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2022-08-04 11:58

514.おたより「シニア女性の自由なファッションは支持されるのに、中年女性は痛いと言われるのはなぜ?」 from Radiotalk

リスナーさんのお悩みに回答!大胆なファッションを楽しむシニア女性、増えてきましたよね。それには賞賛が集まるのに、同じように大胆なファッションを中年女性がすると「痛い」と言われてしまうのはなぜ?そんな質問に、視点を変えて考えることをお薦めした回です。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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ラジオトークという、このポッドキャストを配信しているアプリ経由で、
あの、寄せいただいたメッセージがありますので、そちらを早速読んでいきたいと思います。
ラジオネーム、サクサクベアーさんからのお便りです。ありがとうございます。
久野先生、はじめまして。サクサクベアーと申します。いつもラジオを楽しく拝聴しています。
年齢とファッションに関する質問です。
SNSでは、時折ティーンズ向けの奇抜な色柄や、大胆にあだ見せをした若々しいファッションを楽しむシニア女性が、
私も将来こんなおばあちゃんになりたい、と、
若年層から中年層より厚く支持されている光景を目にします。
あらさんの私も、そういった自由なファッションを楽しむシニア女性に憧れがあります。
ところが、中年女性が同じ格好をしていると、
年不相応で痛い女という視点を受けやすい印象があります。
コアなファッション好きの間では、ファッションに年齢は関係ないとポジティブな開き直りがあるものの、
シニア女性ほど幅広い層から知事を受けることはありません。
同じ若々しいファッションでも、中年女性とシニア女性で違う反応を受けるのは何でしょうか?
久野先生のご意見を伺えたら幸いです。
ということでね、サクサクベアーさんお便りありがとうございます。
今日はこのお便りに、私なりの見解をお伝えしていきたいと思います。
ということで、始まりましたオシャレなロイトクラジオ、本日で514回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻き付くファッションへの思い込みイコールオシャレな呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにオシャレをもって楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師の久野梨沙です。本日もよろしくお願いいたします。
さあ、諸々の自粛期間から明けまして、またYouTubeとポッドキャスト同時収録を開始して2回目になるんですが、
すっかりね、同時収録を休んでた10日間ぐらいで、すっかり戻ってしまいまして、まあ慣れないよね。
前回の配信もどうなんだろうな、ちょっとポッドキャストをずっと長くお聞きの方にはなかなか慣れないなっていう、
あれなんかいつもと上着いてるな、みたいなね、そういう感じがあったかもしれませんがね、
またちょっと慣れていくまでに少し時間かかるかもしれませんが、よろしくお付き合いいただければというふうに思います。
音声どうですかね、同時収録し始めて3回目ぐらいから、このね、YouTubeをご覧の方には見えている、
この外付けマイクをかなり口元に寄せて収録するようにしましたので、YouTubeに関してもですけどね、
特にポッドキャストは音質、また以前のね、ポッドキャストだけ撮っていた時とほぼ変わらないような、
なんか、うちの服装CDラボの会員さんには、AMラジオからFMラジオになったようなクリアな音質って、
すごい素敵な例えをいただいたんですけどね、かなり以前に比べてもね、音質良くなったんじゃないかなと思いますがね、
何か気になることあればね、ぜひぜひまたマシュマロなどでもお寄せいただけると嬉しいです。
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ということでね、今日はサクサクベアーさんからいただいたご質問にね、私なりの見解ということでね、
お話ししていきたいなと思うんですけども、結構ね、シニア女性の、いわゆる大胆なファッションっていうのが、
SNSなどが発達することによって、シニア層限定のストリートスナップのサイトがあったりとか、
そのシニア層だけど大胆なオシャレを楽しんでますよっていう人が、インスタグラムを解説したりとかして、
だいぶね、よく見られるようになったので、注目を浴びているっていうところもあると思うんですけども、
このサクサクベアーさんのご質問ですよね。
これね、ちょっとね、一つ考えなきゃいけないことは、前提条件としてね、あるなっていうのがあって、
大胆なファッションをしているシニア女性は、そのかなり下の層である若年層や中年層から支持を得ているっていうことですよね。
じゃあ果たして同年代のシニア女性からも支持を受けているのか、支持を得ているのかっていうことを考えた方がいいと思うんですよね。
構造としてはそうじゃないですか。
中年層、中年女性が大胆な肌見せとか、若年層が着るような派手なファッションをすると、同世代から痛いと思われる。
じゃあシニア女性も同世代から痛いと思われているんじゃないのか。
シニア女性の場合はシニア女性からも支持を得ているんだったら、
なんで中年女性だけ同世代同士でそんな攻撃し合うのっていうことになると思うんですけど、
果たしてシニア女性は奇抜な格好をして同じシニア女性から支持を得ているのかっていうと、
これはちょっとハテナかなっていうのは思うんです。
っていうのはやっぱり心理的にね、自分と近しい人、自分と近しいなって判断した人が、
自分が属するグループの中と違った行動をとっていると、
そのグループ内でそれを責める行動っていうのは一定程度起こると思うんですよね。
これってやっぱり生物的な本能っていう部分もあるんじゃないかと思うんですけど、
やっぱり全体と合わせて、この世代だったらこういう格好かなとかね、
そういうふうに合わせて自分の格好を決める人にとっては、
それと違う行動をしている人を見ると違和感を覚えて、
そこからその違和感が自分にとって気持ち悪いから、
相手に対する行動に転じてしまうっていう心理状態はやっぱり起こりうるんだと思うんですよね。
その中には単純に違和感から、それが自分で気持ち悪くて攻撃してしまうっていう理由もあるでしょうし、
中には自分だってもっと奇抜な格好を人目を気にせずやりたいのに、自分は我慢している。
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なんであの人も我慢しないんだっていうね、これはもちろん理不尽な攻撃ですよ。
だったらあなたも我慢しなきゃいいだけの話でしょってことなんですけど、
やっぱりそういうのを自分が我慢しているっていうことに、自分で気づくことができなくて、
気づければいいんですけど、気づくことができなくて、なんとなくモヤモヤ、イライラみたいな気持ちで認識してしまって、
あんな格好良くないんだみたいなことで、そのイライラに自分らに違う理由づけ、
あんな格好はしたないとかね、あんな格好をこの年齢でするべきじゃないみたいな違う理由づけをして攻撃してしまうっていうことがやっぱりあったりすると思うんですよね。
で、やっぱり私はパーソナルスタリストとして、かなり幅広いお客様にご利用いただいていて、
いわゆるサクサクベアーさんが死にやすそうとおっしゃっているような世代の方からのご利用も結構あるんですけど、
その女性からはこの年齢になったらこんな格好おかしいですよねっていうふうに自分を抑え込んでいる方もいらっしゃるし、
あんな格好をしているとおかしいと思うんですよっていうふうに、誰か芸能人とか身近な方を挙げてそういうふうにおっしゃる方もいるので、
シニア女性はシニア女性の中なりに中年女性の中と同じようなことが起こっているんじゃないかなっていうのは想像できるところではあるんですよね。
で、そのシニア女性に対してそのだいぶ離れた年齢層である中年層とか若年層が賞賛するのは、
やっぱり自分とはある種違う世界の話って思っているからっていうところもあるとは思いますね。
遠いからこそ賞賛できる、褒められる、自分とは違うって思っているからこそ褒められるポジティブな声掛けをできるっていうところは正直あるんじゃないかなと思いますね。
あとは、プラスそこに加えてシニアの自由なファッションへの賞賛が多いように見えるのは、
サクサクビアさん自体がその賞賛している若年層中年層の中に入っているから、その人たちの意見が聞こえやすいからですよね。
やっぱりサクサクビアさん自体がまだシニア世代ではないから、その人たちがどう思っているかというのは聞こえてこないだけであって、
シニア世代からは必ずしも賞賛ばかりではないのかもしれないですよね。
プラスシニア世代に比べてSNSをやっている人もそこまでまだ多くないでしょうから、
その意味であんな格好してみたいなネガティブな意見が見えづらい、可視化されないっていうのももちろんあるかもしれないですね。
そう考えると、どの年齢であれ、そしてどんなファッションであれ、それをすれば支持を受けることもあるし、それに対して何かを言ってくる人も考えられるということですよね。
支持を受けることもあればアンチもいるだろうということはやっぱり考えた方がいいんじゃないかなと思うんですよね。
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その上で自分としてどうするかだと思うんですよね。
自由な格好をしたいのであれば、その自由な格好をするということと、もしかしたら同世代から何かを得られるかもしれないなということを天秤にかけざるを得ないでしょうし、
そこで人からどう思われたって自分の好きな格好をすればいいじゃないかっていうのは簡単だけど、
やっぱりその人一人一人の性格によって、人からのネガティブな意見を非常に重く受け止めてしまう性格の方もいると思います。
そういう方がそれを乗り越えても、そんな嫌な思いをしても、無理して自由な格好をする必要もまたないと思いますし、そこも含めて自由なんじゃないかなと。
人から何かを得たからって自分の好きな服を諦めるのはおかしいっていうふうにそこを責めるのもまたおかしな話で、
その人の目線を気にするのもまた自由だし、気にせず好きな格好をするのも自由だしっていうことなんじゃないかなと。
それを含めて自由なファッションを楽しもうよっていうことがもっと広がっていけばいいんじゃないかなっていうふうには思いますよね。
やっぱり何を着るかって、たかが洋服ではあるんですけど、やっぱりされど洋服で何を着ていくかって、やっぱり本当そういうことも考えるとどう生きるかだと私は思うんですね。
それはやっぱり自分で最終的には決めるしかない。
だけど、こう生きていきたいって思った時にこういうファッションをしたいと、そこから何か願望が生まれたのであれば、
じゃあそれを実現するにはどうするかっていうね。
じゃあそういう服どこで売ってるの?とか、どう着こなせたらいいの?とか、より素敵に着こなすにはどうしたらいいの?みたいな情報発信をするのが私の役目だと思っているし、
また何を着るかはどう生きるかなのですごく決めるのは難しいんですよね。
その考えるヒント、つまり自分とは何かとか、どういう人間なのかみたいなことを考えるヒントをまた提示するのも私の心理師でもある私の仕事かなと思っているので、
こういう情報発信を通じて、いろんなことを言う人がいますが、自分は何を着てどう生きていくのかっていうのを考えていってほしいなというふうには思います。
なのでこういう、どういう属性だからこういうファッションをした方がいいっていうことは特にないし、どんなファッションをしてもいろいろ言う人はいますのでね。
それは別にシニア女性、中年女性、若年女性、どの方でもいるとは思いますのでね。
よくよくはそういう人のことに対してとやくく言う人がいなくなればいいんじゃないかなと思うんですけどね。
なかなかそうもいきませんので、自分でどう生きるかどう着るかを決めていくということじゃないかなというふうに思います。
サクサクビュアさんありがとうございました。またこの放送を聞いていただいて何か思うことがあればぜひご感想をお寄せいただければ嬉しいです。
ということでまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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