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スピーカー 2
はい。
お邪魔します。
スピーカー 1
最初にちょっと自己紹介お願いしてもいいですか?
スピーカー 2
はい。ゆる言語学ラジオというポッドキャスト番組でメインスピーカーを務めております。水野と申します。
言語が好き、てか言語のことを常日頃からしゃべっているっていうふうに自己紹介していただいた、他個紹介していただいたと思うんですけど、
学はないですが、やる気はあるのでよろしくお願いします。
スピーカー 1
すごい謙虚な挨拶ですけど。
謙虚な。
言語オタクがしゃべっているみたいな挨拶されてますけど、いつも。
スピーカー 2
オタクでしかないので、専門値が使えるかわからないですけど。
スピーカー 1
だいぶ深いことをしゃべってる気がしますけどね、ゆる言語学ラジオ。
スピーカー 2
いや、あれは浅瀬ですね、全然。
浅瀬ですか。
浅瀬ですね。専門用語とか全然導入してないので。
スピーカー 1
今回コラボレーションさせていただくってなったのも、たまたまちょっとツイッターで僕が言語沼のゆる言語学ラジオの本が出たタイミングでツイートして、
ちょっと絡みがあってというか、その縁で今回来ていただいたんですけど、
再演トークでもちょこちょこゆる言語学ラジオでもこんなん言ってましたみたいな言語回みたいなのをしゃべったことがあって、
僕はあの回は絶対ゆる言語学ラジオのお二人にだけは聞かれたくなかったんですよ。
スピーカー 2
でも僕は見つけて、あ、言語の話してると思ってすぐ聞きました。
さすが。
それを聞いたときに僕はもう終わったと思って。
プロに聞かれるやんみたいな感じで。
いやそう、プロじゃないんだよ。
あの二人にだけは聞かれたくないと思ってたんですけど。
なんならね、数の話とかもされてましたけど、僕らも数の話、数?
がどのようにその人類がどう獲得したのかとか、どれぐらいの発明だったのかみたいな話は僕らも扱ったことがあったので、似た関心領域だなぁと思いながら聞きました。
でも結構その言語の進化とかって普遍的な、あのみんなが興味持つトピックだと思うんですけど、
ゆる言語学ラジオでこれまで言語の進化とかっていう話ってされてきたりしてたんですか?
あ、そうですね、一切してないです。
そうなんですね。
そのどの角度から誰の立場で喋ればいいのかっていう整理ができてないので僕の中で、
あのそれこそ19世紀とかはそのパリ言語学会っていう言語学のその学会が、言語の起源についてはもう議論するなっていうふうに言ったぐらいに大きなテーマであるので、
ちょっと生半可なリサーチではちょっと喋れないなぁと思って、僕はまだね触れてないですね。
それをれいさんが生半可にやってしまったって。
スピーカー 1
僕があのエベレットの本を見つけて言語の起源って書いてて、お、言語の起源だと思ってそれを元にはおしゃべりしましたけど。
スピーカー 2
そう僕も聞いて参考文献見る前に聞いて、エベレットかなこれはって思ったらやっぱりエベレットで。
スピーカー 1
いやそうなんですよね、あの多分エベレットの立場から見たみたいな感じの。
スピーカー 2
そうですね、彼は生成文法に批判的な、ちょっとごめんなさい、あの言語学の話少しだけしちゃいましたけど、
こう主流の立場に対して反対派の人なので、彼なりの立場で書いた本だったと思うんですけど。
でも面白い本でしたよねあれは。
スピーカー 1
いやすごい面白かったです。で、僕ももう朝鮮の朝鮮にしかいないんで、ずっと科学の歴史の流れとかを今やってるんですけどサイエントークの。
言語を避けて通れなさすぎて。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
なんとか言語の話しなきゃと思ってあれを絞り出したっていう感じだったんですけど。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
それを聞かれてしまったっていうので、僕はちょっとうんと思ったんですけど、こうやって来ていただけたんで僕はすごい嬉しいです。
スピーカー 2
僕はあのそんななんですか、今まで僕らも間違ったことめちゃくちゃ言っちゃってるんで、仮にじゃあ内容が間違ってたからといって、それでなんか嫌いになったりすることとかないですね全く。
スピーカー 1
よかった。
スピーカー 2
別にそんな大きく間違ったこと言ってないと思いますし。
あー。
あーよかったですね。
スピーカー 1
よかったですね。
スピーカー 2
あのこの企画EVPOですよね。
おー急にピダ半語で喋り出す人。
スピーカー 1
おー急に。
スピーカー 2
これちょっと言おうって決めてきたんですけど。
ただあのZoomで収録してるので全くEVPOではないっていうことだけはちょっと申し遂げておかないといけないかなと思いますね。
ちょっと使い方間違えてました。
そうですねまたEVPO自体は別に直接体験っていうことを指すわけでもないんですけど、なんかゆる言語ワークラジオのせいでなんかみんなEVPOって直接体験のことを指すんじゃないかみたいな誤解がすごい広まってて、やべーって気になってるんですけど。
スピーカー 1
すいませんあのエマさんは昨日ピダ半語の動画を見たっていうのを覚えたってホヤホヤなんで。
スピーカー 2
はいはいはいありがとうございます。
ちょっと使いたくて。
すごいねあの回はハマる人にはすごくハマる回になってよかったですね。
スピーカー 1
企画をまずやりたいなと思ってまして、その企画の後にもゆる言語ワークラジオの話とか本の話とかもちょっと後半でいろいろしたいなと思ってます。
で今回はちょっと企画を用意しました。
題してこれからどうなる言語の未来予想。
どうですか言語の。
拍手遅いな。
拍手すごい遅かった今。
スピーカー 2
EVPをしてくださいしっかりと。
スピーカー 1
全然できてない。
この企画はですねあの3人がそれぞれ思い描く言語の未来の姿をちょっとゆるく楽しく議論しようじゃないかっていう企画になってまして。
今回それぞれ好き勝手な仮説を考えてきてます。
未来の言語の話とかあんましたことないですか。
スピーカー 2
ないですねそれもやっぱおっかないからできないが正しいですかね。
ただすでに収録した回で少しだけその話をしたので、
今日そのネタをちょっと1個喋ってみようかなと思ってるものはあるんですけど、
基本的にあんまりそういう話はしてないですかね。
歴史の話はするんですけどね。
昔こうで今こうなってるって話とかはするんですけど、
未来予想とかあんまりしたことないですね。
そうですよね正解がなさすぎてというか割と何でもありすぎる感じがする。
スピーカー 1
僕もちょっと調べて言語学者がこれはもう議論あんま難しいからしない方がいいんじゃないか言って言ってる人もいたぐらいの感じだったんでね。
スピーカー 2
プロが言っても素人が言っても結局誰もわからないから誰でも言えますよね。
だから私たちみたいな人も語っていいですよね。
スピーカー 1
っていうことにしましょうっていう回ですね今回は。
スピーカー 2
言語はね言語学者のものではないですからねみんなのものなので別にそれは大丈夫なんじゃないですかね。
スピーカー 1
なんで最初に言っておくとだから今回はすごい自由気ままな言語トークなんで厳密な交渉は行いません。
スピーカー 2
ありがとうございます。
行いません。
よかった。
スピーカー 1
諸説あるっていうのはご了承の上お聞きくださいっていうのを最初に言っておきます。
順番なんですけど。
スピーカー 2
素人から順。
スピーカー 1
素人順でいいですか。
スピーカー 2
多分私が一番素人なんですよ。
了解です。
多分僕先しゃべるとしゃべりづらくなっちゃう気がするのでお任せします。
スピーカー 1
みずほさんしゃべってこれだってなったら僕らしゃべるのなくなっちゃうんで。
スピーカー 2
そうですそうですしゃべれなくなるんで。
スピーカー 1
ちょっとみずほさんは僕らの説にもちょいちょこちょこツッコミを入れていただきながら。
スピーカー 2
はい。
言語オタクとして。
スピーカー 1
お願いします。
じゃあ最初エマさんから行きますか。
スピーカー 2
はい。
もう私は何にもサイエンスとかやらないんでエビデンスとかないんですけど。
スピーカー 1
本当に自分が思いついたものを言っていきたいと思います。
スピーカー 2
予想ね。
はい。
未来の言語って考えたときに1万年後とかのもあると思うし。
50年後100年後とかのもあるかなって思ったんですけど。
とりあえず近い方で考えてみました。
100年後ぐらいにこうなるかなぐらいの。
100年後とか日本どうなってるかなって考えたときに。
日本人の人口って減ってるなって思ったんですよね。
うんうんうん。
で、やっぱりこれから労働力とか補充していくためには、
移民を受け入れたりとかしなきゃいけない。
スピーカー 1
補充って結構すごい言い方だね。
スピーカー 2
だいぶデリケートなところに踏み込んでいくなって。
スピーカー 1
大丈夫かみたいな、そこはちょっと配慮しながらしゃべる。
すいません、私本当に言語に対するデリカシーみたいなのがあんまりないタイプの人間なんですよね。
スピーカー 2
で、そうなると結構外国人と日本人のコミュニケーションとかも活発になるんじゃないかなって思って。
今だったら日本人が海外とかに行って国際恋愛とか国際結婚とか、
国際的な友達作るみたいな人が多いような気がするんですけど、
それが今後は日本で当たり前に起きるようになるかなって思って。
で、なんか日本語の中に英語とか外国語が普通に入ってきそうだなって思うんです。
スピーカー 1
今ももう結構入ってるけど。
スピーカー 2
もうハワイを聞いて、今回の私のトピックやって思っちゃいましたけど。
なので、今もそうなんですけど、これからさらにミックスして、
ルー・オウシバみたいになりそうだなって思って。
結構留学とかしてる人って、めちゃくちゃ英語が日本語の中に入っちゃうとかあるじゃないですか。
エマさん結構留学生の友達とかいっぱいいるんですよね。
だから結構外国かぶれした日本人の友達とかもいますし、
お客もいますし、そういう人たちって結構ミックス。
毒感じますけど大丈夫ですか?外国かぶれって。
スピーカー 1
いろんなトゲ出てるけどまあまあ。
スピーカー 2
いろんなところにナイフを振りかざしますけど大丈夫ですかね。
愛情を込めての意味です。
裏返しですね。
そんなに悪くは思ってない。
だから例えば、清水寺テンプルめっちゃクラウディットやわみたいな。
スピーカー 1
全然言わない、入ってこないな。
スピーカー 2
あるんじゃないかな、それは。
そうですよね、ありそうですよね。
僕はそう思いますね。
ほらほら。
ちょっと足してみてもいいですか?
スピーカー 1
いいですよ、聞きたい。
スピーカー 2
例えばなんですけど、葵とかタピルとか、この手の物って結局でも日本語のルールからは外れてないんですよね。
スピーカー 1
日本語のルール。
スピーカー 2
タピルとかにしても、新しい動詞を作ろうと思った時に、
ルをつけて、ラ行の語弾活用の動詞にするっていうルールは、
例えば牛耳みたいな、牛耳っていう言葉に対して、もともと牛耳を取るからだったものが牛耳になったと言われてますけど、
こういう新しい動詞ができたときって、ちゃんとラ行語弾活用になっていると思うんですね。
タピルもそれの枠は外れてはないですし、
スピーカー 2
覚えてた、絶対忘れられてると思って覚えてたんだ。
スピーカー 1
一応一回ぐらい。
スピーカー 2
チラッとしましたね。
じゃあそのエマさんが電車に乗って山手線一周したら、
その中に多分文字を持たない言語が母語の方って多分いると思ってて、
そのサイタルが多分日本手話とかそうだと思いますね。
手話。
日本手話は日本語と違うし文字持たないんじゃないかな多分。
ちょっと交渉怪しい。交渉怪しいですけど。
手話って言語の一個なんですか?
私の思ってた言語はなんかもう言葉があるものが言語かなって思ってたんですけど、
手話も言語の一つなんですか?
そうですね音声を持つかどうかってそんなに本質的ではなくて、
別に手の形とかでコミュニケーションを取る手話も言語の一つですね。
なんかいろいろ傍聴はあるんですけど、
サイエントークっぽい文脈でいくと手話を用いて会話する時と、
音声言語を使って会話する時って神経基盤ってあんまり変わらないみたいなんですよ。
脳の使ってる箇所ってそんなに変わってないし、
手話もこれちょっと言い方デリケートで複雑ややこしいんですけど、
ざっくり言えば自然言語、音声言語ほどの文法的な複雑さはあるんですよ。
スピーカー 1
全然別言語って感じじゃん。
スピーカー 2
一般的に手話って言われるとジェスチャーでしょとか、
例えば鳥を表すために鳥の手の動き、鳥っぽい手の動きするんでしょみたいな風に思われると思うんですけど、
仮にそうだとしたら例えばその明日みたいなことって伝えられないじゃないですか手話では。
スピーカー 1
ジェスチャーでは中傷的なのは難しい。
スピーカー 2
手話の話者は普通にそういう会話をしてるわけで、
そういう抽象的な概念に対応する言葉もありますし、
そういう意味で手話は言語じゃないとか、あるいは音声言語よりも遅れたり、
なんか不便なものっていうのは言語学者はそうは絶対言わないと思います。
スピーカー 1
僕は昼言語学ラジオでちょっと履修済みでした。
スピーカー 2
知らなかった。
スピーカー 1
そう手話の話を、手話は言語の一種だっていう話を厚くされてる会があって、
へーって感じだったけど。
スピーカー 2
日本語の手話って結構日本語と違うんですか?文法のルールとか。
文法は全く違います。
スピーカー 1
惜しいよ。
スピーカー 2
これも難しいんですけど、日本手話と日本語対応手話っていうのがあって、
日本語対応手話っていうのは、例えばその日本語を母語で、
母語が日本語だったんだけど途中で南朝になった方とかが、
その日本語の単語をそのまま手話に当てはめて、
つまり例えば象は鼻が長いって言おうと思ったら、
象と和と鼻とがと長いっていう語を連ねていくようなイメージのもの。
手話のことを知らない人の一般的な感覚で、
手話ってそういうもんでしょっていうことだと思うんですけど。
そう思ってました。
日本手話ってのは日本語と全然違う文法だったり語彙体系を持っていて、
例えば日本手話を母語として生まれて日本手話しか喋れない方は、
それこそ行政文章も多分読めないんですよ。文法が全然違うので。
だから逆にそういう方向けに、
例えばその基本的なアナウンスみたいなものとかを伝えるような、
分かりやすい日本語を書こうっていうような活動されてる方とかもいたりして。
ちょっと話が落ち着きましたけど、
日本手話と日本語は全然違っていて、
ある意味その日本手話を母語として生まれた方っていうのは、
外国語を母語として生まれて日本に来た方と、
言語的にはあまり変わりがないって言えると思います。
スピーカー 1
でもなんか、
いやでも推測ですけど、
多分その日本語をもともと知ってる人が対応させて喋る、
喋るというか表現する手話と、
ゼロからやってる人の脳の使い方は全然違う気がしますよね。
スピーカー 2
手話だったら、
今私たちが喋ってる日本語で、
同じ順番だったら言いにくいみたいな、
表しにくいみたいなありそうじゃない?
スピーカー 1
ありそうありそう。
スピーカー 2
違う文法の方が手の動き対応しやすいから文法変わっちゃうみたいな、
ありそうですよね。
そうですね。
なんかそこまでは多分明らかになってないんですけど、
でも少なくともそんなだから自然言語が生まれるってなった時って、
選択肢は無限にある。
どういう文法にするとか、
どういう語彙を持つとかって、
ある程度選択肢はいっぱいあるので、
日本語とたまたま一緒になる確率って低いよねって言ってるのと同じだと思いますね。
日本手話が母語の人は、
多分日本に住んでたら日本語も読まなきゃいけないから、
バイリンガルみたいな感じなんですかね。
そうだからそこが結構問題があるところで、
そういう教育を受け入れるんですけれども、
やっぱり使わないじゃないですか、
そのじゃあ日本語は母語だけど、
英語だとちょっと使う機会が目に触れる機会がいっぱいあるんで、
じゃあわかんないけど、
例えばじゃあリンガラ語を習得するっていう、
リンガラ語で行政文章出すんで、
次からリンガラ語を覚えといてくださいねって言われても、
きついじゃないですか、覚えられないじゃないですか。
しゃべらないんだからそれを。
スピーカー 1
リンガラ語っていう単語を明日忘れてますね。
そうですよね。
スピーカー 2
あとリンガラ語多分文字ないから、
今例として間違えたなっていう感じがするんですけど。
スピーカー 1
全然わからない。
スピーカー 2
まあちょっとじゃあフィンランド語とか何でもいいんですけど、
でも要は手話を母語として日本語を習得してない方っていうのは、
それぐらいハンデを追っていて、
例えばじゃあここ避難地域なので、
ぼちぼち移住してくださいっていう紙をポストに入れられても、
わかんないこととかがあるんですよね。
スピーカー 1
ああそっか、それ結構問題ありますね。
スピーカー 2
そうだからこれは言語政策って言われるような、
たぶんジャンルに含まれると思うんですけど、
そういう方が等しく情報を取れるようにするのって、
たぶん今の社会では大事なことなんですけど、
それってあんまりまだ行き届いていないし、
それこそ今のお二人のようにほとんどの人はそれを知らないので、
日本にいたら日本語を母語とするはずでしょうっていう、
感覚がある。
ほんとそのよく言われるのが、
日本って単一言語の国だよねっていうふうに言われますけど、
実際そうではない。もちろんあいのこもあるし。
スピーカー 1
実はいっぱいある。
スピーカー 2
そうそうそう、いっぱいってほどではないにしても、
手話にも実は理頭の手話みたいなのもあったりするらしくて、
この理頭だけで話されてる手話みたいなものとかもあるみたいで、
そういうバリエーションがあるから、
それを日本語を標準語として確立化しちゃうと、
そういう方がこぼれ落ちてしまうんですよね。
何の話?これ関係ある話か?
全然関係ない。
スピーカー 1
でも最終的にそういうのも含めて、
ちゃんと認識されてる未来が来るかもしれないっていう話ですよね。
スピーカー 2
あれ何の話?
スピーカー 1
無理矢理まとめようとしたんだけど。
スピーカー 2
なんで手話の話になったかちょっと忘れちゃいましたけど。
日本語、あれ?文字を持つ持たないの話で、
スピーカー 1
そうだ文字持たない。
スピーカー 2
そう、生きてる中で文字持たない方って普通に接してますよって手話の話になっていって、
だから文字の話ですよね。
スピーカー 1
その前からAIがもっと進化してみたいな話もしたから。
スピーカー 2
ああそうだだから教師データの話ですね。
教師データ。
機械翻訳の精度を上げるって話だと思う多分。
すみませんちょっと脱線してます。
スピーカー 1
今たぶん説どっか行っちゃいましたけど。
スピーカー 2
いえいえ。
スピーカー 1
まあまあでもそういうのがちゃんと理解が深まるみたいなのが近い未来だったらいいですよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんかもっとぶっ飛んだ説持ってくるかなと思ったら結構。
スピーカー 2
そう。ちょっと大喜利っぽくなるのかなって思ってたら全然そうじゃなかったですね。
スピーカー 1
なかったね。あなたのことなんですけどね。
スピーカー 2
じゃあちょっと次、僕の説言ってもいいですか?
はい、大丈夫です。
スピーカー 1
僕は最初にパッと思ったのは、最初に言ってたハオイとかもそうなんですけど、
赤文の言葉省略されがちみたいなとこあるじゃないですか。
はい。
ちょっと短くするみたいな。
了解って今もりょって言ってて、今もりになってるらしいとか。
すごいどんどん短くしたがるのかなと思ってて。
若者は多分もう今の未来を表してると僕は思ってるんで、
どんどん未来の言語作ってるんじゃないかなと。
おはようございますもおざす!ってなって、おざす!ってなって、うす!になるわけじゃない。
どんどん短くなってるみたいなフランクな言葉が。って思ったんですよね。
で、こういう短縮で結局よく言うようになる言葉がどんどん短くなるみたいなのって、
これ再現性ありそうだなと思って。現象として。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、ちょっと調べたらジップの法則って出てきたんですよ。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
水野さん知ってます?
スピーカー 2
なんだっけ、別名ジフの法則。えっとね、ジップの法則は、
あ、そうですそうです。
なんか語が現れる確率かなんか、確率的な話だったような気がするんだけど、
でもちょっと忘れちゃいました。なんでしたっけ?
スピーカー 1
あーそうですよ、さすがですね。
これ言葉が出てくる頻度×順位がほぼ一定になるっていう説らしくて、
スピーカー 2
あ、そっかそっか。はいはい。
スピーカー 1
ちょっとわかりにくいんですけど、例えば頻度1位の単語が100回出てきますとしたら、
2位のやつは50回くらい出てくる。3位のやつは33回くらい出てくる。
みたいな割合で、順位高いものは結構ものすごい頻度で出てくるみたいな、
そういう法則があるらしいんですよね、言語。
これ言語だけじゃなくて、いろんな音楽の音符の使用頻度とか、
細胞内の遺伝子の発現の頻度とか、頻度でいろいろ言われてるらしくて、こういうの。
スピーカー 2
単語の長さと頻度が反比例するっていうことですかね?
スピーカー 1
いや、長さじゃなくて、これは出てくる今は頻度だけの話で、
頻度の話?
同じZipさんがその長さにも同じことを言ってて、
使用頻度が高いと長さも反比例するっていう。
スピーカー 2
短くなるってことですね。
スピーカー 1
短くなるっていうのを言ってて、
日本語だと、はとかがとか女子みたいなやつが順位としてはすごい上で、
それって使用頻度が高くて短いですよねみたいな例としてある。
女子とかめっちゃ長かったら、しゃべるの大変になるからとかだと思うんですけど、
これすごいあるなと思ってて、
だから今流行ってる言葉も、例えばオンライン面接とかも音面とか言い出すんじゃないかなとか、
リモートワークもリモルとか言い出すんじゃないかなとか、
ああ、言いそう言いそう。
っていうのが結構未来にどんどんどんどんいくと、
初対面の人に会ったら、はよとかになると思うんですよ。
スピーカー 2
はよ?
スピーカー 1
はよ。
スピーカー 2
はよとは。
スピーカー 1
はじめまして、よろしくお願いしますみたいな。
スピーカー 2
ちょっと失礼じゃない?若者の言葉すぎて。
スピーカー 2
それを逸脱するレベルの略っていうのはないっていうのも結構肝だと思う。
だからやれることはもうやっちゃってるっていうことだと思うんですよね。
なるほど。
スピーカー 1
でも僕はそこに意を唱えたいんですよ。
まだいける、まだいけると思ってて。
僕が最終的に行き着いたのは、
最後もう念じるっていうところに行き着くんじゃないかな。
スピーカー 2
言語じゃないや。
スピーカー 1
言語じゃないと思うじゃん。
これはテクノロジーの発展によって実現できる、
無っていう言語みたいなのってあるかなと思って。
っていうのは、今脳に直接電極つけて、
いろいろ入力出力するブレインマシンインターフェースっていう。
スピーカー 2
BMI。
スピーカー 1
BMIっていうのがめちゃめちゃホットで。
例えば、全然言語分かんないマウスとかに、
英語とスペイン語の違い、全然分かんないじゃないですか、普通。
だけど、それって振動自体は脳に伝わってて、
よく分かんないけど区別はしてる。
英語を聞かせたときだけ、そのマウスに、
これは英語だよっていう出力を行うと、
そのマウスは英語とスペイン語を聞き分けられるようになる、
みたいな実験があって。
これは言語だけど、ある意味もう言語超越してるな、
みたいな思ったんですよ、聞いたとき。
脳のパターンがもう言語になっちゃってるというか。
スピーカー 2
それこそBMIの実験で、
頭の中で何かしらの情景を浮かべてもらって、
その脳波取って文を出力すると、
そこそこあった文が出るみたいなニュースが出てましたよね。
マウスじゃなくて人間で出てましたよね。
スピーカー 1
それは去年ですね。
スピーカー 2
去年ですよね、そうですよね。
スピーカー 1
去年アメリカの、それもパリフォルニア大学かな。
ちょうどそれもとか、あと声出そうとしてる脳の動きで、
それが喉と繋がってる神経のところを読み取って、
こういうのを言おうとしてるんだなっていうので出力するとか。
スピーカー 2
じゃあイメージじゃなくて音に変換してるってこと?
スピーカー 1
そうそうそう。
画像でもいいらしいんですよね、技術的には。
スピーカー 2
聞いたことありますね。
スピーカー 1
犬のシルエットを浮かべたら犬のシルエットが伝わるみたいな。
これって従来の言語にはできなかったことなんじゃないかなって思うんですよ。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
言語の定義的には音声とか文字を使ってコミュニケーションを取るっていうのが、
多分言語の定義なのかなって僕は思ってて。
だけどそこに画像とか映像っていうのが乗ってきたら、
スピーカー 2
言語の定義的には拡張されるというか、
スピーカー 1
これは新しい言語なんじゃないかな。
スピーカー 2
画像を直接BMIみたいなもので読み取って、
相手に信念を伝える形式ができるかもしれないってことですね。
スピーカー 1
そうです。それでコミュニケーションが取れたら、
もうそれは言語なんじゃないか、つまり念じるっていう。
スピーカー 2
面白いですね。
馬鹿になりそう。
馬鹿になりそう。
スピーカー 1
なんてこと言うんだよ。なんてこと言うんだ。
スピーカー 2
でもわかりますわかります。
しっかり文章として伝えようとせずに、
映像で伝えるってことでしょ。
スピーカー 1
だから夜カレー食べたいなと思ったら、
カレーのイメージを相手に送るんだよ。
カレー食べたいんだなってわかる。
スピーカー 2
実際でもそれ唱えてる人いますよね。
東大の昆野大地さんが、
多分2019年とか20年とかに書いた、
脳と人工知能をつないでみたらっていう、
ブレインマシンインターフェースと、
ブレインマシンインターフェースしながら、
AIを利用して、
そういう食べたいものみたいなのを浮かべるだけで、
それを出してくれる機械とかって作れるんじゃないか、
みたいなことって、
実際に研究者が唱えていたと思うので。
スピーカー 1
その記事は読みましたね。
スピーカー 2
そう、なんか昆野さんの本、
それこそそういう言語みたいな話も言ってたんじゃないかな。
そういう信念をそのまま相手に伝えることって、
技術的にできるんじゃないかみたいなこと言ってたような気がしますけどね。
スピーカー 1
そうですよね。
SFじゃないんですね。
画像と文字も今、結構AIで相互に行き来できるようになってきてるというか、
画像から文字も出せるし、文字から画像も出せるしってなったら、
結構現実に帯びていくんじゃないかなみたいな。
スピーカー 2
そうですね。
たぶんそれガリガリやってるのって、
それこそイーロン・マスクですよね。
そうです。
スピーカー 1
イーロン・マスクのニューラリンク社が、
スピーカー 2
ブレインマシンインターフェースめっちゃやってるから、
マスクがめっちゃ頑張ったらできるかもしれないですよね。
スピーカー 1
そうですよ。
スピーカー 2
イーロン・マスク頑張れ!になっちゃうんですけど。
スピーカー 1
でもこれ結構未来の言語って聞いて、
最近そういうニュースを見た人は、
結構僕と同じこと考えてるんじゃないかなと思うんですけど。
スピーカー 2
確かにね。
そうですね。
ブレインマシンインターフェースによるコミュニケーションは、
マジであるかもしれない。
あとはだから、通信をどうするかですよね。
一方、技術ミスって、
全然知らんおばあちゃんの思考がひたすら入ってくるみたいになったら、
そうなんですよ。
スピーカー 1
不特定多数にやられちゃったら、
スピーカー 2
本当にパニックになっちゃうんです。
そうですよね。
それとか、自分が伝えたいなって思ってる内容と、
無意識が両方とも伝わっちゃったら、
こいつ嫌いや!みたいなことも、
相手に触っちゃったりとかして、
よくないですよね。
そうですね。
スピーカー 1
ゼロプライバシー時代みたいな感じになっちゃう。
スピーカー 2
だからその未来、ちょっと来てほしくないです。
スピーカー 1
はい。
でもそれはそれで、
例えば映像で何か伝えたい時に、
まず主語になる人の顔を思い浮かべてから、
行動をイメージしましょうみたいな、
映像の文法とかできそうだなとか。
スピーカー 2
ああ、なるほどね。
そうっすね。