていうね、
この開閉の具合をね、コーチ側がクライアントさんの話とか、そういった状態を見ながらね、調整していくっていうのが大きなポイントですからね。
コーチングだけじゃなくてね、自分で何かを考える場合でも、意思決定が何回もやらないといけない。
そしてそれがね、長く続いてくるとね、脳がね、頭が疲れてくるんですよ。
だからつい、もうこの辺でいいやっていうふうに脳が諦めてしまう。
これね、そういう経験ってね、あなたもあると思うんです。
これね、認知次元の枯渇とかね、意思決定疲労とか、そういうふうないろんな言い方をしていることあるんですけど、
要は広げすぎて考えることが増えると、考えることそのものが嫌になってきて、
割と感覚的にとか、あるいは感情的な選択をしてしまいがちになるっていうことですね。
でもね、一番早く解決する方法は何?っていうふうに質問されると、そもそも選択肢がね、限られてくるんですよ。
少なくともね、長くかかる方法っていうのは、あ、これ長くかかるなっていうことで、即それは排除されますよね。
だから一番早く解決する方法はどんなことがありますか?っていう質問には、
必要以上の情報収集とか解釈っていうのを避けることによって、答えを一気に絞り込む働きがあるわけですよ。
こうするとね、そもそも思考する時間そのものもね、物理的に減るわけです。
つまり考える時間そのものも減るわけですよ。
短時間で考えるようになれる、考える時間が減るっていうのはね、結構バカにならないんですよ。
時間的には多分何分間とかしかないと思うんですけど、
考える時間が減れば減るほど、行動に移るまでに抵抗がなくなるんですね。
これ行動科学的に言っても。
なぜならね、考えることにエネルギーをそもそもあんまり使ってないので、
行動の手順とかね、それからこれからどういう順番でやっていく、
どんな段取りでやっていく、どんなツールを使ってやっていくみたいなものがね、
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頭の中でパパパッと逆算的に浮かぶんですよ。
逆算的に浮かぶっていうことは、もう考えながら、ただ順番にやればいいだけですから、
それはね、じゃあやればいいだけなんだみたいな形で、行動への抵抗が減るのは当然ですよね。
あともう一つね、バカにならないのが、思考する時間が短いっていうことに慣れてくると、
思考することが嫌にならなくなるんですよ。
これね、結構あるのが、なんかね、これ考えなきゃいけないなっていう時に、
めんどくさいな、これ考えないといけないな、
紙に書いたらいいとか、自分で口に出したらいいとかいうのがあるんですけど、
ちょっとめんどくさいなっていうこの一瞬って、なかなかね、やんないですよ。
メモを出してメモを取るとかね、なんか口に出して考えるとかね、
その一瞬のめんどくささがあるんで、
まあいいや、とりあえずこれからやってみようみたいに思うことっていっぱいあると思うんですよ。
でもね、そうすることで余計な時間とか手間とかお金とかがかかることってやっぱりめちゃくちゃあるんですよね。
でね、困るのがね、やっぱり実際ね、僕のクライアントさんとかでもあるんですけど、
なんでそういうこと始めたんだっていうふうなこととかってめちゃくちゃあるわけですよ。
だからそれはもう、とにかくやってみようと思ってやり始めましたみたいなこと言うんですけど、
あのね、やり始めたらね、今度ね、やめるのも大変なんですよ。
あとね、3個コスト効果って言って、要は今までやってきたことをね、やめちゃうのってなんかもったいないなって思うんですよ。
だから、とりあえずやってみるっていうのもね、これもね、よしやしで、
簡単に始めるっていうのもね、少しね、考えたほうがいいんじゃないかなというふうに思います。
そんなふうにね、一番早く解決する方法は?っていうふうな質問をするとね、やっぱりすごくメリット多いわけですよ。
だから、自分とはね、自分自身ですよ。投げかけるときとか、あるいはコーチングとかで質問するときは必ずね、
この質問の意図に早く解決する方法、どういう方法があるかっていうね、
意図をね、必ずね、入れておく。万全とどうしたらいいんだとか、万全と何をやったらいいと思うかじゃなくて、
一番早く解決する方法は何か。すぐに解決する方法はどんな方法があるかっていうふうにね、
意図をね、入れるようにしてみてください。これを習慣化するとね、本当に効果あるんでね、ぜひ試してみてください。
はい、今日はですね、質問は全て時短をベースにするべきって話でした。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。では、いってらっしゃい。