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2021-07-04 11:14

294.「年を重ねたら新しいことは覚えられない」は本当か from Radiotalk

新たに別の仕事を志したり、手に職をつけようとするとき、自分の年齢でブレーキをかけてしまう人がたくさんいます。「年を取ったら新しいことは覚えられない」ということを理由に挙げる人が多いですが、果たしてそれって本当なんでしょうか?

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました。
おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で、本日で何回目だったっけな?
294回目の配信でございます。
ということで、今日も昨日に引き続き、音楽からのスタートでございます。
昨日はね、これからはビジネスに関しても、
一つの仕事をずっとやっていくっていう時代じゃなくて、いくつかの仕事を並行してやっていく時代なんじゃないですかね、ということをちょっとお話しして、
だから、今すでに仕事があっても、その仕事ができれば、調子のいいうちに、
次の可能性を育てておくっていうことが、リスク平均という観点からも大事なんじゃないですかね、ということをお話ししたんですけど、
こういう話をすると、よくご質問いただくのが、特に私がやっている4スタイル、パーソナルスタイルスクールにお問い合わせいただくのが多いのが、
比較的大人の女性、大人の男性から、
そうは言ってももう年齢も年齢なので、新しいことを始めるには遅いんじゃないかと思ってとかね、
あとは、新しいことを始めるにあたって、いろいろ特にね、パーソナルスタイリストになりたいとかっていうことであれば、
うちの4スタイル、パーソナルスタイルスクール、FPSSでいうと、新しいメソッドをいろいろ覚えなきゃいけないわけですよね、
そういう新しいことを覚えるっていうのが、もう年齢が年齢なのでちょっととかね、
メソッドだけじゃなくて、今のご時世ね、もうウェブツールをいろいろ使いこなせなきゃいけないので、
そういうITがちょっと弱くて、そういう新しい機械とかパソコンとか使えるかどうか不安なんですよね、みたいな、
そのこの年齢になってくると、中年、中高年になってくると、
その新しいことを始めるのに覚えられるかな、できるかな、みたいな心配が結構先に立っちゃう人多いんですよ。
これはうちのFPSSに入学する次第に関わらず、何でもそうだと思うんですよ。
新しいジャンルの仕事を始めるにしてもね、どんなジャンルにしても新しいことを始めるときに若い頃はね、
大丈夫だろうっていけたものを年齢が重ねてくると今更覚えられるかなっていう不安が出てくるっていうのは皆さんあると思うんですよね。
でこの覚えるっていうことで言うと、心理学の世界ではね、いろんな知能ですよね。
知能の研究がいろいろなされていまして、この知能はいろんな分類のされ方をしてるんですけどね、
この年齢を重ねてその知能がどう変化していくかっていう研究ということで言うと、
こういう分類がされてるんですよ。
結晶性知能と流動性知能っていう2分類されていることが多いですね。
これ一つずつどういうことかっていうと、
結晶性知能っていうのはその人の過去の経験とか、あとは教育とか学ぶ学習、勉強とかから得ていく知能、知識、知能ですね。
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例えば何だろうな、言葉とかね、ボキャブラリーもやっぱり勉強で身についていきますよね。
あとは何かを洞察する力とか、推し量る力とか、あとは社会への適応能力なんていうのも、やっぱり年齢とともに、経験とともに上がっていきますよね。
そういったもの、これらはその経験によって、あとは学習学ぶことによって知能が上がっていくので、
あんまり実は過励に左右されないというか、知能とかで全般的にやっぱり過励とともに衰えていく。
これは体力とかも全部そうですけどね、仕方ないことなんですけど、その中でも今言ったような結晶性知能っていうのは過励に対しての低下のスピードが遅い。
何なら経験は増えていくので伸ばすこともできなくはないっていう知能だっていうふうに言われてるんですね。
一方で私たちのイメージ通り、過励とともにガクガクガクって下がっていく知能っていうのは流動性知能っていう分類の、そっちのほうの知能でして、
例えばスピード、処理スピード、処理速度ですよね。
あとは直感の力とかですね、そういったものが流動性知能と言われていて、
そういったものはやっぱり年齢とともに結構下がっていくっていうふうに言われているんですよ。
そういう意味では新しいことを学ぼうとするときに、
例えばその学ぶことをテキストとかを素早く読んで素早く理解してみたいな、いわゆる頭の回転的なものっていうのは確かに
20代のうちの生徒さんと50代のうちの生徒さんでは、やっぱり20代の生徒さんの方がもちろん有利だということは言えるわけなんですけど、
でもその反面、その結晶性知能の方を活かしていけば全然新しいことに取り組める。
むしろそっちの方向であれば、年を重ねている人の方が有利とすら言えることもあるわけですよね。
なのでその学習方法を変えればいいだけなんですよ。
つまり若い頃と同じような戦い方をしないということがすごく大事なんですよね。
例えば、FPSSのカリキュラムでいうと全く新しいメソッドとか、自分がこれまで目を向けてこなかったファッションブランドの知識とか、
もちろん覚えなきゃいけないことがたくさんある。
それを若い方はまだ流動性知能が高くキープできているうちは単純に読んで読んで、テキストをしっかり読んで叩き込んでいくということで処理できていくんだけど、
年齢を重ねるとそれが難しい、なかなか頭に入らないとかさ、そもそもテキスト読めないとかさ、そういうことがあるわけですよ。
でもこれまでの経験に絡めて、これまで経験してきたことに絡めて、自分の経験と照らし合わせて、
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自分の関係しているこれまで覚えた記憶知識と絡めて覚えていくと結構覚えやすかったりするわけです。
あとはそもそもその接客スキルとかっていうことで言うと、これまでの経験とかこれまで獲得してきた言語能力がベースになるので、
何なら年齢を重ねている方の方がスムーズに獲得できたりするわけですよね。
例えばスポーツにおいても割と長い期間できるスポーツっていうのは、この結晶知能みたいなところが活かせるスポーツが多いんだと思うんですよ。
ゴルフとかって結構選手寿命長いって言いますよね。
それはゴルフ自体がそれほど他のスポーツに比べると瞬発力とかを必要としないって言っている語弊がありますけども、
その重要性がそれほど高くなく、逆に経験、洞察力、この風向きは過去経験したことがあるけどこうだなとか、
このパターンはこう打った方がいいなみたいな戦略を立てる力っていうのは過去の経験によるところが結構大きいですよね。
そういう結晶性知能が活かせるからこそ体力が落ちたりとかすることもカバーできて、
若い人に負けず劣らずの結果を残せるっていうところがあると思うんですよ。
なので同じように新しいビジネスを始める、新しい勉強をする時にも、
若い時に自分が出たのと同じやり方をしたら、やっぱり衰えを感じる一方だと思うんですね。
なんですけど、今の自分だからこそできるやり方、既に知っている分野の知識と絡めて覚えるとか、
そういう風なやり方に変えると全然若い頃と遜色なく、何なら昔よりも効率よい学習ができて、
意外と早く覚えられる、習得できるっていうことは大いにあるんじゃないかなと思うんですね。
私なんかもこの仕事していて、ファッションというのも本当に随時アウトプットして、
インプットしていかなきゃいけないことばっかりで、どんどん新しいブランドも出てくるし、新しいトレンドも出てくるしなんですけど、
でもそれでもこれまで覚えてきた知識があるから、このトレンドって新しく見えるけど、
実は90年代のリバイバルだなとか、あとはこのブランドってすごい新しく出てきたように見えるけど、
この会社から出てきたってことはこういう経緯があるんだなみたいなことで結構覚えられたりするんですよ。
なので、必ずしも年齢重ねたから新しいこと全く覚えられない、新しいことできないっていうわけでは全然ないと思うんですね。
新しい年齢重ねた人にはそれなりのやり方が、若い人には若い人のやり方がっていうのがあるだけなので、
そのやり方さえつかんでしまえばいいってことだと思うんですよね。
なので、FPSSでその方、個人個人の生徒さん一人一人の心理検査をしたりとか、
特徴、資質を拝見して、できるだけ個別のやり方を授業でアドバイスしようとしているのはその点もあって、
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もちろん個別性っていうのは年齢だけじゃなくて性格だったりとかもあるじゃないですか。
そういうことを総合的に踏まえて、得なきゃいけない知識は皆さん共通のものがあるので集団で授業をしているんですけれども、
そのやっていく中で苦手な部分、アウトプットの中でちょっと質が低くなっちゃってる部分とか苦手な部分があったとすれば、
それは個人個人全然違う部分が苦手な部分が出てくるはずなので、
〇〇さんはこういうやり方をすればもっと良くなるよとか、〇〇さんは今度はこういうやり方してみようかっていう風になるべく集団授業なんですけど、
個別にフィードバックするようにしているのはやっぱり年齢も、もちろんそうですけども年齢以外にもね、
やっぱり人に適したやり方が自分に合っているとは限らないっていうところが大きいので、
その個別アドバイスっていうのはすごく意識してやるようにはしています。
ですから一律に年齢が高いから難しいんじゃないかとか、
あとは暴れる経験がないからダメじゃないかとか、
あんまりそういうことを考えずに、自分に合ったやり方でやってみるっていう方法で取り組んでいただけるといいんじゃないかなという風に思いますので、
そういう意味でね、うちのスクールはすごく年齢層も幅広いですし、学び合いっていう意味でもすごい有益だと思いますので、
ぜひやる前から諦めずにね、やり方を工夫してゴールに向かうということをやってみていただきたいなという風に思っております。
はい、ということでこの番組では、今お話ししたようなビジネス関係の話、会見の悩みなんかにも答えられる部分も大きいと思いますので、
そういう悩みでも全然お送りですのでね、お送りください。
あともちろんこれまで通りファッションのお悩み、心理学系のお悩みもありましたらどんどんお寄せください。
番組概要欄にありますマシュマロから送っていただくと匿名で送ることができますので、ぜひお気軽に投げてください。
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それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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