1. おしゃれの呪いを解くラジオ
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2024-02-10 11:58

775.第771回のリスナーさんへメッセージ&コミュニケーションのパターン化の弊害とそこからの脱出法 from Radiotalk

第771回で取り上げたお悩みに、またメッセージが届きましたのでご紹介しつつ、パートナーシップにおけるコミュニケーションのパターン化とその弊害、また、そこから抜け出す方法についてお話ししました。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まります。おしゃれの呪いトークラジオ、本日で775回目の配信でございます。この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバーサバーサ続けていきます。
服装心理学をベースにおしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師のヒサノリサです。本日もよろしくお願い致します。
さあ3連休なんですよね。土曜日は普通に営業してまして、日月もちょこちょことお仕事はしているんですけど、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今月はなんと本週3連休で、再来週も3連休なんですよね。素晴らしいですよね。
いかがお過ごしでしょうかね。このラジオは通勤時間帯に聞いていらっしゃる方も多いと思うので、ちょっと聴取率が減るかなと思ってるんですけど、週明けにでもまとめて聞いていただければ嬉しいなということで、平常運転で配信してまいります。
今日は775回ですが、第771回で取り上げさせてもらったタイトルはお便りパートナーの言動に怖さを感じてすぐに謝ってしまう。この毎日は乗り越えるには。というタイトルの回で取り上げさせていただいたポン酢さんのお悩み。
どういう悩みだったかというと、高31年半の同棲中のパートナーさんが怒りっぽくて、そういった言動に怖さを感じて自分はつい謝ってしまうんだけど、そういう態度がさらに怒らせてしまうからどうすればいいだろう。すぐ謝ってしまう癖をなんとかしたいっていうお悩みだったんですよね。
それに対して、私からはポン酢さんがすぐ謝ってしまう癖というよりは、彼氏さんのパートナーさんのすぐ怒ってしまう癖ということだよね。つまりポン酢さんだけは直して直るものでないよね、みたいな話をさせていただいたんです。詳しくは771回目の配信を聞いていただければと思うんですけど。
結構そのお悩みに、私もそうでした、みたいなご感想とかメッセージを結構いただいてまして、772回目、その次の回でも1個取り上げさせていただいたと思うんですけど、また長めのメッセージをくださった方がいらっしゃったので、そちらもご紹介していきたいなと思います。
ラジオネーム、おたくのしゃもじさんからですね。ありがとうございます。
久野さん、はじめまして。通勤時にラジオをよく配置してます。おたくのしゃもじと申します。自分がたになってしまうんですが、少しかかってください。771回、パートナーの言動に怖さを感じてすぐ謝ってしまうこの毎日を乗り越えるには、という回は私にとって衝撃的でした。
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私の夫も運転中とかによく怒るタイプで、私はそんな感情がわからない人です。夫が怒りモードになると、じゅんろ立てて、こうなるのはおかしいでしょと言われます。それがすぐ理解できなかったり、怒っている夫がいると、私にも悪いことがあって傷つけているのかもしれないと思い、不快な思いにさせてごめんと謝るのですが、なんでいつも自分が謝ってばっかりなんだろうともやもやしていました。
私が言語化するのが遅かったり苦手だったりするので、この発言はどういう意味で言ったのと後から聞くと、終わった話を掘り返すのは不快と言われて、もやもやしたままになることもあります。自分がダメなのかなと思っていましたが、ラジオを聞いて、確かにそれって自分だけの問題ではないなと思いました。
また、他人は変えられないから自分が変わらないといけないに、自分が相手との関係を立つということも含まれるというお話は目から鱗でした。自分の感じ方や考え方を変えるしかないと思っていました。多くの学びがある回でした。相談者のポンズさんの納得のいく道が開けることを祈っています。
長文乱文失礼しました。これからも応援しています。
長文さんありがとうございます。このラジオのリスナーさんは本当に優しいなと思うんですけど、絶対みんなこうした方がいいって言わないよね。私もこういうヒントもあるよ、こういう考え方もあるよって極力言おうと思ってるんですけど、やっぱり決めるのは自分だからね。
だからポンズさんがやっぱりパートナーと会いたい、それは自分の望みでもあるっていうふうにおっしゃってたからね。最終的に考えてそう決めるんだそれはもちろん当たり前のことですけど、ポンズさんの決断なので、ということですよね。納得のいく道が開けるって、開けることを祈ってますって優しいアドバイスじゃないですか。でも参考としてオタクのシャモジさんはもうこういうふうに思ってるよっていうことですよね。
で、やっぱり改めての話になるんですけど、コミュニケーションの中で何か問題が起こるときって、やっぱりどちらが片方だけが問題があるってことはほとんどないんですよね。やっぱりコミュニケーションって双方向のやり取りであり、科学変化というかね、そういう感じなので、自分だけが悪いってことも決してないし、逆に言えば相手だけが悪いってこともほとんどない。
関係性の中で生まれる問題だから、両方に原因がある。悪い、良いとかじゃなくてね。どっちが悪い、どっちが良いとかじゃなくて両方に原因がある。両方の相性とか組み合わせで起こっている問題であるってことなんですよね。
かつ、人間ってね、コミュニケーションを結構パターン化してしまう生き物なんですよ。そのパターンが固着固定してしまって、それが良いパターンだったらいいんだけど、良くないものだとすると変えたいじゃないですか。でもコミュニケーションってお互いで作り上げていくものだから、双方が変えようと思わないと変わらない。
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だから、やっぱりオタコのしゃもじさんに関してもポンズさんに関しても、片方が怒る。それに対してもう片方がすぐに謝る。すぐに謝られることに対して怒る。みたいなパターンが固着化しちゃってるんですよね。
で、謝る方が変えたいって思ってても、怒る方がそのパターンに問題を感じなくて別に変えたくないって思ってたら、やっぱり変わらないっていうことなんですよね。
で、このパターンっていうのが必ずしも2人の間特有のものかって言うとそう思いきれなくて、皆さんが実感できるような例で言うと、例えばですよ。
なんか職場の同僚とかさ、友達とかから、例えばですよ。
どうせ私なんて見た目も良くないし、仕事もできないしさ、って言われたとしますよ。こういうことを言われたらどういうふうに返事したくなります?
どうせ私なんか見た目も良くないし、仕事もできないし、運も悪いし、みたいな。どう返します?
そんなことないよじゃないですか。
だいたいそういうどうせなんとかかんとかって言われたら、とっさにそんなことないよって返しちゃうと思うんです。
これがコミュニケーションパターン。こういうあるあるパターンっていうのは、もちろん2人だけの特有の夫婦だったりパートナー関係だったりの特有のコミュニケーションパターンもあるんだけど、こういう本当に広くあるあるなパターンっていうのもあるわけですよ。
このパターンっていうのは、どうせ私なんかって言ってる方もそんなことないよっていうふうに返してもらうことを期待して言っているわけです。
その通り返してくれる人が見つかると、そのパターンが成立しちゃうわけですよね。
そうすると、この人はどうせなんとかって言ったら、そんなことないよって返してくれるんだって思われて、延々それを求められ続けるってことがあるわけですよね。
これがパターンの固着化ですよ。
だからそういうパターンに引きずり込まれたくなかったら、期待されてる返し、ついしてしまいそうな返しをまずしないってことなんですね。
これが自分を変えるっていう第一歩。
例えば私はそういうどうせ私なんかみたいなパターンに引きずり込まれたくないなと思ったら、どうせ私なんかって言われたら、ああそうですか丸々さんはそう思ってるんですねって言うんですよね。
そうすると丸々さんはそう思ってるんですねって事実しか言ってないし、私もそう思いますとは言ってないから失礼にも当たらないし、事実しか言ってない。
で向こうはちょっと片透かしくなるわけですよ。え?って。
パターンが成立しないので、この人にどうせ私なんかって言ってもそんなことないよって慰めてくれないなってなるので諦めてくれるんですよね。
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そういうことを言うとか。
でもお金少ながらコミュニケーションパターン化するっていうのはみんなやってます。
これコミュニケーションに限らず行動もそうなんですけど、毎回毎回毎回言うこととかやることとか返事とかをいちいちいちみんな自分の頭で考えてるかって言うとそうじゃないんですよ。
こういう時はこうする。朝目が覚めたらとりあえず水を飲む。何も考えずにパンを焼く。
その方が楽なんですよ。考えなくて済むから。
1回1回考えて決断して行動してるのは疲れるので、なんか人間なんか冗談言われたらははーって笑って返すとかさ、そういうのはパターン化してて考えてるもんじゃないんですよね。
771回のお悩みを送ってくださったポンズさんのパートナーさんがアスペルガー症候群の傾向があるっぽいって話されてました。
よくアスペルガー症候群の人は行動とかパターン化するって言いますけど、それは程度問題で、特にアスペルガー症候群の人がそれが強いだけで、
アスペルガー症候群に当てはまらない診断、そういう診断を受けないような人だって、全員ある程度パターン化をみんなしてるんですよね。
みんな毎回毎回考えて、一言一句どうやって返そうかなって考えてコミュニケーションしてますか?してないですよねっていう話ですよね。
その上で、結婚するぐらい、同棲して結婚しようと思うぐらい、もしくは結婚するぐらい仲良い2人っていうのは、そのコミュニケーションパターンっていうのがお互いはまって、心地いいから結婚するまでに至るわけですよね。
だけど結婚するときはそれが心地よかったとしても、続いていくとどちらかが苦痛になっていくことって当然ある。
人間は変わっていく生き物だから、片方が変わっていくことによってそのパターンが変わっていった方が心地よく感じなくなることもあるわけで。
やっぱりポイントはその時に話し合って、じゃあこのパターン変えていこうって言える2人であるかどうか、そういう関係であるかどうかってことだと思うんですよね。
これは本当に誤解してほしくないのは、もしアスペルガー症候群の方がパートナーだからといって、パターンを変えられないわけではないんですよ。
アスペルガー症候群はその言い訳にはならないというか、変えられる人もいる。
だからやはりその個人と個人の問題というか、もちろん変えるのが大変だっていうね。
変えることに対して困難はつきものなんだけど、絶対変えられないわけではないわけで。
やっぱりそうするとそういう関係性を築けているか、そういうふうに思ってくれるかっていうことがポイントなんだなと、なんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。
だからやっぱりコミュニケーションのパターンが苦痛だった際に、自分だけの問題じゃないと考えて2人で話し合えるかっていうのは、
ちょっとね、1回よく考えてみたほうがいいんじゃないかなっていうことを改めてお伝えしたいなというふうに思います。
はい、ちょっとこの続きまた次回もね、別の観点からお話ししていきたいなというふうに思います。
それではまた次回!
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