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こんにちは、サイエントークのレンと エマです。
サイエントークは、科学系や国際系の話題など、 今気になっていることについて語るラジオ番組です。
お願いします。
今日は、科学と国際系の間みたいな話を ちょっとしようかなって思ってて。
科学と国際系の間。
前回、エマが英会話の話をしてくれたときに、 英語で情報を集めた方がいろいろ情報が取れるよね、 みたいな話がチラッとあったと思うんだけど。
実際に情報を取ってくるときに、 一番取ってくれるのって英語なの?ってふと思ったんだよね。
そういう観点から、世の中の使われている言語の ランキングとか統計みたいなのをざっくり調べてみたから、
ちょっとそれの話をしようかなって思います。
中国語とか多そうなイメージ?
やっぱり人口が多いところが多いっていう。
大体の直感は合ってるかなっていう感じ。
参考にしたのが、世界最大の統計ポータルみたいなのがあって、
スタティスタっていうサイトがあるのを見つけたんだけど、 そこのデータベースをもとに話そうかなって思ってて、
2021年のデータが出てて、 世界で一番話されている言語、2021年版みたいなのが出てて、
さっき言ってくれたように、英語と中国語も多いんだけど、 英語って何人くらいだと思う?
世界の人口70億人くらいだよ。
英語を使っている人?
英語を話す人。
インターネットで使われている言語の数とかじゃなくて、 英語を母国語なり外国語なりとして使う人?
これは母国語じゃなくてもOKっていう集計、最初は。
それってさ、でも結構手に難しいよね。
ABCを習い始めた人もそれに含めるのか、
どのレベルから英語を喋れるっていうのに含まれるのか。
そこの統計の取り方ってこと?
それは結構難しい。
これ多分アンケート結果とかを結構いろいろなアンケートを参考にしてやってるから、
多分ざっくりだと思うんだよね。
じゃあ自分で英語を使いますって認識してる人の数っていうことなのかな?
私は英語スピーカーですって答えてる人の数。
じゃあ30億人ぐらい?
俺もね、結構それぐらいはいるかなって思ったんだけど、
意外ともっと少ない。
意外ともっと少なくて、この統計上だと13億人って書いてる。
少ない。
意外とね、意外と少ないんだよ。
で、2位が中国語。
で、大体11.5億人。
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あんまり差ないね。
で、3位がスペイン語。
で、6.6億ぐらいのが一応最新のデータの人数らしいんだよね。
だから意外と少ないってことは、
多分思ってるよりいろんな言語があって、
そっちのスピーカーですって答えてる人もいっぱいいるっていう感じで、
結構分散してるのかなっていう感じがあるかな。
で、母国語、やっぱ分かりやすいのは母国語だと思うんだけど、
母国語にしている言語の人数で言ったら、
また若干順位が、順位というか人数が変わってて、
英語に関しては4億人ぐらいって書いてるんだよね。
意外と多いな。
だから母国語として話してる人と第二言語として話してる人とかで見てみると、
やっぱ英語って結構開きが大きい。
だからそれだけ第二言語として話してるのが多いのが英語の特徴かなっていうのが結構。
で、日本語は当然大体1億人ちょっとだからそれぐらいの人数が日本語の話者。
で、日本語の特徴っていうのは日本人以外で日本語を喋ってる人って全然いないっていうのがやっぱりある。
だからほぼほぼ第二言語話者っていうプラス分がなくて、
結局その1億2000万ぐらいのところで日本語が留まってるかなって感じになってる。
で、じゃあ実際にインターネット上で使われてる言葉の割合、
これはウェブサイトで利用されている言語の割合っていうやつも同じサイトに載ってて、
これだと英語ってこれはパーセントで単位が何パーセントぐらいが英語だと思う?
これだとって多分多いから。
そういう考え方ね。
そういう考え方。文脈から。
ちょっと多めに70パーセントで。
70パーちょっと多すぎ。
これね、英語は54パーセント。
でも70億人で中13億人の英語がウェブだと54パーセントっていうのは結構割合としては多いっちゃ多いかなっていう。
人数の割に。
だからそれだけ考え方としては英語を使っている人でインターネットを使っている人っていうのがやっぱり割合としてもさらに濃縮されているというか多い。
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英語以外を使っているマイナーな言語を使っている発展途上国の人とかがインターネットを使ってないっていうことかな。
そうそう、それは結構あると思う。
で、意外だったのが2位がロシア語なんだよ。
で、ロシア語は5.9パーセント。
だからすごい開きがあって、2位と1位の。
開きがあるね。
そうそう。で、3位が。
中国語じゃないんだ。
そう、中国語じゃないんだよね、意外と。
なんで?
で、3位がドイツ語5.7パーセント。
あれ、まだ中国いないの?
そう、まだ中国いない。で、4位が日本語なんだよね。
あー。
5パーセント。
私もそれ、なんかインターネットで使われている言語の統計みたいなの見たことあるけど、日本語意外と大きいなって思ったよ。
そうそうそうそう。
これって結構面白くて、日本語意外と4位で、で、中国語はもっともっともっと下で、2.2パーセントしかないんだよね。
ちょっと順位わかんないんだけど。
え、それってさ、もしかしてGoogleとかで利用されている言語だったりするのかな?
Googleってさ、中国で使えなかったりするじゃん。
うんうんうん。
そういう関係でさ、
うん、それはね、あるかもしれない。
ありそうだね。
うん。
全部のインターネットってなると、もっと中国語多い気がするけどな。
そうそう。
いやでも、もしかしたらそこの規制が結構ね、厳しかったりもするから、中国とかに比べると、やっぱウェブサイトがめちゃくちゃ乱立してる日本語とかでやっぱそういうのが多いみたいで。
意外とね、だから意外と4位っていう5パーセントあるよね。
で、
確かに、もしかしたら国民性とかにもよるのかもね。
そうそうそう、国民性とかにもよると思う。
よく調べがちな国民性だったら、その分需要が高くって、そういう記事とか供給も多くなって、で、言語使われるとか。
そうそう。
言語でものを説明しがちな民族とか、わからんけど。
他は絵を使うけど、この国の人たちは言葉を使って説明しがちとかあるかな。
いや、あると思う。
あとは、そこのインターネットのインフラにアクセスする人がどれぐらいいるかっていうのがやっぱり国によって違うっていうのがあって。
それが一番あるね。
で、さっきの最初の使われてる言語の順位でいくと、ヒンドゥ語とかって結構上位に入ってきてるんだけど、
実際もう6億人ぐらいが使ってたりするようなヒンドゥ語とかアラビア語とかを、
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そのヒンドゥ語、アラビア語、あとベンガル語っていうのも結構使われてるらしいんだけど、
そこを3つ合わせても10%ぐらいにしかならなくて、インターネット上の言語は。
全然、人数としてはめちゃくちゃ多い言葉を合わせたとしても、やっぱり英語の50%超えてるっていうのは圧倒的で、
これが結構情報のアクセスの障害になったりとか、多様性的にはすごい今少ない状態になってて、
言語として今後インターネットで使われてる言語っていうのが残っていくわけじゃん。
言語がなくなったりとか、そういうのに拍車がかかるんじゃないかっていうのが結構言われてるらしいんだよね。
インターネットで使われる言葉が偏ってるっていうのは。
英語がいっぱいあって、世界中の人がアクセスしやすくなってるっていう反面、
そこの格差が結構広がってきてるよっていうところも問題としてあるみたい。
なんかなるほどなぁと思って。
そう考えると、前回英語で得られる情報量めっちゃ多いっていうのは確かにそうなんだけど、
日本語も5%だけど、悪すぎはしなかったっていうね。
人数が多いからっていうのはあると思うんだけど、日本人も。
っていうのが結構面白いなぁと思って。
同じところに、今後の予測。
2050年ぐらいにこの言語の勢力図っていうのは、
実際にこれをネットじゃなくて話されてるであろう言語のランキングっていうのもあって。
ランキング、基本的には上位はそんなに、
1位英語、2位中国語、3位スペイン語で、この辺全然変わらないんだけど、
日本がやっぱ結構落ちてくるよねっていうのがあって、
すでに今日本のトータルの順位としては、
10位以内ぐらいには入ってたりするんだけど、
日本語は結構10位以下に落ちるっていう予測がされていて、
これは人数が減ってくるっていうのもあるし、
それによってそもそも使う人がどんどん減ってきちゃうよみたいな予測がされてる。
人数としては、人口とインターネットへのアクセス率と経済の活性化とか、
いろんなこと考えなきゃいけなそうだよね。
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だからこの統計はすごい難しいと思う。
めっちゃ頭使わなきゃいけないでしょ。
英語はもうちょっと伸びてくるんじゃないかっていう感じなんだけど、
それでもだいたい英語がしゃべれると、
全世界の20%ぐらいの人とはコミュニケーションが取れるようになるよっていうぐらいの感じらしい。
でもさ、2050年に英語の話者は伸びてるっていうわけじゃん。
一方、日本語はインターネットで4位なのに落ちてるじゃん。
それだったらさ、2位とか3位とか、また5位以下の言語とかもさ、どんどん減少していくっていうことなのかな。
逆に増える、話者が増える言語ってあるの?
話者が増えるっていう言語は、基本的にはこの予測になってるから、
これまでの人口の推移とかが結構ファクターとしては大きくて、
それで中国語とかはやっぱり上位にあったりするんだけど、
英語に関してはネットでいまいっぱい使われてるっていうのがあって、
そこの実際にコミュニケーションとしてウェブ上に使われてる率とか、
あとは第二言語、第二外国語としてどれぐらい勉強されてるかっていうファクターも結構大きく入ってて、
やっぱりグローバル化というか、そこが結構進んできてるのって今、
加速度的に進んできてるところがあるから、そういう意味でやっぱり英語が伸び続けるっていうのは、
英語以外には何かあるかな?
英語以外で、今のところ英語がダントツ1位になるだろうっていうのは、
当たり前っちゃ当たり前なんだけどね、きっと。
どんどんギャップ開いていって、英語以外のは使われなくなるかな?
っていう可能性もあるっていうのが、そういう意味で文化として失われちゃうんじゃないかっていう、
そういう懸念もあるわけだよね。
日本語は全然まだ上位だから、なくなることはないと思うけど、
すごい使ってる人数が少ない言語とかもいっぱいあるわけだから。
でもそういう言語でも、インターネットがあるからこそ保存できたりとかってしないのかな?
それはあるかもしれないけど、
なんかね、これはちょっと個人の予想というか、
そもそも文字とかってインターネット入力する文字って結構限られるんじゃないかなって思ってて。
確かにな。
なんか結構オリジナルというか、あんまり使わないような文字とかあったらそもそもウェブに打てないとか、
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ありそうじゃない?人数少なすぎると。
でさ、そういうマイナーな言語の和歌とかはさ、普通に生活するためにその言語だけじゃやっていけないから、
結局英語もまだまだできなくなって喋ったりとか。
そうそうそうそう。
それでいろんな人がコミュニケーション取れるようになるのはすごいいいことだと思うけどね。
でもその文字で残せなくても、今だったら動画とかがあるからさ、
なんかそういう方法を使って言語を残したりできそうな気がするけどね、昔に比べたら。
まあ確かに。
なんか今の話聞いてちょっと疑問に思ったのが、
言語ってさ、変化するじゃん。
日本語だとさ、100年前とか200年前のは古文とかになって、
書く言葉も違うし、話す言葉も多分発音とかも違うじゃん。
だけど、今はさ、インターネットでこういう記録とかを残せてるわけだから、
インターネットがあることによってそういう言語の変化ってちっちゃくなったりするのかな。
今から100年後とか、もう今と同じような言語使われてるのかな。
まあ変化としてはちっちゃくはなる、いやどうだろうな。
なんかね、聞いたことあるのが、スペイン語とかだったら300年400年前の書かれてるものとかでも、
ほぼ今と同じだから、今と同じ感覚で読めるみたいなの聞いたことがあって、
それも不思議じゃない?なんか日本語とか中国語も結構変わってるらしいけど、
今と全然違うのに、スペイン語はずっと同じっていう、
その言語感って何が違うんだろうみたいなのは、ちょっと思ったことある。調べてないけど。
ああ、そうなんだ。それすごいな。
確かにね、日本語の古文とかね、読めんよね。普通に考える。
読めん。
結構読めない感じ。
文字じゃない。
変化しにくくなるのはあるけど、アップデートはされていくんじゃないかなっていうのはあるけどね、
結局、ものがさ、流行りやすくなっているじゃん。
例えば、Googleだってもう単語というか動詞になってるわけじゃん、英語だと。
そうだね。
Googleって日本語でも言うけど、Googleとか、なんかインスタ映えとかもさ、
インスタグラマブルみたいな単語になってるじゃん、形容詞。
みたいな、アップデートは言語としてされやすくなってるのかなと思うけど。
生活の仕方がすごい変化は今のほうが激しいから、その分それに対応する言語も増えていくと思うけど、
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根本的な文法とか、単語の意味とかって今後どういうふうに変化していくんだろうってちょっと思った。
なんかシンプルになっていきそうだよね。
なんかすごい細かいルールとかはそぎ落とされていくんじゃないかなっていう気がする。
中国語とかでもさ、簡易漢字しか書けない人とかもいるしね。
どんどん簡易漢字化されていってるって聞いたことがある。
教養のある人は読めるけど、そうじゃない人は読めないとか。
でも簡易漢字を使う方向にどんどんどんどん動いてるみたいな。
あ、そうなんだ。やっぱそれはめんどくさいからって感じ?
わからん。
いやでもなんかめんどくさいからって、それはありそうだよね。
面白いね。
面白いね。
いやちょっとこの後、世界共通言語の話しようかなと思ったけど、
20分くらいになってるから、一回区切るか。
一回区切るか。
そうちょっと、いやこの話を踏まえて、世界の共通した言語を作ろうみたいな話があって、
それが結構面白かったから、喋ろうかなと思ったけど、
じゃあちょっと一回ここで区切りますか。
さよなら。
さよなら。
さよなら。